【最新情報】ニュージーランド学生ビザが変わる!2025年11月から週25時間就労可能に
この記事はこんな方にぴったり!
・ニュージーランド留学を検討している方
・交換留学を考えている方
・すでにニュージーランドの学生ビザを持っている方
ニュージーランド政府は、2025年11月から学生ビザの就労ルールを大きく変更します。これまで学期中は週20時間までしか働けませんでしたが、新制度では週25時間まで可能になります。さらに短期留学の学生も対象となり、これまで以上に「学び」と「アルバイト」を両立しやすい環境になります。
お金も経験もプラスになる!
経済的にも安心
・就労時間が週25時間に増えることで、月に約20時間分=3〜4シフトの勤務が追加可能。
・時給20ドル前後なら、月に1,500〜2,000ドルの収入が期待できる。
・学費や生活費を補えるため、「お金の不安で留学をあきらめる」リスクを減らせる。
実践的な英語力がつく
・週5時間の追加で、英語を使う機会が20〜30%増える。
・「常連客対応」「トラブル処理」など、より実践的な会話を経験できる。
・学校で学んだ表現をすぐに試せるので、上達が早い。
社会経験が増える
・勤務時間が増え、チーム内で責任ある役割を任されやすくなる。
・一緒に働く時間が長いほど、現地スタッフや仲間との信頼関係も深まる。
・職場経験は履歴書に書ける強みとなり、帰国後のキャリアにもつながる。
週20時間から25時間に広がったこの「プラス5時間」は、小さな変化に見えて大きな意味があります。生活の安心や英語の実践、キャリア形成につながる、まさに留学を充実させるための現実的な制度変更です。
制度変更の詳細
詳細
項目 | 内容 |
---|---|
施行日 | 2025年11月3日から適用開始 |
学期中の就労時間 | 週20時間から週25時間へ拡大 |
対象の範囲 | これまで就労が認められていなかった交換留学(エクスチェンジ)や短期の Study Abroad にも適用 |
変更理由 |
留学生の生活を支え、学びと現地体験を充実させるため。 他国が留学生の受け入れを制限する中で、ニュージーランドをより魅力的な留学先にする狙いがある。 |
2025年11月3日以降に発行される学生ビザには、新しいルールが自動的に反映されます。つまり、この日以降に『学生ビザ』で渡航する留学生は全員が対象となります。一方で、『観光ビザ』での渡航者には就労が認められていないため、この制度の対象外となります。
大きなポイントは、これまで働けなかった交換留学や1学期(約3〜4か月)程度のStudy Abroadでも就労が可能になったことです。「長期じゃないとアルバイトできない」という制限がなくなり、学生ビザであれば、数カ月の留学でも現地で学びながら働けるようになりました。その結果、短期であってもニュージーランドを選びやすくなったといえます。
背景には、留学生の生活を経済面から支えること、そして国際的に魅力的な留学先としての立場を強化することがあります。ニュージーランドは、留学生が安心して学びを続けられる環境を整えると同時に、世界の中で「選ばれやすい国」であり続けることを目指しているのです。
参照:This is New Zealand
旧ビザ保持者への対応
今回のルール変更は、新しく学生ビザを取る人と、すでにビザを持っている人とで対応が異なります。
新しく発行される学生ビザの場合
2025年11月3日以降に新しく学生ビザを取得する人は、追加の手続きは不要で、最初から週25時間のルールが適用されます。これから渡航する人にとっては、安心して新制度を利用できる仕組みです。
すでに発行済みの学生ビザ(週20時間制限付き)の場合
一方で、すでに発行済みの学生ビザ(週20時間制限付き)を持っている人は注意が必要です。そのままでは新しいルールは適用されないため、次のいずれかの対応が必要になります。
1.条件変更申請(Variation of Conditions)を提出する
現在のビザに「週25時間まで就労可能」という条件を追加する方法です。オンラインで申請でき、承認されればビザを取り直す必要はありません。
2.新しい学生ビザを申請し直す
今のビザを終了させ、週25時間ルールが反映された新しいビザを取得する方法です。語学学校や大学での学びが長期にわたる場合や、今後プログラムを変更する予定がある場合に選ばれるケースが多いです。
どちらの方法を選ぶかは、残りの滞在期間や今後の進学計画に合わせて判断するのがおすすめです。
参照:Immigration New Zealand
例外ルールも…?
今回の就労時間拡大は、すべての留学生に一律で適用されるわけではありません。特に高校に在籍するYear 12〜13の学生は対象外で、自動的に週25時間働けるようにはなりません。
高校生の場合はこれまで通り、学校と保護者の同意がある場合のみアルバイトが可能です。ただし働ける内容や時間には厳しい制限があり、大学生や専門学校生のように自由に働けるわけではありません。例えば放課後の短時間や長期休暇中など、学業に支障が出ない範囲に限られます。
こうした制限が残っているのは、未成年の留学生にとって学業を優先することと安全を守ることが何より大切だからです。勉強時間が減ったり、無理な労働で体調を崩したりしないように配慮されています。
一見不利に見えるかもしれませんが、実際には高校生が安心して学業に集中できるようにするための仕組みです。必要なときに限定的に働ける、バランスの取れた制度が維持されているといえます。
まとめ
ニュージーランドは、他国が規制を強める中で、留学生にとってより柔軟で安心できる制度を整えているのが特徴です。「もっと働けるから留学を現実的に考えられる」「お金の心配を減らして、学びと体験を両立したい」という方には、ピッタリな留学先となります。
「自分に合っているのかな?」「実際はどのくらい働けるの?」と気になった方は、ぜひ一度、ワールドアベニューの無料カウンセリングにてご相談ください。ご希望の学びの分野やライフスタイルに合わせて、最適な留学プランをご提案いたします。