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「海外 インターンシップ」タグアーカイブ

【就活成功術ゼミ】熱血キャリアカウンセラーが解く就職活動対策ゼミ

大学生からの留学相談件数が日々増加するなか、留学を考える上で、以前よりも「就活」を意識している方が多く感じます。
実際、「就活に生きる」というキャッチフレーズで大学生に人気の当社留学プログラム「海外ビジネスインターンシップ・プログラム」参加人数は対昨年比1.5倍(2017年、すでにご出発が決まっている方の人数)、大学の後期から出発される方も含めると最終的には2倍から3倍となる見込みです。オーストラリアのワーキングホリデービザを活用した当社独自に企画された、海外インターンプログラムとして多くのお問い合わせを頂いています。

数多くのお客様がワールドアベニューを通して留学を経験されており、その後の就職活動や社会人経験を通して嬉しいお便りを頂きます。例えば、2013年にカナダに留学されて、帰国後不動産関係で働いていたお客様から、シンガポールへの栄転が決まったというお話や、同じく2013年にオーストラリアへ留学していたお客様で、帰国後金融関係に就職、その後上海への栄転が決まったというお話など、うれしいニュースも飛び込んできます。実際に留学経験者のお話を伺うと、「英語力がある」というだけではなく、「実際に長期滞在した経験」のなかから、異文化のなか生き抜くストレス耐性や、異文化理解力、主体性や発信力などが評価につながったと言います。

就活において、希望する企業からの内定獲得だけではなく、就職後のキャリアにも大きく影響を与えている様子ですね。

しかし一方で、
・留学が就活からの「逃げ」のように見られそうで不安
・もはや留学経験者が多すぎて「留学経験」は就活において「強み」にはならないと聞いた
・「留学」が具体的に就活にどんなふうに役立つのかわからない
・そもそも留学すべきかどうかわからない
などの声もよく耳にするとともに、留学以前に、「就活」に対してどのように取り組めばよいのかがわからないというお話もいただきます。

そこで、就活成功術ゼミでは、自己分析や企業研究、エントリーシートの書き方、面接練習など実際の就職活動対策を行いながら、「留学」することで広がる将来の選択肢とは何か、「留学経験」を就活に有効活用する方法 などお伝えいたします。

1, 具体的な内容例と対象者

キャリアカウンセラー
「就活成功術ゼミ」では、先述した通り、「留学プログラム」、「語学学校紹介」など留学に焦点を当てた普段の留学セミナーとは異なり、日本での就職活動における自己分析や企業研究、エントリーシートの書き方、面接練習などあくまで「就職活動対策」を中心に、お話します。
ワールドアベニューの「就活成功術ゼミ」の特長は大きく3つあります。

ワールドアベニューの「就活成功術ゼミ」の特長
1つ目、少人数制×参加型
2つ目、ゲストスピーカーはグローバル社会で活躍するビジネスマン
3つ目、「×留学」の話が聞ける

特に3つ目の「『×留学』の話が聞ける」点は大きな特長です。
留学はある意味、就活において、裏技と呼べます。
実際に、中堅どころの私立大学生(建築学部)が、留学前は諦めていた大手メーカーや金融機関で内定を勝ち取ったケースや、同じく中堅どころの私立大学生(文学部)が、同じく留学前は書類選考で落ちるのでは……と、応募すらしなかった専門商社での内定を勝ち取ったというケースもあります。

留学は英語力の向上だけではなく、さまざまな挫折と成功体験の狭間で身に付けた「自信」と「チャレンジ精神」、「ストレス耐性」など、社会人基礎力を大幅に成長させ、学歴フィルターを超えて希望の企業への内定を勝ち取る「裏技」なのです。

「留学」という選択肢も踏まえ、就活対策ができるゼミやセミナーはなかなかありません。

昨年2016年3月に卒業した大学生の4月1日時点の就職率が、97.3%と1996年の調査開始以降の最高値を記録(文部科学省と厚生労働省が共同で調査する「大学等卒業者の就職状況調査」より)するなど、この1~2年は「超売り手市場」と言わる年が続いています。しかし、売り手市場で学生の就職率が高まる一方で、中国の景気減速懸念、2016年10月のサムスンショック、スマホ市場の鈍化、円高の進行など、逆風も吹きはじめています。

就活成功術ゼミは、景気の波に左右されず、いつの時代も、どこでも誰とでも仕事のできる人材を目指したいと考えている方にはぜひおすすめです。

とは言え、留学を経験したからと言って、いきなり内定をバシバシ獲得できるようにはなりません。
当然、「留学」という武器を磨き上げるテクニックの習得や、そもそも自分に合った企業選定ができているのかなども重要です。

もちろん、1つ目の「少人数制×参加型」であることや2つ目の実際に「グローバル社会で活躍するビジネスマンの話が聞ける」という点もとても大切です。

就活ゼミ

ビジネスインターンセミナー1
ビジネスインターン3
ビジネスインターンシップ
ビジネスインターンセミナー2
みずほちゃん
ビジネスインターン0
ビジネスインターン1
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大学生の方々に、「大学にはキャリアセンターがあったり、就活に関する講義があったりと思いますが、あまり活用しないのですか?」と聞くと、「書類を渡されて、説明されて終わりだった」「成功体験談は聞けたけど、所詮国内の企業で、求めているものではなかった」「一方的に話を聞くタイプのもので、面白くないと友達にから聞いたので参加しようと思わなかった」などの意見がありました。
ワールドアベニューでは、1人の講師に対し多数の生徒で行う形の講義型ではなく、少人数の参加型で行っていくと同時に、多くの海外留学希望者が考えている「英語環境で働く」や「海外で働く」などを実際に行っているグローバルパーソンから話を聞ける機会も盛り込んでいきます。

さて、では、就活成功術ゼミでは具体的にどのような内容の話がきけるのでしょうか。
実際に行った就活成功術ゼミのレビューを見てみましょう。

就活成功述ゼミ レビュー|2017年1月実施

ビジネスインターンシップ参加者集合写真

テーマ:「自己分析×業界研究×留学」
最初に。
就職活動に臨むうえで、SPI対策や、面接対策、エントリーシートの書き方など大切なものはたくさんあります。しかし、これらの対策を行うのは何のためでしょうか。

「なりたい自分」になるためです。
人生一度っきりの「新卒での就職活動」を成功させ、大学卒業後、やる気みなぎる新社会人として、自らの未来に期待を感じ、パリッとスーツを着こなしている自分などではないでしょうか。

そこで、人生一度っきりの「新卒での就職活動」を成功させ、「なりたい自分」になるために、大切にしていただきたいことが大きく3つあります。

1、確信のある目標を立てる
2、「伝え方」「話し方」を身に付ける
3、目先の損得にまどわされない(ミーハー感や友達がどうのこうのというのは捨てる)

3つともとても大切なことなのですが、本日の回では、3つの中でも特に大切な1つ目の確信のある目標を立てることについて、焦点を当てていきたいと思います。

就活ゼミ 風景4

皆さんは、
「この企業に入りたい!」と思っていないのに、「御社に入りたいんです!」って言えますか?
企業の求める人材と自分があっていないのに、「僕は御社の求める人材です」っていえますか?
言えませんよね?

こんなことをしなくてすむように、SPI対策や、面接対策など、具体的な「対策」に入る前に「確信のある目標を立てる」ことに焦点を当てていきたいと思います。

確信ある目標を立てるためには何をしたらいいのか?

それは、自己分析と業界研究です。

「普通―」って思われるかもしれません。
「え?自己分析ってエントリーシートとか書いてたら自然とできるんじゃないの?効率悪くない?」って思うかもしれません。

アマイ

熱血キャリアカウンセラー

「自分のこと」って、わかっていそうで全然わかっていなかったりします。
自分自身をきちんと知らずして、将来の夢や目標、働きがいのある企業をどうやって選定していくのでしょうか。

また、確かに、自己分析はエントリーシートを書いたり自己PRを作成したりする中で必然的に行わなくてはならないことです。ただ、「自己分析を行いながら」って、一見効率よさそうに見えるかもしれませんが、めちゃめちゃ効率悪いです。

だって、自己分析を行わずに就活に臨むなんて、自分の最も魅力的な部分を知らずに合コンに臨むようなものです。合コンを重ねながら、自分のチャーミングポイントを知っていけばいい…って、そんなわけありません。第一回の合コンにすっごいタイプの彼がいたらどうするんですか?!後悔してもしきれません。

業界研究も同様です。彼女の食事の好みも知らずにレストランを予約するようなものです。
初めてのデートでタイ料理レストランを予約したら彼女はパクチー大っ嫌いだった……。もう、終わりですよね?

話が少しそれましたが……

つまり!自己分析は必須です。
ということで、「自己分析」ウォーミングアップから行っていきましょう!

「自己分析」ウォーミングアップ

就活ゼミ 風景1
今回実施したのは、ホランド(※)のRIASEC(リアセック)と呼ばれる自らのパーソナリティ・タイプ診断です。

題して、RIASEC(リアセック)で自分のパーソナリティ・タイプを知ろう!

質問:地域の運動会を開催します!あなたはどんな仕事を担当したいですか?

下記の役割分担の中からトップ3を選んでください。
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① 各種目で使う道具作り(例:大玉入れの大玉づくり)
② 過去の企画を調査(例:過去の実施内容の中で盛り上がったイベントなどを調査)
③ ポスター作りやBGMの選曲
④ 来客や選手、その他メンバーのサポート
⑤ 集金、集客方法を考える
⑥ 大会マニュアル作成、出欠名簿作成






気になる診断結果は・・・
① 各種目で使う道具作り(例:大玉入れの大玉づくり)
結果:現実的(Realistic)
特徴:物、機械、道具などを対象として明確で秩序的かつ組織的な操作を伴う活動を好む。逆に、教育的、治療的活動を好まない。(非社交的、唯物論的、目立たない、従順、自然、確固とした、フランク、健全、倹約的、純粋、持続的、非洞察的、頭の固い、単純な)

職業例:具体的に指示に従って組織的に操作するような仕事
水道・ガスの鉛管工、エンジニア(飛行機、電気など)、機械操縦、カメラマン、製図者

② 過去の企画を調査(例:過去の実施内容の中で盛り上がったイベントなどを調査)
結果:研究的(Investigate)
特徴:物理的、生物的、文化的現象の理解やコントロールを目的としたそれらの視察、言語的記述、体系的、社会的活動、あるいは反復を伴う活動を好まない。独立志向が高く、物事を分析し、自分の意見を明確に持っているタイプ。(分析的、自律的、合理的、注意深い、知的、控えめ、批判的、内省的、内気、複雑、悲観的、でしゃばらない、好奇心旺盛、几帳面、人望を気にしない)

職業例:組織的に創造的な研究を行う仕事
学者(物理、化学、数学など)、技術専門者、図書館職員、技師、システムエンジニア

③ ポスター作りやBGMの選曲
結果:芸術的(Artistic)
特徴:芸術的な形態や作品の創造を目的とした物、言語、人間的に関連する活動を好み、逆に、具体的、体系的、秩序的活動を敬遠する。繊細で感受性が強く、規則や習慣を重視せず、内向的で衝動的な傾向がある。このタイプの人は作文、音楽、美術関係の能力を持ち、独創性や想像力に恵まれる。反面、商業的な能力の発達を阻害する。(複雑、想像力にとんだ、直感的、気まぐれ、非実利的、反抗的、情緒的、衝動的、独創的、表現力に富む、自律的、感受性の強い、理想主義的、内省的、開放的)

職業例:自由な環境で非組織的な活動や芸術的な作品を創る仕事
彫刻家、画家、デザイナー、音楽家、指揮者、ライター、批評家

④ 来客や選手、その他メンバーのサポート
結果:社会的(Social)
特徴:情報伝達、訓練、教育、治療、啓蒙を目的とした他者との対人接触を伴う活動を好むようになり、逆に物、道具、機械を用いた具体的、秩序的、体系的活動を好まない。人間関係能力(対人関係、教育的能力)をもたらす反面、手指運動の能力あるいは技術的な能力の発達が滞る。社会的活動に熱心で、比較的高いコミュニケーションスキルがある。教育的な活動を好むタイプ。(優越感が強い、寛容な、責任感が強い、協力的、頼りがいがある、社交的、共感的、理想主義者、機転の利く、忍耐強い、親切な、洞察力がある、友好的な、説得的な、温かい)

職業例:広報普及、訓練、発達援助、治療または啓蒙など他者に働きかける仕事
教師、教務、大学教員、社会福祉士、社会学者、カウンセラー、看護師

⑤ 集金、集客方法を考える
結果:企業的(Enterprising)
特徴:組織的目標の達成や経済的利益を目的とした他者の交渉を伴う活動を好むようになり、逆に観察、言語記述、あるいは体系的な活動を好まない。リーダーシップ能力を発揮し、指導力、対人処理能力、説得力をもたらす反面、科学的能力の発達が滞る。(貪欲、精力的、まめ、冒険的、自己宣伝的、楽天的、愉快な、興奮を求める、自信家、野心家、社交的、威張る、外交的、能弁家)

職業例:組織が設定した目標や個人的に興味のある目標を達成するよう他人を動かす仕事
企業の中間管理職、営業マネージャー、営業(保険、不動産、自動車など)

⑥ 大会マニュアル作成、出欠名簿作成
結果:慣習的(Conventional)
特徴:組織や経済的目標の達成を目的としたデータの具体的、秩序的、体系的操作(例えば前もって定まった計画に従ってのデータ記録、材料のファイリングや複製、文章やデータの整理、情報処理機器の操作など)を伴う活動を好む。逆に、あいまいで基準がなく、探索的で日体系的な活動を好まない。書記的能力、計算力、商才をもたらす反面、芸術的能力の発達が滞る。(用心深い、賢い、粘り強い、調和的、抑制的、実利的、良心的、規律正しい、とりすました、防衛的、従順な、倹約家、有能な、行儀のよい、想像力に走らない)

職業例:情報整理、事務機器操作など順序だった仕事
事務、秘書、経理、受付、オペレーター、キーパンチャー

※ホランド(Holland, John L. 1919-2008)
1952年ミネソタ大学で教育学士号を取得。その後5年ほどカウンセラーとして働き、その後研究の道に進み、ジョンズ・ホプキンズ大学などで教鞭をとり1980年に退職後はテストの開発と理論の発展に専念した。

ホランドは、パーソナリティ・タイプから、その人の特徴を活かせそうな職業領域や職業例を模索していける理論(RIASEC(リアセック)キャリアデベロップメントモデル)を確立。この理論はVPI職業興味検査やVRT(職業レディネス・テスト)を代表とする様々なアセスメントツールに活かされていて、キャリアコンサルティングに役立っています。

診断結果は、Holland, J.L. 1985 Making Vocational Choices 2nd rd.「職業選択の理論」渡辺、松本、舘共訳 1990をもとに編集

いかがでしたでしょうか。

人間のパーソナリティが6つにきれいにぱっつり分けられるわけありません。
よって、「あーー…、あってる!」という方もいれば、「意外と2番目、3番目の方があっているかも」という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、「自己分析」というと、ついつい、かたっ苦しい作業をイメージする方も多いと思います。
そんな中で、こんな方法もあるんだな、ということを知っていただきたいという点と、もう少し密度濃く自己分析を行う上でのきっかけにしていただきたいと思います。

さて、自己分析、本番です!

今回は、「ライフライン」を利用しました。
ライフライン

自己分析には、「過去」「現在」「未来」があります。
ライフラインは、「過去」を振り返る上で役立つツールになります。今回はちょっと応用して、10年後の未来、「どうなっていたいのか」も記入してもらいました。

上記のような用紙を用意し、参加者の皆さんに、ライフラインの作成に取り組んでいただきました。
方法は簡単です。

左側が過去、右側が未来として、自分自身にとって、よかったこと、うれしかったこと、成功したと感じていることなどを中央線よりも上に「+」記号と実際に起こった事項を記入します。逆に失敗した、うまくいかなかったと感じていることを「-」記号と共に実際に起こった事項を記入します。

このようにして過去の自分を振り返ることで、自分自身が成長した瞬間を見つけ出したり、自分が当たり前だと思っていたことが実は自らの特長だと気が付いたりすることができます。

面接時によくある質問として「あなたの長所、短所について話してください」という問がありますよね?
これらの長所、短所に気が付く機会になるのはもちろん、その長所、短所を裏付ける根拠を示すエピソードを明確に把握することができ、説明時には説得力を持つことができます。

皆さん、真剣に取り組んでくださいました。
就活ゼミ 風景3

今回は、作成いただいたライフラインの内容をもとに、自らの長所となりえるエピソードを発表してもらいました。参加いただいた皆さん、とても優秀で、的確に長所につながるエピソードを捉えていました。

<併せて、キャリアカウンセラーからアドバイス>
エピソードを語るだけではなく、そこから導きだされる示唆を大切にしよう!

示唆を導き出すとは?

「私は〇〇な経験をし、□□と思いました」
「私は〇〇な経験から、□□の行動をとりました」

これらのエピソードから

だから、何?

を見つけ出すことです。

具体的な練習方法や「伝え方」「話し方」は、今後のゼミにてお伝えしていきます。

その後も、業界研究・企業研究を行う上で考慮すべき大切なポイントや、BtoCとBtoBの違いなどをお話しました。

ぜひ、就活成功術ゼミにご参加いただきたい方はこんな方!!

キャリアカウンセラー2

・就活は「まだまだ先」だと思っている大学1・2年生
・今、まさに就活に悩んでいる大学3・4年生
・将来、自分のやりたいことがわからない方
・世の中にどんな仕事があるのか知りたい方
・自分の強みをすぐに語れない方
・熱血キャリアカウンセラーに直接会ってみたい方
・なんとなく「やばい」とは思いながらも、なかなか行動に移せない方
・今までなんだかんだ物事上手くいってるし、就活もなんとかなるっしょ、と余裕ぶっこいている方
・就活で「楽をしたい」方

今後は下記のような内容を実施していく予定です。

• エントリーシートの書き方《基本》
• 企業別エントリーシートの書き方
• 面接対策×実践練習
• 履歴書添削
• 自己PRの作り方
• 志望動機の作り方
• グループディスカッション対策
• 業界研究・企業研究
• 自己分析の方法
• 優良企業の見分け方
• 一流ビジネスマンの話を聞く
• 個別でキャリアカウンセリングうけたい
• 面接での自己PRや志望動機の「伝え方」「話し方」
• 留学経験者に求められるスキル、英語力
• グローバル展開する企業・具体例

 
ぜひ、ご参加くださいね。 

2, ゲストスピーカー

実際にどんな人から話を聞くことができるのだろう?

就活成功術ゼミでは、就職活動対策におけるイロハをお話するため、基本的には厚生労働省指定の試験を合格するキャリアカウンセラーが、各種就活対策述を伝授してまいります。

ただ、ワールドアベニューでは、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフ、資格を持つスタッフ、海外でキャリアを積むスタッフが在籍しています。回によっては、世界を股にかけて活躍するグローバルビジネスパーソンをゲストに迎えての就活ゼミも実施する予定です。

ゲストスピーカー 参照

留学カウンセラー:寺田
留学&キャリアカウンセラー 寺田
米国Center for Credentialing & Education, Inc.
認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー(GCDF6644-JP)学生時代よりカウンセラー業務に興味を持ち、大学にて日本の国家資格である社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得。来るグローバル社会に備え、よりグローバルな視点でカウンセリングを実施できるようになるため、大学卒業後、渡英。イギリスのイギリスのコベントリー大学にて身体障害を持つ学生向けの支援を行うインターンシップに参加。帰国後は、海外留学支援を総合的に行うワールドアベニューにて、留学カウンセラーとして、中高生から社会人向けの留学まで幅広い留学プログラムを提供。現在は、同社の取締役兼マーケティング部長として、また、留学カウンセラー兼GCDF-Japanキャリアカウンセラーとして、活躍。

 

【留学カウンセリング事例】留学したら就職活動で有利になる?

辛かった大学受験を乗り越え、ようやく手にした花の大学生活を思い切り謳歌した大学1、2、3年生。気が付けば春からは大学4年生。大学生活も終盤です。就職活動が目前に迫る中、今年のお正月は普段通り友達や彼氏と楽しいひと時ながらも、なぜだか胃のあたりがもぞもぞとする不安感を抱えて過ごしたA美さん。

そんなA美さんが留学カウンセリングに訪れたのは1月の上旬でした。

まさにA美さんと同じようにぞもぞもとした不安感を抱えてお正月を過ごした方もいらっしゃるのではないかと思います。A美さんの留学カウンセリング事例を参考に、今後の就活と、大学時代最後の留学に行ける機会を見直してみてはいかがでしょうか。

悩める大学生
相談者:A美さん
学年:大学3年生(春から大学4年生)
大学・学部:某私立大学 法学部
渡航時期:未定(いつの時期がいいのかわからない)

相談内容:
大学3年では、それなりに就職活動に向けて準備しました。
夏休みには短期間だけど、ウェディング関係や出版関係の企業でインターンシップに参加したり、各業界で働く先輩たちの話を聞いたりしました。大学に来る某大手人材紹介会社のキャリアコンサルの人の話も聞いて、自己分析やら企業研究やらもかじってみました。
友達からTOEICもやった方がいいって言われて、何回か受験してみて、もともと英語はそんなに苦手じゃないから650点くらいはすぐ取れて、ちょっと対策すれば750点くらいは行きそうだなと思っています。
説明会とかセミナーとかも行ってみて、「『上手な質問』ができるようになったかな?」とか、「あの会社の人事の人、私のこときっと覚えてくれたと思う」とかそんなことを友達とも話してみたりもして……。

でも、「就活」ってものをやればやるほど、小手先のテクニックは身に付いても、「自分が本当にどうなりたいのか」とか「本当に入りたい企業」とか「つきたい仕事」とかがよくわからなくなってきてしまっています。

中学、高校時代、それなりに勉強や部活にまじめに取り組んできたし、大学でも、大学生活を楽しみながらも部活やサークル、委員会活動なんかでまとめ役やったりもしていて、ぶっちゃけ、私って常にちょっと「特別」な感じだと思っていたんです。でも、実際ちょっといい企業を目指している他の大学の子たちって、そんなの当たり前で、高校時代や大学時代に、もっとすごいことしている子たちもたくさんいて……。
あ、あと、「学歴フィルター」っていうのも、ひしひしと感じています。某大手広告代理店の社員さんの大半が、東大と早慶ばかりで、うちの大学なんて、1人もいなくて、なんだか履歴書なんて書く時間だけ無駄な気もしてきちゃいます。
だから、「何がしたいのか」ではなくて「何ならできるんだろう」「どこなら受かるんだろう」っていう考え方になってきてしまって…。間違っているとも思うんですけど、身の丈を知らずにチャレンジし続けて内定取れずに就活浪人は絶対に嫌だし。逆に、もしうまくいっていい企業に内定取れたらかっこいいなって思う自分もいるんです。ってか、できればそうなりたいんです。でも、今の自分には何もなくて……。

そんな時、出会ったのが、外資系製薬会社のマーケティングの部署でバリバリ働いている自分の大学の卒業生でした。先輩は自分と同じ学歴なのにも関わらず、東大や早慶、その他海外の有名な大学、大学院を卒業している人たちと肩を並べて働いていて、とってもかっこよかったんです。

その先輩に「学生時代取り組んでおいてよかったことってなんですか?」って聞いてみたら「留学」っていう答えが返ってきたんです。「社会に出たら、キャリアにブランクを作って留学するのは大変だから、今のタイミングで行けるのであれば、絶対に行った方がいい!」って言われて。安直かもしれないけれど、これからの世の中、英語は絶対できた方がいいし、海外留学とかってやっぱりまだ全員しているものではないから、自己PRにもつながりそうだし、話くらいは一度ちゃんと聞いてみたいと思って…。

ただ、両親に相談したら、本当にやりたいのであれば応援するけど、1年間の休学って就活においてマイナスイメージにならないの?とか、具体的に留学ってどんな留学するの?お金は?とかいろいろ聞かれてしまって、私もわからなくて、留学後すぐに就活なのもちょっと不安だし……。

留学カウンセラー:
A美さんは今年新大学4年生。楽しかった大学生時代を終え、社会へ飛び出す狭間の年ですね。
教育関係や医療福祉系のように専門的な学部に通っている学生は別として、「自分がどんな仕事をしたいのか」「将来どんな自分になりたいのか」などに、初めて本気で向き合うタイミングです。

さて、A美さんの相談内容を整理してみましょう。

留学カウンセラー:寺田
留学&キャリアカウンセラー 寺田
米国Center for Credentialing & Education, Inc.
認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー(GCDF6644-JP)

学生時代よりカウンセラー業務に興味を持ち、大学にて日本の国家資格である社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得。来るグローバル社会に備え、よりグローバルな視点でカウンセリングを実施できるようになるため、大学卒業後、渡英。イギリスのイギリスのコベントリー大学にて身体障害を持つ学生向けの支援を行うインターンシップに参加。帰国後は、海外留学支援を総合的に行うワールドアベニューにて、留学カウンセラーとして、中高生から社会人向けの留学まで幅広い留学プログラムを提供。現在は、留学カウンセラー兼GCDF-Japanキャリアカウンセラーとして、活躍。

A美さんの相談内容を整理してみた。

留学の相談内容

■留学したいと思ったきっかけ
就職活動に取り組む中で、学歴の高い学生や、在学中、自分よりもさまざまなことにチャレンジしてきた学生の姿を見て、危機感を感じていたところ、同じ学歴でも高い目標を達成している先輩と出会い、その先輩からの勧めで留学を考えるようになる。

■留学に興味はあるものの不安に感じていること
・休学して1年間卒業が遅れることで企業にとってマイナスイメージになるのではないか
・具体的にどのようなプランをすれば学歴を覆せる留学になるのか
・渡航時期や費用など現実的に留学することが可能かどうか
・帰国後、すぐに就活となるが準備が不十分にならないか

さて、上記を踏まえ、留学カウンセリングを進めていきましょう。

「今」留学することはプラスかマイナスか

留学はプラスかマイナスか

留学カウンセラー:
大学を4年間で卒業しないことがマイナスに働くのではないか? 帰国後すぐの就活となることで、準備が不十分になってしまい、周囲から遅れをとるのではないか? など、目の前の就活からやや「逃げ」るようなタイミングでの留学だからか、マイナス要素を多く感じているようですね。

A美さん:はい。自分の決断に自信が持てず、悩んでいます。

留学カウンセラー:
就活も留学も初めてのことばかりだから、悩むは当然ですよね。
結論から言うと、大学を4年間で卒業しないことはマイナスイメージになりません。
もちろん、遊びほうけていて単位を落として留年し、5年生、6年生になってしまったということであれば、当然マイナス評価です。しかし、今回の場合、決して怠惰な理由で卒業が伸びるわけではありません。「留学」という自己成長のために投資したことによるプラス1年です。

1年間休学して留学することで生じるデメリットってなんでしょう。
友達と一緒に卒業できないこと?
社会に出る年齢が1歳上がってしまうこと?

これってデメリットなのでしょうか。
一緒に卒業できなかったから友達じゃなくなるのであれば、それはもともと友達ではありません。
年齢の1つや2つ、20代も後半になると誰も気にしません。

対して、留学することで得られるであろう経験やスキルを得られなかった場合のデメリットはどうでしょう。

留学することで得られるものは、「能力」と「時間」です。
留学で得られる「能力」には、
・英語力:TOEICスコアだけではなく実践的な英語力を身に付けることができる
・異文化理解力:多文化な中で暮らすことで他の文化や習慣などに対する理解を深めることができる
・主体性:自らの決断に基づき留学することで、自らの意思や決断に基づき行動する力が付く
などが挙げられます。

近々、東証マザーズに上場する予定(2017年1月7日現在)で、2008年にアメリカ ニューヨークで海外発店舗開業から目まぐるしく世界12カ国に展開する「一風堂」などは代表的な例の一つですが、もはや日系企業だからといって同僚が日本人とは限りません。勤務先が日本とも限りません。そうなると、留学の機に一足早く、英語力はもちろん、異文化理解力や主体性を身に付けておけることは、大きな魅力です。

特にこれからのグローバル社会を生き抜くために必須の能力である「英語力」をこのタイミングで得られるのは大きなメリットです。

A美さんは女の子だから、そこまでバリキャリ目指さないかもしれない?
いやいや、早めに結婚して家庭に入るなら旦那様にはしっかり稼いでもらわなくてはなりません。今時、稼げる系男子は英語くらい話せます。ある日突然彼のシンガポールへ栄転が決まるかもしれません。家族も友達もいない国へ行って、言葉ができないなんて、「孤独」すぎます。旦那様は仕事で忙しいし…。そんなとき英語ができたら世界が全く違いますよね。それに、英語ができるアナウンサーを奥さんにするメジャーリーガーと一緒で、海外でバリバリ活躍したい男性は、結婚相手にも国際的なスキルを持つ方を選ぶのではないでしょうか。

社内公用語または半公用語英語化を実施している企業は、楽天やファーストリテーリング(ユニクロ)を始め、製薬会社のなかでは日本国内でトップの売上高を誇る武田製薬工業、半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ製造装置を製造・販売の分野におけるシェア日本1位、世界3位の東京エレクトロンなど、徐々に増加傾向があり、A美さんもご存知のように、英語ができて損することは絶対にありません。というか、もはや、英語ができないと、すでに現時点でも大いに損することばかりなのでは?と思います。

英語を「習得」するためにかかる時間は一般的に2,000時間から2,500時間と言われています。
日本の公教育で行われる高校までの英語学習期間は最大でも1,000時間程度。日常的なコミュニケーションをとれるようになるようになるには到底足りていません。

1日2時間捻出して、毎日英会話レッスンに通えば、約1年半で消化できる時間です。……まぁ、無理ですよね。
だって、毎日ですよ?毎日。お盆も正月も、土日祝日も、毎日!!ものすっごくストイックな方であればできるかもしれません。それしかしていなければできるかもしれません。

しかし、仕事をしながら、1日も欠かさず必ず2時間本気の英語学習時間を毎日捻出するって結構クレイジーです。

しかも、英会話レッスンって1時間平均3,000円~4,000円かかります。1,000時間を終えるときには350万円もつぎ込んでいることになります。これ、単純に英会話レッスン費用なので、交通費なども含めたら片道200円だったとしてもプラス20万円です。(汗)

新卒の初任給が平均200万円~230万円と言われるなか、400万円近くのお金をどうやって英語学習にのみつぎ込めるというのでしょうか。

就職1年目で400万円近くも英会話にはつぎ込めない

無理ですよね?

そうなると、毎日は無理なので時間とお金と相談しながら、6年、7年とかけて英語の勉強をしていかなければなりません。そんなことをやっているうちに気が付けば、栄転のチャンスは目の前を通り過ぎていくことでしょう。(泣)

もはや英語力の習得だけでも、留学する価値はものすごくありますよね。

そして、もう一つの「時間」。
「時間」とは自分の大切な将来を「じっくりと考える」ための時間です。
先述した「能力」については、まだ就職してからでもがんばればなんとかなるかもしれません。ただ、時間だけはどうにもなりません。

「あぁ、あれをやっておけばよかった」「どうしてあの時、ちゃんと考えなかったんだろう」そんな後悔をしたことがない人はいないはずです。このタイミングでの留学は、この後悔を取り戻せる「時間」なのです。
大学生時代だからこそできるこのマジックタイムは人生のなかで、もうそうそう持てるもではありません。

人生一度っきり。1歳、2歳の年の差なんて、30代、40代と年齢を重ねれば、誰も気にしません。そんな些細なことよりも、この時間を有意義に活用し、その後人生を納得のいくものにしていきましょう。

プラスになる留学ってどんな留学?

成功につながる留学
A美さん:なるほど…。これはもう、「留学しないという選択肢」は私の中で消えました。
絶対に行った方がいいですね。行かないままの自分でこれから就職することも社会人として生きていくことも、その後の結婚も、逆に不安になってきました。両親も背中を推してくれると思います。
今、気が付いてよかったです!

留学カウンセラー:そうですね!本当よかった!
ただ、問題はここからです。A美さん自身も不安に感じていたように、具体的な留学プランと渡航期間、費用などしっかりと考えなければいけません。

A美さん:たしかに…。
あ、あの、私、自分でいろいろ調べていた時にワーキングホリデーっていいかな?なんて思っていたんです。
料金的に安く抑えられるみたいだし、勉強も仕事もできるって聞いて、いろいろ経験できそうだなぁと思って。語学留学っていうのだと、勉強だけしかできないみたいだし、留学後、就活するって思ったら「働く」経験もした方がいいのかなと考えたんです。英語はもともとそこまで苦手じゃないので、基礎的な英語力はあると思うんです。だから「勉強だけ」ってちょっともったいない気がして……。

留学カウンセラー:
ワーキングホリデー制度はとても柔軟性の高い留学制度の一つですよね。
おっしゃる通り、すでに700点前後のTOEICを持っているA美さんには「英語を勉強する」だけの留学はもったいないかもしれませんね。

ところで、すでに中級レベルの英語力を持っているA美さんにとって、ここから1ステップ、2ステップ英語力を伸ばすのは大変で、普通の方法では伸び悩んでしまいます。

A美さん:そうなんですか?

留学カウンセラー:そうです。ダイエットと一緒です。
今、ダイエットの意識なく日々普通に過ごしていて、体重が50キロだったとします。目標体重40キロとしたとき、まず、きちんと食生活を節制すれば、2~3キロはすぐに落ちますよね?エレベーターではなく階段を使うなど少し意識して運動量を増やせばさらに2~3キロやせます。ただ、大変なのはここからです。
ラスト数キロが落ちない…… そんな経験がありませんか?

A美さん:あります!あります!そっかぁ。確かに、ちょっと喋れるようになると、伝わるから同じ表現ばかり使ってしまって新しい表現や単語を覚える頻度が低くなります。

留学カウンセラー:そうなんです。だから、自分と同じレベルの留学生同士の環境では、だんだんと伸びが緩やかになっていってしまうんです。

A美さん:それは困ります。最短春から留学できたとして、帰国後の就活を考えると12月か1月には帰国したいんです。そうなると9ヵ月から10ヵ月間しか留学できないのに、そのなかで伸び悩みする時間なんて困ります。

留学カウンセラー:そうですよね。そこで、A美さんにお勧めなのが、「ネイティブ環境に入る」留学です。
「ネイティブ環境に入る」留学には大きくわけて「勉強タイプ」と「働くタイプ」の留学があります。A美さんは帰国後の就職を意識して「働く」経験がほしいと言っていましたね。

A美さん:はい。今までずっと学生で、大学生になってからは高校生までと違う勉強もしました。就職活動を少しずつ始める中で社会人の先輩の話を聞いたり、企業セミナーに行ったりもしました。でも、いまいち「働く」イメージがわかなくて……。一番、「働く」ってこういう感じなのかな?って思ったのが、塾講師のバイトと短期間ではあるもののインターンの経験でした。だから、「勉強」しているよりも実際に働いてみることで、自分にどんな仕事があってるのかにきがつけたり、もう少し業界についても知れる機会があるのかなって思ったんです。

留学カウンセラー:それであれば、「ネイティブ環境に入る」留学の「働くタイプ」がおすすめです。
具体的には「ビジネスインターンシップ(以下、インターン)」と呼ばれる留学プログラムです。

A美さん:ワーキングホリデーとは違うんですか?

留学カウンセラー:実は、ワーキングホリデーって、留学プランの名前ではなく、ビザ(留学制度)の名前なんです。だから、ワーキングホリデービザを利用するとしても、そのなかで何をするのか?がとても重要です。

ワーキングホリデー制度とは
国同士の協定に基づき、原則18歳から30歳までの年齢の若者を対象とした異文化交流のために生まれた制度。相手国で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を賄うために一定期間の就労や就労先を確保するために一定期間の学習が許可された特別な制度です。

一般的なワーキングホリデーで行ってしまうと、できる仕事は飲食店か農業での仕事が中心です。
A美さん、高級なレストランなどは別として、飲食店で働くときに使う表現ってどんなものがありますか?

A美さん:えっと… 「いらっしゃいませ」「ご注文はお決まりですか」「お待たせいたしました」「お会計は…」
あ、なんだか毎回単調な表現しか使わない…。これじゃ、就職後に使える英語力って伸びないですね。

留学カウンセラー:その通りです。ただ、インターンは違います。
実際の企業に入って、ネイティブの社員たちと共に肩を並べて働きます。「学校」ではないので、指示された業務はなんとか時間内に終えられるように必死にやり遂げなければなりません。業務には実際に「お客様に対して提出する請求書の作成」なんてものもありますから、「実は指示を理解できていなかった」なんてことは許されません。電話の応対、伝言を一つ受け取ることも、会議の資料のコピーとりですら、すべて英語ともなるとかなり大変です。

A美さん:すごい…… 大変そう…… だけど、やりとげたら本当に英語を喋れるようになりそうですね!

留学カウンセラー:そうですね!もちろん、インターンの前には英語力を伸ばすための語学研修が盛り込まれていて、一般英語以外にもビジネス英語の研修や、インターン先の企業との面接に伴い必要な履歴書作成や面接対策も並行して行います。

A美さん:英語研修が組み込まれているんだったら安心ですね!それに後半のインターン先企業の決定なんかは本番の就職活動みたいですね。

留学カウンセラー:その通りです。
留学中もSPI対策や、志望企業の動向、エントリーシート対策などは行っていかなければいけませんが、インターンの留学プログラムであれば、渡航中に帰国後の就職活動のプレのような形で履歴書を作ったり、自己PRを踏まえ面接対策を行ったりします。しかも、当たり前といえば当たり前ですが、全て英語です。
外資系企業や、面接時に留学してきた話をすると、じゃぁ実際に英語で「自己PRしてみて」とか、「志望動機を言ってみて」なんて言われることもあるといいます。普通の語学留学やワーホリしか経験していなければテンパってしまいそうな話ですが、インターンの留学プログラム参加者なら、すでに経験済のことなので、英語での面接も、ましてや母語での就活なんて怖いものなしになりそうですよね。

インターンの具体的なスケジュールは?

ビジネスインターンシップのスケジュール
↑ビジネスインターンシップ・プログラムのスケジュール

一般英語+ビジネス英語の学習期間は、インターンで求められる実践的な英語コミュニケーションの習得につながるように、通常の方法とは異なるちょっと特殊な英語学習方法で英語の勉強をします。
1日、ほぼ6時間とことん英語を聞きまくり、喋りまくります。正しいセンテンスと正しい発音とをひたすら繰り返し、ネイティブ環境でも通用するリスニング力とスピーキング力を磨いていきます。

途中、ビジネスシーンで用いられる敬語表現やビジネスシーンにおいて使われる単語の学習も行います。
英語力が一定レベルまで上がってきたら、企業面接に向けて、履歴書作成や面接対策を行います。学校の先生の模擬面接に合格したらいよいよ本番!インターン先企業との面接です。

実際にインターンに参加した学生さんの語学研修に関する体験談

速く走る為にどうするか?
毎日練習して、正しいフォームを体に覚えこませますよね。正しい英語を話すにはどうするか?毎日単語書いて、正しいスペル覚えますか?文法をマスターしますか?確かにこれらのことも重要です。でも英語は言葉です。書けても話せなきゃ意味がありません。話せるようになるためのトレーニング、それがカランメソッドです。繰り返し聞いて、話して、正しい文の型を覚えこませる。先生は質問するときネイティブスピードで話してくれますので、耳が英語に慣れる。英語が聞き取れたら、覚えた文で答える。これで会話成立。とはいきません。
“発音”。日本語と英語では大きく異なります。
この発音に関しても先生が正しい発音が出来るまで直してくれるのがこのメソッドの秘訣です。最初は鉛筆もノートも使わない方法を疑うかもしれませんが、2ヶ月くらい信じて続けてください。
頭からスルッと文が出てくるようになっています。

彼女は帰国後、メガバンクに就職を決め、現在は海外の支店で勤務しているそうです。かっこいいですよね。
でも、彼女、留学前は、ウェディングプランナーや旅行関係への就職を希望していたんです。ただ、実際に留学中に経験した会計事務所でのインターン経験や、ツアーガイドのアルバイト経験を通じて、実際の業務とイメージしていた仕事とのギャップを感じ、適正にあった内定先を見つけられたと言います。

A美さん:やっぱり、実際に体験してみないとわからないこともたくさんあるってことですよね。
インターンやってみたいです。ただ、具体的に費用はどのくらいかかりますか?あと、留学するなら春から出発したいのですが、まだ間に合いますか?

留学カウンセラー:
インターンの留学プログラムはオーストラリアのワーキングホリデービザでの留学となります。ビザ取得に関しては申請可否、申請期間など確約保証できるものではありませんが、基本的には申請手続きに3ヵ月も4ヵ月もかかるものではありません。春出発となると、かなり、さまざまな手続きを急がないといけませんが、ぎりぎり間に合いますよ!

具体的な費用はお見積書をもとに説明しますが、航空券や海外留学生保険、渡航後のオーストラリアでの生活費も踏まえて合計220万円~250万円程度です。

A美さん:わかりました!両親に相談してみます。

留学カウンセラー:はい。ご不明な点はいつでもご相談くださいね。
最後に、実際にインターンの留学プログラムに参加した学生さんの体験談動画を一緒に見てみましょう!

海外インターンについて詳しくはこちらから

さいごに

ビジネスインターンで決まり
A美さんはその後ご両親様を説得し、春からのインターンに向けて猛ダッシュで留学準備をスタートしました。
ワールドアベニューでは経験豊富で高い英語力を持つ留学コーディネーターや、オーストラリアのビザや教育機関のことにも詳しいオーストラリア認定カウンセラーが在籍し、お客様1人ひとりの各留学手続きをサポートしています。学校への出願手続きやビザの申請、航空券や海外留学生保険の手続きなど、ばたばたとしながらもなんとか準備を終えました。

渡航後もオーストラリアのシドニーには日本人のワールドアベニュースタッフが常駐しており、空港出迎えから24時間、いざというときも緊急時のサポートを行っています。

ワールドアベニューの渡航前~渡航後のサポートについて詳しくはこちら

「私も、就活で躓いていて…」「帰国後の就職に有利になる留学の相談に乗ってほしい」などあれば、いつでもワールドアベニューの無料留学カウンセリングへご相談くださいね!

就活に強い留学プラン

インターンシップするなら、日本?それとも海外?

2019年度の就職活動は、引き続き学生が売り手市場と言われおり、2020 年 3 月卒業予定者の内定率は2019年10月1日時点で全体の 56.3%と半数を超えています。選考解禁 1 カ月後の7 月初旬に行われた調査では、内定率は 31.1%と、前年同期(26.4%)よりも高く、以前早いタイミングでの内定獲得が目立っています。

ただし、企業としては内定を出すことに満足していないという現状も浮き彫りになりました。採用状況の満足度において、「質・量ともに満足」と考える企業は全体の29.3%と、前年度の27.0%と比較すると多少増加しているものの、「質・量とも に不満」と考える企業も僅かながら増加しており、今年度もなかなか企業側の満足度が高まったとは言い難い状況でもあります。そして、内定者の質に対する不満よりも量に対する不満が多いことから、選考基準を落とさずに採用数を確保しようとした企業が多く、 優秀な学生の争奪戦になったと考えられるでしょう。

そのため、企業としても採用広報が解禁する前に、より良い人材を確保するためにさまざまな取り組みを行っています。その一つがインターンシップです。インターンシップへの関心が年々高まるなか、2019 年 4 月~2020 年 3 月にインターンシップを実施した企業は、77.2%で、2018年度の74.9%よりさらに増えています。
そして、実施期間を見ると、「1 日以内」のインターンシップを開催した企業が85.0%と圧倒的に多いですが、「2~4 日間」「5 日間」など複数日のインターンシップが前年度よりも増加している傾向にあります。

参照:DISC 新卒採用に関する企業調査(2019 年 10 月調査)

ただ、インターンシップを開催する企業の目的と、参加する学生側の意識や目的が必ずしも一致していない状況もあり、ただ、インターンシップに参加すれば就職に有利になるわけでもありません。
将来の就職、その後のキャリアを踏まえ、どのような海外インターンシップに参加すべきかきちんと考える必要があります。

今回は日本のインターンシップの現状を踏まえ、どこで、どのような海外インターンシップに参加すべきか、一緒に考えていきましょう。

1:そもそもインターンシップの目的ってなに?

インターンシップの目的

そもそも、インターンシップの目的とはなんでしょうか。

企業、学生共通のインターンシップ実施・参加の目的は、「企業と学生の採用ミスマッチの解消」です。
インターンシップを介して、学生が入社前に業務内容に触れることで、業務や企業への理解を深めることができます。また、入社後もすぐに活躍できる下地を作ることができるため、就職後の離職を未然に防ぐことができます。この目的は企業側にも当てはまります。入社前(もっと言うのであれば、採用試験前)に企業や業務に対する正しい理解ができていれば、選考過程で無駄な労力を割くことなく、就職後、即戦力になる人材を採用することができます。且つ、離職率も減らすことができます。

ただ、日本で実施されているインターンシップには大きな問題が1つあります。
先述した目的を満たすためには、実際に社員と共に業務に携わり働く経験をし、学生と企業がともに理解を深めることのできるインターンシップを実施する必要があります。

しかし、文部科学省がまとめた「インターンシップ導入と運用のための手引き」(09年)によると、大学の約70%、企業ではおよそ60%が「高い実習効果を得るには1か月以上の期間が必要」としているにも関わらず、実際には1ヵ月以上のインターンシップを実施する企業は全体の2%に過ぎず、本来の目的を果たせていない現状があります。

就職活動の一環として、「インターンシップに参加している」という事実は、関連業界で就職活動を行うにあたって、一貫性を持って就職活動に臨んでいることの証明にもなり、プラスの要因に働きます。ただ、本来の目的である、就職後、「即戦力となる」ことや「業務や企業を理解する」ことにはつながりません。

簡単にいうと、日本でのインターンシップは、就活と直面したときに生まれる下記のような思いを解消するにはいたっていないということです。

・世の中には、どのような仕事があるのか
・自分自身がどんな企業、業種・職種がむいているのか
・実際に社会人として「働く」ってどんな感じ?アルバイトと、どう違う?
・企業が求める人材(力)を身に付けるためにはどうしたらいいのか
・エントリーシートや履歴書で一目置かれる存在になりたい
・長年やりがいをもって働ける会社を見つけたい

2:そのインターンシップ、参加することが目的になってない?

参加することが目的になってない?

本当に自分の将来を考えてインターンに参加している学生はどれだけいるのでしょうか。
「周りの学生がインターンシップをしているから乗り遅れたくない」「就職活動のとき、なんとなく有利になりそうだから」と、とりあえず参加して満足しているのではないでしょうか。

セミナー型や、見学型といわれるインターンシップ(※)であっても、参加することで、業界やその企業の知識を深めることができます。「とりあえず参加」でもインターンシップ応募することで選考にもれ、危機感をもつことに繋がったり、インターンシップ参加時、意識の高い学生たちと出会い自己成長意欲が高まったりとメリットもあります。

ただ、「インターンシップに参加する」ことがゴールとなってしまってはいけません。
特に先述しているように、日本のインターンシップは、就職後、「即戦力となる」ことや「業務や企業を理解する」ことにはつながりません。

そこで、ワールドアベニューでお勧めさせていただいているのが、海外インターンシップです。

3:一歩先を行く人材を目指すなら海外インターンシップ

海外インターンシップ

インターンシップには大きく4つのタイプがあります。

1、セミナー・見学型(※)
期間:1日~3週間
内容:会社説明、店舗や工場などの見学、社員との対談

2、課題解決型
期間:数日~1週間
内容:課題を与えられ、グループで相談しながら解決策を探る。結果をプレゼンしたり、評価で順位をつけたりする。

3、職務実践型
期間:数週間~数か月間
内容:実際に各部署に配属され、実務を体験する。取引を訪問したり、企画を立案したり、社員と同等の立場で職にあたる。

4、採用直結型
期間:数日~数週間
内容:グループディスカッションなどの内容を採用選考の参考とする。実際に各部署に配属され社員と共に働く場合もある。

日本の企業の場合、上記4つのタイプのうち、1、2のインターンシップを実施している企業が多く、海外の場合は2、3のタイプを実施しているところが多いです。
日本のインターンシップの場合、会社の雰囲気や就労の様子を垣間見ることはできても、自分自身が実際に業務に携わったり、社員との人間関係の構築などにつながったりすることはなかなかありません。対して海外のインターンシップの場合、実際に責任をもって就労にあたり、「社会人として働く意味」や、自らの適正、社風やそこで働く人々の価値観に深く触れることができます。アルバイトとしてではなく正社員として「働く」経験をするため、社会人としての基礎能力が身に付くことはもちろん、新社会人としての心構えも早い段階から行えることでしょう。

結論、日本でのインターンシップではなく、海外でのインターンシップの方が、本来のインターンシップの持つ目的を果たし、よりよい就職につながる機会となるといえます。そして、海外インターンシップには、ものすごく大きなアドバンテージがあります。

それが、グローバル力の習得です。
企業としては、今、まさに直面しているグローバル化に対応できる学生がほしいと考えています。いわゆる「グローバル人材」と呼ばれる人材です。
日本人としてのアイデンティティを持ちつつも、多文化や異なる意見を柔軟に受け入れ、新たな価値を創造する力を持つ人材、「グローバル人材」の育成において海外インターンシップは、高い人気を博しています。

海外インターンシップの特長 3つ

特長1、紙面上の英語力ではなく実践的なコミュニケーション力が身に付く
ネイティブと共に肩を並べて、仕事をする海外インターンシップでは、日々の業務の中で必然的にスピーキング力やリスニング力が身に付きます。これらは、日本国内で机に向かってどんなにまじめに勉強しても、なかなか身に付けることのできない部分です。
海外インターンシップは、語学留学や学部聴講と異なり、ビジネスシーンで使われるボキャブラリーや表現方法を学ぶことができるので、実際に就職した際に即戦力になれるという利点もあります。

特長2、異文化理解力・対応力がつく
日本でのインターンシップはどうしても日本人環境になってしまいます。そんな環境の中でグローバル化に対応できるような人材になるのは至難の業でしょう。ローカルの企業で就労経験をつむことで、文化の違いを肌で感じることができます。

特長3、学歴を覆す武器になる
「学歴フィルター」という言葉を耳にしたことのある方も多いと思います。
大手企業になると応募者が多く、一人ひとりの履歴書すべてに目を通すことができず、最初の選考過程でふるいにかけるに伴い「学歴」を見る会社があります。東京大学、大阪大学、慶応大学、早稲田大学など、日本でも一流と呼ばれる学歴をお持ちの方であれば、大きな不安要素ではないかもしれません。しかし、二流、三流ともなると学歴だけで希望の企業に入れない……ということも往々にしてあります。
ここで、学歴を覆す武器となるのが、SPIやエントリーシートです。グローバル人材を求める企業にとって海外インターンシップの経験やそこで得た高い英語力は、エントリーシートや履歴書に書ける「武器」となります。

名実ともに、一歩先を行く人材を目指すなら海外インターンシップがおすすめなのです。

4:世界有数のダイバーシティ オーストラリア シドニーで開催される海外インターンシップ

世界有数のダイバーシティ オーストラリア

アメリカ、カナダ、イギリスなどさまざまな主要英語圏が存在しますが、海外インターンシップ開催都市は、オーストラリア、シドニーです。
オーストラリアは国民約2300万人のうち、約3割にあたる約640万人が他国出身です。国籍も元々植民地支配をしていたイギリス系だけではなく、イタリア系や東欧系など様々な国籍から成り立つ非常にダイバー(多様性あふれる)な環境です。また、近年中国やインドを始めとしたアジア圏からの移民が増えており、アジアとヨーロッパを結ぶビジネス拠点となっています。

また、シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、オーストラリア国内総生産の約31%を占め、22年間継続して経済成長しているオーストラリア随一の産業地域です。また、オーストラリア企業の約43%がニューサウスウェールズ州を本社所在地としていると言われています。

シドニーは、多種多様な国から600社以上の本社が集まる国際経済都市です。同時に、多くの大学や専門学校もキャンパスを置き、重要な教育拠点でもあります。留学生に対する理解も他州他都市と比較してあり、留学生へのインターンシップに協力的な企業が数多くあります。だからこそ、インターンシップをするには最適な場所なのです。
海外インターンシップの詳細はこちら:https://www.world-avenue.co.jp/program/intern

5:海外インターンシップ参加者体験談【動画】

いかがでしたでしょうか。
就職活動において、近年「インターンシップ」が注目高まるなか、「とりあえず」参加している学生や、参加することがゴールになってしまっている学生になっていませんか?

新卒での就活は、「一生に一回きり」。
「あの時、もっと〇〇しておけば…」と就職して1ヵ月後に嘆いても、時間とチャンスは二度と戻ってきません。
あなたの将来に向けて、今何をどこですべきか?しっかりと見定めて進みましょう。

海外で英語を勉強すれば「グローバル人材になれる!」?

「留学に行くという友達が最近多い気がする…」
それは気のせいではありません。
平成28年(2016年)3月に独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が発表した「平成26年度協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学状況は、前年から11,350人増加し81,219人でした。

なぜ、留学する学生が増えているのでしょうか?

大きな要因の一つは、企業がグローバル人材を求めているからです。

例えば、海外進出を精力的に進めるソフトバンクやファーストリテイリングや、社内公用語化を国内でもいち早く手掛けた楽天や日立など、英語力はもちろん、グローバル人材を求める企業が、近年急激に増加しています。また、採用基準としてTOEICスコアの提出を求める企業も多くあります。
例えば、NTTコミュニケーションズはTOEIC850点相当、住友不動産、野村不動産はTOEIC800点相当、ソフトバンクやユニリーバはTOEIC730点相当の英語力がないと、そもそも履歴書の時点で切られてしまいます。
そのため、TOEICスコアを上げるためのフィリピン留学をする学生が多くいます。また大学が提供している交換留学や、語学留学をする生徒も多くいるでしょう。

しかし、留学経験者=グローバル人材なのでしょうか。
一緒に考えていきましょう。

そもそもグローバル人材って?

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そもそもグローバル人材とは何でしょうか。

文部科学省によると・・・
グローバル人材とは「世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」(「産学官によるグローバル人材の育成のための戦略」、平成23年4月28日) とされています。

簡単に言うと、大きく3つの力を持った人物ということになります。

一つ目、語学力やコミュニケーション力
二つ目、主体性やチャレンジ精神
三つ目、日本人としてのアイデンティティを持ったうえでの異文化理解力

グローバル力を身につけるためはどんな経験が必要なのか?

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では、どのような経験から前述した力を身に付けることができるのか。

一つ目、語学力やコミュニケーション力
TOEICを含む、英語能力判断テストの結果は、就職活動で、希望の企業の足切りに合わないために、また、昇進・昇給条件のために、必要なものではあります。また、高得点を取得するために「日々勉強した」という努力の証明になります。ただし、TOEICのハイスコア=コミュニケーション力という公式は成り立ちません。

コミュニケーション力としての英語力は、実際に日本語ではコミュニケーションが取れない環境や人々との間で友達を作ったり、仕事や勉強に取り組むことで身に付けることができます。

二つ目、主体性やチャレンジ精神
社会に出てから急に「『主体性』や『チャレンジ精神』が大切だ!」と言われても、小学校、中学校、高校、またその後の高等教育機関において、すでに定められたカリキュラムが存在し、定められた知識を覚え、その暗記力で評価されてきた日本人にとって、これらの力を発揮することは非常に困難です。

対して、海外の教育では、中学・高校時代から、自らの興味関心、将来の目標などを踏まえ、科目を「選択」し、学んでいくことが当たり前です。基礎的な語学力を身に付ける語学学校でさえ、選択科目では自らの弱点や、将来の目標を見据え、コースを選択し、決断、その後の継続有無などを判断していく主体性が求められます。
また、多数派でいることに安心感を覚えがちな日本人にとって、海外を含む、自らが少数派となる環境に身を置き、何事においても行動を起こしていくことでチャレンジ精神を身に付けることができます。

三つ目、日本人としてのアイデンティティを持ったうえでの異文化理解力
グローバル社会で活躍するうえで、自らのアイデンティティは非常に大切です。
日本人だからこそできる考え方や、日本人だからこその創造性、日本人だからこその意見、これらをきちんと持ちながらも、他の国の人々の文化や宗教、価値観を受け入れ、さらに新しい価値観を創造できる力こそ、求められているものです。

この力は、多種多様な人々の集まりの中で、仕事や勉強を介して、ぶつかり合い、何かを生み出したり、成し遂げたりする経験が必要です。

つまり、周囲に助けてくれる、自分を理解してくれる人がもともといる環境で、セーフティーネットをしいているようでは、グローバル力を身に付かないということですね。親元や住み慣れた都市を離れ、英語を使わざるを得ない異国の地で、日本の常識がまったく通用しない環境のなか、手探りでさまざまなことにチャレンジする海外留学は、語学力の習得はもちろん、異文化理解能力、チャレンジ精神、主体性などグローバル力を構成する能力を習得するうえで非常に魅力的な選択肢の一つであることがおわかりいただけると思います。

しかし、幸か不幸か、留学しても自らを甘やかせてしまう環境はいくらでもあります。

その留学、キケンかも!

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いろんな意味で危険!フィリピン留学
麻薬王を公然の場で「殺す!」と言い放つ大統領がいる国、フィリピンはいろんな意味でキケンです。
国連の発表によると日本の30倍といわれる殺人発生率のフィリピン。治安の悪さはもちろんですが、その留学自体もキケンがたくさんです。例えば、学生寮(ホームステイは治安が悪くてできない……)で生活する国籍の中心は日本人と韓国人ばかりです。フィリピン留学して、「韓国語を覚えた」という方がいるくらいです。授業もいくらマンツーマンではあったとしても、英語が母語ではないフィリピン人と話したところで、コミュニケーション力としての英語力が飛躍的に伸びることはありません。また、1日8時間学校にお缶詰めになってTOEIC試験対策の勉強をし、スコアだけ高得点を取れるようになっても、実際企業が求めている主体性やチャレンジ精神が身についていないので、意味がないのです。
費用の安さだけに惑わされないように十分注意しましょう。

海外でフリーター。ワーキングホリデー
ワーキングホリデー制度は、一定の条件はあるものの、さまざまな経験ができる留学として人気です。確かに、「海外でお給料をもらいつつ、ネイティブと共に働きながら英語力を伸ばせるなんて最高!」と思われがちです。すでに留学経験があり、一定の英語力を有している方出ない限り、日本人が働ける場所と言えば、日本食レストランのウエイトレス程度です。運よく地元のレストランで働けたとしても、せいぜいキッチンハンドつまり厨房の仕事でしょう。日本語が飛び交う中でのウエイトレスやお皿洗いのバイトをしていて、そもそも英語力が伸びると思いますか?
また、「自由」がゆえに、明確な目標やプランを計画立てていかなければ、「楽しかった!」だけで終わってしまい、伸びたのは体重だけだった…なんてお話もよくある話です。

ワーキングホリデー制度を利用するのであれば、その自由な制度を上手に活用し、目標ある留学のプランニングが必要です。

本当のグローバル力を身につけるなら、ビジネスインターンシップで決まり

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学校に通うだけでもダメ、バイトをするだけでもダメ、じゃあどういう留学がいいの?!と頭を抱えているあなたに朗報です。英語力初級という方でも、しっかりと語学学校に通って語学力を伸ばし、その後、現地の企業の中でネイティブと共に働けるという一挙両得な留学方法があるんです。

それが、ビジネスインターンシップです。
ビジネスインターンシップができる唯一の国がオーストラリアです。
フルタイムで働くことのできる留学制度と言えば、ワーキングホリデー制度です。
ワーキングホリデー制度を持つ国はオーストラリア以外にも、ニュージーランドやカナダ、イギリス、アイルランドなどがあります。
確かに、カナダのワーキングホリデー制度でインターンシップができるプランを提供している語学学校もあります。しかし、英語力がない日本人が企業でインターンできるわけもなく、蓋を開けてみると、実はホテルでのベッドメイキングやハウスキーピングのような仕事をインターンシップと呼んでいたり、企業でのインターンシップは、もともと英語力のあるヨーロッパ人しかできていなかったりします。
※オーストラリアでも一部の語学学校が紹介しているインターンシップは上記のような内容がほとんどなので注意しましょう。

ワールドアベニューが紹介するオーストラリア、シドニーのビジネスインターンシップは違います。英語力初級からスタートした日本人でも地元の企業で働くことができます。就職活動や、就職後に求められる、実践的なビジネス英語コミュニケーション力やが身に付くとともに、英語での履歴書作成や面接、その後のインターンシップなど、「英語を喋らざるをえない」環境に溢れているため、主体性やチャレンジ精神を身に付けることができるため、グローバル力を習得するには、うってつけの留学プログラムなのです。

「100%英語環境のビジネスシーンで働くなんて、私の英語力では絶対無理だ…」と不安になる方もいらっしゃると思います。しかし、諦める必要はありません。ワールドアベニューのビジネスインターンシッププログラムは、過去にTOEIC200点台からチャレンジし、実際に働くことができた方もたくさんいらっしゃいます。
インターンシップの詳細はこちら

まとめ

いかがでしょうか。
せっかくの貴重な時間とお金を投資してチャレンジする留学なのであれば、未来につながる有意義な留学にしたい!グローバル人材になりたい!と思う方、ぜひビジネスインターンシップを検討ください。

就職活動の現状から見る企業から求められるスキルと海外インターンシップがもたらす効果

“新卒一括採用を廃止 30歳未満は通年”
永田町近くに新しく建設された東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井町タワーに本社を移したヤフー株式会社より、2016年10月3日に発表された採用方針は、新卒就職を目指す学生たちの肝を冷やすものとなりました。

10月から新卒や既卒、第二新卒などの経歴にかかわらず30歳未満であれば誰でも通年応募ができるようにする。技術者や営業職など全ての職種が対象で、1年で300人程度を採用する計画だ。海外留学生や博士号取得者の就職活動時期の多様化に対応するほか、新卒以外にも平等に採用機会を提供し優秀な人材を確保する。
経歴を問わない「ポテンシャル採用」を新設する。入社時の年齢が18歳以上30歳未満が対象。入社時期は就業経験のない人は4月と10月、就業経験者はいつでも入社できる。応募から2年以内に入社することが条件。就業経験が十分ではなくても、将来性のある人材を確保しやすい採用形態に切り替える。

2016年10月3日 日本経済新聞より抜粋

つまるところ、新卒の学生が、スキル・経験のある既卒の人たちと同じフィールドで就職活動を行うようになります。また、採用方針を変更した理由として、「海外留学生や博士号取得者の就職活動時期の多様化に対応」を挙げているということは、海外大学卒や博士号取得者が増えてきているということを暗に意味しています。海外大学を卒業している人たちのバイタリティや語学力、論理的思考力に負けない程の経験・スキル・人間力を身につけなければ、就職活動という戦争を勝ち抜いていくことが出来なくなるでしょう。

今回、ヤフー株式会社がこのような発表をしましたが、今後他の企業が同じような方針をとることも考えうることです。今日は、更に厳しくなる就職活動で勝ち抜く為に必要な経験とスキル、それを身につけられる留学を紹介します。

目次
1、企業に求められるスキル
2、ライバルが持つスキル
3、ライバル達に打ち勝つ為の留学
まとめ
ビジネスインターンシップに参加した方の体験談

1、企業に求められるスキル

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いまや、どの企業のエントリーシートを見ても、英語のスコアを記載する欄が設けられており、学生は就職活動前に必ずと言っていい程TOEICを受験する傾向にあります。
ソフトバンクや武田薬品、ユニリーバなど、採用基準にTOEICスコアを掲げている企業も多数あり、スコアを持っていないだけで足切りされてしまうのが、現代の就職活動です。
こういった企業の動きもあり、学生達は早いタイミングから海外留学にチャレンジしたり、TOEICの勉強をしたりと、英語を身につける学生は増えてきており、もはや英語が出来るというのは”当たり前”の時代となっています。

英語が出来るのは”当たり前”の時代の中で、いま企業が求めているのは語学力には留まりません。
株式会社ディスコの調査結果によると、企業側は学生に下記のようなスキルを求めていることがわかります。

・コミュニケーション力
・バイタリティ
・ストレス耐性
・基礎学力/語学力
・リーダーシップ

また、ただ英語を話せるだけでなく、仕事で英語を使えるようにならなくては、いくら英語を勉強していても意味がありません。社会に出た時に自分の能力をいかに使えるかということが重要となり、語学力も例外ではありません。

2、ライバルが持つスキル

新しい基準

通年採用が始まれば、学生達と一緒に就職活動を行うのは、社会経験のある既卒組や海外大学を卒業した帰国子女組など、すでにスキル・経験を積み重ねた人達です。

既卒組は、一度社会に出ていることもあり、対社内・社外のコミュニケーションスキルやストレス耐性、給与以上のパフォーマンスを残すバイタリティ、受け身ではなく自分で考え行動する力を備えています。

また、卒業することが非常に難しい海外大学を卒業した人達のバイタリティやストレス耐性は、簡単には打ち勝つことが出来ません。終えても終えても降ってくる課題をこなし、試験前には24時間オープンになる図書館の席は椅子取りゲームのようになり、朝まで試験勉強・・・というのは毎度のこと。異国の地で、文化・宗教・言語・価値観・考え方の違う人たちとディベートやディスカッションを繰り返し、自分と違う国で生まれ育った人たちと上手くコミュニケーションをとる術を身に付けています。海外大学の特徴は、受けた講義内容をアウトプットする授業があるということです。受け身の授業ではなく、自分たちで課題を解決する方法を考え、話し合い、解決策を見出す等、学生時代に自然と考え行動する力が養われているのです。

3、ライバル達に打ち勝つための留学

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「そんな人達にいまの自分で勝てるのか・・・」と不安になるかと思いますが、まだ、勝てるチャンスはあります。

1年間で企業が求めているスキルを身に付け、ライバル達にも負けない経験が出来る留学プログラム。
それが、海外インターンシッププログラムです。

数ヶ月間の語学研修を受けたのち、現地企業にてビジネスマンと一緒に働く経験をすることを想像してください。並大抵の努力では成し得ないし、英語を使って仕事をしなくてはならない為、「留学生だから英語を上手く話せない」という言い訳は通用しません。参加した学生さんは、「お客様の電話対応で上手く英語が通じず、『なんで英語を話すことが出来ないのに電話に出るの』と言われた時は心が折れそうになりましたが、そこで負けずに乗り越えたからこそ無事に3ヶ月間のインターンシップを終え、きちんと英語で仕事をすることが出来るようになりました」と話していました。

このような環境下で、様々な文化・宗教・価値観・考え方を持つ人達と英語を使って一緒に働くことにより、5つのスキルを磨くことが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
インターンシップ自体は日本でも実施しており、年々参加する学生の人数は増加傾向にあります。
また、インターンシップ参加者の内々定率は未参加者を上回っており、インターンシップに参加した回数が多いほど内々定率が高いという調査結果が出ています。

現代の就職活動では、インターンシップは必須となっており、複数社のインターンシップに参加する学生も増えてきています。しかし、同じように日本だけでインターンシップをしていては周りの学生と差をつけることが出来ません。海外インターンシップを経験することで企業側が求めるスキルを身に付け、周りの就活生と差をつけて就職活動にのぞみましょう!

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