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  • 海外留学体験談
  • 2012.02.02

凹むこともあるけれど…

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仕事は、月曜日に電話して、翌週のシフトを決める、という感じです。
「いつがいい?」「午前と午後どっちがいい?」と聞かれますが、毎朝5時起きは嫌なので、午後シフト希望しています。

◆午前シフト=午前7:00~午後2:45
◆午後シフト=午後2:30~午後10:00

現在は週4、5日で勤務しており、病院はずっと同じシドニー北部の公立病院です。

配置される病棟は当日に分かります。様々な病棟に配置され、救急病棟、小児科、脳神経、一般内科、一般外科に配置されたことがあります。病院はとても大きく、患者さんの転棟のつきそいのために、院内を車で移動したこともあります(笑)。
 
職務内容は「IPS」と呼ばれる、観察・見守りです。具体的には食事介助、保清、排泄介助、バイタルサインチェック(OBS)等の基本的な職務です。点滴やドレーンには基本的には触らないです。

あと大事なのはハンドオーバー(申し送り)をIPS同士で行うことです。例えば、「35歳の男性が交通事故で・・・・」というような内容を英語で申し送り受けるのも、するのも大変で、英語力が試されています。

毎回必須ではないですが、プログレスノート(看護記録)を記載することもあり、急に言われた時は何をどう書いて良いかわからず、戸惑いました。前の看護記録を参照に、なんとか書いてみたところ、RN(現地正看護師)からOKをもらったのでホッとしました。
 
IPS という職務ですが、日本ではこのようなポジションはあまり見られないと思います。
しかし、私が働いている時にこのような職務をしてくれる人がいたら、不穏 の患者さんや、転倒の危険性が高い患者さん、自殺自傷企図のある患者さんを看ることができるので、とても便利だなと思いました。

病院内の仕事ですが、役割分担がはっきりしている気がしました。日本では看護師が雑務を含む「なんでも屋」になりがちな気がしますが、こちらでは看護師が看護師本来の仕事に取り組みやい環境にあるように思えます。だからみんな定時で退勤しています(笑)。
 
日本での看護師の仕事に比べると、こちらでのアシスタントの仕事は難しくは感じませんが、英語力の必要性は日々強く感じます。患者さんへの対応、申し送り、 RN(現地正看護師)からの指示の聞き取り等、コミュニケーションの重要性を感じます。
意思疎通が上手く取れなくて凹む事もあります。そんな時でも「次は 頑張ろう!」とモチベーションを上げて、毎日仕事に取り組んでいます。

吉田 愛子さん
2008年9月~2009年9月
インターン先:NSW州公立病院

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