INTOは、アメリカの名門・有力大学とパートナー契約を結び、各大学のキャンパス内で留学生向けの進学準備プログラムを提供している教育機関です。大学と共同で運営しているからこそ、INTOのプログラムを一定の成績・英語力基準を満たして修了することで、提携大学または大学院への進学を目指すことが可能となっています。直接入学の条件を満たしていない場合や、英語力に不安がある方でも、INTO USAの進学準備プログラムを経由することで、有名大学への進学を目指せる点が特徴です。
また、少人数制クラスによるきめ細やかな学習・生活サポートが特徴で、INTOが公表しているデータでは、修了率は95%以上、進学率は約80%以上と高い水準を誇ります。パートナー大学が提供する1,000以上の学部・大学院専攻から進学先を検討できるため、自分に合った進学先を見つけやすい点も大きな魅力です。ここでは、INTO USAの特長や提供しているコース、奨学金情報についてご紹介します。
INTO USAの基礎情報
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国 | アメリカ |
| 都市 | フォートコリンズ(コロラド州) マディソン(ニュージャージー州) フェアファックス(ジョージア州) ロングアイランド(ニューヨーク州) ノーマル(イリノイ州) コーバリス(オレゴン州) セントルイス(ミズリー州) ボストン(マサチューセッツ州) バーミンガム(アラバマ州) ツーソン(アリゾナ州) アマースト(マサチューセッツ州) モントクレア(カリフォルニア州) |
| 設立 | 2005年 |
| 学生人数 | 約14,000人 |
| 主要コース | インターナショナルイヤーワン、グラデュエートパスウェイ、英語コース |
| 大学ホームページ | https://www.intostudy.com/en |
公式動画
INTO USAの特長

画像引用元INTO USA
直接入学の条件に満たなくても、アメリカ大学進学を目指せる
アメリカの大学へ直接入学する場合、大学や学部によって異なりますが、一定以上の高校成績や英語力、場合によってはSATなどの標準テストスコアが求められます。そのため、「条件が厳しそう」「自分には難しいかもしれない」と感じ、進学を諦めてしまう方も少なくありません。
INTO USAが提供する進学準備プログラム(International Year One / IYOなど)では、直接入学の条件を満たしていない場合でも、大学進学を目指すことが可能です。成績や英語力の条件は大学・プログラムごとに異なりますが、直接入学よりも段階的に進学を目指せる点が大きな特徴です。
INTO USAでは、少人数制クラスで大学講師による指導を受けながら、アメリカの大学で求められる学習スタイルや授業への取り組み方にも徐々に慣れていくことができます。また、学習面・生活面のサポートも充実しており、初めての海外進学でも安心です。実際に、INTOを経由して進学した学生は、大学に直接入学した学生と同等、またはそれ以上の成績を収めているというデータもあり、大学卒業までを見据えたサポート体制が整っている点もINTO USAの強みです。
17校以上のパートナー大学への進学が可能
INTOは、アメリカやイギリスのトップレベルの大学と共同出資(ジョイントベンチャー)で設立された教育機関です。ジョイントベンチャーという形態は、大学とINTOが共同責任のもとで留学生の受け入れ・教育・サポートを行っていることを意味します。
そのため、INTOの学生は、大学キャンパス内の施設利用、各種カウンセリングサービス、学生寮での滞在など、正規の大学生と同等の環境で学ぶことができます。授業外のサポート体制も大学と連携して提供されるため、初めての海外進学でも安心です。
INTO USAを利用することで、アメリカ国内の17校以上の大学・カレッジへの進学が可能となります。複数の大学・専攻の選択肢があるため、自分の興味や将来の目標に合わせて、専攻・副専攻を柔軟に選べる点も大きな魅力です。
パートナー大学は以下の通りです。
コロラド州立大学(Colorado State University)– #401-500 世界大学ランキング*
ドリュー大学 (Drew University)
フィッシャーカレッジ(Fisher College)
ジョージメイソン大学(George Mason University/GMU)– #401-500 世界大学ランキング*
ホフストラ大学 (Hofstra University)
イリノイ州大学(Illinois State University/ISU)
ロングアイスランド大学(Long Island University/LIU)
モントクレア州立大学(Montclair State University)
ニューイングランドカレッジ(New England College)
オレゴン州立大学(Oregon State University/OSU)
セントルイス大学(Saint Louis University)– #401-500 世界大学ランキング*
サフォーク大学(Suffolk University)
テキサス州立大学(Texas State University)– #1201-1500 世界大学ランキング*
トーマスジェファーソン大学(Thomas Jefferson University)
アラバマ大学バーミンガム(University of Alabama at Birmingham/UAB) – #801-1000 世界大学ランキング*
アリゾナ大学(University of Arizona)– #136 世界大学ランキング*
マサチューセッツ大学アマースト(University of Massachusetts Amherst)– #84 世界大学ランキング*
*Times Higher Education 世界大学ランキング2025(THE 2025)
選択可能な専攻は以下の通りです。
| 分野 | 主な専攻・分野(例) |
|---|---|
| 人文・社会科学分野 | コミュニケーション、ジャーナリズム、犯罪学、経済学、国際学、国際関係学、紛争解決学、言語学、幼児教育、ジェンダースタディ、法律 |
| 芸術分野 | ファインアート、音楽、グラフィックアート・デザイン、インテリアデザイン、ファッションデザイン、ダンス、スタジオアート、演劇、映画制作 |
| 科学・工学 | 生物、物理、化学、法医学、動物学、環境科学、数学、統計学、保険数理学、航空学(パイロット養成)、工学、機械工学、生物工学、電気・電子工学、航空工学、建築学、土木工学、化学工学 |
| ビジネス関連 | ビジネスアドミニストレーション、マネジメント、マーケティング、会計学、起業、ファイナンス、国際ビジネス、観光・ホスピタリティ、サプライチェーン、人材マネジメント、スポーツビジネス、ファッションビジネス、保険、農業ビジネス |
きめ細かく手厚いサポート体制
INTO USAでは、アメリカ到着時から大学進学後まで、専門サポートチームによるフォローが行われています。例えば、空港にはフレンドリーなスタッフが迎えにきてくれ、滞在先まで送ってくれます。到着翌週はオリエンテーション・ウィークになっており、銀行口座の開設からコースの登録まで実用的なサポートを行ってくれます。学生サービスチームは生徒が新しい環境に慣れ、友達を作り、勉強の合間に充実した時間を送れるよう気を配ってくれているので、なんでも相談することが可能です。また授業が始まると、大学内のすべての施設やサポートサービスを利用することができるようになります。各大学のスタッフがビザの手続きやスポーツチームへの参加、病院の診察の予約など、生活するうえで必要な情報を教えてくれるうえに、アカデミックアドバイザーが1対1で大学の学位コースに進むために必要なアドバイスを行ってくれます。
INTO USAのインターナショナルプログレッション&スチューデントプレースメントオフィサーは、生徒のニーズと将来の夢に最適な大学や学位プログラムを見つけるために、ワークショップ、カウンセリングセッション、学校への出張などを行い、大学への出願をサポートしてくれます。
INTO USAが提供するコースを紹介
INTOではアメリカの大学への進学準備プログラムから英語コースまで、幅広いコースを提供しています。
インターナショナルイヤーワン – International Year One (IYO)
INTO USAが提供しているインターナショナルイヤーワン (IYO)では、アメリカの大学の学部課程の1年次に相当するコースを開講しています。IYOでは英語はもちろん、ビジネス、エンジニアリング、コンピューターサイエンスなど、大学の学部に関連する勉強を行い、大学2年次に進学するための準備を行います。一定の成績で修了することで、アメリカの大学の2年次にそのまま編入することができます。
このIYOではチュータリング、マンツーマンのエッセイ指導、英語サポート、教科別ラーニングセンター、生活・医療・滞在・ビザサポートなど、手厚いサポートが行われています。それにより大学2年次への編入率が90%以上、また大学に直接入学した学生よりIYOを経由して進学した学生の方が、大学2年修了時の成績がいいという結果が出ています。
返金不要のスカラシップを用意している点も特徴です。さらにIYOを経由することで、アメリカの名門大学の入学条件を大幅に軽減することができるというメリットもあります。これらにより、94%以上の受講生がプログラム全体に満足しています。
| コース概要 | |
|---|---|
| 期間 | 6ヶ月/9ヶ月/12ヶ月 |
| 入学時期 | 1月/5月/8月 |
| ロケーション |
コーバリス(オレゴン州/オレゴン州立大学) フェアファックス(バージニア州/ジョージメイソン大学) マディソン(ニュージャージー州/ドリュー大学) セントルイス(ミズーリ州/セントルイス大学) バーミンガム(アラバマ州/アラバマ大学バーミンガム) ボストン(マサチューセッツ州/サフォーク大学) ノーマル(イリノイ州/イリノイ州大学) ヘンプステッド(ニューヨーク州/ホフストラ大学) |
| 学費 | USD47,434〜57,440 |
| 入学規定 | GPA3以上(5段階中) |
| 英語力 | TOEFL 60以上、TOEFL 6.5 (全て6.0以上) IELTS 5.5 (全て5.0以上) |
参照:Choose your path to a university program
※上記はINTO公式情報をもとに作成した参考情報です。入学条件・期間・学費は大学や専攻、開始時期により異なります。
英語コース – English language courses
INTO USAではすべてのセンターで英語コースを開講しています。開講しているコースは2種類です。
1. Academic English(アカデミック英語コース)
– 英語力を急速に向上させるための進学準備コース。通年で開講されています。
2. Study Abroad with English(スタディアブロードウィズイングリッシュ)
– アカデミック英語に加え、条件を満たした場合は大学の授業を履修できるプログラム。海外での単位取得を目指す学生向けです。
| コース概要 | |
|---|---|
| 期間 | 1〜3セメスター |
| 入学時期 | 主に1月/5月/8月(※一部センターでは10月開講あり) |
| ロケーション |
フォートコリンズ(コロラド州/コロラド州立大学) マディソン(ニュージャージー州/ドリュー大学) フェアファックス(バージニア州/ジョージ・メイソン大学) ヘンプステッド(ニューヨーク州/ホフストラ大学) ノーマル(イリノイ州/イリノイ州立大学) コーバリス(オレゴン州/オレゴン州立大学) セントルイス(ミズーリ州/セントルイス大学) ボストン(マサチューセッツ州/サフォーク大学) バーミンガム(アラバマ州/アラバマ大学バーミンガム校) ツーソン(アリゾナ州/アリゾナ大学) アマースト(マサチューセッツ州/マサチューセッツ大学アマースト校) モントクレア(ニュージャージー州/モントクレア州立大学) |
| 学費 | USD5,950~9,700 |
| 入学規定 | TOEFL iBT 30以上、またはINTO独自の英語力テストによる判定 |
参照:Choose your path to a university program
※上記はINTO公式情報をもとに作成した参考情報です。開講状況・期間・入学条件・学費は大学や英語レベルにより異なります。
キャンパスのロケーション
INTO USAはアメリカの各キャンパスにてプログラムを提供しています。キャンパスの詳細は各大学ページをご覧ください。
・オレゴン州立大学(OSU)
・アラバマ大学バーミンガム(UAB)
・イリノイ州大学(ISU)
・ジョージメイソン大学(GMU)
・ホフストラ大学
・セントルイス大学
・サフォーク大学
・コロラド州立大学
・ドリュー大学
・アリゾナ大学
・マサチューセッツ大学アマースト
・モントクレア州立大学
デジタルパンフレット
奨学金情報
International scholarships
奨学金:授業料のうち最大USD23,000を免除
対 象:INTO USAを経由して各大学に進学する留学生
条 件:大学によって異なる
期 限:大学によって異なる
詳 細:International scholarships
まとめ
いかがでしょうか。INTO USAはアメリカで人気の17校以上の大学やカレッジとパートナーを結んでおり、IYOを経由して大学2年次に編入することが可能になります。IYOを経由することで直接入学するよりも低い成績・英語力で進学することができるという点、進学に向けた手厚いサポートを受けられる点、また、大学のキャンパスを大学生と同様に利用することができる点が魅力です。大学や専攻によって入学条件が異なるため、興味のある方はワールドアベニューまでお問い合わせください。



































