スタディアブロードプログラム
対象の奨学金は?

スタディアブロードプログラムに参加する場合、授業料やプログラム参加費用、航空券や海外留学生保険、またビザ申請関連諸費用などの留学準備費用、留学先の滞在費などが必要になります。
留学先の滞在費用以外は原則日本で支払いをする必要がありますので、まとまった費用を準備することになります。そのため奨学金を利用して渡航することを検討している方も多いのではないでしょうか。
今回はスタディアブロードプログラム対象の奨学金を紹介していきたいと思います。

奨学金とは ▼ 
奨学金を利用するメリットとデメリット ▼ 
スタディアブロードプログラムで利用できる奨学金 ▼ 
まとめ ▼ 

奨学金とは

奨学金とは、能力があるにも関わらず、経済的理由などから修学することが難しい学生を支援するため、国や地方自治体、大学や民間企業などが修学に伴う費用(学費や設備投資費など)を「給付」または「貸与」する制度、またその資金のことです。
奨学金には返済義務のない「給付型」の奨学金と返済義務のある「貸与型」の奨学金との大きく2種類があります。
給付型奨学金は文字通り、国や各自治体等各機関から給付されるため返済する必要はありません。ただ、給付型奨学金は経済的理由で修学がきわめて困難であり、また一定以上の学力を満たしている学生が対象となるため、対象となる方はかなり限られるといえます。
よって、貸与型奨学金を利用する方が大半です。この貸与型奨学金には、利息がつかない「無利息」の奨学金と、利息がつく「有利息」の奨学金の2種類があります。
「無利息」の奨学金は世帯の収入上限やご渡航者の成績などの条件が「有利息」の奨学金より厳しいことが多いため、「有利息」の奨学金を借りている方が多い傾向にあります。

奨学金を利用するメリットとデメリット

奨学金を利用する一番のメリットは金銭面を理由に留学を諦める必要がないということでしょう。スタディアブロードプログラムに参加するためには、学費や渡航にかかる費用、また現地での生活費と含めると少なくとも250万円程度の費用がかかります。一部でも奨学金でまかなうことができれば、家計にも負担をかけることが少なくなります。
その反面、デメリットもあります。それは上記の通り、一部の優秀な学生以外は、返済義務の伴う「有利息」の「貸与型」奨学金を利用しなければならないという点です。渡航中もしくは帰国後から、ご家族もしくはご本人様が長期間に返済をしていくことは、今後の人生において大きな負担となります。利息の返済を減らすためにも、できる限り、ご本人様やご家族で工面し、足りない費用のみ奨学金を利用することをおすすめします。

スタディアブロードプログラムで利用できる奨学金

前述の通り、スタディアブロードプログラムで利用できる奨学金はいくつかあります。

① 日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)

日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)は海外留学の際、利用することが多い奨学金のひとつです。海外の語学学校、高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院などの教育機関へ6ヵ月以上留学する場合に利用することができるため、スタディアブロードプログラムでも利用が可能です。学費だけでなく、渡航にかかる費用や現地での住居費用をまかなうことができるため、渡航前の金銭的な負担は少なくなります。また、日本学生支援機構が提供する奨学金と併用することができます。

申込資格

教育機関で6ヵ月以上修学する場合、かつ下記世帯年収に該当する場合

子供の人数 世帯年収(所得)の上限額
1〜3人 990万円(770万円)
4人 1,090万円(870万円)
5人 1,190万円(970万円)

利用可能金額

海外留学資金(一定の条件付き)の場合は最高450万円

対象になるもの

学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)、受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)、在学のため必要となる住居費用(アパート・マンションの敷金・家賃など)、教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

② 日本学生支援機構(JASSO)第2種奨学金(短期留学)

国内の大学在学中に、外国の短期大学・大学・大学院に短期留学をする方が利用できますので、スタディアブロードプログラムでも対象になる可能性があります。
日本学生支援機構(JASSO)の第2種奨学金(短期留学)は、在学する日本の大学の学校長の推薦を得たうえで申込む「予約制度」をとっており、申込み後審査・選考の上、採用候補者が決まります。留学開始に合わせて奨学金の振込みが開始されますので、留学前に貸与することはできません。よって、学費等渡航前に必要な費用に関しては、事前にご準備いただく必要がございます。

申込資格

国内の学校に在籍し、海外の大学等に3か月以上の短期留学をする者で、下記のいずれかに該当する留学。
(1)国内在籍学校の学生交流に関する協定等に基づく留学であること
(2)留学により取得した単位が、国内在籍学校の単位として認定される留学であること

学力基準

次のいずれかに該当すること
1. 出身学校又は在籍する学校における学習成績が平均水準以上と認められる人
2. 特定の分野において特に優れた資質能力を有すると認められる人
3. 学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められる人
4. 高等学校卒業程度認定試験合格者で、上記のいずれかに準ずると認められる人

家計基準

家計の判定は、家計支持者の年収・所得金額から規程で定められている特別控除額(家族構成・家庭事情等により異なります)を差し引いた金額が本機構で定められている基準額以下であることが必要です。年収・所得は、本人の父および母、又は父母に代わって家計を支えている人の前年収入金額が選考の対象となります。2人世帯、3人世帯、4人世帯の収入・所得の上限の目安はおよそ以下の金額以内となります。
大学に在籍している場合、下記の通りです。

世帯人数 給与所得の世帯 給与所得以外の世帯
2人 1,133万円 725万円
3人 1,106万円 698万円
4人 1,190万円 782万円

貸与月額

2万円・3万円・4万円・5万円・6万円・7万円・8万円・9万円・10万円・11万円・12万円の選択制

貸与期間

(1)3か月以上1年以内で、本機構で認めた留学の期間
(2)ダブルディグリー・プログラムで学位取得に1年以上の期間を必要とする場合は、2年以内で本機構の認めた留学の期間
※ (1) (2)ともに貸与期間の延長はできません。

募集時期

平成30年度は下記のとおり3回募集します。留学開始時期によって募集時期が異なりますので注意してください。
なお、募集期限は各学校で設定されますので、学校の担当窓口で確認してください。予約制度となっていますので、留学先の受入が決定する前でも申込みが可能です。

留学を開始する時期 採用候補者の決定
第1回 平成30年4月~平成30年7月 平成30年2月下旬頃
第2回 平成30年8月~平成30年11月 平成30年6月下旬頃
第3回 平成30年12月~平成31年3月 平成30年10月下旬頃

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/kaigai/2shu_short.html

③ その他の奨学金(地方自治体、民間団体など)

– 地方自治体の奨学金

都道府県・市町村等、地方自治体の奨学金は、主にその自治体に居住している方やその家族を対象に、留学にかかる費用を支援しています。地方公共団体の場合、都道府県ごと、市区町村ごとに行うものがあり、すべての自治体で行っているわけではありません。またスタディアブロードプログラム対象の奨学金があるかどうか、居住している自治体のホームページ等をご確認ください。

– 民間団体の奨学金

民間団体の奨学金は、内容が多岐に渡ります。それぞれ応募者の出身地域、専攻分野や留学対象国・地域などに条件を設けていますので、スタディアブロードプログラムが対象になるかどうか一つひとつ確認する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。スタディアブロードプログラムに参加する場合、日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)もしくは日本学生支援機構(JASSO)第2種奨学金(短期留学)が利用しやすい奨学金になるかと思います。ただし、前述の通り、返済義務のある奨学金がほとんどのため、借入するかどうか十分にご家族でご検討いただくことをおすすめします。
また、最新の情報・借入条件に関しましては、各機関にお問い合わせください。

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