Co-op(コープ) 留学とは
カナダで有給インターンに挑戦

1.有給で働けるから留学費用を抑えられる

大学生にとっても、社会人にとっても魅力と言えるのはやはり「費用面」ではないでしょうか。留学費用を抑えるための方法は2つ、1つ目は出費を抑える、2つ目は渡航先で収入を得るのいずれかです。

コープの場合は2に該当します。「コープとは」でも紹介しているように英語研修を終え、カレッジに進学した以降、アルバイトが可能です。さらに、カレッジのカリキュラムを終了した後にはフルタイムで有給インターンに参加することができます。

例えばバンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州(以下、BC州)の最低基本時給はCAD15.20、日本円で約1,300-1,400円です。学校に通っている間、週3-4回、飲食店アルバイトした場合の収入の目安は約10万円-11万円/月、インターンを始めてからは約20-24万円/月が予想されます。

アルバイト期間は収入に対し生活費がやや足が出るかもしれません。しかし、インターンを始めてからは生活費を賄うだけの収入を得られるであろうことが想像できます。

カナダは語学研修のみの留学をした場合、残念ながら働くことはできません。ワーホリはフルタイムで働けますが、30歳までの年齢制限があり31歳以上の方は利用できません。これらを踏まえると、コープは費用を抑えつつも、充実度の高い学習、経験を得ることのできるコスパの高い留学制度と言えるでしょう。

参照: BC州政府 ホームページ 最低賃金

2.「語学だけ」の留学と差別化できる

コープ留学の魅力、二つ目は、語学だけの留学との差別化です。こちらも学生、社会人ともに魅力的なポイントと言えるでしょう。

少し厳しい話をすると、英語を使う業界、例えば、商社やメーカー、物流・貿易関係、その他にも航空業界やグローバル展開するホテル、観光業会などでは、「英語はできて当たり前」です。バイリンガルやトリリンガル、純ジャパで留学経験のない方でもTOEIC850以上持っている‥そんな人材がゴロゴロしています。そんななかに、就職、転職を考えているのであれば、「英語だけ」の留学ではもはや歯が立ちません。

当然、皆さんの武器は留学経験だけではないでしょう。
通われている大学で学んだこと、卒業とともに手にする学歴、社会人であればさまざまな実績を有しているという方もいらっしゃるでしょう。しかし、あなたが優秀な人材であればなおさら、英語だけの留学をしようとは考えていないと思います。

コープ留学では、カレッジのカリキュラム修了とともに得られる修了証（CertificateやDiploma）、インターンシップ先から得られる経験と推薦状（リファレンスレター）など、語学以外のさまざまな武器を手にすることができます。これはコープ留学の大きな魅力と言えるでしょう。

3.飛躍的な英語力向上が期待できる

語学は道具です。学ぶだけでなく、実際に使うことでより洗練されていきます。コープ留学、最初の英語研修では、カレッジに進学するという目標を持って勉強することができます。明確な目標を持って勉強することで、学習へのモチベーションを維持することができます。次に、カレッジではディスカッションやプレゼン、エッセイ作成などを介し、学んだ英語を「使う機会」を得ることができます。さらに、英語研修とカレッジで学んだ語学と専門知識を持って、インターンすることで、将来就職や転職を目指す業界で使われる単語やフレーズ、表現力を磨くことができます。

コープ留学の魅力3は、1.2.と並び、学生にとっても、社会人にとっても大きな魅力です。
語学力の向上は留学の目的の一つです。多くの方が、英語力を伸ばすために留学したいと考えます。英語を伸ばしたい理由はさまざまです。「海外旅行できるようになりたい」という方もいれば、「海外就職を目指したい」という方もいらっしゃいます。
なかでも、就職活動や転職活動の際に、アピールポイントとして英語力を伸ばしたいと考えている方にとっては、高い英語力の習得が求められます。そんな方々にとって、コープ留学は理想的な留学プランと言えます。

4.日本でのキャリアは関係なし！転職や海外就職も視野に！？

アメリカでもオーストラリアでも本格的な「インターンシップ」に参加するためには大学在学中、またはそれ以上の学歴が求められることが一般的です。また、すでに社会人の方の場合でも、大学での学習内容、そして社会人になってから就労経験に関連する業種・職種でのインターンに制限されることが多いです。しかし、カナダのコープ留学は高卒で参加が可能です。またカレッジでのカリキュラムが組み込まれており、カナダのカレッジで学習した内容に関連づいていれば、希望する業種・職種が日本のキャリアと関連していなくても、その関連業界のインターン参加することができます。

留学中に日本でのキャリアとは異なる経験を得ることで、帰国後の転職・就職の幅を広げることができるでしょう。さらに、高校の方で卒業後、大学進学＋コープに挑戦される方や社会人の方でディプロマやバチェラーの取得＋コープを検討される方にとっては、コープ留学終了後、就労ビザの取得など現地就職の可能性も生まれます。コープ留学は、留学後の人生の選択肢を広げる留学であると言えるでしょう。

5.年齢制限なし！31歳以上でも参加可能

最後は、主に社会人の方にとっての魅力です。海外で働く経験を積みたいと考えている社会人の方は少なくありません。しかし、31歳以上の方の場合、フルタイムで働く機会を得られるワーキングホリデーにはすでに参加することができません。

また、カナダのワーキングホリデーは定員制限があったり、抽選式であったりとビザ取得の確実性や取得できる時期などに不確定要素が多いという特徴があります。対してコープ留学の場合、ベースは学生ビザ（就労許可付きの学生ビザ）のため、ワーホリビザと比較すると不確定要素を削減することができます。主に社会人の方にとっての魅力と記載しましたが、このような点を踏まえると留学しようと思ったタイミングでその年のワーホリビザの申請期間が終了していた‥、準備期間が短い‥など、このような状況の学生の方にも魅力と言えます。

留意事項
ビザの取得を確約保証することはできません。ビザ申請を含む留学準備には十分な余裕を持って臨まれることをお勧めします。

 
英語力が不足している場合は、カレッジ入学前に英語研修と追加することができます。希望するカレッジのコースによって英語力の条件は異なります。ビジネスやホスピタリティのコースは低め、ITやデジタルマーケティングなどは高く求められる傾向があります。詳しくは留学カウンセラーにご相談ください。

Tamwood Careersのコープ・プログラムはビジネス、ホスピタリティ＆ツーリズム、テクノロジーの三つの分野で開講されています。期間が長くなりがちなテクノロジー系のプログラムも、インターン含め1年間で終えられるプログラムが多くあります。

ロケーション	バンクーバー、トロント、ウィスラー
英語力 *	ILETS5.0 〜 ILETS5.5
費用 *	約8,600ドル 〜 13,000ドル / 12ヶ月間
コース	ホスピタリティ＆ツーリズム フード＆ヴィバレッジ インターナショナルビジネス＆マネジメント ウェブディベロップメント UI/UX デザイン デジタルマーケティング

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ILAC ICはコープ・プログラムにおいてインターンシップ先企業紹介を100％保証していることから、高い人気と注目を集めるカレッジの一つです。カナダ最大規模の語学学校ILAC（アイラック）を併設しているため、英語力に自信のない方でも安心です。

ロケーション	バンクーバー、トロント
英語力 *	ILETS4.0 〜 ILETS5.0
費用 *	約7,800ドル 〜 10,200ドル / 10〜12ヶ月間
コース	ビジネスコミュニケーション セールス＆マーケティング ビジネスアドミニストレーション

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CICCCのコープ・プログラムは、ウェブやモバイルアプリ開発、UI/UXデザイン、デジタルマーケティング、ネットワーク＆システムソリューション など、テック系プログラムを豊富に取り揃えています。インターン先業への就活サポートが手厚い点も魅力です。

ロケーション	バンクーバー
英語力 *	ILETS4.5 〜 ILETS6.5
費用 *	約8,500ドル 〜 9,000ドル / 12ヶ月間
コース	カスタマーリレーションスペシャリスト ホスピタリティマネジメント インターナショナル ビジネス マネジメント デジタルマーケティング UI/UX デザイン ウェブ/アプリディベロップメント

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Greystone Collegeはビジネス、テクノロジー、デジタル マーケティング、ホスピタリティ、教師研修の分野で、実務経験を組み合わせたプログラム（Co-op）を受講することができます。日本人スタッフも在籍しており、インターン先紹介実績も豊富です。

ロケーション	バンクーバー、トロント
英語力 *	ILETS4.0 〜 ILETS5.0
費用 *	約7,600ドル 〜 8,400ドル / 12ヶ月間
コース	ビジネスコミュニケーション インターナショナル ビジネス マネジメント カスタマーサービス デジタルマーケティング データアナリティクス フロントエンド / フルスタック ディベロップメント

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*英語力や費用はコースによって異なります。また費用はキャンペーン適用価格を表示致しております。詳しくはお問い合わせください。

インターンシップできるかどうかは確約保証されているわけではない

例えば、東大を卒業したら一流企業に就職できるのか？と問われたとき、その可能性は高いが100％ではないということ、皆さんもお分かりになると多います。コープ留学でのインターンシップも、英語力、カレッジでの成績、インターン先との面談などさまざまな要素、そして努力が絡み実現します。コープでのインターンは学業の一環と定義づけられているため、カレッジからのサポートは期待できます。ただし、ご自身の能力、そして仕事探しなども含めた努力によって成り立つ要素も十分に持ち合わせていることを理解しましょう。

インターンは有給でない場合もある

バンクーバーでのインターンは有給が絶対です。ただ実はトロントでは有給であることが必須ではありません。都市を選ぶ際、州によってコープの制度に差異があることを理解しておきましょう。
ちなみに、無給インターンだからといって、がっかりする必要はありません。確かに有給であることはコープ留学の一つの大きな魅力です。一方で、有給インターンであるがゆえに、インターンの内容に偏りがでたり業務レベルが下がったりすることがあります。

例えば、もしあなたがレストランのオーナーだったとしたら、目玉焼きしか作れないシェフと目玉焼きはもちろん、パスタもシチューもステーキも作れて、かつ前職で高い評価を受けていたシェフ、同じ給与で雇いますか？また同じ仕事を任せますか？‥答えは両方ともNOだと思います。できることに対してはお金は払ってもできないことに対してはお金は払わない‥となると、前者のシェフは有給で雇ってはもらえても、目玉焼きばかり作る業務になりそうですよね。ただ、この前者のシェフが無給でもいいので経験させてほしい！といった場合はどうでしょうか？給料はない代わりに、勉強の機会(経験を積む機会)をもらえるかもしれません。

あなたが留学において、何を優先するのか？によって都市やプラン、渡航期間、適切な教育期間などは異なります。迷っている方はお気軽にご相談ください。

コープは就労ビザではない！

コープはあくまで「就労許可付きの学生ビザ」であって就労ビザではありません。
なぜこれが留意事項なのか？というと、カナダで永住権取得を希望する方より、Co-opでの経験が有利になるかどうかというご質問をいただくためです。カナダの永住権制度(エクスプレスエントリー)で永住権申請する際、カナダで専門職として就労した経験は大きな得点になると言われています。しかし、記載している通り、Co-opはあくまで学業の一環であり就労としてはカウントされることはありません。
なお、永住権についてはビザコンサルティングサービスを提供する会社にご相談いただくことをお勧めします。

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