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オーストラリア留学で学校に行く必要はある?

オーストラリアの大学や専門課程への留学、中学・高校留学への留学、語学留学であれば、学校に行くことは絶対に必要というのは分かりやすいと思います。こういった留学は学生ビザを利用するため、学校の入学許可書(学校に通うことの証明)がなければオーストラリアへ渡航できないため、学校に行くのは必須となります。
それでは、観光ビザやワーキングホリデーではどうでしょうか?この2つのビザでは、学校に通うことは必須ではありません。観光ビザでホームステイだけ経験することや、旅行だけして日本へ帰国しても大丈夫です。ワーキングホリデービザでは、働くことが認められていますので留学中に学校に行かず働きながら海外生活を楽しむことも可能です。しかし、観光ビザやワーキングホリデーであっても学校に通うメリットがあります。特に初めての海外留学やオーストラリアの滞在では、語学学校に通うことが留学の成功と失敗を分ける大きな要素となりえます。その理由を詳しく見ていきましょう。

オーストラリアの学校に通うべき5つの理由

1 オーストラリアに滞在しても英語力は自然には伸びない ▼ 
2 語学学校は友達作りに最適な場所 ▼ 
3 英語力が無いと働く場所が限定される ▼ 
4 語学学校に通わないと時間を持て余してしまう ▼ 
5 日本に帰国した時に困ってしまう ▼ 

オーストラリアに滞在しても英語力は自然には伸びない


オーストラリアへ滞在していれば、英語環境だから自然と英語力も伸びてくるはず!と思っていませんか?残念ながら皆さんが想像しているほど、英語圏で生活しているだけでは英語力は伸びません。大きな理由の一つは、英語環境は英語をアウトプットする場所(英語を使う)であり、インプットする(英語を学ぶ)には不十分だからです。自分が元々知っていたり、日本で勉強していた英語を使う練習はとても良くできます。ただ、新しく英語を学ぶためには、ネイティブスピーカーでかつ英語を教える資格を持った先生から英語の授業を受けたり、英語を自習しなければなりません。また英語力初級者であればあるほど、英語の自身の無さから滞在期間中にオーストラリア人と話すことが怖くなり、実際には英語を使うことをできるだけ避けてしまう人もいます。せっかく、オーストラリアに留学したのに、英語を伸ばせなくては帰国したときに恥ずかしい思いをしてしまったり、失敗だったと感じてしまう要素になってしまいます。

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語学学校は友達作りに最適な場所


初めてのオーストラリアなら友達も知り合いも少ない状態から留学生活がスタートすることでしょう。一人で海外生活を過ごすのはともて寂しく、ホームシックの一因にもなってしまいます。語学力の差が大きい留学初期の段階では、オーストラリア人といきなり出会って友達にまでなることは難しいと考えた方が一般的です。一方、語学学校に通うことは、世界中の非英語圏から英語を学びにオーストラリアへ留学をしている留学生と知り合うことができます。語学学校は英語力に応じてクラス分けされているため、クラスメイトと授業を一緒に受けながら少し時間をかけて相性の良い友達を作れるのは大きなメリットです。近年注目されているミートアップもあり、多くの留学生も参加しています。しかし、赤の他人と短時間で知り合うミートアップではトラブルも多く発生しており、英語力が足りない内は慎重に参加を検討する必要があるでしょう。語学学校でしっかり友達作りをしていれば、語学学校を卒業した後も帰国まで連絡を取り合える国籍豊かな友達ができる他、オーストラリア人と友達づくりをする良い練習にもなります。友達の輪が広がるにつれて、一緒にアクティビティに参加したりバーベーキューをしたりと、オーストラリア留学の満足度も高くなります。

英語力が無いと働く場所が限定される

想像してみてください。日本で海外から来た方が日本語がほとんど話せない状態で、オフィスワークや会話が求められるレストランなどで就労するのが簡単でしょうか?同じように英語力が中級以下の状態になってしまうと、せっかくのワーキングホリデービザであっても働く場所は日本人が集まるジャパレスと呼ばれる日本食レストランに限定されてしまいます。せっかくのワーキングホリデーなので、英語を使うローカルのレストランや、おしゃれなカフェ、ホテルのレセプション、ツアー会社などで働き、英語環境で働く経験としたいはずです。ワーキングホリデーで渡航される方によくある失敗が、フィリピンなどで短期間しか勉強していない、またはオーストラリアの語学学校に1ヶ月ほどしか通わないでワーキングホリデーをしてしまうことです。英語力の伸びが十分ではなく、結局、英語をほとんど使わない(英語力を求められない)アルバイトで働き、オーストラリアに住んでいるというだけの状態になりがちです。そうなってしまうと、日本へ帰国後の就職活動にもネガティブな影響を与えかねません。

語学学校に通わないと時間を持て余してしまう


2から3週間の短い短期留学であれば、ホームステイに滞在しながら旅行や街並みを探索していれば留学中に時間が余ってしまうことはありませんが、1ヶ月を超える短期留学や1年もの滞在が見込まれるワーキングホリデーとなると、観光ばかりしているだけでは飽きてしまいます。海外にせっかくいてもやることが全然無く、外に出ると交通費や食費がかかるため家に閉じこもりがちになってしまう人もいるほど。インターネットで動画ばかり見て過ごしている状態になってしまったらオーストラリアで生活している意味がありません。語学学校は午前中クラスを選択すれば朝からお昼2時半くらいまで授業があります。またワーキングホリデーの方に人気のイブニングクラスだと16時半ごろからスタートし21時ごろに授業が終わるスタイルでいずれにせよ週の大半は学校に通うという予定が確保されます。学校にいけば、英語の勉強もできるし、友達にも会え、情報交換もできるため寂しくありません。

日本に帰国した時に困ってしまう


留学した後、日本へ帰国した時のことも留学ではしっかり考えないと「失敗した、行かなきゃ良かった」ということになりかねません。日本で就職するにあたって、面接がない会社はほとんどなく、留学から戻った際には留学で何をしていたか必ず質問されます。語学学校に通っていれば、英語力の伸び(クラスがどれくらい進級できたか)や、クラスメイトと交流したエピソードなど「学び」もちゃんと留学でやったアピールが可能になります。もちろんTOEICスコアやケンブリッジ英検などの英語力判定試験結果があれば尚良い印象を与えることができるでしょう。日本ではできない経験がオーストラリア留学やワーキングホリデーで可能になりますが、だからといって「学んだ」という経験が履歴書から抜け落ちてしまうと、面接で挽回する難易度が上がってしまいます。

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