このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

自然も都会も両方楽しめるカナダ留学!

どの国でどんな留学をすればいいかと、お悩みではありませんか?
その答えは「目的」によって変わってきます。世界でも安全で住みやすいといわれる移民の国カナダは、その多種多様な文化が混ざり合う特色により、個々のニーズに合わせた留学ができる素晴らしい留学先です。また、英語以外の言語や異文化、大自然に触れることにより自身の成長を促し、より国際的な可能性が広がるという大きなメリットがカナダ留学にはあります。

はじめに▼ 
カナダの大自然と接する▼ 
カナダの都会を味わう▼ 
日帰りOK!ボーダーを越えた都会体験▼ 
まとめ▼ 

はじめに


アメリカに隣接し国土はロシアに続く世界第2位、日本の約27倍の広大な国に人口は日本のわずか4分の1というカナダ。広大な国土に多くの世界遺産を有しているため、その壮大な自然を目の当たりにする機会も多いでしょう。

例えば、比較的温暖な西海岸のバンクーバーは、2010年にオリンピックが開催され利便性の高い自然と都市の融合した都市です。ダウンタウンから少し離れれば大自然があるという恵まれたロケーションです。また、東海岸最大の都市であるトロントは高層ビルが立ち並んだ近代都市で、カナダ企業のヘッドクォーター(本社)が集中しています。しかしアメリカとの国境には世界三大瀑布の一つでもある「ナイアガラの滝」、まさに大自然を体感できる環境があります。このようにカナダは、都会も自然も適度に楽しみながら国際的な視野を持つことができる、大変魅力的で留学するメリットの多い国だといえるでしょう。

カナダの大自然と接する


カナダは文化遺産8つと自然遺産が10、合計18もの世界遺産を有している広大な国です。そのためカナダの中でも地域や訪れる季節によって、得られる自然体験が異なります。また、いろいろな角度から体験できるところもカナダ留学の大きなメリットのひとつです。

<カナダの世界・自然遺産>
1.ランス・オ・メドー国定史跡(文化遺産)
2.ナハニ国立公園(自然遺産)
3.恐竜州立自然公園(自然遺産)
4.クルアーニー/ランゲル-セント・イライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー-アルセク(自然遺産)
5.スカン・グアイ(文化遺産)
6.ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ(文化遺産)
7.ウッド・バッファロー国立公園(自然遺産)
8.カナディアン・ロッキー山脈自然公園群(自然遺産)
9.ケベック旧市街の歴史地区(文化遺産)
10.グロス・モーン国立公園(自然遺産)
11.ルーネンバーグ旧市街(文化遺産)
12.ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園(自然遺産)
13.ミグアシャ国立公園(自然遺産)
14.リドー運河(文化遺産)
15.ジョギンズ化石断崖(自然遺産)
16.グラン・プレの景観(文化遺産)
17.レッドベイのバスク人捕鯨基地(文化遺産)
18.ミステイクン・ポイント(自然遺産)

世界遺産で体験する


カナダの国旗でおなじみの赤い葉はカエデですね。カエデの中でもサトウカエデから採れたメープルシロップはたいへん有名ですが、実はカナダ全土に生育しているわけではなく主に南東部に集中しています。カナダ東部からケベックシティへと約800㎞続くカエデの紅葉は絶景です。

また夜空を彩る特定の大気発光現象であるオーロラはカナダが「オーロラベルト」と呼ばれるオーロラが頻繁に出現するエリアの真下に位置することから、イエローナイフを代表とする地域で出会うことのできる地球上でも大変貴重な現象のひとつなのです。

有名なカナディアン・ロッキー山脈では、長い年月をかけ氷河がもたらした川や滝、ロッキーの宝石とも呼ばれる多くの美しい湖を見ることができます。冬には山々が極上のパウダースノーで覆われます。また街でもリスやアライグマと言った小動物を見かけることもありますが、エルクやムースといった野生動物の大群に遭遇する機会もあるかもしれません。想像もできないような壮大な自然が、カナダには共存しているのです。

カナダ留学中、日本ではなかなか体感することのできないカナダの大自然を体感すべくカナダ各地に、留学先で出会った世界各国の友人たちと、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。普段の生活のなかではなかなか飛び交うことのない新しい会話やそのなかから新たな単語や表現を学ぶ機会になるかもしれません。

アウトドアで体験する


39もの国立公園を有すカナダでは、大自然の中で比較的温暖な時期はキャンプや釣り、カヤックなどのアウトドアなどをはじめ、寒くなるとカナダの国技であるホッケーやスケート、スキーなどの体験ができます。あちらこちらで川や湖が凍っていくので、マイシューズを持って近所にスケートをしに行くという光景も多くみられます。冬には極上のパウダースノーでスキー、スノーボードなども身近で体験する機会もあるでしょう。
ウインタースポーツに興味のある方は、カナダ留学の機会にぜひ本場でのウインタースポーツに挑戦してみましょう。スポーツは国境を超える、言葉を超えるとよく言いますが、スポーツを通じて人間関係の広がりや、学んだ英語をアウトプットする機会など貴重な経験を得ることができるでしょう。

旅で体験する

横に長く国内移動距離の大きいカナダですが、鉄道が国内を横断しています。学校などの長期休暇を利用して大自然を満喫する自分なりの旅を企画するのも面白いでしょう。ただし、鉄道でカナダを横断するには最低でも5日かかると言われていますので、無理のない計画を立てましょう。通常、バス1台につき自転車2台までですが、カナダでは公共交通に自転車をのせてもらうことができます。ですので、自転車と一緒にいつもより少しだけ遠くを旅してみる、というのもいいですね。ドライバーさんや近くに座った方たちとの交流を楽しむなど、短期間の旅行ではなく、留学というある程度の滞在期間があるからこそ得られる日本ではできない貴重な体験となるでしょう。

食文化から体験する


手つかずの自然を残すニューファンドランド島、名物のロブスターをはじめとする『赤毛のアン』で有名なプリンスエドワード島などは魚介類の宝庫でもあります。またメープルシロップを使った料理をはじめ、サーモンやベリーなどもカナダの特産物として有名です。また各地で定期的に開かれる地域のファーマーズマーケットなどでも、日本では見たことのない野菜や果物なども入手することができるでしょう。アウトドアは苦手という方でも食文化という観点からカナダの多様な自然を体験することもできるのがカナダ留学のメリットではないでしょうか。

各学校ではこうした体験をアクティビティとして取り入れているところも多くありますし、気に入った体験があればぜひ申し込んでみましょう。また、地域のコミュニティーが運営するさまざまな行事のボランティアなどに参加するのもいいでしょう。カナダ人は多種多様な背景を持つ移民を受け入れてきた歴史からもあり、比較的優しく穏やかな人が多いことで知られています。年齢や性別を問わず、余暇にはサイクリングやウォーキングをはじめ、さまざまなスポーツを楽しんだり自然の中で過ごしたりすることが好きです。そのため受け入れてくれたホストファミリーや仲良くなった世界各国の友人などから、自然体験のお誘いが来ることもあるでしょう。またスポーツに限らず、自宅の庭や公園でバーベキューを楽しむ、ということが日常的にあります。
このように、カナダの大自然のなか、学校で知識や語学をインプットするだけではなく、頑張って勉強してきた英語をアウトプットできる実践的な機会や、ネイティブの友達を作る絶好のチャンスが溢れる点はカナダ留学の大きなメリットといえるでしょう。

カナダの都会を味わう

トロント


「リトルニューヨーク」とも言われ東海岸最大の都市であるトロントは、シンボルであるCNタワーや国技ホッケーの聖地であるエアカナダセンターなどがあります。さらにはアメリカ国外唯一のチームであるメジャーリーグMLBのトロント・ブルージェイズや、プロバスケットボールNBAのトロント・ラプターズなどが本拠地として活動しています。大都市ならではの熱狂の中、本場さながらの観戦体験ができるのもカナダ留学のメリットでしょう。そのほか、アートの分野でもブロードウェイやヨーロッパのミュージカルなどを観ることができるシアターなどもあります。入門者向けのリーズナブルなチケットで入れることもありますので、留学する前、あらかじめ事前調査をしておき、少し英語に慣れた頃に挑戦してみるのもいいでしょう。

トロント留学について詳しくはこちらから

バンクーバー


自然と都市の融合した比較的温暖な西海岸の都市バンクーバーは、『世界で最も住みやすい都市ランキング2017』で第3位に選ばれた都市です。オリンピック開催時の整備もあり、スカイトレインがバンクーバー国際空港から郊外の都市を網羅しさらに利便性の高い都市になっています。スカイトレインやバス、それからシーバス(フェリー)を乗り継ぐときには、日本でいうSuicaやPasmoなどと似たCompasscard(コンパスカード)を使うと大変便利です。バンクーバー・ダウンタウンのそばには広大な自然公園スタンレー・パークがあります。グラウスマウンテンや、キャピラノの吊り橋など少し郊外に行けば大自然があるという、とても素晴らしいロケーションですのでぜひ足をのばしてみましょう。

バンクーバー留学について詳しくはこちらから

また、カナダは映画産業やそれらに付随した人材育成にも国をあげて取り組んでおり、「ノースハリウッド」と呼ばれるほどの映画産業が盛んな都市でもあります*。アメリカを舞台にした映画の撮影等が行われることしばしばあります。有名なハリウッド映画の中に、行ってみたいカナダの留学先の都市を見つけるなんてことも楽しみのひとつではないでしょうか。
カナダ留学期間中、エキストラなどで人気映画の製作に関わることのできる、レア体験にめぐり合うチャンスもあるかもしれません。

*カナダ政府は、国をあげてカナダの映画産業に取り組んでいます。
政府機関 「カナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada)

日帰りOK!ボーダーを越えた都会体験


カナダはアメリカと地続きで隣接しているために、トロントからはニューヨークへ、バンクーバーからはシアトルなどへ、バスや飛行機を利用して日帰りで小旅行することもできます。都会であるトロントとニューヨークを比較体験してみるのも面白いでしょう。

カナダ留学中、アメリカを訪れてみて感じるのは、カナダ英語の聞き取りやすさだと思います。
国としても比較的新しく、且つ移民の多いカナダでは、アメリカ英語に比べスピードがゆっくりなことが多く、カナダ英語の方が「ゆっくりして聞き取りやすい」と感じる日本人が多いと思います。カナダで基本的な英語をしっかりと勉強した後に、アメリカを訪れると、スピードの早いアメリカ英語の聞き取りがしやすくなっていることに気が付くはずです。
また、カナダで生活をはじめると、英語の「スペルの違い」に気が付くと思います。たとえば色という単語のスペルは「(米)color→(加)colour」、劇場は「(米)theater→(加)theatre」というようにカナダはイギリス英語のスペルを採用しています。もちろん使用する単語も混ざっていたりするため、その違いを理解する必要はありますが、英米の両方の特徴を持つカナダ英語はどちらの国にも通じる英語というところもカナダ留学の大きなメリットなのです。

ちなみに、北米のように横に長い国の場合、日本ではなじみのない国内での「時差」が存在します。そのためカナダからアメリカといった、縦方向の国外移動の方がむしろ時間を気にすることがなく気軽で行きやすいと思われるかもしれません。将来的にアメリカでの何かしらのチャレンジを目標としている方や、アメリカの文化も体験してみたいという方にも、カナダ留学はメリットの多いおすすめの国です。

ただし、ご注意いただきたいのは、ビザの問題です。カナダからアメリカへ気軽に行けるとはいえ、日本人としてカナダ留学期間中にカナダ国外に行くこととなるため、アメリカ入国に伴い「ESTA**」と呼ばれるビザの事前申請が必要です。留学途中で大きなトラブルにならないようあらかじめしっかり準備をして旅の計画をしましょう。

**
アメリカへの渡航については「アメリカ留学情報」をご覧ください

まとめ

都会も自然も両方楽しめるカナダ、いかがでしたでしょうか?
普段はしっかりと勉強し余暇にはさまざまな体験に挑戦することで、「カナダ留学」の価値はより高まるはずです。また、同じ興味を持つ者同士はたとえ言葉が流暢ではなくてもお互いを尊重し分かり合えることが多くありますね。そうした環境で知り合った友人はとても大切ですし、人生の友となることもあるでしょう。カナダ留学のメリットである都会も自然もほどよく受け入れて貴重な留学時間を有意義に過ごしていただければと思います。

← カナダ留学情報に戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン