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留学マガジン

■書籍名:
グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

  • ワールドアベニュー最新情報
  • 2016.10.28

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】説明会へ行ってきました。

Terada
Terada

「きみが留学するという国家プロジェクト」
このキャッチフレーズ、聞いたことはありますか?

日本のグローバル化が叫ばれ始めて20年。
2013年秋、ようやく、国が動き出した大々的なプロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」が掲げるキャッチフレーズです。

「トビタテ!留学JAPAN」とは…
2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」、「第二期教育振興基本計画」に基づき掲げられた東京オリンピック開催年「2020年までに、日本人の海外留学生総数を倍増させる」という目標のもと、この目標実現のために創設されたのが、官民協働海外留学支援制度 ~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~です。

第三期を迎えるトビタテ!留学JAPAN【高校生コース】(留学期間:平成29年7月1日~平成30年3月31日)の募集が10月11日に開始され、その説明会へ行ってきました。

目次
―――――――――――――――
質問1.「日本代表プログラムってなに」
質問2.「私にも奨学金の応募資格があるのかな」
質問3.「どんな留学プランが奨学金の対象なんだろう」
質問4.「奨学金はどのタイミングで支給されるの?」
質問5.「具体的なスケジュールは?」
6.ご注意いただきたいこと
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質問1.「日本代表プログラムってなに」

官民協働海外留学支援制度、通称「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」とは、生徒が主体的に計画した留学計画または生徒の留学目的を達成する計画で、在籍高等学校が学校教育活動の一環として認める留学計画に対し、返済不要の奨学金などを通じた支援を行う制度です。

留学JAPAN日本代表プログラム実施の目的は、大きく2つあります。
1、「人材育成」
2、「留学機構醸成」

1つ目の「人材育成」は、留学を通じて、「多様な経験と自らの考え行動する機会」を提供し「グローバルに活躍できる力」の育成を目指すことです。

海外留学では、国内にいるだけでは得ることのできない「海外から見た日本を知る機会」を得られたり、異文化に触れ、受容できるようになることで、異文化理解の力を身に付けることができたりします。
また、言葉や文化、習慣の壁にぶつかりますが、それらを乗り越えたという成功体験が、自己肯定感につながり、さらに大きなチャレンジに踏み出す自信を得ることができます。

2つ目の「留学機構醸成」は、派遣留学生が自らの経験を還元することで新しい留学文化を醸成することです。

留学JAPAN日本代表プログラムの特長は大きく4つ。
従来の派遣留学制度とは異なり、実施目的達成のために費用面だけではなく多方面でのサポート体制を整備しています。

1、「幅広い留学」を対象としている
2、充実した奨学金
3、事前・事後研修の提供
4、派遣留学生コミュニティ(仲間作り)

大学生層と異なり、増加傾向にはあるものの、まだまだ少ない高校での留学者。
心身ともに成長過程での海外渡航には大きな勇気と、自立心が必要です。
そこで、留学JAPAN日本代表プログラムでは、留学へ行くことの支援を行うだけではなく、留学を介して、世界を生き抜く力=グローバル力(日本人に不足しているといわれがちな主体性や積極性など)を身に付けるために必要なサポートが整備されていることがわかります。
両親や教師など周囲の大人に言われたから留学するわけでもなく、旅行の延長のような「遊び留学」するでもなく、留学計画のところから主体的に計画を立て、留学前から初めてのコミュニティに飛び込み仲間作りを行う仕組みができています。

留学JAPAN日本代表プログラムという名前からもわかるように、応募資格は日本の高校生(新高校生含む)ではればどなたにもあります。しかし、そこには厳しい選考があり、応募すれば誰でも奨学金の支給を受けられるわけではありません。

選考には、大きく2つ、書類選考と面接のステップがあります。

STEP1、書類選考
自ら留学目的をきちんと立て、目的に沿った留学内容を日本代表プログラムの募集要項などを確認しながらプランニングします。そして、計画立てたプランに沿って「留学計画書」を作成、日本代表プログラムの応募、書類審査を受けます。

対象となる留学プログラムは多岐に渡りますが、全分野共通の項目として下記の2点が挙げられます。
1、自主活動
異文化交流など、留学会社が企画するプログラム以外に自主的に取り組む活動が含まれているか
例:
・現地の高校生と交流を図り共に学ぶ活動
・留学テーマに沿った研究、調査活動(アンケート、インタビューなど)

2、アンバサダー活動
留学先おいて、日本や日本の地域の良さを発信する活動
例:
・日本文化を紹介する、出身地の魅力をプレゼンする
・和食をホストファミリーにふるまう

STEP2、面接
書類選考に合格したら、その後は面接が待ち構えています。
留学計画の内容を精査される書類選考と異なり、STEP2の面接では、パーソナリティの部分を見られます。スケッチブックなどを用いて留学プランをいかに実現し、自主活動やアンバサダー活動に取り組むのかをプレゼンします。

質問2.「私にも奨学金の応募資格があるのかな」

奨学金の応募資格

応募資格を満たす要件は下記の通りです。

1、日本国籍を有する生徒などまたは日本への永住が許可されている生徒などであること
※高専、定時制や通信制の高等学校等に在籍する生徒等でも応募可能
2、留学JAPAN日本代表プログラム指定の事前・事後の研修に参加すること
3、留学修了後、日本の在籍高等学校で学業を継続し、卒業を目指すこと
※平成30年3月に高等学校等を卒業する予定の者(平成30年3月31日までに帰国する留学計画であること)
4、在籍校は派遣を許可し、留学先期間が受け入れを許可していること
5、留学に必要なビザ(査証)を取得し得ること
6、他団体から留学のための奨学金を受け取る場合は、その総額が本制度の奨学金を超えないこと
7、高校生コース(第1、2期)派遣留学生ではないこと
8、日本学生支援機構の第二種奨学金に準ずる家計基準を満たしていること
(ただし、全体の1割程度を上限に基準を超える生徒を支援する予定)
9、文科省が実施する「社会総がかりで行う高校生留学促進事業」の支援金を受け入ていない生徒など
―――――――
10、併設型中高一貫、中等教育学校の3年生や推薦入試などですでに高校への入学が決定している高校を通じた応募が可能な中学3年生 も対象

かなり幅広い層の高校生の方が対象となることがわかりますね。
ただ、残念ながらインターナショナルスクールの生徒さんは対象外とのことです。

質問3.「どんな留学プランが奨学金の対象なんだろう」

奨学金の対象

留学JAPAN日本代表プログラムの対象となる留学プログラムは、勉強を中心とした「アカデミック」と呼ばれるものから、実地研修をメインとした「プロフェッショナル」、他にもスポーツや芸術、ボランティアをメインとした留学プログラムなどが対象となります。

具体的な各留学プランの概要と留学期間、奨学金支給対処者人数を見てみましょう。

アカデミック(勉強中心)
テイクオフ(新高校2~3年生向け) 2~3週間・・・120人採用予定
テイクオフ(新高校1年生向け) 2~3週間・・・50人採用予定
内容:
最も応募者数の多いアカデミック(テイクオフ)は、海外の語学学校などにおいて外国語の習得を主な目的とした留学です。一般的な私立の語学学校だと受講可能年齢が16歳以上または18歳以上となることが多いため、中高生対象の特別な英語コースを持っている学校や、海外の中高附属英語コースに通う必要があります。

ショート 2週間~3ヵ月間・・・100人採用予定
内容:海外の高等学校や大学などの教育機関に留学し、外国語を用いてさまざまな科目を学習したり教育プログラムに参加したりする留学です。
外国語を学ぶのではなく、外国語(例えば英語)はある程度できることを前提で、英語で数学や体育の「科目」を受ける留学で、アカデミック(テイクオフ)より、少しレベルの高い留学です。一般的な語学学校などではなく、海外の中高で1学期間だけ受け入れてくれる教育機関へ渡航する必要があります。

ロング 4ヵ月間~1年間・・・20人採用予定
内容:海外の高等学校などに長期間通学し、外国語を用いて、さまざまな科目を学習する留学です。
1年間、日本の高校を休学し(高校によっては単位認定してくれる高校もあります。可否は在籍校の判断となります)、渡航する留学です。1年間渡航する場合であれば、前半半年間を高校附属の英語コースで英語を学び、一定のレベルまで英語力を伸ばしてから、本科(数学や理科、体育や音楽など)へ進むことができる制度を持っている国や教育機関もあるため、現時点で英語力が低くても問題はありません。

プロフェッショナル 2週間~3ヵ月間・・・50人採用予定
内容:現在学んでいる専門知識・スキルなどを活かして、または将来的携わりたいと考えている領域について実地研修やインターンシップなどに参加する留学です。
海外におけるインターンシップの対象者は大学生以上となることが多く、高校生の方の場合、条件的にやや難しい留学プランかもしれません。

スポーツ・芸術 2週間~3ヵ月間・・・80人採用予定
内容:海外のトレーニングセンターや教育機関、芸術学校など在籍し、現地指導者のもと、技量の向上を目指したり、海外でのレッスンを伴って大会に参加したりする留学です。
最短対象留学期間は2週間ですが、トレーニングやレッスンを行っている期間が対象となるため、条件的にやや厳しい留学プランのように思います。

国際ボランティア 2週間~3ヵ月間・・・80人採用予定
※ワールドアベニューでの該当留学プログラムのお取り扱いはございません。

詳しくはこちらをご覧ください。

上記の内容に沿って、留学計画を作成し提出します。
留学計画書ダウンロード

質問4.「奨学金はどのタイミングで支給されるの?」

奨学金はどのタイミングで支給されるの?

奨学金の支給対象となるのが、留学期間・留学先地域に応じた授業料・地域活動費、往復渡航費となります。

奨学金支給にあたって下記の事項が確認されます。
・受入先での活動期間(入学許可証、受入承諾書など)
・留学先期間などに対する授業料相当額の支払いの有無(請求書、領収書など)
※姉妹校交流に関する協定などにより、留学先機関で授業料不徴収、または免除となっている場合は、往復渡航費と現地活動費用分のみの支給となる。
※日本学生支援機構が定める家計基準を超える場合、支援額が異なる。
※採用決定後に送付される「事務手続きの手引き」にて詳細はご確認ください。

ちなみに、先述している通り、応募資格上に「査証(ビザ)の証明」も記載があり、こちらの証明も必要となります。

ワールドアベニュー含め、留学エージェントに申込をする前に奨学金の申請を行い、奨学金の支給を受けるのは不可能です。したがって、「留学JAPAN日本代表プログラムに採用されなければ留学できない」という状況だと、留学エージェントに申し込み後、留学JAPAN日本代表プログラムに応募したけれど、選考から漏れてしまった、解約する…となると、キャンセル料などが発生してしまいます。

ちなみに、倍率はどのくらいか?というと、第二期の状況から見ると、
応募者数 2,058人に対して、採用者数 511人と、4倍です。
年々応募者数は増加傾向にあるため、倍率は高まることが予想されます。留学エージェントや希望教育機関の返金規約などはきちんとご確認ください。

質問5.「具体的なスケジュールは?」

具体的なスケジュールは?

応募締切時期
平成29年2月3日17時必着

書類審査
審査実施時期:平成29年2月中
結果通知:平成29年3月上旬

面接審査
審査実施時期(予定):平成29年3月22日~4月5日
結果通知:平成29年5月中旬
開催地域(予定):札幌、仙台、金沢、東京、名古屋、京都、神戸、岡山、福岡、沖縄
審査方法:個人またはグループ面接(留学計画のプレゼン)

特別枠
新高校1年生対象 アカデミック(テイクオフ)
応募締切時期:4月21日17時必着
書類審査・動画審査:平成29年4月下旬~5月上旬
結果通知:平成29年5月中旬

6.ご注意いただきたいこと

ご注意いただきたいこと

ワールドアベニューでも、留学JAPAN日本代表プログラムが募集する留学プランの条件に該当する留学プログラムのご紹介、ご提案は可能です。ただし、ご提案させていただく留学プログラムが、必ずしも、奨学金の条件を満たすものではないことをご理解ください。

なお、ワールドアベニューは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、主要英語圏を中心に留学のサポートいたしております。その中で治安や時差、留学生の受け入れ環境などを考慮し、中学生、高校生を対象とした留学は、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)を中心にサポートいたしております。

詳しくは、ワールドアベニューの中学・高校留学案内をご参照ください。

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