高校留学のメリット&デメリット
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高校留学とは?スタイルと選択肢
高校留学のメリット
高校留学のデメリット
留学スタイル別のメリットとリスク比較
モデルケースで見る比較
高校留学を成功させるには?注意点と対策
よくある質問(FAQ)
まとめ・次のステップ
高校留学とは?スタイルと選択肢
高校留学とは、日本の高校生が海外の学校で一定期間学ぶプログラムのことです。
英語力の向上や異文化理解、将来の進学・キャリアに向けた準備など、高校留学には多くのメリットがある一方で、費用面や生活環境の変化など、リスクやデメリットも存在します。
ここでは、高校留学の基本的なスタイルと、それぞれの選択肢について詳しく見ていきましょう。
卒業留学/交換留学/短期・中期留学の違い
高校留学には目的や期間によっていくつかのタイプがあり、自分に合った選択をすることが大切です。
◾️卒業留学(長期留学)
卒業留学は、現地の高校に1〜3年間在籍し、現地の卒業資格を取得するタイプです。
本格的に海外大学進学を目指す生徒に人気があり、英語力・学力ともに大きく伸ばせます。
費用は高め(年間400万円〜1,200万円程度)ですが、海外での学歴と語学力という大きなメリットを得られるのが特徴です。
一方で、生活面では文化の違いやホームシックなどのリスクもあり、長期滞在に耐えられる自立心が必要です。
◾️交換留学
交換留学は、1年間ほど日本の高校に籍を残したまま、提携校や団体を通して派遣される形式です。
費用を抑えながら現地の高校生活を体験できるのが大きな魅力で、コストパフォーマンスを重視する人におすすめです。また、留学後は日本の高校に復学できるため、進学への影響も比較的少なく安心です。
ただし、派遣先を自分で選べない場合が多く、学習環境や生活スタイルの違いに戸惑うことがある点はデメリットといえます。
◾️短期・中期留学
数週間〜6か月程度の短期間で行われる留学です。
夏休みや春休みを利用するプログラムが多く、初めての高校留学や海外体験におすすめです。
短期間でも「現地の授業やホームステイを経験する」ことで、英語学習へのモチベーションを高められる利点があります。ただし、短期では語学力の飛躍的な向上は難しく、体験型にとどまる傾向があります。
国・地域による特徴比較(北米、英語圏、アジアなど)
| 地域 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 北米(アメリカ・カナダ) | 探究学習やディスカッション中心の教育 | 幅広い進学ルートと国際的な環境で学べる | 費用が高く、ビザ手続きが複雑 |
| オセアニア圏(オーストラリア・ニュージーランド) | 学年制度が明確で治安も良い | 時差が少なく生活リズムを保ちやすい | 気候や教育時期が日本と異なる |
| ヨーロッパ圏(イギリス) | 伝統ある教育制度と少人数教育が特徴 | 学問の専門性が高く短期間で学位を取得できる | 生活費や物価が高い |
| アジア圏(シンガポール・マレーシア・フィリピンなど) | 英語教育が盛んで費用も比較的安い | コストを抑えつつ英語環境を体験できる | 教育レベルや発音の違いに注意 |
高校留学では、行き先の国や地域によって教育方針や生活環境が大きく異なります。
行き先を選ぶ際は、「語学力の目標」「安全性」「費用バランス」を総合的に判断することが大切です。
詳細は、高校留学の種類のページをご覧ください。
高校留学のメリット(利点)
高校留学には、語学力の向上や進学面での利点にとどまらず、人格的な成長や国際的な視野の拡大など、多くのメリットがあります。
| メリット ー 1.語学力・コミュニケーション力の飛躍的向上▼ |
| メリット ー 2.進路・キャリアへの好影響▼ |
| メリット ー 3.自立性と問題解決力の成長▼ |
| メリット ー 4.多文化理解・価値観の拡張▼ |
| メリット ー 5.国際ネットワーク・友人づくり▼ |
メリット ー 1.語学力・コミュニケーション力の飛躍的向上
高校留学の最も大きなメリットといえば、やはり早いタイミングで高い英語力を習得できるという点ではないでしょうか。
言語習得における最適な年齢には諸説あります。大人になってから英語を学び始めても流暢に話せる人は多く、どのタイミングであっても「遅すぎる」ということはありません。
しかし、脳の性質は年齢とともに変化し、覚え方や理解の仕方が異なるのも事実です。子どもの脳は丸暗記が得意で、理屈よりも体感的に言語を吸収します。一方、大人の脳は理論的理解に優れていますが、その分だけ時間がかかります。つまり、高校生のうちに英語環境に浸ることは、語学習得において非常に有利なのです。
例えば、日本語ネイティブの私たちが「てにをは」を正確に使いこなしているように、日常生活の中で自然に英語を使うことで、文法や単語の理屈を意識せずに言語を身につけられます。
マサチューセッツ工科大学の認知科学研究者ジョシュア・ハーツホーン氏による研究(※1)でも、情報処理能力や記憶力は10代後半でピークを迎えるとされています。まさに高校留学の年齢層が、英語を吸収する「黄金期」なのです。
中学・高校留学では、13〜14歳から海外に飛び出し、英語環境で生活・学習することができます。授業や友人との会話、ホームステイなど、日常のあらゆる場面で英語を使うため、自然と英語脳が育ち、短期間でも飛躍的な語学力・コミュニケーション力を得ることができます。
※1.When Does Cognitive Functioning Peak? The Asynchronous Rise and Fall of Different Cognitive Abilities Across the Life Span by. Association for Psychological Science
メリット ー 2.進路・キャリアへの好影響

高校留学のメリット2つ目は、卒業後の進路やキャリアの幅が大きく広がるという点です。
かつては「高校留学は日本の大学に進学しにくい」と言われた時期もありましたが、現在では状況が大きく変わっています。
多くの帰国生は「帰国子女枠」を利用して有名大学に進学し、国際関係学部や外国語学部などでその経験を活かしています。実際、高校留学で培った英語力と経験を強みに、有名私立・国公立大学に合格する例も多数あります。
さらに、海外の大学へ直接進学するケースも増えています。
たとえば、オーストラリアの高校を卒業後にアメリカの州立大学へ進学した学生や、ニュージーランドの高校から帰国後にオーストラリアの名門大学に進学した学生もいます。
彼らに共通するのは、「せっかく身につけた英語力を最大限に活かしたい」「海外の大学で挑戦を続けたい」という前向きな姿勢です。費用面のリスクを心配する声もありますが、実際には高校留学を経て英語力がすでに身についているため、日本の高校卒業後に改めて英語を学ぶよりも短期間で大学入学・卒業を目指せるという利点もあります。
たとえば、オーストラリアの大学は3年制で、総費用はおおよそ800万〜1,300万円前後です。一方で、日本の私立大学に通いながら交換留学などを行う場合も、トータルで700万〜900万円程度かかることが多く、費用面では大きな差がないケースも増えています。
つまり、高校留学費用のメリットという観点から見ても、時間と費用の両面で効率的な投資といえるのです。
就職活動においても、高校留学の経験は強力なアピールポイントになります。外資系企業や海外勤務のチャンスにも積極的に挑戦できるなど、キャリアの可能性を大きく広げるきっかけになるでしょう。
メリット ー 3.自立性と問題解決力の成長

高校留学は、語学力や学力以上に、自立性や問題解決力を育てる絶好の機会でもあります。
慣れない環境で生活する中では、大小さまざまな課題に直面します。
ホストファミリーとの会話、授業での発言、友人づくり、課題提出など、そのすべてが自分の力で乗り越えなければならない挑戦です。
高校留学では、そうした「小さな挑戦と成功の積み重ね」が大きな自信と成長につながるのです。
たとえば、
・「明日はホストファミリーと英語で天気の話をしてみよう」
・「授業中にわからないことを質問してみよう」
・「TOEICで700点を取れるよう努力しよう」
といった日々の目標をクリアしていく中で、「自分は努力すればできる」という感覚を得られます。このような体験を通じて育つのが、主体的に行動する力・問題を自分で解決する力です。
そして何より、留学中に得た「自信」は将来の大きな支えになります。勉強や仕事、人間関係などで壁にぶつかったとき、「あのときに比べたら大丈夫」と思える強さ、それこそが、高校留学で得られる最大の精神的なメリットです。
メリット ー 4.多文化理解・価値観の拡張

次に高校留学は、多様な文化や価値観に触れられるというメリットもあります。
現地では、宗教や生活習慣、考え方などが自分とは異なる人々と日常的に関わることになります。最初は戸惑うこともありますが、その経験を通じて、「違いを受け入れる柔軟さ」と「自分の意見を持ちながら相手を尊重する姿勢」が自然と身につきます。
授業中に意見をはっきり述べる文化、家族との過ごし方、食事のマナーなど、日本では当たり前と思っていたことが全く違う場合があります。そうした場面で「なぜそうするのか」を理解しようとするうちに、多文化理解力が育ち、自分の考えを言葉で伝える力も強くなります。
その上、異文化の中で生活することは、自分自身を見つめ直す機会にもなります。
「日本の考え方は世界の中でどう位置づけられるのか」「自分はどんな価値観を大切にしたいのか」といった問いに向き合う時間が増えます。こうして得られる視点の広がりは、将来、国際的な仕事や社会貢献の場で大きな財産となるでしょう。
高校留学で身につくのは、単なる語学力だけではなく、多様な価値観を理解し、他者と協力して生きる力といった、これからの時代に必要とされる本当の国際感覚を身につけることができます。
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【高校留学情報】オーストラリアと日本の違いを徹底解説
メリット ー 5.国際ネットワーク・友人づくり

高校留学のもう一つの大きな魅力は、世界中に信頼できる仲間ができることです。
現地のクラスメイトや、他国からの留学生たちと一緒に学び、生活を共にすることで、国や言葉の壁を越えた友情が生まれます。行事の準備やグループワーク、放課後の交流などを通して、互いに助け合い、励まし合う経験はかけがえのないものです。
こうした関係は、帰国後もSNSなどを通じて続き、国際的なネットワークとして一生の財産になります。将来、海外の大学や企業で働く際、留学時代の友人とのつながりが思わぬチャンスにつながることも少なくありません。
また、ホストファミリーや先生との関係も重要です。生活を共にした家族、学びを支えてくれた教師は、帰国後も人生の節目で支えてくれる存在となることがあります。「日本以外にも、自分を応援してくれる人たちがいる」と感じられることは、高校留学ならではの安心感です。
高校留学のデメリット(リスク・注意点)
高校留学には多くの利点がある反面、見過ごせないリスクや注意点もあります。留学を検討する際は、プラス面だけでなくマイナス面にも十分配慮しましょう。
| デメリット ー 1.経済的負担・費用の不確実性▼ |
| デメリット ー 2.留学途中での中断リスク▼ |
| デメリット ー 3.心理的ストレス・孤独感・ホームシック▼ |
| デメリット ー 4.現地適応・安全・健康リスク▼ |
| デメリット ー 5.学業・単位・受験準備との両立リスク▼ |
デメリット ー 1.経済的負担・費用の不確実性

高校留学の最大のデメリットは、やはり「お金」の問題です。
特に為替変動や予期せぬ追加費用が重なると、当初の見込みを超える支出になることもあります。
文部科学省の「調査結果の概要」(2024年12月25日)によると、
高校(全日制)の年間学習費
公立:約60万円前後
私立:約105万円前後となっています。
(この金額には、授業料・教材費・部活動費などが含まれます。)
一方、留学を伴うプランでは、学費だけで年間 100〜150万円、さらに滞在費・保険・航空券などを合わせると、年間200万円を超えるケースも少なくありません。たとえば、ニュージーランドの高校留学の場合、学費が年間約120万円、ホームステイ費や渡航費・保険料を加えると、年間で約250万円が目安です。3年間通えば750万円前後に達する可能性があり、日本の高校との費用差は明らかです。
さらに近年では、物価上昇や為替変動により、現地での生活費が上振れするケースも増えています。また、医療費・通信費・緊急帰国などの「想定外の出費」も発生しやすいため、余裕を持った資金計画と予備費用の確保が欠かせません。
デメリット ー 2.留学途中での中断リスク

高校留学を途中で中断してしまうことは、決して珍しいケースではありません。
しかし、中断には将来に大きな影響を及ぼすリスクがあることを理解しておく必要があります。
もし留学先での生活や学業がうまくいかず、帰国後に日本の高校に戻れない、または卒業が認められない場合、最終学歴が「中卒」扱いとなる可能性があります。もちろん、中卒であることが悪いわけではありません。ただし、厚生労働省の「令和6年 賃金構造基本統計調査」の結果を見ると、依然として学歴が賃金や雇用形態に大きな影響を与えていることがわかります。学歴が低いほど正社員としての採用割合が低く、生涯年収にも大きな差が生じやすい傾向があります。
さらに、美容師・看護師・栄養士などの専門職や、弁護士・医師といった国家資格職を目指す場合も、高校卒業以上の学歴が前提条件になることが多く、途中で学業を断念するとその時点で将来の選択肢を狭めてしまいます。
「やりたいことが見つかったとき、最終学歴が壁になって挑戦できない」そんな後悔を防ぐためにも、途中でやめるリスクは慎重に考えなければなりません。
高校留学は、18歳より前という早い時期に親元を離れ、自らの意思で行動するという意味で、非常に大きな決断です。当然、言葉の壁や文化の違い、生活習慣の変化によって辛さを感じることもあるでしょう。
孤独や挫折を経験することもあります。しかし、そうしたときに支えとなるのは、親御さんや留学エージェントのサポートだけではありません。
最終的に頑張るのは自分自身です。「もう無理だ」「帰りたい」と感じる瞬間があっても、自分で決めた留学である以上、覚悟と責任を持って最後までやり遂げる強さが求められます。
途中での中断を避けるためにも、留学前に「もしもの場合のサポート体制」や「帰国後の学歴保障」について、学校やエージェントとしっかり話し合っておくことが大切です。
そうした準備が、留学を成功に導く大きなカギになります。
デメリット ー 3.心理的ストレス・孤独感・ホームシック

留学生活では、「言葉が通じない」「文化・習慣が異なる」という状況は、思った以上に辛さや孤独感を生みます。実際に、高校留学のサポートをするなかで生徒からこんな相談を受けることがあります。
・友だちがなかなかできない
・英語が伸びている実感がない
・突然、クラスメイトの態度が変わったが理由が分からない
・ホストファミリーとの関係に違和感を感じる
・「言わなければ伝わらない」と言われて戸惑う
・授業でペアを組むとき、誰も自分と組みたがらない
こうした悩みは、環境が変わるだけでも起こりうることですが、留学という異文化・異国で起こると心の負担は何倍にも膨れ上がります。
メディアやドラマでは、華やかなシーンが強調されがちですが、実際は自分から動かなければ人とのつながりは生まれません。そのため、精神的に強い意志と、支えとなるネットワーク(エージェント、ホストファミリー、現地相談窓口など)が不可欠です。
デメリット ー 4.現地適応・安全・健康リスク

高校留学では、生活環境や気候、保健医療制度、治安などの違いに直面します。こうした点は、見落としがちなリスクです。
気候・風土・環境適応
寒冷地・高温多湿地域など、日本とは異なる気候で体調を崩すことがあります。
衛生・医療制度
受診方法、保険制度、救急対応の違いが不安材料になります。
治安・安全性
地域によっては犯罪リスクや自然災害リスク、夜間移動の安全性などに配慮が必要です。
食文化・食事
食材・味付けが合わず体調を崩したり、アレルギー対応が不足していたりすることもあります。
こうしたリスクを軽減するには、治安や医療環境の下調べ、保険内容の充実、渡航後のサポート内容・体制の確認が重要です。さらに、日常時・緊急時の連絡手段を家族と事前に共有しておくと安心でしょう。
デメリット ー 5.学業・単位・受験準備との両立リスク

高校留学をする際、特に帰国後の大学受験を念頭に置いている生徒にとっては、学業面・単位取得との兼ね合いが大きなリスクになります。
・現地の学習カリキュラムと日本の高校/大学入試制度のズレ:取る授業や単位が日本の学校と異なることが多く、帰国後に単位換算が認められないケースもあります。
・受験準備の遅れ:日本の大学入試に必要な科目(国語・数学・日本史など)を学ぶ機会が減ると、帰国後の受験対策で苦労する可能性があります。
・英語以外の教科力の維持:英語環境がメインになることで、他教科(数学・理科・国語など)の学習時間が減ることがあります。
・帰国後の調整期間:日本の高校に復学したり、大学受験モードに切り替えたりする期間が必要になるため、一時的にギャップが生じることがあります。
これらを避けるためには、留学前に単位互換性の確認、帰国後の時間設計、受験科目の計画的な学習維持などをあらかじめ準備しておくことがキーポイントです。
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→【失敗事例3選】ニュージーランド中高留学で失敗しないために押さえておくべきポイントとは?
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留学スタイル別のメリットとリスク比較
高校留学は、その目的や期間、滞在方法によってさまざまなスタイルに分かれます。ここでは代表的な『卒業留学』『短期・中期留学』『交換留学』の3つを取り上げ、それぞれの特徴やメリット、留意点などをまとめました。あわせて、国や地域、学年による違いについても見ていきましょう。
卒業留学 vs 短期/中期 vs 交換留学


国別・地域別メリット・デメリット対比
留学先によって教育方針やサポート体制、文化的背景が大きく異なります。
| 国 | 主な特徴 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | 多様な教育制度・課外活動が盛ん 自由な校風が多い |
選択科目が豊富で、スポーツ・芸術・ボランティアなど自分の興味を追求できる →個性を伸ばしたい人に最適 |
地域による教育格差が大きく、治安や生活環境に注意が必要 |
| カナダ | 教育の質が高く、多文化社会 治安が良く自然が豊か |
留学生受け入れに慣れており、安心して学校生活を送れる →初めての留学でも挑戦しやすい |
寒暖差が大きく、特に冬は寒さが厳しい。生活コストも地域によって異なる |
| オーストラリア・ニュージーランド | 温暖でフレンドリーな国民性 自然やアウトドアを楽しみながら学べる |
→のびのびした環境で学びたい人におすすめ | 都市間の距離が長く、移動や交通費がかかる |
| イギリス | 歴史と伝統ある教育制度 アカデミック志向が強い |
授業の質が高く、論理的思考や表現力を鍛えられる →学問的に深く学びたい人に向け |
生活費や物価が高く、寮費・交通費も高額になりやすい |
| アジア圏 | 英語教育が進み、文化的にも近く安心感がある | 比較的費用を抑えながら英語環境で学べる →コスト重視・初留学のステップに最適 |
教育方針が厳格な場合もあり、自由度が低い学校も |
詳しくはこちらのページをご覧ください。
ニュージーランド 中学・高校留学 完全ガイド【最新版】
オーストラリア 中学・高校留学
学年別に留学適期を比較
【高校1年生】
高校生活が始まったばかりのこの時期は、吸収力が最も高く、柔軟に成長できる時期で、学習や環境への適応力が高いため、語学だけでなく異文化理解や自立心も自然に育ちやすいタイミングです。実際にこの時期の留学生は、現地の生活や授業に早く慣れ、語彙力やスピーキング力の伸びが特に大きい傾向があります。
メリット:
・英語の発音やリスニング力が自然に身につきやすく、語学の上達が早い
・新しい環境や人間関係に柔軟に適応できる
・早い時期に海外で生活することで、自信や主体性が育つ
注意点:
・まだ生活面での自立が難しいため、家庭や学校のサポートが必要
・長期留学を希望する場合は、学校の単位や進級への影響を事前に確認しておく必要がある
【高校2年生】
将来の方向性を見据え、目的意識を持って挑戦できる時期です。
進路を考え始めるタイミングのため、「自分がどんな分野に興味を持ち、どんな力を伸ばしたいのか」を意識しながら留学計画を立てることができます。
英語学習だけでなく、海外の授業スタイルや多様な価値観に触れることで、自分の進路選択に自信を持つきっかけにもなります。
メリット:
・海外の授業や多様な価値観に触れることで、自分の進路や興味を明確にできる
・自分の考えを英語で伝える経験を重ね、表現力・主体性を高められる
・進路選択や大学入試に向けて、具体的な目標や学習へのモチベーションを得られる
注意点:
・受験準備や学校行事とのバランスを考え、時期・期間を慎重に選ぶ必要がある
・明確な目的を持たずに留学すると、経験が浅くなりやすい
【高校3年生】
受験直前、進学に直結する実践的な留学ができる時期です。
大学進学を目前に控えたこの時期は、短期集中で目的を明確にした留学、または休学しての1年留学が効果的です。
現地での授業参加やプレゼンテーション体験、海外大学訪問などを通して、志望理由書や英語面接に活かせる経験を積むことができます。
メリット:
・海外の授業や大学訪問などを通じて、進学への具体的なイメージをつかめる
・英語でのプレゼンやディスカッション経験が、志望理由書や面接対策に直結する
・学びのモチベーションが高く、短期間でも成果を出しやすい
注意点:
・受験スケジュールとの兼ね合いをよく確認し、無理のない計画を立てる
・滞在期間が短い場合は、「何を学びたいか」を明確にして行動することが重要
モデルケースで見る比較
高校留学期間や目的によって「かかる費用」も「得られる経験」も大きく異なるのが高校留学の特徴でもあります。ここでは、実際のモデルケースをもとに、1年間留学・中期留学・短期留学それぞれの特徴を比較し、実際に留学した生徒の体験談もご紹介します。
ケース 1:1年間の高校留学モデル
期間: 約10か月〜1年
主な目的: 語学力向上+現地の高校生活体験
想定費用: 約250〜350万円(学費・滞在費・渡航費・保険などを含む)
1年間の高校留学は、「語学力」「コミュニケーション力」「自立心」をバランスよく育てられる人気のスタイルです。 授業はすべて英語で行われ、レポート提出や発表など、日本の高校ではあまり経験しない学び方が中心になります。 現地のクラスメイトと協力しながら課題に取り組むうちに、自然と英語が身につくだけでなく、異文化理解力や自分で考える力も育ちます。
一方で、途中で壁にぶつかることもあります。英語で思うように話せなかったり、文化の違いに戸惑ったりすることも少なくありません。 しかし、そうした「困難を乗り越えた経験」こそが、留学で得られる一番の財産になります。
ケース 2:半年~中期留学モデル
期間: 約3か月〜6か月
主な目的: 英語環境に慣れ、異文化生活を体験
想定費用: 約150〜200万円
中期留学は、「いきなり1年は不安」「まずは挑戦してみたい」という生徒に適したスタイルです。 現地の授業を短期間体験することで、自分の英語レベルを実感でき、将来の長期留学へのステップアップにもなります。 メリットは、費用とリスクを抑えながら海外生活を経験できる点です。
ただし、期間が短いため、英語力の伸びは限定的です。また、友人関係や学校生活に慣れた頃に帰国するケースもあります。 そのため、「留学の目的をはっきりさせること」が成功のポイントです。
ケース 3:夏休み等の短期留学モデル
期間: 約2〜4週間
主な目的: 語学研修・ホームステイ・文化交流
想定費用: 約40〜80万円
短期留学は、「初めての海外」や「英語に自信をつけたい」という高校生におすすめです。 多くは夏休み・春休みを利用して実施され、語学学校での授業+ホームステイで現地文化を体験します。 短期とはいえ、英語でのコミュニケーションや現地の人々との交流を通して、海外への視野が大きく広がります。
ただし、英語力の大きな向上は期待しすぎないようにしましょう。 この期間で「英語で話す楽しさ」を感じ、次のステップにつなげることを目標にすると良いです。
具体的な内訳や費用は高校留学に必要な費用からご確認ください。
留学生実例:成功談・苦労談
ケース1:自分で動くから、世界が広がる─ニュージーランド高校留学で見つけた”本当の学び”ー Akiさん
渡航国:ニュージーランド
期間:約2年間
成功ポイント
留学生活を通して、積極的に行動したり、周囲に相談したりと、自分から一歩踏み出すことの大切さを強く感じたそうです。待っているだけでは何も変わらず、勇気を出して自ら動くことで初めて、チャンスや成長のきっかけが生まれるのだと実感し、その経験から、「何かを変えたいなら、まず自分が動かなければならない」という意識が芽生え、大きな自信にもつながったといいます。
大変だったこと
2年間の留学生活では、当然ながら言語の壁に直面することも多く、苦労の連続だったといいます。しかし、そうした困難な環境を通して、自分自身を見つめ直し、内面的にも大きく成長できた時間だったと振り返ります。日々の学習や人との関わりの中で、失敗や葛藤を糧にしながら、少しずつ自信を深めていったそうです。
ケース2:人の優しさと多文化に出会った、夏休みのニュージーランド高校留学ー Misakiさん
渡航国:ニュージーランド
期間:約7週間
成功ポイント
7週間の短期留学でも、現地の人との関わりを通じて大きく成長できたといいます。
ホストファミリーはとても温かく迎えてくれ、日々の会話の中で少しずつ英語で気持ちを伝えられるように!
また、学校では多国籍のクラスメイトと協力し合うことで、文化や考え方の違いを自然に受け入れられるようになったそうです。
大変だったこと
最初は、リスニングがほとんど理解できず、会話についていくのも一苦労だった上に、食事や生活リズムなど文化の違いにも戸惑う日々が続きました。
しかし、周囲の優しさに支えられながら少しずつ慣れ、「完璧に話せなくても、伝えようとすることが大事」と感じられたことが一番の収穫になったそうです。
Misakiさんの体験談を詳しく読む→
高校留学を成功させるには?注意点と対策
高校留学を「行って終わり」にせず、学びと成長の機会として最大限に活かすためには、出発前から帰国後までの一連の流れをしっかり見通すことが大切です。ここでは、準備から帰国後の活用まで、段階ごとに押さえておくべきポイントをチェックリスト形式で整理しました。
(保存して使ってみてね!)


準備段階でチェックすべきこと
高校留学の成功は、実は「出発前の準備」でほぼ決まるといっても過言ではありません。
まず確認しておきたいのが、日本の高校での単位認定や在籍扱いです。留学期間中も日本の学校での学籍を維持できるか、また帰国後に単位を認めてもらえるかは、進級や卒業に直結します。担任や進路指導の先生、留学エージェントと早めに相談し、書類の準備や申請スケジュールを明確にしておきましょう。
現地校の教育制度も国によって大きく異なります。学期制・履修科目・評価方法などを把握し、自分の進路目標に合ったカリキュラムを選ぶことが重要です。また、滞在方法(ホームステイ・寮・現地家庭など)も、生活の質や安全性を左右します。希望だけでなく、性格や目的、費用面を考慮したうえで選択をしましょう。
さらに、ビザ・保険・費用管理といった事務的な準備も怠れません。医療保険の補償範囲や緊急時の連絡体制を確認し、トラブル発生時の対応ルールを決めておくと安心です。出発直前に慌てないよう、手続きや支払いスケジュールを一覧にまとめておくのがおすすめです。
渡航前・初期適応のポイント
渡航前には、現地の文化や生活環境をできるだけ理解しておきましょう。
日常的なあいさつや自己紹介、買い物や学校での会話など、簡単な英会話を実践的に練習しておくと初日の不安がぐっと減ります。また、「困ったときに誰に相談できるか」をリストアップしておくことで、いざという時に行動しやすくなります。
現地到着後の最初の数週間は、「カルチャーショック」が起きやすい時期です。文化や価値観の違いに戸惑うことは自然な反応であり、焦らず時間をかけて環境に慣れることが大切です。
ホームステイ先や学校のルールは早めに確認し、疑問点はその都度質問して誤解を残さないようにしましょう。
メンタルケア・相談体制を確保する方法
長期の留学生活では、学習面よりもむしろ「心のケア」が大きな課題となることがあります。
慣れない環境や言語の壁からストレスを感じるのは自然なこと。重要なのは、不安を抱え込まない仕組みを事前に整えておくことです。現地にはスクールカウンセラーや留学生担当のコーディネーターがいる場合が多く、早めに面識を持っておくと安心です。
また、定期的に家族やエージェントと連絡を取り、気持ちを共有する習慣を持ちましょう。SNSでの発信も良いですが、できるだけ「直接話せる相手」を確保することが効果的です。
さらに、日々の出来事や感情を日記やメモに記録するのもおすすめです。言語化することで気持ちが整理され、客観的に自分を見つめ直せます。
帰国後の活用方法
帰国後は、留学で得た経験をどのように次のステップに繋げるかが大切です。
まず考えたいのは、受験や進路における具体的な活用方法です。英語資格(TOEFL・IELTSなど)や帰国生入試・AO入試など、留学経験を強みにできる制度を早めに調べましょう。特に志望理由書や面接では、留学を通じて得た学びや成長を「自分の言葉」で語れることが重要です。
また、エッセイコンテストやスカラーシップなど、公募型の機会に挑戦するのも良い活用法です。学校での発表や後輩への共有活動など、経験を発信することで、留学を“自分の財産”として整理できます。
最終的には、「留学で得た経験をどのように社会に活かすか」という視点を持ち、大学やキャリアの方向性に結びつけることが理想です。
\合わせて読みたい!/
→どれくらい前から準備したら正解?必要な留学準備期間とは?
よくある質問(FAQ)
いつ留学すべきか?学年別のおすすめは?
留学の目的によって最適な時期は異なります。
・中学卒業後(高校1年での留学)
語学力・柔軟性が高く、現地カリキュラムに馴染みやすい時期なため、長期留学に最も適しています。
・高校2年での留学
進路意識が明確になっているため、将来の大学進学(国内外)を見据えた留学が可能です。ただし、帰国後の編入や受験スケジュールとの調整が必要です。
・高校3年での留学
大学入学前の短期留学や語学研修がおすすめです。英語力の強化や国際感覚の習得に向いています。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本の大学受験に不利になる?
日本の大学受験において、留学経験が不利になることは一概にありません。むしろ、海外での学びや経験は強みとして評価されるケースが多くあります。
たとえば、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)など、多くの大学では「帰国生入試」を実施しており、海外での学業成績や英語資格(TOEFL・IELTS)、エッセイなどが重要な評価対象となります。
また、一般入試を受ける場合でも、留学を通じて培った英語力や自己表現力、課外活動の実績は、AO入試や推薦入試で高く評価される傾向にあります。
ただし、在籍している高校や留学先、志望する大学によって出願条件や評価基準は異なります。
そのため、早めに各大学の募集要項を確認し、必要な準備を進めておくことが大切です。
単位認定はどうなる?
帰国後に在籍校で単位が認められるかどうかは、学校や都道府県教育委員会の基準によって異なります。
一般的には次の条件が考慮されます。
・留学先が正規の教育機関であること
・授業時間数や科目内容が日本の学習指導要領と近いこと
・成績証明書やシラバスの提出
留学前に必ず在籍校に相談し、単位認定の手続き・必要書類を確認しておきましょう。
費用・資金はどれくらい必要?
高校留学にかかる費用は、プログラム内容や行き先、期間、滞在形態(ホームステイ/寮)などによって大きく異なります。
オーストラリア・ニュージーランド
| プログラム | 期間 | ホームステイ | 寮 |
|---|---|---|---|
| 短期留学/ジュニアキャンプ | 1〜8週間 | 約40〜90万円 | 約60〜110万円 |
| ターム留学 | 約3ヶ月〜9ヶ月間 | 約150〜280万円 | 約180〜320万円 |
| 1年留学 | 約1年間 | 約270〜520万円 | 約400〜650万円 |
| 卒業留学 | 2年間〜 | 約550〜1,000万円 | 約800〜1,300万円 |
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カナダ
| プログラム | 期間 | ホームステイ | 寮 |
|---|---|---|---|
| 短期留学/ジュニアキャンプ | 1〜8週間 | 約45〜100万円 | 約60〜120万円 |
| ターム留学 | 約3ヶ月〜9ヶ月間 | 約150〜300万円 | 約180〜350万円 |
| 1年留学 | 約1年間 | 約280〜520万円 | 約400〜650万円 |
| 卒業留学 | 2年間〜 | 約550〜1,000万円 | 約800〜1,300万円 |
カナダの高校留学費用はこちらからご覧ください。
アメリカ・イギリス
| プログラム | 期間 | ホームステイ | 寮 |
|---|---|---|---|
| 短期留学/ジュニアキャンプ | 1〜8週間 | 約50〜120万円 | 約70〜150万円 |
| 1年留学 | 約1年間 | 約350〜650万円 | 約600〜1,000万円 |
| 卒業留学 | 2年間〜 | 約700〜1,300万円 | 約1,200〜2,400万円 |
アメリカの高校留学費用はこちらからご覧ください。
マルタ
| プログラム | 期間 | ホームステイ | 寮 |
|---|---|---|---|
| 短期留学/ジュニアキャンプ | 1〜8週間 | 約35〜70万円 | 約45〜90万円 |
フィリピン
| プログラム | 期間 | 寮 |
|---|---|---|
| 短期留学/ジュニアキャンプ | 1〜8週間 | 約25〜60万円 |
「どの国で・どのくらいの期間・どんな滞在をしたいか」によって、最適なプランと費用は変わります。
迷ったときは、まず短期留学やジュニアプログラムから体験してみるのもおすすめです。
語学初心者でも高校留学できる?
英語初心者でも留学は可能です。多くの受け入れ校では、ESL(English as a Second Language)コースを設置しており、留学生が英語環境に慣れるための準備期間が設けられています。
最初の1ヶ月〜6ヶ月
ESLで文法・リスニング・スピーキングを集中的に学習
英語力が一定レベルに達したら
一般科目(数学・理科・社会など)に段階的に参加
その後
現地生徒と同じ授業に完全参加できるレベルを目指す
とはいえ、留学前に日本で英検2級程度、またはTOEFL iBTで40〜60点程度の英語力を身につけておくと安心です。また、出発前にオンライン英会話や短期語学留学を利用して、リスニングや会話に慣れておくことも効果的です。
英語に不安がある場合は、日本人スタッフが常駐しているサポート校を選ぶことで、現地での生活や学習への不安を軽減することができます。
費用・資金はどれくらい必要?
やむを得ず途中で帰国する場合でも、復学や転入は可能です。
ただし、いくつかの注意点があります。帰国の時期によっては、日本の学年とずれが生じ、1年遅れての復学になる場合があります。また、留学先での成績や出席状況が、日本の単位として一部しか認められないこともあります。さらに、留学生活を途中で終えることによる精神的な切り替えが必要になり、帰国後のモチベーション維持が課題となるケースも少なくありません。
そのため、できるだけ早い段階で在籍高校や教育委員会に相談し、対応方針を確認しておくことが大切です。
必要に応じて、通信制高校や単位制高校への編入を検討するのも一つの選択肢です。また、留学サポート会社が提供する「帰国後支援プログラム」を活用すれば、学習面や進路面でのサポートを受けることもできます。
帰国後の進学・進路選びで注意すべきことは?
一概に「いつ」とは言えませんが、円高(円が強い)時期に少しずつ両替しておくのが得策です。
帰国後は、国内外を問わず進学やキャリアの選択肢が大きく広がります。その一方で、帰国時期や留学先のカリキュラムによって出願条件やスケジュールが異なるため、早めの情報収集と計画がとても重要です。
主な進学パターン
・国内大学進学
多くの大学で「帰国生入試」や「総合型選抜(AO入試)」を実施しており、留学中の学業成績、英語資格(TOEFL・IELTSなど)、エッセイや面接が重視されます。留学で得た経験をどのように表現するかが合否を左右します。
・海外大学進学
現地の高校での成績(GPA)や英語試験(TOEFL・IELTS・SATなど)のスコアで出願が可能です。アメリカやカナダでは奨学金制度も充実しており、条件を満たせば学費の一部免除を受けられることもあります。
・専門学校・国際系キャリアへの進路
ホテル・観光・航空・商社・ITなど、英語力と国際感覚を活かせる分野で活躍する人も増えています。
帰国生入試の対象期間や出願資格は大学によって異なるため、帰国時期を計画的に設定することが大切です。
また、留学先での成績(GPA)や出席状況、TOEFLやIELTS、SATなどの英語試験のスコアが出願書類などで必要になることもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。
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まとめ・次のステップ
高校留学は、語学力の向上だけでなく、人生の視野や価値観を広げる貴重な経験です。
英語で学び、異なる文化の中で生活することで、自然と自立心や問題解決力、多文化理解が身につきます。その結果、海外大学進学や将来のキャリアの選択肢が広がるという大きなメリットがあります。
一方で、費用負担や為替変動の影響、学業や受験との両立の難しさ、
そしてホームシックや文化の違いによるストレスなど、注意すべきリスクもあります。しかし、こうしたデメリットは事前の準備と計画でしっかりと対策できます。
高校留学には、短期・中期・卒業留学などさまざまなスタイルがあります。どのタイプにも魅力があり、「どんな力を伸ばしたいか」「将来どんな進路を目指したいか」によって最適なプランは異なります。
自分の目的に合った方法を選ぶことが、留学成功の第一歩です。
ワールドアベニューでは、経験豊富な留学コンサルタントが、希望・学年・英語力に合わせた最適な留学プランをご提案します。費用や時期、現地での生活サポートなど、気になることをすべて無料で相談できます。
「自分に合う留学スタイルがわからない…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。


































