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イギリス留学のメリット・デメリット10選

イギリスを留学先として検討している方は、他の国と比べて「どんなメリットやデメリットがあるの?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。イギリスは、格式高い英国の歴史と伝統と、現代文化が融合している他の国にはない魅力が溢れている国です。ここでは多くの方からご質問いただくイギリス英語を学ぶ魅力や気になる天候や治安を踏まえた過ごしやすさ、生活費用などにも言及し、イギリス留学のメリット・デメリットを5選ずつ、合計10選を分かりやすく説明しています。

イギリス留学の5つのメリット

1.本場の英語を学ぶことができる


イギリス留学のメリット、1つ目は、本場の英語を学ぶことができるという点です。
イギリスといえば英語の発祥の地。日本の英語教育では太平洋戦争以降、アメリカからの影響を強く受けているため、アメリカ英語が主流となっています。しかし、「英語」という字のごとく、「英国の言葉」である母国はイギリスです。もともとはイギリス人がアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに移民したことから世界に英語が広がったのです。従って「せっかく英語を勉強するなら、本場の英語を学びたい!」という方にはぴったりの留学先です。

皆さんが中学校や高校で習ってきたアメリカ英語と異なる単語や発音を耳にし、渡航してすぐのタイミングでは、戸惑うこともあるかもしれません。しかし、イギリス英語を学べば、これまで学んできたアメリカ英語に加えて、多様な表現に対応できる英語力を身に着けることができます。また、アメリカ英語が滑らかに言葉と言葉の間を繋げて話す傾向があるのに対し、イギリス英語は1つ1つの単語をしっかりと分けて発音をするため、多くの日本人にとって発音がしやすいのはイギリス英語です。

実は、英語圏においてもイギリス英語を話す人は「賢い」というイメージを連想させることが心理学的にも証明されています。そんな、ネイティブからも一目置かれる本場のブリティッシュイングリッシュを身に着けることができるのは、イギリス留学のメリットです。

2.日本人留学生が少ない


2つ目のメリットは、なんと言っても日本人の留学生が少ないということです。
「せっかく留学するなら、どっぷり英語環境に漬かりたい!」と考えている方にはぴったりの留学先です。上記の表からもわかるように、他の主要英語圏と比較しても、イギリスは日本人の留学生が一段と少ない国です。大都市のロンドンに渡航すると、日本人の学生と出会う機会は増えますが、それでも他の国と比較すると日本人と出会う機会は少ないと言えるでしょう。
ロンドン以外の都市では、さらに日本人の学生が少なく、英語の勉強に集中しやすい環境が整っています。周りに日本人が少なければ少ないほど、日本語を使う機会が減るのは言うまでもありません。日本人が少ない英語環境に身を置くことで、英語を上達するスピードを上げることができるのは、イギリス留学の大きなメリットのひとつです。

3.ヨーロッパ圏への旅行が安い


↑イギリス留学されていたお客様がヨーロッパ周遊された際の写真 体験談はこちら

3つ目のメリットは、「ヨーロッパ諸国へ安く旅行ができる」ことです。
ヨーロッパ諸国では日本ではあまり知られていないさまざまなLCC(格安航空会社)が運航しています。そのため、安い時期に航空券を購入すれば、片道たったの4,000~5,000円でスペインやフランス、ドイツなど他のヨーロッパ諸国へ旅行することが可能です。日本からフランスや、イタリア、スペイン、ドイツなどに旅行にいくとなると、航空券だけでも数十万円はかかりますし、移動時間も長いため、1週間、お休みがあってもその国を楽しめるのはなか4日、5日となってしまいます。ところが、イギリス滞在中のヨーロッパ旅行であれば、往復1万円以下で、かつ数時間のフライトで旅行することも可能なため、旅好きにとっては非常に大きなメリットのひとつです。
現地の人も予定がない週末にお得な航空券を見つけると、ふらっと他のヨーロッパの国へ旅行します。皆さんも留学中にできたお友達と気分転換や気晴らしに他の国へ旅行してみてはいかがでしょうか。

また、アクセスの良さからヨーロッパ諸国からの学生も多いため、現地でできたヨーロッパ人のお友達から旅行先のローカル情報を簡単に入手することができます。さらには、ヨーロッパ人のお友達と一緒に旅行して、自国を案内してくれるなんてことも!現地の方がすすめる旅先の情報があれば、一味違うヨーロッパ旅行を体験することができるでしょう。

4.新旧の伝統や歴史、文化を楽しめる


↑ロンドン 大道芸人の聖地テムズ川通りにて

冒頭でもお伝えした通り、イギリスは格式高い伝統と古くから続く歴史、そして、現代の文化が融合し、他の国にはない独特の魅力が溢れている国です。そんなイギリスでは、伝統と新しい文化を同時に楽しめることができるというメリットがあります。

古くからの伝統と文化を重んじるイギリスは、街の中に歴史のある建物や建築物などが並び、都会の中にいながらも、長い歴史を感じることができる国です。例えば、ロンドンではバッキンガム宮殿やビッグ・ベン、ウェストミンスター大聖堂など、中世からの建築物や歴史を存分に楽しむことができます。その他にも、ロンドンで有名な百貨店「ハロッズ」に訪れれば、その豪華な外観、内装を堪能することができます。王室にも愛されてきた歴史ある建物に気軽に訪れることができるのは、イギリスならではです。

その反面、イギリスはファッションや音楽などの最新の文化において世界をリードしている国でもあります。トレンチコートで有名なバーバリーや、ファストファッションで最近人気があるTOPSHOPなど、日本でも人気の多数のブランドがイギリス発祥です。日本よりも安く、かつ最新のファッションをいち早く入手できるのは、ブランド発祥国に滞在するからこそ得れるメリットです。また、世界的ロックバンドとして有名なビートルズを生み出したイギリスの音楽文化は、今なお耐えることなく発展しています。その一部の例として、イギリスでは、グランストンベリーミュージックフェスティバルなど、数日間も続く大規模な音楽フェスティバルが開催されます。そこには、世界中からの音楽ファンが集まり、音楽を通して学校では出会うことができない人々にも出会うことができます。

このようにイギリスには歴史や伝統、そして新しい文化が混在しています。新旧の異なる文化をひとつの国で同時に体験することができるのはイギリス留学の大きなメリットです。

5.多様な文化を体験することができる


↑音楽や歴史、建造物などのポストカード ロンドンポートベローマーケット お土産ショップにて撮影。

イギリスは世界的にも有名な多民族国家のひとつであり、単一民族国家の日本と異なり、さまざまな文化背景や信仰を持つ人々が共存しています。ヨーロッパ諸国からの移民をはじめ、中東やアフリカ、アジアからの移民も多く、英語圏にいながらもさまざまな異文化を体験することができる国です。日本では体験することができない異文化体験を通し、異なる文化に対する理解力、感受性、寛容性を高めることができるのは、イギリス留学の大きなメリットのひとつではないでしょうか。

また、「イギリスは食事がまずい」とよく言われますが、多民族国家の影響もあり、実はイギリスの大都市などは世界からの美食が集まる都市に変化してきています。フランス料理やスペイン料理などのヨーロッパ諸国の料理はもちろんのこと、日本ではあまり見かけない中東や東南アジア料理を楽しむことができるのです。多様な文化が存在しているからこそ、多種多様な食も存在するイギリス。食が好きな私たち日本人にとって、楽しみが多い留学先ではないでしょうか。

イギリス留学の5つのデメリット

1.生活費が高い


↑イギリスのお札 ポンド

イギリス留学でもっとも大きなデメリットは何か?と聞かれると真っ先に上がってくるのは「高い生活費」です。留学費用は、通う語学学校などの入学金や教材費、学費、渡航するために必要な航空券や保険、ビザ申請費用、そして生活費、渡航期間中の移動費用や交際費などが含まれます。なかでも約半分を占める生活費が高い点は、総合の留学費用に大きな影響を及ぼします。

実際、他国と比較し、イギリスの生活費はどのくらい高いのか?
200カ国以上の生活費を調査しているウェブサイト「Expatistan」にて、イギリスのロンドンと、留学先として人気な他の都市の生活費とを比較してみました。

ロンドンを基準とした場合の他都市の生活費は±、何パーセント?

都市/比較項目 食費 家賃 衣類 交通費 パーソナルケア 交際費 トータル
アメリカ
ロサンゼルス
-19% -5% +12% +65% -33% -16% +6%
カナダ
トロント
-10% +32% +25% +57% -4% -2% +24%
オーストラリア
シドニー
-10% +15% -6% +43% +7% -1% +15%
ニュージーランド
オークランド
-12% +34% +0% +31% +26% +13% +20%

参照:Expatistan (2019年9月25日現在)

上記の結果を踏まえると、アメリカのロサンゼルスの場合は、わずかながらロンドンの方が高いですが、他のオーストラリア シドニーやカナダのトロントとなると圧倒的にイギリス ロンドンの方が高いことが分かります。ニュージーランドのオークランドとの比較においては、なんと20%もトータルの生活費が高いとされています。

例えば、ロンドンで生活する場合、フラットシェアでも月に500~800ポンド(約75,000円~120,000円)の家賃がかかります。さらに、一人暮らしを希望すれば、住居の形態にはよりますが、安くて月1,000ポンド(約150,000円)はかかってしまいます。交通費に関しても、市内の移動だけでも、ロンドンでは片道4.9ポンド(約735円)と高め…… オイスターカードと呼ばれる日本のSuicaやICOCAのようなICカードを使用すれば、片道2.4ポンド(約360円)と少し安くなるものの、日々の通学・通勤を考えると、トータルの生活費は高いことがわかります。また、留学生が家賃の高い市内に近い場所に住むことは難しいため、さらに交通費が高くなると考えておく方がよいでしょう。
(為替は£=150円計算を目安に計算しています)

2.天気があまりよくない


2つ目のデメリットは、天気があまり良くないという点です。
イギリスというと曇り空の広がるイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
実際、イギリスは「1日のなかに四季がある」といわれるほど、天気が変わりやすい国です。ときには1日のなかで10度以上の気温差が生じることもあります。そのため、朝はTシャツ一枚で過ごせる日でも、夜になると気温がぐんと下がり、ジャケットが必要になるなんてこともしばしば……。さらに、「今日は晴れているな」と思いきや、急に空が曇り始めてパラパラと雨が降りだす、なんてことは日常茶飯事です。

また、イギリスは年間を通して平均気温が日本よりも低く、冬が長い国です。そのため、大雨は降らないものの、年間を通して日照時間が短く「天気が悪い」という印象を持つ方が多いようです。よって、晴れた青い空や温暖な気候が好きな方にとっては、イギリスでの生活は過ごしやすいとは言えません。

3.イギリス英語に慣れるのに苦労する


3つ目のデメリットは、イギリス英語に慣れるのに苦労することです。
日本の教育でアメリカ英語に慣れ親しんでいる日本人にとって、イギリス英語で好んで使われる単語や発音には慣れるまで、かなり苦労します。英語を少し話せる方でも渡航してすぐは現地の人が何を話しているのか全く聞き取れない、なんてこともあるでしょう。

さらに、イギリスには地方により異なるアクセントや方言が多々あります。例えば、ロンドンでは”ei”の発音が”ai”となる「コックニー」と呼ばれるアクセントが主流だったり、リバプールでは“th“の発音が”t“や”d“ となる「スカウス」と呼ばれる独特な英語のアクセントがあったりします。そのため、テレビで見聞きする英語と留学先でネイティブが話すアクセントが異なり、さらに戸惑う可能性もあります。

本場の英語を学ぶことができるというメリットはあるものの、親しみのあるアメリカ英語を学ぶよりも、学習に時間を要するという点は、デメリットといえるでしょう。

4.軽犯罪が多い


↑イングランドおよびウェールズの犯罪調査で測定された全体的な盗難犯罪の増加について 2016年まで減少傾向だったところから2017年、2018年と増加に転じている
参照:イギリス 国家統計局

4つ目のデメリットは、軽犯罪が多いということです。
イギリスはヨーロッパ諸国のなかでも安全性が高い国であり、治安は比較的良好と言われています。しかし、外務省によると2017年度のイギリスの犯罪率は日本と比較して、殺人が1.6倍、侵入盗が11倍、なんと強盗が87倍も起きています。また、イギリスの国家統計局も2018年頃から強盗などの軽犯罪が増加しているとデータを発表しており、軽犯罪率が増加している傾向が見られます。

銃社会のアメリカなどに比べて比較的安全ではありますが、バイクを使用した路上強盗やすり置き引きなどの盗難、住宅への侵入窃盗が多発しています。被害にあわないように滞在中は危機管理をしっかり行う必要がある国です。

5.ビザの取得が難しい


5つ目のデメリットは、ビザの取得が難しいという点です。
例えば、ワーキングホリデービザの場合、カナダの場合、6,500名、イギリスの場合、1,000名と他国と比較すると年間のビザ発給数は非常に少ないという現状があります。さらに、申請タイミングも、オーストラリアやニュージーランドの場合、1年を通じていつでも申請できたり、カナダの場合も申請受付開始から6,500名の定員が満席になるまで、申請期間があったりするのに対し、イギリスの場合は年に2~3回しか申請タイミングがありません。

イギリスのワーキングホリデーに応募したが、当選できなかった、という方はたくさんいらっしゃり、他の国と比較して簡単に渡航ができる国とはいえません。また、語学留学のために短期学生ビザ (Short-Term Study Visa)で渡航した場合、滞在期間を延長したいと思っても、渡航後イギリス国内から延長することができません。現地で「もっと勉強したい!」と思ってもビザの延長ができず、渡航後のビザの融通が利かない国なのです。

そして、渡航後に延長が可能な学生ビザ(General student visa (Tier 4))を申請する場合は、一定レベルの英語力だけでなく、かなりの資金が留学前に必要となります。例えば、ロンドンに1年間留学する場合、事前に12,240ポンド(約2,080,800円)の資金の証明が必要です。イギリスは、何かとビザに制限があるだけでなく、金銭的にも余裕がないとビザ取得が難しい国であるといえます。

まとめ


いかがでしたでしょうか。イギリスに留学する際のメリットとデメリットをご紹介させていただきましたが、参考になりましたでしょうか。皆さんの留学を有意義なものにするためにも、ご自身が何に興味があるのか、何を重視したいのかを考えて、留学先を検討しましょう。
渡航先をイギリスを決意した方は、どんなプログラムで留学するのか、どの都市に留学するのかもあわせて、ぜひ検討してみてください。

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