オーストラリアにはすごい語学留学プランがあった!ダブルスクール留学の魅力!
公開日:2016/11/18
最終更新日:2019/11/11
海外留学には、「海外で就労体験を積む」「海外の友達作り」「海外生活体験」などさまざまな目的・目標があると思います。皆さんは、これらの目的・目標が、どれだけ充実した形で達成できるか、経験できるのかが、「語学力」によって大きく左右されるということを認識していますか?
多くの方が、「『海外生活を介して……』『海外で働きながら……』英語力を伸ばしたい」と考えていると思います。もちろん、海外で生活しながら必要に迫られて英語を使うことで英語力は伸びます。しかし、そもそもの英語力が低く、海外で働くと言っても、働く場所が日本食レストランだったり、一緒に暮らすルームメイトが日本人だったりしてしまっては、海外で生活をしても、働いても、伸びる英語力には限界があります。
より高いレベルで、より充実した内容で「目標・目的を達成したい」「海外生活を楽しみたい」と思うのであれば、留学期間の前半3分の1から長くても2分の1くらいの期間で、ネイティブ環境で働けるレベルまで英語力を引き上げることをお勧めします。
1年間留学するとすると、最初の3~6ヵ月で、いかに英語力を伸ばせるのか?が、その後の留学生活のクオリティを2分する大きなポイントになるということです。
そこで、今回お勧めしたいのは、オーストラリアにある「ダブルスクール留学プラン」です。ダブルスクール留学プランとは、文字通り2つの語学学校に同時に通う留学プランです。
「短期間で効率よく英語力を飛躍的に伸ばし、その後の海外生活、留学をより充実したものにしたい。」そんな理想を叶える「ダブルスクール留学プラン」の内容や気になる費用などを見ていきましょう。
目次:
1、「ダブルスクール留学プラン」ってどんな留学プラン?
2、「ダブルスクール留学プラン」にはどんなメリットがあるの?
3、ダブルスクールだと、忙しすぎて自由な時間がなさそう…
まとめ
1、「ダブルスクール留学プラン」ってどんな留学プラン?
ダブルスクール留学プランとは2つの語学学校に同時に通う留学プランです。
【スケジュール】
08:30~14:30 語学学校① 多国籍な就学環境で「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランス良く学ぶ
15:00~18:00 語学学校② スピーキング、リスニング、発音を重点的に強化
通常、語学学校①のタイプの学校のみに通うのが一般的です。
日本人が少なく、国際色豊かな学習環境で、総合的に学ぶ語学学校は、英語力を伸ばす環境として、非常に魅力的です。この環境を最大限有効活用できれば、英語力は伸びます。しかし、「話す」ことが苦手な日本人は、国際色豊かなこの環境を上手に生かすことができません。
例えば、私自身通っていた語学学校は、世界70か国以上の人々が集う語学学校で非常に多国籍な環境でした。
通う語学学校を決めた理由も、この多国籍な就学環境に魅力を感じたからです。しかし、実際に勉強が始まると、イメージしていたような海外生活を送ることはできませんでした。
理由は日本人のシャイさと、他の国籍の学生たちの積極性にあります。
ブラジルやコロンビア、ヨーロッパ各国の学生たちは、文法がぐちゃぐちゃでもとにかく喋ります。授業中も休憩時間中にもアクティビティに参加していても、どんどん喋ります。この積極性に圧倒され、日本人はニコニコしてその話を聞いているだけで、うなずく以外、一言も発することなく学校生活が終わっていくのです。
当然、さまざまな国の友達はほしいので、積極的に話かけたいし、冗談に突っ込みも入れたいのですが、英語力が追いつきません。勇気を出して話しかけてみたりもします。しかし自信の無さから声が小さくなってしまったり、発音が下手で1回では上手に伝わらず、‘Pardon’や‘Sorry’と言われてしまったりし、さらに自信をうしない玉砕…… 結果、日本人同士で固まるという現象が起きます。もはや、語学学校に日本人が多いとか少ないとかは関係ありません。
ここで、助っ人となるのが2つ目の語学学校です。2つ目の語学学校は、「塾」のようなイメージです。
進学校に通うけれど周りの学生のレベルが高く、話がかみ合わなかったり、テストの点数が恥ずかしくて、友達を上手に作れなかったりしてしまう自分を救う「塾」です。
進学校×塾で、短期間で効率よく有名大学を目指すのです。
オーストラリアの場合、週20時間の就学が一般的です。従って、朝9時から授業が始まると、午後2時~3時くらいには語学学校が終わります。放課後は学校が主催するアクティビティなどへの参加もできますし、オーストラリアの場合、学生ビザでも一定時間であれば、語学学校に行きながらアルバイトもできるため、時間を持て余してしまうということはありません。しかし、先述しているように、英語力がない状態だと、アルバイト先も日本食レストランとなってしまいます。語学学校でせっかく英語漬けになり、英語脳を作っているにも関わらず、日本食レストランで働くことで、また、日本語脳にシフトしてしまいいつまでたっても英語が伸びないという負のループに陥ってしまいます。
そこで、「ダブルスクール留学プラン」では、語学学校1つ目終了後、もう1つ15時~18時にかけて、語学学校に通い、さらに英語力を強化します。
お勧めのスケジュールとしては、1年間留学する場合、前半3~4か月程度、ダブルスクールし、英語力をグッと引き上げます。この3~4か月間にネイティブ環境でアルバイトできるギリギリレベルに達することを目標としましょう。
ダブルスクール修了後には、前半に通う語学学校とネイティブ環境でのアルバイトやシェア生活を送ることができるようになると、語学学校以外の環境でも「学ぶ」ことができるようになります。
英語を話すことができたら、おすすめのお店やスポットを現地の人に聞けますし、家族や恋人のこと、または相手の文化についてなど深い話をすることができます。
皆さんは海外に1年間滞在するとしたとき、1年間かけてゆっくり英語を学んで英語力が身に付いたころに帰国になるのと、3~6か月間で基礎的な英語力を身に付け、ネイティブの友達を増やし、残りの6か月間で新しいことに挑戦したり、英語力を活かし放課後にアルバイトをして生活費を稼ぎ、溜まったお金で帰国前に旅行したりするのではどちらが良いでしょうか?
私だったら後者を選びます。
これからダブルスクールのメリットにも触れていきますが、ダブルスクールには色んな可能性が秘められているのです。
2、「ダブルスクール留学プラン」にはどんなメリットがあるの?
「ダブルスクール留学プラン」のメリットは大きく分けて4つあります。
① 短期間で英語力を伸ばし、時間の有効活用が出来る。
前項でも記載した内容と重複しますが、最大のメリットは短期間で英語力を効率よく伸ばすことができる点だと思います。
学生ビザであれば渡航期間中、語学学校に通うことができるため、継続して英語力を伸ばすチャンスがありますが、ワーキングホリデービザの場合、1年間で4か月間しか就学が許されていないため、4か月間の中で英語力を伸ばしきれなければ、その後「働きながら」と言っても、日本人の多い、日本職レストランでの仕事だったり、運良く地元のレストランで働けたとしても、英語を必要としない食器洗いの仕事ばかりだったりします。
日本食レストランでのアルバイトで終わってしまうなんて、時間とお金ももったいなさすぎます。
② 日本人の苦手分野「スピーキング」の強化
日本語と英語は全く異なる言語です。日本語にはない発音もたくさんありますし、イントネーションも全く異なります。中学・高校時代、勉強はしているものの、「文法」が中心で、実践的な「話す」「聞く」を学ぶ機会はほとんどないと言っても過言ではありません。
しかし、ダブルスクール留学プランでは、総合力を伸ばす国際色豊かな学校と、スピーキング力、リスニング力、発音などを強化する学校との2つに通います。すると、下記のような循環で英語力が伸びていきます。
1つ目の語学学校で総合力を伸ばしつつ、国際色豊かな環境で、「喋れない」ことに対して悔しさを感じたり、焦りを感じたりしながら、スピーキング力、リスニング力、発音を強化する必要性を感じます。
↓
2つ目の語学学校で、スピーキング力、リスニング力、発音を強化します。
↓
自信が付くので1つ目の語学学校で多国籍な友人ができ、放課後や生活を日本人以外の学生やネイティブと過ごし、さらに英語力が伸びていきます。
③ 勉強時間も出会う人も2倍!
単純に、2つの語学学校に通うと勉強時間はもちろんのこと、教師や生徒との出会いも2倍になります。
留学に限らず、人との出会いはとても大切です。人との出会いの分、さまざまな文化や価値観に触れることができ、自分の財産になります。
仕事さがしやシェア探しに伴い、友達からの紹介をもらえるかもしれないですし、帰国後も留学中に出会った友人をめぐって旅ができるかもしれません。
私自身、留学中、語学学校に通っていたときに出会った子からシェアハウスを紹介してもらったり、母国の手料理を作ってもらったりしました。ダブルスクールをするということは英語力だけではなく、出会いを広げるチャンスでもあるのです。
④ 長い目で見たら、費用面でも得が多い!
2つの語学学校に通うので、学費は二重でかかります。
しかし、留学方法や渡航期間などによっては、費用面でも得があります。
ダブルスクール留学プランで費用面を得する方法は2つあります。
1つ目は、ダブルスクールで留学期間を少なくし生活費を抑える。
2つ目は、1年間のうちの前半3~4か月間ダブルスクールし英語力を伸ばし、ネイティブ環境でのバイトをGET!しっかり稼ぎながら生活費を抑え、仕事をすることで実用的な英語力も習得する。
1つ目の、ダブルスクールで留学期間を少なくし生活費を抑えるは、目から鱗的な話ですよね。
留学費用の大半は学費と生活費です。
例えば12カ月間学校に通うと、学費も12ヵ月分かかりますが、滞在費(家賃や食費などの生活費)も12カ月分必要です。しかし、滞在を6カ月間にしてダブルスクールにすると、学費は実質12カ月分かかりますが滞在費は6ヶ月に抑えることができます。
2つ目は、学生ビザでもアルバイトができるオーストラリア留学ならではのメリットです。
日本職レストランでの収入は、時給1,000円程度のことが多く、オーストラリアが定める最低基本時給を厳守していないところも多くあります。当然違法ですが、英語力が低くても雇ってもらっているという事実から、強く文句をいうことができず、提示された時給で働かざるを得ないということも少なくありません。対して、ネイティブ環境での仕事の場合、日本食レストランより高い英語力が求められますが、きちんと定められた時給で働くことができます。
オーストラリアの最低基本時給は州によっても多少異なりますが、17ドル程度(1ドル=100円計算すると1,700円)と比較的高額です。時給20ドルで週3~4日働いたとすると、所得税を差し引いても10~15万円程度の収入を見込むことができ、生活費を賄うことができます。1年間の生活費のうち、3分の1から2分の1を抑えることができ、且つ、実用的な英語力を身に付けられるなんて、一石二鳥です。
3、ダブルスクールだと、忙しすぎて自由な時間がなさそう…
先述した中で、ダブルスクール留学プランは、進学校×塾のようなイメージとお話しました。
そこで、多くの方が心配するのが、
・忙しすぎて、いっぱいいっぱいになってしまいそう
・自由な時間がないんじゃないかな などです。
しかし、大丈夫!
ワールドアベニューでご紹介させていただいているダブルスクール留学プランは、これらの不安と問題を以下の方法で解消しました。
① 最短の移動距離
先にご紹介した通り移動時間は30分…、ダブルスクールしたいけど、語学学校間の移動にあまりにも時間がかかるとなると心配……。というご相談はよくいただきます。しかし、語学学校間の移動にかかるの時間は、なんと1分。各語学学校が同ビル内に入っているため、移動に無駄な時間はかかりません。
② 2つ目の語学学校は宿題なし!
宿題が2つの語学学校から出る……となると、考えるだけで、泣きそうになりますよね。ご安心ください。2つ目の語学学校からは宿題が出ません!しかも、2つの語学学校に通うとはいうものの、終了時間は18時です。中学校、高校時代のことを考えると、勉強と部活が終わったら、もっと遅い時間だった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そう考えると、1校の宿題をこなすくらい、問題ないですよね?
③ 土日は完全OFF!1校目は金曜日もOFF!
1つ目の語学学校は、月曜から木曜日までの開講となっており、金土日が休みです。2つ目の語学学校は土日休みです。そうなると、週末を完全OFFの日にしたり、バイトしたり、旅行したりもできちゃいます。
2つの学校に行くため、就学時間は1校のみに通うよりも長くなりますが、だらだら勉強するよりも、短期集中して英語力を伸ばした方がその後の生活が楽しくなります。
まとめ
おすすめ、ダブルスクール留学プランをご覧いただきいかがでしたでしょうか。
私は当初「ダブルスクール留学プラン」という言葉を聞いたとき、いまいち「ピンッ」と来ませんでした。それは、私自身が留学していたときに「ダブルスクール」という言葉を耳にしたことがなかったということもありますし、そもそも語学学校に2つ同時に通うという発想がありませんでした。
留学は本当に最初が大切です。
留学する方は、英語が話せず、苦手意識を持っている方がほとんどです。
一日も早く英語力を上げる事で先述したように多くのメリットがあります。
また、渡航される方の中には仕事や学校、費用面の関係で、滞在できる期間が限られてしまう方もいらっしゃいます。短期間の留学を何度も繰り返す事も出来るかもしれませんが、何度も航空券代やホームステイ先などの滞在費にお金をかけるのは費用もかさみますし、効率が悪くなります。であれば、たとえ限られた渡航期間であっても一度の留学でダブルスクールをし、英語力を身につけた方が効率は良いのではないでしょうか。
留学には留学生の数だけプランがあり、それぞれの想いがつまっています。
現在留学を迷っている方、本気で英語力を上げたい方は、お気軽に株式会社ワールドアベニューまでお問合せください。経験豊富なスタッフが皆様のカウンセリングを致します。
一緒に想いを形にしていきましょう!