そのうちの一つが英文の成績証明書です。ここでは英文の成績証明書の取得方法や注意事項を説明します。
英文成績証明書とは ▼ |
英文成績証明書の取得方法 ▼ |
まとめ ▼ |
英文成績証明書とは
日本で所属しているまたは卒業した大学や高校で履修した科目、取得単位、評価が英文で記された成績書です。履修した年度や学校印、代表者の名前が記されているものが多く、ビザの申請や大学・教育機関への入学の際に提出を求められることが多い書類です。スタディアブロードの場合は短期間であっても、現地の大学生と同様に学部を受講するため、授業についていける程度の学力があること、それを証明できることが参加条件として定められていることが多いです。
参照:オーストラリアスタディアブロード留学の参加条件
英文成績証明書の取得方法
在学中、または卒業した学校に依頼する方法
英文の成績証明書は最終学歴の学校または在学中の学校に作成依頼をすることが一般的です。
問い合わせ先
問い合わせ先は学生課、総務課、事務室など学校によって取り扱っている部署は異なるため、大学や高校のホームページ、手引きで確認するようにしましょう。
在学生の場合、最近では学校のポータルサイトを利用してオンラインでの履修登録や必要書類の発行依頼ができる学校も多くあります。発行手数料なども詳しく記載されていることが多いため、事前に確認しましょう。
費用(目安)
1部 400円〜1,000円
その他必要書類
身分証明証、学生証など
依頼してから実際に発行されるまでにかかる日数は大学によって異なります。即日または3日以内に発行されるところもあれば、2週間程度時間がかかる場合もあります。留学先に提出しなければいけないタイミングも異なるため、早めに依頼して準備しましょう。
翻訳会社を利用する方法
通常、在学していたまたは在学中の学校で発行することが可能ですが、卒業してから時間が経っていたり、英文での成績証明書をどうしても発行できない場合、和文で書かれた成績証明書を翻訳会社で英文に翻訳してもらうことも可能です。
費用(目安)
大学や高校で発行してもらう場合は1部400円から1,000円程度と、比較的費用を抑えることができますが、翻訳会社で和文から英文に翻訳を依頼する際は、語数によって費用が設定されているケースが多いです。
(例)200語まで 3,000円〜数万円
翻訳証明
通常、翻訳会社を通して書類を発行する場合、翻訳文が原文に忠実な翻訳であることを証明するため、翻訳会社の社名や代表者または、翻訳者の署名が記されます。正式な証明書として提出できる書式になっているか、依頼する前に確認しましょう。
まとめ
在学中に半年間または1年間程度休学し、語学留学やインターンシップなど様々なプランで留学する学生が増えてきましため、日本の大学事務でも、留学する学生のために必要書類の発行など様々な手続きに関して協力的な体制が整ってきています。しかし、必要書類の発行にかかる費用や日数は学校によって異なります。英文書類の発行は学校や翻訳会社でも依頼をしてから手元に届くまで時間がかかる可能性があるため、スタディアブロード参加に必要な書類提出期日に間に合わせるように余裕を持って準備を進めましょう。