Queen Margaret College (クイーン マーガレット カレッジ)【2025年度版】

公開日:2025/06/03

Queen Margaret College (クイーン マーガレット カレッジ)は、ニュージーランドの首都ウェリントンに位置する、私立の女子校です。3歳から18歳までの学生を受け入れており、ウェリントンの女子校で唯一、小学生向けの国際バカロレア（PYP）から、海外大学を目指す国際バカロレアディプロマプログラムまで幅広く開講している進学校です。ニュージーランドのカリキュラムに沿ったNCEAも開講しているため、NCEAと国際バカロレア（IB）どちらを選択するか迷っている方にもおすすめです。

Queen Margaret College （クイーン マーガレット カレッジ）基本情報

Queen Margaret College （クイーン マーガレット カレッジ）公式動画

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Queen Margaret College （クイーン マーガレット カレッジ）の魅力

Queen Margaret Collegeの魅力を5つご紹介します。

魅力1. 国際バカロレア（IB）とNCEAどちらも開講している

Queen Margaret College は国際バカロレア（IB）の小学校コースIB Primary Years Programme（PYP-Year1〜6）、IB Middle Years Programme（MYP-Year7〜10）、そしてIB Diploma Programme（DP- Year12〜13）を開講している学校です。幼少期から高校生まで一貫したプログラムで、探求型学習を通じて想像力、協調生を育むカリキュラムとなっています。ただし、Year11（高校1年）では全員がIBではなくNCEAというニュージーランドの教育制度に則ったカリキュラムのを受講します。Year12からIBディプロマへ進むか、それともNCEAのコースに進むかを判断する時期となり、進路選択のアドバイスも可能です。例えば、日本含め海外の名門大学への進学を目指す場合は、国際的認知度の高いIB Diplomaがおすすめです。ただし、論理的思考や英語での学術的なエッセーが必要なため、難易度が高いと感じる方はNCEAで着実に単位を取得しましょう。

魅力2. 世界平均を大きく上回るIBスコアとNCEA合格率

Queen Margaret Collegeの特徴は、国際バカロレア・NCEAコースどちらも生徒の成績が高いことです。
2023年のQueen Margaret Collegeの生徒のIBディプロマ合格率は100%、これは世界平均79.35に比べてはるかに高い数値です。世界の平均スコア30,24に対して、Queen Margaret Collegeの平均スコアは34、毎年世界平均を上回る結果を出しており、それほど質の高い教育を提供されていることがわかります。
国際バカロレア以外にも、ニュージーランドのカリキュラムに沿ったNCEAのLevel 2合格率は100%、Level 3の合格率は 98%です。
国際バカロレアとNCEAの両カリキュラムに対応し、国内外の進学を視野に入れた柔軟な教育体制を持つQueen Margaret Collegeは、グローバルに活躍する未来のリーダーを育成する理想的な学校です。

魅力3. 手厚いサポート体制

Queen Margaret Collegeでは、留学生のサポートにとても力を入れています。
入学時には充実したオリエンテーションプログラムが用意されており、校内施設の案内や学校生活のルール説明はもちろん、2名の「バディ（ペアの現地生徒）」が紹介され、学校生活にスムーズに馴染めるよう丁寧なサポートが行われます。これらのバディは同じクラスに在籍しており、日常の案内役となるだけでなく、友人グループにも自然と招き入れてくれるなど、安心して交流の輪を広げていける体制が整っています。
さらに、ウェルビーイングコーチや学校の看護師との個別面談も定期的に行われており、心身の健康や生活面での不安にもきめ細かく対応しています。月曜日には「チュータークラス」で担当教員との対話型のウェルビーイング活動を行い、自己理解や心のケアに取り組む時間が設けられています。金曜日には、同じチュータークラスの仲間たちとスポーツを通じた交流活動も行われ、自然な形で人間関係を築く機会が提供されています。
実際に2025年に弊社スタッフが訪問した日も、留学生向けのモーニングティー（イギリス式の休憩時間）が開催され、留学生同士の交流や意欲的な生徒の表彰などを行なっていました。
こうした多方面からのサポートにより、Queen Margaret Collegeでは留学生が安心して学び、充実した学校生活を送るための環境がしっかりと整えられています。

魅力4. 留学生でもキャンパス内の寮に滞在可能

Queen Margaret Collegeはキャンパス内に学生寮「Queen Margaret House」があり、生徒が安心して生活できる環境が整えられています。寮は24時間体制でスタッフが常駐しており、夜間のセキュリティも万全です。学校と連携した生活サポートが受けられるため、学習面でも生活面でも安心して過ごすことができます。寮の中を見学して驚いたのは、日本式のバスタブがあることです。特に日本人の生徒は定期的にお風呂に浸かり、日々の勉強やスポーツでの疲れを癒しているとのことでした。
食事は1日3食栄養バランスを考慮して提供され、共有スペースでは自習や寮生同士の交流も活発です。ニュージーランドでは午前中とお昼休みの間に、モーニングティータイムという軽食の時間があります。Queen Margaret Collegeの寮滞在費にはそのモーニングティータイム用の軽食費用が含まれており、寮生は毎日学校のカフェテリアでスナックなどの軽食をもらうことができます。
同じ年代の友人と日常的に一緒に過ごすことで、かけがえのない交友関係を作ることができるでしょう。

Queen Margaret College 学生寮-2025年2月視察

魅力5. 豊富なカリキュラム

Queen Margaret Collegeの選択科目例（IB Diploma-Year12&13）
芸術	ビジュアルアート、演劇、音楽、映画
国語	英語
体育	Creativity（創造/ダンスや演劇など）、Activity（活動/スポーツやアウトドア）、Service（奉仕/地域ボランティアや環境保護など）
外国語	フランス語、日本語、スペイン語、中国語
数学	数学
理科	生物、化学、物理、環境化学
社会科学	環境化学、心理学、歴史、ビジネスマネジメント
技術	裁縫

Queen Margaret Collegeの選択科目例（NCEA）
芸術	ビジュアルアート、演劇、音楽、写真、印刷
国語	英語、ESOL、メディア学
保険体育	保険
外国語	フランス語、日本語、スペイン語、マオリ語、中国語
数学	数学、統計学
理科	科学、生物、化学、物理
社会科学	経済学、歴史、地理、ビジネス
技術	デジタルテクノロジー、材料工学

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2025年ワールドアベニューの留学カウンセラーが学校視察！

2025年2月、Queen Margaret Collegeを視察しました。105周年と歴史のある学校ですが、伝統とモダンが心地よく調和した空間は、まさに「品がありながらもおしゃれ」。学生寮とクラスルームがある建物の間は、遊具もあり小学生から高校生までの生徒が体を動かしたり、リラックスできる空間が広がっていました。

Queen Margaret College -留学コンサルタントが学校を視察-2025年2月

学校のロケーション

Queen Margaret Collegeは、ニュージーランドの首都ウェリントンの中心部にほど近い、落ち着いた住宅街にキャンパスを構えています。周辺は閑静で治安も良く、初めての留学でも安心して生活できる環境です。徒歩やバスで市内中心部へもアクセスしやすく、カフェ、美術館、図書館、公園なども近くにあり、便利さと静けさのバランスが取れた立地が魅力です。

▼ロケーション

パンフレット（ダウンロード可能）

まとめ

Queen Margaret Collegeはいかがでしたでしょうか。
ウェリントンの私立女子校でトップレベルの成績を誇る学校ですが、学業面だけでなく生徒のウェルビーイングに非常に力を入れている学校です。伝統を大事にしながらも、進化し続けるビジョンは、海外留学を経て世界に羽ばたく人材に育って欲しいと願う親御様にとっても安心な環境ではないでしょうか。より詳細なサポートや学習、入学について気になる方はぜひ個別カウンセリングにてお問い合わせください。

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