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日本人が少ない環境に行ける留学制度とは?

オーストラリアに留学する際、どうやったら日本人が少ない環境に行くことができるのでしょうか。今回は、オーストラリア留学で、日本人が少なく、ネイティブ環境で勉強することのできる留学制度をご紹介します。

はじめに。

オーストラリアは、時差も少なく治安もよく、日本からのアクセスもよいため、留学先としてとても人気のある国です。よって、ケアンズやゴールドコーストなど特に観光地としてメジャーな都市に行くと、せっかく留学しているにも関わらず、街中で日本語が聞こえてくる……なんてこともあります。

オーストラリアの日本人が少ない都市選び、オーストラリアの日本人が少ない語学学校 など検索するとさまざまな記事が紹介されています。しかし、どこの都市に行っても、どこの語学学校に行っても日本語で紹介されている以上、その都市、語学学校には少なからず日本人はいます。

そして、英語力が低い状態で、無理して日本人が少ない環境に行ってしまうと、周囲の状況がつかめず、環境に溶け込めず、逆に少ない日本人同士で固まってしまうということもあります。

そこで、オーストラリアのどの都市にいても最終的に日本人の少ない環境で留学することのできる留学制度をご紹介します。

留学制度1.専門留学

オーストラリアには高校卒業後の進路の一つとして、大学以外に日本でいうところの専門学校・短期大学のような選択肢があります。日本と異なるのは、この専門学校や短期大学が、2年~3年の就学期間を終えないといけないのに対し、もう少し短いスパン、例えば半年から1年などで、修了することのできるコースが多くある点です。
例えば、
Certificate(サーティフィケート)約半年のコース
Diploma(ディプロマ)約1年のコース といって、ビジネスやIT、農業、美容、介護、福祉、デザイン、ファッションなどさまざまな職業に通ずる専門的な知識や技術を学ぶことができる教育機関です。
この専門学校・短期大学のような教育機関には私立と公立があり、特にTAFE(テイフ)と呼ばれる公立の教育機関は、そこに通う7割から9割がネイティブの学生です。1~3割が留学生ですが、1クラス25人から30人のなかで日本人留学生は1人ということもあり得ます。

TAFEのCertificateやDiplomaに入学するためには、一定の英語力が必要です。
したがって、現時点で英語力初級の方の場合、まずTAFE入学に必要なレベルまで英語力を伸ばし、その後TAFEのコースに入学するという流れを取ります。

例えば、半年間は語学学校で英語を学び、後半半年間はTAFEのビジネスコースで勉強するという形です。前半半年間は留学生しかいない語学学校で英語を学ぶため、ここには日本人留学生も10%から20%程度(1クラス1人から2人程度)はいるでしょう。しかし、TAFEのビジネスコースに入学すると、クラスの7~8割がネイティブ、2~3割が留学生(しかもさまざまな国からの留学生)で、日本人は1人、2人という環境で勉強できます。

詳しく知りたい方は、オーストラリア 専門留学をご参照ください。

留学制度2.大学・大学院留学

専門留学と同様で、英語を学ぶのではなく、英語で専門的な勉強をする留学の場合、周囲のほとんどがネイティブになります。オーストラリアの大学・大学院での勉強は日本の大学・大学院での勉強と比較し、より能動的かつ実践的な授業スタイルのため、ネイティブの学生とディスカッションしたり、プレゼンしたりと、より本格的な英語力を身に付けることができます。

現在高校生の方はもちろん、すでに日本で大学を卒業している方でも、大学、大学院に進学することはできます。
新しいキャリアやよりグローバルな舞台で活躍する切符を手にする手段としても考えてみることをおすすめします。

留学制度3.ワーキングホリデー(ビジネスインターンシップ)

留学制度1の専門留学の場合、1年から2年間程度の留学のため、比較的現実的ですが、留学制度2の大学・大学院進学となると、お金や時間的な条件上、難しい…という方も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、ワーキングホリデー制度を利用したビジネスインターンシップです。
ビジネスインターンシップとは、オーストラリアの企業(原則、日系ではなくオーストラリアの企業)に入り、最終的にはその企業にきちんと貢献することを目的としたインターンシップ、就労経験を積むことができる留学プログラムです。
普通のワーキングホリデーの場合、飲食店や旅行会社など、日系の企業でのアルバイトに終始しがちなワーキングホリデーですが、ビジネスインターンシップを利用することで、後半6ヵ月をネイティブ環境、しかもネイティブの社会人のなかで過ごすことができます。

詳しくはビジネスインターンシップをご参照ください。

まとめ

留学制度が充実しているオーストラリアならではの脱・日本人留学制度をご覧いただきいかがでしたでしょうか。
もっと詳しく知りたいという方は留学カウンセリングをご利用くださいね。

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