【最新情報】中欧クロアチアでワーホリが可能に?両国首脳が制度導入で実質合意へ
こんな人は読んでみて!
・ワーキングホリデーに関心がある方
・ヨーロッパ滞在に関心がある方
・生活コストを抑えて留学をしたい方
2025年9月19日、日本とクロアチアは、若者が互いの国で働きながら休暇を楽しめる「ワーキングホリデー協定」を結ぶことで実質合意しました。これにより、これまで選択肢が少なかった中東ヨーロッパ圏への新しい道が開かれることになり、日本の若者にとっては「観光」「文化体験」「就労」を組み合わせた新しい海外経験のチャンスが拡大します。
協定の概要
2025年9月19日、日本の石破茂首相とクロアチアのアンドレイ・プレンコヴィッチ首相が会談し、日本とクロアチアの間でワーキングホリデー制度を始めることで実質合意しました。
この制度は、従来のワーキングホリデーと同じような仕組みになると見込まれています。対象は18〜30歳前後の若者で、滞在期間も最長1年間程度とされる可能性が高いです。滞在中は、語学学習や観光を楽しみながら、生活費を補うためにアルバイトや就労が認められる方向で検討されています。
これまで日本がワーキングホリデー協定を結んでいる国は、オーストラリアやカナダなど人気国が中心でした。そこに新しくクロアチアが加わることで、ヨーロッパでの体験の幅がぐっと広がることになります。
参照:Japan, Croatia Agree to Introduce Working Holiday Program
そもそもワーキングホリデーって?
ワーキングホリデーは、「旅行や文化体験を目的としながら、現地で一定の就労が認められる特別なビザ制度」です。通常の語学留学や観光旅行とは違い、半年から1年ほどの長期滞在を通じて、現地の生活に深く関わりながら異文化を体験できるのが大きな特徴です。
日本は現在、約30の国や地域とワーキングホリデー協定を結んでいます。オーストラリアやカナダなど英語圏の人気国に加え、フランスやドイツといった欧州の国々も含まれています。
参照:外務省
今回新たにクロアチアが加わることで、選択肢はさらに広がります。クロアチアはEU加盟国であり、シェンゲン協定圏にも属しているため、ワーホリ中にイタリア・オーストリア・スロベニア・ハンガリーなど、周辺のヨーロッパ諸国へも自由に旅行できるのが大きな魅力です。
さらに、西ヨーロッパ諸国と比べて生活コストが比較的抑えられる点も、若者にとって現実的なメリットになります。物価の高さがネックになりがちな欧州滞在の中で、クロアチアは「長期で暮らしやすい環境」を提供してくれる可能性があります。
ワーキングホリデーの詳細はこちらをご覧ください。
クロアチアについて
クロアチアはアドリア海に面した美しい国で、世界遺産のドブロブニク旧市街や自然あふれる国立公園など、見どころがたくさんあります。英語も通じやすく、観光業を中心に就労機会が多いことから、ワーキングホリデーの渡航先として注目を集めています。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
国名 | クロアチア共和国 |
首都 | ザグレブ |
人口 | 約380万人 |
面積 | 約56,500平方キロメートル |
公用語 | クロアチア語 |
通貨 | ユーロ(2023年に導入) |
主な産業 | 観光業、造船、農業、ワイン生産など |
気候 | 地中海性気候(沿岸部)、大陸性気候(内陸部) |
まとめ
今回の日本とクロアチアのワーキングホリデー協定は、まだ対象年齢や申請時期などの詳細は未発表ですが、実現すれば日本人にとって新しいヨーロッパ滞在の選択肢となります。
「留学は費用が高くてハードルが高い」と感じていた人でも、ワーキングホリデーなら働きながら生活費をまかなえるので挑戦しやすくなります。さらに、英語やクロアチア語を学びつつ、ヨーロッパの中心で文化交流を体験できるのは貴重なチャンスです。
制度が正式にスタートすれば、申請枠が限られる可能性があります。興味のある方は、最新情報をこまめにチェックしつつ、語学準備や資金計画など事前にできる準備を進めておきましょう。
留学に関するお悩みなどは、ぜひ無料カウンセリングにてお問い合わせください。