このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

オーストラリア留学で仮想通貨が使える?

オーストラリアでのキャッシュレス化が加速▼ 
オーストラリアの日常生活での仮想通貨▼ 
仮想通貨ユーザーが留学中、気をつけること▼ 
お財布を持たない日も遠くない!?▼ 

オーストラリアでのキャッシュレス化が加速

オーストラリアは2019年7月より豪ドル1万ドル以上(日本円で85万円~90万円)の現金決済を法律で禁止すると発表しました。理由としてはデジタル社会の促進と脱税の取り締まりを挙げています。この発表がなにを意味するのかというと、今後オーストラリアではより一層、キャッシュレス化が加速していくということです。
キャッシュレス社会のオーストラリアへ留学するにあたり、現金の代わりになってくるものとしてクレジットカードやデビットカード、電子マネーなどが挙げられますが、最近では「仮想通貨」も注目されているのはご存知でしょうか?そして仮想通貨とキャッシュレスは密接に関係していると言われています。

今回は急成長を遂げている仮想通貨がオーストラリア留学時にどんな役割を果たすのかテーマを絞ってご紹介したいと思います!

オーストラリアの日常生活での仮想通貨


日本では新聞やニュースなどで頻繁に取り上げられ、大きな注目を浴びている仮想通貨ですが、オーストラリアでは一体どのくらい生活のなかで仮想通貨が取り入れられているのでしょうか。
ちなみに、仮想通貨は英語で「Cryptocurrency」と言うそうです!

1.オーストラリアは仮想通貨の注目市場である

現在、オーストラリアは日本ほど仮想通貨の最大市場とはいえないというのが現状ですが、成長市場としてとても注目を浴びているそうです。冒頭でお伝えした通り、仮想通貨とキャッシュレスは密接に関係をしていると言われています。2019年7月からの豪ドル1万ドル以上の現金決算の禁止を見てみても、オーストラリアが今後キャッシュレス化に力を入れていく上でより一層、仮想通貨にも注目をしていくだろうということが読み取れると思います。

2.仮想通貨のATMを使うことができる

仮想通貨がどのようなものか何となく知っていても、仮想通貨にもATMがあることを知っている人は少ないのではないでしょうか。例えば、仮想通貨の中でも圧倒的知名度を持つ「ビットコイン」のATMがどこにあるのか、「Coin ATM Radar」というHPを使って調べてみると、オーストラリア国内に約49台(主要都市上位からメルボルン15台、シドニー11台、ブリスベン9台、アデレード5台、パース4台)ビットコインのATMがあることが分かります。(※1)各地のATMで主にビットコインの購入と出金がいつでも可能です。ATMが設置されている都市を見てみても、留学生に人気な都市なので、仮想通貨を持っている留学生はいつでもビットコインの購入と出金ができて安心です。
※1. 参照URL:Bitcoin ATMs in Australia

3.店舗にて仮想通貨で買い物をする、手に入れる

仮想通貨の成長市場ともいわれるオーストラリアでは、日に日に仮想通貨によるサービスが導入されています。いくつか例を挙げてみたいと思います。

◎2018年1月 世界初、空港で仮想通貨の決済を開始
ブリスベン空港ターミナル内の店舗にてビットコイン、イーサリアム、ダッシュの3種類の仮想通貨決済を導入。(※2)
※2.参照:bitdays.jp

◎2018年6月 薬局が仮想通貨決済を開始
オーストラリアのルガーノにある薬局がビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュの仮想通貨決済を導入。(※3)
※3.参照:bitdays.jp

オーストラリア国内にある1,200か所以上のニューススタンド(日本でいう駅構内にある小さな売店)でビットコインとイーサリアムが購入可能となる。(※4)
※4.参照:More than 1,200 newsagents to offer Bitcoin, Ethereum buying service

仮想通貨ユーザーが留学中、気をつけること


オーストラリアではより一層のキャッシュレス化に伴い、市民の身近なところで仮想通貨の導入が急ピッチで進められていることがわかります。しかし、「目に見えないお金ってなんか不安。」とまだまだ仮想通貨に慣れていない人にとっては不安な気持ちもあるのではないでしょうか。とくに生活の場が海外だとさらに不安になると思います。キャッシュレス社会のオーストラリアで何となく勢いに任せて仮想通貨を始めて痛い目に遭って留学生活が散々なものになったというような悲しい結果にならないために、仮想通貨を持つ上で気をつけることをお伝えしたいと思います。

1.謎のコミュニティーに気をつける

オーストラリアだけでなくても、海外留学すると、’シドニー日本人会’ ‘シドニー○○大学○○会’などといった、母国のコミュニティーというものがとても活動的で影響力を持っていることがあります。もちろん、ほとんどのコミュニティーはしっかりと目的を持ち正しく活動していますが、ごくまれに仮想通貨をネタにネズミ講のような怪しいビジネスを展開するコミュニティーが留学生に声をかけてきたり、講演会と称してコンタクトを取ろうとしてくることもあります。久しぶりに日本語を話す機会を作りたい、オーストラリアで日本人の友人が欲しいという目的でそのようなコミュニティーに参加し、騙されてしまうという留学生も見かけます。参加するのは自由ですし、勉強の一環として話を聞きにいくことも良いですが、‘NO’と言える強さを持つこと、その判断が難しい場合は仮想通貨に詳しい周りの友人などに相談して危ない団体に捕まらないようにしましょう。

2.仮想通貨はたくさんある

日本ではビットコインが有名なので、「仮想通貨=ビットコイン」と思う人も多いと思いますが、仮想通貨は世界中に1000種類以上もあると言われています。その中には悪質な仮想通貨もあるので、たくさんある仮想通貨の中からどの仮想通貨が本物なのか、安全なのかをご自身で判断の上、所有するようにしましょう。留学中に英語で仮想通貨の説明をされて、まだ英語力に自信がないのであまりよく理解できないまま紹介された仮想通貨を買ってしまった……という事態も起こりかねません。そのような留学生を狙って仮想通貨の誘いをしてくる悪質な外国人もいるかもしれません。あくまでも「自分の身は自分で守る」のが海外生活での大前提です!

お財布を持たない日も遠くない!?

いろいろと怖いお話もしましたが、留学生にとってクレジットカードやデビットカードだけではなく、仮想通貨という決済の選択肢が増えるのはとても嬉しいことです。留学生がオーストラリア生活で、「クレジットカード(デビットカード)、たまに現金」で迷っていた生活が「クレジットカードと仮想通貨」の二択で迷う留学生が増える日、さらに語学学校や大学の学費なども仮想通貨で支払える日が来るのもそう遠くないのではないでしょうか?

← オーストラリア留学費用のページへ戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン