【看護留学セミナー・レポート】海外で働く看護師・留学生が語る「日本とオーストラリアの違い」とは?|2011年9月開催
ご好評いただいているワールドアベニューの「看護留学セミナー」を開催しました。
日程が合わず、セミナーに参加できなかった……という方へ向けて、今回はセミナーの中で飛び交った、思わず「えぇ!?」と驚いてしまうようなお話を一部ご紹介します。
毎回、看護留学セミナーでは、ゲストとして参加いただいた方々に、ご自身の経歴や海外に飛び出したきっかけ、現地での生活や看護についてお話しいただいています。今回も、オーストラリアで正看護師として働くSさん、看護インターンシップに参加中のMさん、そして現地の大学で看護を学ぶKさんから、リアルな体験談を伺いました。
「海外で看護師として働くって、実際どんな感じ?」
「日本とオーストラリアの看護は何が違う?」
「英語ができなくても大丈夫?」
そんな疑問をお持ちの方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
なお、当記事は2011年9月に開始した看護留学セミナーの内容をもとに作成しています。最新情報は無料留学カウンセリングにてご確認ください。
💬 あなたに合った方法で、まずは無料相談!
LINE相談: 気軽にチャットでのやり取りを希望する方に!
Zoomカウンセリング: 留学プランについてじっくり相談したい方に!
最短30分程度から、【完全無料】でご相談いただけます。
看護留学セミナー ゲストスピーカーの自己紹介と留学のきっかけ
まずは、ゲストのお二人から自己紹介と、海外留学を決めたきっかけについてお話しいただきました。
「人生、何が起こるかわからない」オーストラリアで正看護師になったSさん
Sさん:
「ホント、人生何が起こるかわからないなぁ……」と、つくづく思います。
だって、今こうやってオーストラリアで大学を卒業して、正看護師の資格を取って、英語で仕事をしながら、こうしてセミナーでスピーチしている自分なんて、子どもの頃は全く想像できませんでしたよ(笑)。
私は小さい頃から、いろいろなことがうまくいかない子だったんです。人がまっすぐ進める道を、私はグネグネと曲がりながら進んでいくようなところがありました。
実は、国家試験にも2回落ちています(笑)。
「誰でも受かる」と言われていた試験に落ちたことはもちろん、2年目には「今度こそ受かるだろう」と思っていたのに不合格だったときは、本当に、本当にショックでした。
1年目はコンビニでアルバイト、2年目はヘルパーとして働いていました。親戚にも言えず、本当に小さくなって、ひたすら仕事と勉強を掛け持ちしていたんです。あの2年間は、むしろ留学より辛かったかもしれないくらいです(笑)。
でも、とうとう3年目にして国家試験に合格。そのとき、一面に桜の花が咲いているのを見つけました。春は毎年、見上げればそこにあったはずなのに、2年間、私はずっと下を向いて生きていたんですよね。ものすごく久しぶりに見た桜は、きれいで明るくて、本当に感動しました。
そのとき、「あぁ……『上を向く』って大事なんだな」と、ものすごく実感したんです。
皆さんも、辛いときこそ上を向いて、頑張っていたらきっとなんとかなります。
だから、頑張りましょうね!
Sさんの言葉には、会場にいた参加者の皆さんも大きく頷いていました。
以前、Sさんが日本へ帰国されたタイミングで、ワールドアベニュー東京オフィスにて看護留学セミナーにご協力いただいたことがあります。
その際にも、たくさんの不安を抱える参加者の方々に向けて、「大丈夫!必ず夢は叶うから!」と力強くお話しされていました。
その言葉にものすごい説得力があったことを、今回のお話を聞いて改めて思い出しました。どんなときも前を向き、人生を思い切り楽しもうとするSさんだからこそ、言える言葉なのかもしれません。
「やりたいことがあるなら、絶対やった方がいい!」友人の一言で留学を決意したMさん
Mさん:
私のきっかけは、「やりたいことがあるなら、絶対やった方がいい!」という友人の一言でした。
学生時代からずっと海外に行きたいという思いはあったものの、学生から看護師になり、怒涛のように臨床経験を積む中で、なかなかタイミングをつかめずにいました。そんな中、臨床経験も少し落ち着いてきた頃、友人から「やりたいことがあるなら、絶対やった方がいい!」と言われたんです。
そこで、ずっと行きたいと思っていた留学にチャレンジすることを決めました。もちろん、決断してからも迷った時期や不安な時期はありました。出発前は、もともとすごく寂しがり屋だったこともあり、両親も友人もいない環境に一人で飛び込むことが本当に不安でした。空港まで送ってくれた友人たちの前では、号泣してしまったくらいです(笑)。
でも、オーストラリアに来てみたら、今はむしろ、「留学をしていなかった自分の人生が考えられない」くらい、充実しています。
空港で号泣したことが嘘のように、今ではたくさんの友人に支えられ、本当に楽しい日々を過ごしています。
オーストラリアに行くと人生観や性格まで変わる?
ここで、現地の大学で看護を学んでいるKさんも加わり、オーストラリアと日本の違いについて話を伺いました。実は先日、Kさんのご友人の方とカウンセリングをさせていただいていたこともあり、その話をKさんにすると……
Kさん:
「聞きましたよ!!カウンセリングに行ったって言っていました!もう、行く気満々でしたよ~(笑)」とのこと。Kさんのご友人によると、Kさんはオーストラリアに行ってから、すごくオープンで積極的になったそうです。いろいろな人とフレンドリーに話しているKさんを見て、ご友人自身も海外への興味が強くなったのだとか。
その話をすると……
Kさん・Mさん・Sさん:
「それはあるある~!!」
「人生観や性格、気持ちまで変わってしまうんだから、なんだかすごいですよね!」
海外留学は、単に「英語を学ぶ」「海外で生活する」だけではなく、自分自身の価値観や考え方にも変化を与えてくれる経験なのかもしれません。
オーストラリアと日本の違いは?【大学編】
現役大学生のKさんにも、オーストラリアの大学について聞いてみました。
Kさん:
学ぶ内容そのものがすごく大きく違うというわけではありませんが、「勉強の仕方」が違います。
日本のような受け身の授業形式とは異なり、どちらかというと、みんなでディスカッションをしながら答えを見つけていく感じです。
そのため、とても積極性が求められます。
一方で、オーストラリアでは、規定の変更が厳しいところもあります。
例えば、入学基準として求められる英語力が、ある日突然「あと3ヶ月勉強しないと到達できない」くらいのレベルに上がってしまったり、大学を卒業することで満たされるはずだった基準が、途中で変更になったり……。
その点はとても大変です。
看護留学は、資格制度や入学基準、就労条件などが複雑で、制度変更もある分野です。そのため、最新情報を確認しながら、状況の変化に柔軟に対応していくことが大切です。
「今の自分なら、どんな看護留学ができる?」
「オーストラリアで看護の仕事をするには、どんなステップが必要?」
といった疑問がある方は、ぜひ無料カウンセリングでご相談ください。
オーストラリアで働く看護師に聞いた「日本との違い」
ここからは、実際にオーストラリアで正看護師として働いているSさんに、現地の看護事情について詳しく伺いました。
1.上下関係がなく、フラットな職場環境
Sさん:
医師も看護師も、その他の専門職も、みんな名前で呼びます(笑)。
関係性はすごくフラットです。
キャリアに関しても、やる気次第。
年齢や性別に関係なく、上を目指す人や専門性を高めたい人は、どんどん積極的に前に進んでいけます。
例えば、ドクターのアシスタントとして働くAPN(Advanced Practice Nurse)というポジションもあります。他にも、NP(Nurse Practitioner)のように、看護師でありながら一定の範囲で診療・処方などを担う専門職もいます。向上心の高い方にとっては、さまざまなキャリアの可能性がある環境だと思います。
2.医療・看護の分業化が進んでいる
オーストラリアの医療現場で大きく異なると感じる点の一つが、専門職による分業です。
OT(作業療法士)、PT(理学療法士)、管理栄養士、ソーシャルワーカー、看護師、看護助手、医師など、それぞれの専門職が専門分野を担当します。
また、病院全体に数名いるというよりも、各病棟に担当の専門職が配置されているケースもあります。
そのため、看護師がすべての業務を抱えるのではなく、それぞれの専門職が専門性を発揮できます。
看護師についても、
* CNS(専門看護師)
* RN(正看護師)
* EN(准看護師)
* AIN(看護助手)
など、役割が分担されています。
各専門職が毎朝カンファレンスを行い、その日の治療やケアの方針などを共有します。
「自分の仕事に集中できる」
というのは、オーストラリアの医療現場で働く魅力の一つだといえそうです。
3.「働く側」が守られている
オーストラリアの医療現場では、働く人の身体や安全を守ることも非常に重視されています。
その代表的な考え方が、ノーリフティングです。重い患者さんを一人で抱えたり、無理に移乗させたりするのではなく、リフトなどの福祉機器を活用します。
また、オペ出しや体位交換などをサポートするポーターというスタッフもいます。ポーターは、手術室まで患者さんを移送したり、検査に連れて行ったり、物品を他の病棟から運んだりと、さまざまな業務をサポートしてくれます。
さらに、休憩時間もしっかり確保されます。
「ちゃんと休憩を取って!」と注意されることもあるそうです。
日本では「忙しくて休憩が取れない」という看護師も少なくありませんが、オーストラリアでは、働く側の健康や安全を守ることも重要視されています。
4.就労体制・福利厚生が充実している
Sさん:
保障はすごくいいです。
1年間に100時間の病欠、4~5週間の有休があります。残業もほとんどありません。
たった30分の残業でも、みんな「ぶーぶー」言っています(笑)。
むしろ、残っていると「帰れ!帰れ!」と言われるくらいです。
ペンを拾ってぎっくり腰になった際にも労災が下りるなど、働く側を守る体制が整っていることには、本当に驚きます。日本とは違い、「働く人自身も大切にする」という考え方が、医療現場にも根付いているようです。
オーストラリアの文化は?人との距離が近く、友達が増える!
看護だけではなく、オーストラリアでの生活や文化についてもお話しいただきました。
Mさん:
オーストラリアに住む人々は、本当に皆さんフレンドリーです。寂しがり屋で、一人で渡航するときには号泣した私ですが、今では本当にたくさんの友達に出会うことができ、オーストラリアライフを満喫しています。
例えば、誕生日会やBBQパーティーをするときも、「友達」だけではなく、「友達の友達、そのまた友達」が集まったりします。人間関係がすごくオープンなので、きっと皆さんもすぐに楽しくなると思いますよ!
Sさん:
友達は本当に宝物ですよね!私も今に至るまで、本当にたくさんの友達に支えてきてもらいました。
オーストラリアは海も近く、世界遺産も身近にあり、本当に暮らしやすいところですよ。
ぜひ皆さんも一歩踏み出して、いらっしゃってくださいね!
最後に、ゲストからこれから留学する方へのメッセージ
気がつけば、セミナーも終了の時間に。
他にもたくさんの質問やお話が飛び交いましたが、最後にゲストの3人から、これから海外留学・看護留学にチャレンジする皆さんへメッセージをいただきました。
Kさん:
「来たら楽しいと思います!頑張ってください。」
Mさん:
「私も迷っていましたが、来てみたら本当に楽しいです。こっちに来ない生活は考えられないです。みんなで待っていますので、頑張ってください!」
Sさん:
「本当に人生はなんとかなります。夢は叶います。みんなで待っています。」
3人の言葉から伝わってきたのは、海外での生活や看護留学は決して楽しいことばかりではないものの、一歩踏み出したからこそ得られる経験や出会いがあるということでした。
英語への不安、仕事への不安、海外生活への不安。
海外に行く前には、誰しもさまざまな不安を抱えます。
だからこそ、まずは「自分の場合、どんな選択肢があるのか」を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
「海外で看護の仕事をしてみたい」方へ|まずは無料カウンセリングへ
今回のセミナーでも紹介されたように、オーストラリアではAIN(Assistant in Nursing/看護助手)として働きながら、英語力や海外での医療・看護現場を経験するという選択肢があります。
ワールドアベニューでは、現在、看護師資格やこれまでの臨床経験を活かしてオーストラリアで働くことを目指す方に向けて、有給海外看護インターンシップをご案内しています。
「海外の医療現場を実際に経験してみたい」
「看護師としての経験を海外で活かしてみたい」
「将来的に海外で看護師として働く可能性を考えている」
「まずはオーストラリアで生活しながら、自分に合うか確かめてみたい」
そんな方にとって、海外看護インターンシップは、将来のキャリアを考える一つのきっかけになります。
一方で、看護留学は、英語力や臨床経験、年齢、ビザ、資格、希望するキャリアなどによって、適したプランが大きく異なります。そのため、インターネットで情報を集めるだけでは、「結局、自分の場合はどうすればいいの?」と迷ってしまうことも少なくありません。
まずは無料留学カウンセリングで、あなたの場合の選択肢を確認してみませんか?
現在の英語力や看護師としての経験、将来の目標などを伺いながら、オーストラリアでの有給海外看護インターンシップを含め、どのような留学プランが考えられるのかをご案内します。
「まだ留学すると決めていない」という段階でも大丈夫です。
まずは情報収集として、お気軽にご相談ください。
💬 あなたに合った方法で、まずは無料相談!
LINE相談: 気軽にチャットでのやり取りを希望する方に!
Zoomカウンセリング: 留学プランについてじっくり相談したい方に!
最短30分程度から、【完全無料】でご相談いただけます。



































