中学2年生修了間際より約7ヶ月間、オーストラリアのブリスベンにある語学学校にて現地高校進学準備コースを受講したHarutoさんから体験談をいただきました。英語力初級で、留学当初はとても緊張したし怖かった.. というHarutoさんですが、今では「海外留学は最高だった!」と笑顔で語っていただけるほど充実した時間を過ごされました。今回の留学を経て、英語力に自信をつけたHarutoさんは近い将来オーストラリアの高校に進学することに興味を持ったとのことです。体験談の中では、中学生のうちに海外留学に挑戦しようと考えた理由や実際の学校での勉強、海外でできた友人との思い出を具体的にお話しいただきました。
Harutoさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:ブリスベン
留学プログラム:語学留学
語学学校:Shafston International College (29週間)
渡航期間:2024年3月 – 2024年10月
Harutoさんの留学スケジュール
語学留学を考えたきっかけ
ホームステイでの過ごし方
最高だった語学学校での留学生活
語学留学経験を経て興味を持った現地高校への進学
留学を考えている方へのメッセージ
さいごに
Harutoさんの留学スケジュール
語学留学を考えたきっかけ
昔から興味があったというよりは、中学生になってから海外に興味を持つようになりました。僕の父親も海外に友人がいるため、日本人じゃない人と英語で普通に会話ができるのはかっこいいなと思いました。日本人の友達だけではなく、海外の友達も作りたいし、海外に行ってその国の文化にも触れてみたいと思うようになりました。
海外の中学・高校への留学ではなく語学留学で進学準備コースを選んだ理由
今回、ブリスベンにある語学学校Shafston International College (以下、シャフストン)で進学準備コースに30週程度通いました。一般英語コースではなく進学準備コースを選んだ理由としては、一般英語コースの場合16歳以上などの年齢制限があるため、自分の年齢で通えるコースとして進学準備コースを選びました。最初から海外の中学・高校への留学を選ばなかった理由としては、まずは海外に行って、英語力を伸ばして様子を見てから現地校への留学を考えたかったからです。様子をみるには30週間は長く感じますが、前から英語をしっかり勉強して話せるようになりたいと思っていました。ネットで調べたときに1年くらい留学したら話せるようになると言われていましたが、日本の学校の都合で1年未満の留学にしないといけなかったため、7ヶ月という期間で留学することにしました。
<高校進学準備コース(High School Preparation/HSP)とは>
オーストラリアの中学・高校への進学を目指すための英語コースです。シャフストンのHSPは基本的な英語技能の学習に加えて、STEM(科学・技術・工学・数学)のための英語や集中リーディング・プログラム、インディペンデント・スキル・ワークショップなど実践的な授業で英語力を集中的に伸ばせるようにデザインされています。グループワーク、アクティビティなど、さまざまなクラスでの活動が用意されているのも魅力です。
渡航先としてオーストラリアを選んだ理由
留学についてインターネットで調べていた時、治安の良さなどからオーストラリアが1番人気という情報を見ました。実際に渡航してみて、最初は怖さも寂しさもありましたが、幸いとてもいいホームステイ先にも巡り会え、仲のいい友人もできました。僕の場合、結構恥ずかしがり屋な性格で自分から話すのも得意ではないのですが、オーストラリアの人やそこで出会った人はみんな笑顔で話してくれたり、喋りかけてくれるので、オーストラリアは僕にあっていたと思います。
ホームステイでの過ごし方
多種多様な家庭があると実感したホームステイ生活
実は1件目のホームステイ先との相性が合わず、変更してもらいました。対応が悪かったとかではなく、時間にルーズなところなど、言葉と行動が一致しない部分があり難しかったです。ホームステイ先を変更し、2件目のホームステイ先は一言でいうととてもいいところでした!オーストラリア人のホストファザーと中国出身のホストマザーで、ご飯も中華料理が多く困ることはなかったです。渡航して早めのタイミングで2件目のホスト先に変更したので、英語力もあまり伸びていない頃だったので、一緒に発音の練習をしてもらったり、本を読んで練習に付き合ってもらったりしました。いつも気にかけてくれたため、過ごしやすい環境で生活できました。
ホストファミリーとのお出かけは今でも大切な思い出の一つ
最初は英語力の関係であまり話せていなかったけど、徐々に慣れていき話せる様になった頃、ホストファミリーにビーチに連れて行ってもらいました。カフェに行ったり、一緒に写真を撮ったり、オーストラリアらしい楽しい時間を過ごしました。自分以外にも主に中国からの留学生が4人くらいホームステイ先に滞在していました。
ホストファミリーは少し年齢が高いこともあって、あまり遠出などはしなかったのですが、日本の家族が2回ほどオーストラリアに遊びに来た時に、外出を許可してくれたのでゴールドコーストやブリスベンで有名なところに出かけたり、他にも友人と遊びに行くことを許可してくれたので楽しい思い出を作ることができました。
最高だった語学学校での留学生活
ひとことでいうと、楽しかった!
シャフストンでの学校生活は、ひとことで言うと楽しかったです!
英語が話せない中で一人で留学することはとても勇気がいることで、友達ができるか不安だったし、緊張していました。しかし、初日に教室に入った時に”Hello!”というとみんな笑顔で返してくれたり、「隣に座って」と案内してくれたり、いろんな話をするようになりました。日本の夏休みの期間は、短期留学で2週間くらい日本人の学生が来ましたが、長期で留学に来ている日本人は僕一人だったため、国際色豊かな環境で生活できました。
どんな生徒も笑顔にしてくれる先生たち
先生もフレンドリーな人で、僕がクラスに馴染めるように初日は授業でゲームをしてくれ、グループでの会話ができるように工夫してくれました。留学最後の方のクラスの先生は、運動もさせてくれたり、ゲームもさせてくれたりしました。日本の学校での勉強はどちらかというと真面目な雰囲気ですが、オーストラリアの学校は会話を重視しているので、発言した時に合っていればとても褒めてくれるし、間違っていても優しく指摘してくれるので、どんな人でもシャフストンに通えば笑顔になれると思います。
会話重視の勉強スタイルは日本と違うため、最初は大変ですが、わからないことは聞けば優しく教えてくれますし、英語力初級の子にはゆっくり話してくれました。僕はできるだけ早く英語を話せるようになりたかったので、先生が動画などで勉強してみるといいよとアドバイスをしてくれました。先生たちにはとても感謝しています。
Harutoさんが通われた語学学校 Shafston International Collegeに関して詳しくはこちらから →
放課後は学校の庭でサッカーしてました!
5月頃は放課後にずっと友人と遊んでいました。シャフストンのブリスベンキャンパスにはとても広い庭があり、自由につかってよかったのでサッカーしたりして遊んでいました。他にも、毎週水曜日と金曜日には学校主催のアクティビティがありました。水曜日はみんなでバレーボールをして、金曜日はみんなで公園に行くのですが、僕はスポーツが好きなのでとても楽しかったです。一番最初の初級のクラスは6人程度と少人数ということもあり、授業の中で仲良くなることはできるのですが、上のクラスに上がると人数が多くなり、授業内での交流だけで仲良くなるというよりは、バレーボールとか一緒に遊ぶことで仲良くなれた友人が何人かいました。その友人とは今でも連絡をとっています。
週末は学校の友人とブリスベンシティへお出かけしてました。
最初の頃は電車の乗り方がわからず、なかなかシティへ遊びに行くことがなかったのですが、学校でできた友人がバスでも行けることを教えてくれ、週末は一緒に遊びに行くことが多かったです。一緒に韓国料理を食べたり、いい思い出ばかりです。
忘れられない学校最終日
僕の学校生活の最終日はたまたまスピーキングテストとライティングテストがあり、テスト終了後に教室でみんなでお菓子を食べたりパーティーをしました。その後、その日は公園に行く日だったので、一緒に写真を撮ったりいつも通りみんなでスポーツをしたりして楽しく過ごしました。僕がいつも一緒に過ごしていた4人組がいるのですが、いつもならずっと笑顔で遊んでいるのですが、みんな少し寂しそうにしてくれ、泣いてくれる友人もいました。ベトナム人や韓国人と日本人の僕で一緒にいたのですが、高校卒業したらベトナムや韓国に会いにいきたいと思っています。
語学留学経験を経て興味を持った現地高校への進学
現地の高校へ進学したら、今度は自分から話しかけてみたい
僕の通っていたシャフストンは語学学校だったのですが、現地校への進学準備コースだったので、英語力を伸ばしてから実際に現地の中学・高校へ進学した友人もいました。現地校へ進学した友人に話を聞くと、語学学校とは違って英語が当たり前に話せるネイティブが通う学校のため、最初は緊張したと言っていました。実際にその様な話を聞いたり、文化を学んで、僕自身も語学留学を経て留学前よりは英語が話せる様になったので、また知らない場所で新しい友人を作って、学校生活を送ることに興味を持つ様になりました。
この7ヶ月の語学学校は、日本の友人に会えない寂しさもあったけど、実際には楽しくてあっという間に感じたほどだったので、次に留学するとしたらあまり緊張せずに行ける様な気がします。もし現地の高校へ進学したら、今度は自分から話しかけてみたいと思えるようになりました。
帰国前1ヶ月前にようやく感じた英語力の伸び
10月に留学が終わったのですが、実は9月までは英語力が伸びた実感はあまりありませんでした。9月になってクラスが上がる前、どうやったらレベルを上げられるのか悩んでいた時期がありました。その時に自分なりに自習方法を変えてみたり、先生に積極的に質問する様になったら、いろんな表現を上手く使えるようになったり、ボキャブラリーも増えたのでそこでようやく実感できる様になりました。前まではわからない単語に遭遇した時は、書いて覚えるという繰り返しだったのですが、それだけでは使えている感がなかったので、動画をみてリスニングを毎日続けたり、単語をたくさん調べて発音の練習をしていくようにしたら、先生の早い英語も聞けるようになりました。ホームステイ先のホストファザーがオーストラリア人なので、ファザーとたくさん話をしたり、たまたまスポーツ観戦の趣味が一緒だったので、一緒にスポーツをみたり話したことは良かったと思います。
今後の目標
もともと僕は得意なものがなく、人より何かできると自信を持てるものがなかったのですが、完璧ではないけど英語が話せるようになって自信がつきました。実際に日本に帰国し、外国人観光客とかがよく訪れる場所で英語のアナウンスが流れた際、日本人の友人が聞き取れなかったアナウンスを聞き取れた時に嬉しくなりました。もちろん自分よりも英語がペラペラな日本人はもっといるので、今後はさらに上を目指していきたいと思います。
目先の目標としては、オーストラリアの高校への進学に興味を持っています。今回の語学留学で出会った他の国からの留学生が、自分よりも先に語学学校を卒業して現地の高校へ進学する姿も見ていたため、自分もある程度ついていけるのではないかと自信を持てるようになりました。将来はある程度お金を稼げるようになったら、両親と一緒に海外に行ったり、友人と海外旅行に行ってみたいです。仕事はまだイメージがつかないですが、海外に行けるような仕事につけたらいいなと思います。
留学を考えている方へのメッセージ
留学は緊張や不安、寂しさや怖い気持ちはあると思いますが、とりあえず行ってみないとわからないことも多いので、まずは挑戦してみたらいいと思います。良くても悪くても、実際に海外に行ったことで自分の自信や勇気につながり、いい経験になると思います。そういう意味でも留学は最高だなと思います!
さいごに
最後まで体験談を読んでいただきありがとうございました。Harutoさんの体験談はいかがでしたでしょうか。
中学生・高校生での留学は、英語力初級でも実際に海外生活を送れるものか、友人はできるのかなど、不安なことが多いのではないでしょうか。それでも今回のHarutoさんのように、実際に海外に一歩足を踏み出すことで、もう一度会いたいと思える友人ができたり、次の目標ができたりと大きな変化を感じることができるはずです。
体験談のインタビュー後、Harutoさんがご自分で作成した写真付きのレポートをご共有いただきました。初日のフライトの様子や英語クラスの様子、ホストファミリーや友人との思い出を表紙付きのスライドでなんと23ページ作成されたとのこと。海外生活をとても充実して過ごされたことが伝わってきますね。高校卒業までの貴重な学生期間、海外に留学してみたい!と興味をお持ちの方は、ぜひHarutoさんの体験談を参考にしてください。
※個人情報保護のため、一部写真を加工しております
Harutoさんの留学レポート
さて、ワールドアベニューではHarutoさんが参加されたオーストラリアの語学学校での留学や夏休みや春休みを利用した中高生向けの短期留学、オーストラリアやニュージーランドの現地中学・高校へのターム・1年、高校卒業を目指す卒業留学など様々なタイプのプログラムを取り扱っています。ご興味をお持ちの方は、無料カウンセリングにてご相談ください。
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