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留学マガジン

■書籍名:
グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

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グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
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  • 海外留学体験談
  • 2017.07.17

念願の海外留学。社会人経験を経て決めた留学プランは専門留学×ビジネスインターンシップ|体験談-大塚 貴己さん

大手旅行会社のマーケティング・広報部門にて海外インターンシップしていた貴己さんは、職場の先輩からこんなことばをもらったといいます。「カナダへ留学した際、オーロラを見ずに帰ってきてしまって…。その時は、また旅行で行けばいい、と思っていたけど、帰国後、就職して働き始めて、なんだかんだと忙しくなってしまって、結局見れていないのよね。『またいつか』なんてないのよね」と。1年間の留学を終え、さらにワーキングホリデーでオーストラリアへ戻る予定の貴己さんは、改めて、「今できることを、精いっぱいやる」ことの大切さを体感しているといいます。
6年間働いた職場を離れ飛び出した留学では、どのような経験をされてきたのでしょうか。
貴己さんの濃密な1年間の留学体験談をお届けします。

1、やりきった6年。退職して一歩踏み出した留学

ホームステイファミリー
留学したいと思ったきっかけは、大学生時代までさかのぼります。
実は、大学のプログラムで、イギリスのシェフィールドに約6ヵ月間留学していたことがあるんです。その際は、語学学校で英語を学ぶ、普通の語学留学でした。とても楽しかったし、非常によい経験になりました。しかし、もう少し本格的に英語を話せるようになりたいという思いや、もっともっといろんな経験をしたいという思いがあり、帰国直後からずっと、もう一度留学したいと考えるようになりました。

ただ、一度大学在学中に留学しているし、費用的なことも考えると、すぐは無理だな…と思いました。
そこで、一度就職し、今度は自分でお金を貯めて、留学することを決めたんです。ただ、就職し、1~2年目は、新しい環境や仕事で手一杯で、正直、留学のことを悠長に考えている暇などありません(笑)留学を改めて考え始めたのは、仕事も少しなれてきた3年目くらいのことでした。
就職して3年目くらいから貯金の目標を持つため、少しずつ留学を調べ始めました。インターネットで調べてみたり、資料請求をしてみたりしまいた。
そして4~5年目のタイミングで具体的な留学プランニングをし始めました。

あらためて留学を考え始めた当初、大学時代の経験もあってイギリスに留学したいなと思っていたんです。イギリスに留学する場合、費用のことを考えると、ワーキングホリデー制度を利用するのが有力候補でした。しかし、イギリスのワーキングホリデービザは定員制で、しかも抽選式1,000名のみ、且つビザ申請の時期が年に1度きりという非常に難しいもので、留学計画を立てにくいものだったのです。
そこで、ワールドアベニューで留学カウンセリングを受けたところ、オーストラリアなら語学留学(学生ビザ)でもアルバイトをできることを知り、「これならワーホリにこだわる必要もないし、しっかりと勉強できる!」と考え、オーストラリアへの留学にシフトチェンジしました。
時差も少なく治安もよく、かわいいコアラやカンガルーと出会えて……そんなところも魅力的でした(笑)。

留学は、出発の1年半前くらいに決断しました。
準備期間が1年半となると少し長いように感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、生徒や会社に迷惑を極力かけない……、そのためには、会社や生徒に退職を伝えるのも1年を切ったタイミングでなく1年以上前から伝える必要がありましたし、自分にとっても必要な時間でした。
というのも、私の前職は教育関係で、勤めていた会社の教材を購入者が上手に活用していくための家庭教師兼塾講師のような仕事をしていました。当然、受け持ちの学生さんやご家族の方もいらっしゃるので、受験の途中で生徒を放り出して退職するということは考えられず、きちんと区切りのいいところまできちんと生徒を見切ってから退職したいと考えていたんです。
1年半の時間があったことで、会社にもきちんと前もって伝えることができ、スムーズな退職ができましたし、大塚先生ならお願いしたいとおっしゃってくださっていた生徒様もきちんとサポートしきることができました。

もちろん、目標を明確に定めていたことで、ぶれずに貯金や英語の再勉強にも取り組むこともできました。

実は、両親や祖母からの反対、心配などもありました。
「長年働いた仕事を辞めてまで行く価値があるのか…」「英語の勉強は日本でもできるのではないか」などです。ただ私自身、長期留学は長年の目標でしたし、英語は本当に喋れるようになりたいと考えていました。また大学在学中の語学留学での経験もあり、日本での英語学習と海外での英語学習では、その向上に大きな差があることは十分すぎるほど体感していたため、海外で学ぶ重要性をコツコツ伝えました。
最終的には、「あなたがオーストラリアにいるうちに遊びに行くわ!」となりました(笑)。

2、到着して気が付いた!ワールドアベニューネットワーク恐るべし!(笑)

語学学校の友達と共に。
さみしさと不安と期待とワクワクと、さまざまな感情が交差するなか、日本を発ちました。留学カウンセリング時には、「日本人がいない環境がいい!」といって、今回の留学プランを選んだものの、いざ出発となると、「友達はできるだろうか」「本当についていけるのだろうか」と不安も大きくなっていきました。
そんな不安を抱えながらのフライト中、ふっと隣の席を見ると、見慣れたワールドアベニューの茶封筒を持っている子がいたんです(笑)。「あれ?もしかして、ワールドアベニューの…?」と聞くと、「そうです!」と回答がありました。その瞬間、寂しさが吹っ飛び、なんだか楽しみが大きくなっていきました。
あっというまのフライトを終え、シドニー空港に到着。
出発前のオリエンテーションで教えてもらっていた現地スタッフとの集合場所に行くと、そこにはKitさんと呼ばれるワールドアベニューの日本人スタッフさんが待っていました。

ワールドアベニューでは到着してすぐホームステイへ送迎…ではなく、到着したらその日から海外生活がスタートする私たちにとって、「知っておかなければならない」必須情報をたたきこんでもらえます(笑)。

例えば、いざという時の24時間緊急連絡先案内、携帯電話手続きサポート、携帯電話利用方法説明(日本語入力アプリインストール方法など)や、オフィスのロケーション説明やオフィスの利用方法(営業時間、利用可能サービスなどの案内)、交通手段案内(ホームステイから学校やオフィスへのアクセス方法など)や各重要機関(大使館、領事館など)の場所の説明などです。

到着時オリエンテーションを終えると、一人ひとり、各々のホームステイ先へ送ってもらいました。
ホームステイ先に到着すると、ホストマザーが「隣のホームステイ先にワールドアベニューの別の生徒さんが昨日到着したんだよ!」と教えてくれて、これまたびっくり(笑)。しかも、私が到着する前日、隣のホームステイ先に到着した別の留学(看護留学)できていた生徒さんに、私のホストマザーが、「明日、貴己がくるからよろしくね!!」と伝えているというのです。「私は子供か!」とも思いましたが、実際に、垣根越しにお隣さんに挨拶を済ませると、なんとも安心した気持ちになりました。
実際に翌日からのワールドアベニューオフィスへの通学(?)は、お隣のワールドアベニューの生徒さんと一緒に家を出てバス停に行き、バスに乗り、ワールドアベニューのオフィスまで一緒に行きました。

そんな温かいホームステイ先を出たのは到着して4週間後のことです。
ワールドアベニューには到着してから4週間のホームステイを手配してもらっていたので、ホームステイが終了するタイミングでシェアハウスに移動しました。
シェアハウスは、5~6箇所、下見に行き、最終的にココだ!というところで決めました。家賃は週195ドルとやや高めでしたが、Wi-Fiや光熱費などは込々でしたし、何と言ってもロケーションが最高だったんです。通っていた語学学校(MEGA)には徒歩15分、アルバイト先には徒歩10分、ビジネスインターンシップ先にも徒歩10分という好立地で、もはやこれ以上の場所は考えられませんでした。

3、社会人だからこそ選んだ専門留学×インターンシップ

語学学校の友達と。
私が選んだ専門留学×インターンシップという留学プログラムは、下記のような内容・流れ(スケジュール)です。

内容
前半は英語力を一定レベルまで伸ばし、後半は、ただ英語を学ぶだけではなく、英語でビジネス(経営・経済)について学び、ビジネスを学びながら並行して企業にてインターンシップを積む。これらの経験によって、日常的な英語コミュニケーション力はもちろん、ビジネスシーンにおける英語力、またビジネスに関する基礎知識も身に付けることができます。また、オーストラリアにある企業にて実際の就労経験を積んでいることから、留学していた時間をブランクとして捉えるのではなく、日本での就職活動時にも即戦力として対応できることや、異文化の中でもきちんと働ける自身の能力を証明することができる留学プログラムです。

流れ(スケジュール)
1)語学研修 約半年間…英語でビジネスを学べるレベル(IELTS5.5相当)を目指す
2)専門コース 約半年間…英語でビジネスを学ぶ
3)インターンシップ 最大半年間…専門コースと並行し英語でビジネスを学ぶ

まず、英語研修からです。英語で専門的な分野を学ぶためには、最低でもIELTS5.5相当の英語力が必要です。したがって、英語力をこのIELTS5.5相当まで伸ばします。その後、英語でビジネスを学び、同時にインターンシップに参加、勉強と企業でのインターンシップを並行して行います。

語学学校のガーデンにて。

イギリスでの留学から帰国した後は、ただただもう一度留学したいという思いだけでした。しかし、大学を卒業し、社会人になり、就労経験を積む中で、学生時代には感じたことのない苦労やストレス、プレッシャーと同時にやりきったときの達成感や感動、そして一つひとつ山を乗り越えることで得られる感動を知りました。
社会人3年目、もう一度留学を考え直したとき、今からの留学で、本当に「ただ、英語を学ぶだけでいいのか…」と迷いました。留学を再検討し始めたときは普通の語学留学を考えましたが、やはり社会人となり、就労から得たさまざまな経験から、英語を学ぶだけではなく海外での就労経験を積めることや、改めて「ビジネスを学ぶ」というところに興味関心を抱きました。
大学生時代であればここまで求めることもなかったかもしれませんが、やはり、積み上げてきた社会人経験を一度リセットするとなると、「できるだけ欲張って、得られるものを得て帰ってきたい!」そんな思いが強くなりました。幸い、留学すると決めてから時間もあったため、計画を立て、貯蓄し、今回の専門留学×インターンシップ・プログラムに参加することに決めました。

私が通った教育機関は、中学・高校の部門、語学学校の部門、そして専門コース(ビジネスやITなど)の部門を持つMEGAという教育機関でした。

MEGAの英語コース、インターミディエート(中級レベル)からスタートしました。イギリスに半年間語学留学したことがあると言っても、もはや数年前の話で、その後、教育関係で働いていたため中学・高校受験レベルの英語を教えることはあったものの、実際に聞く・話す機会はほとんどなかったため、久しぶりのオールイングリッシュ環境はかなり大変でした(笑)。

最初は100%と言っていいほど、授業内容がわからず、発言もできず…。ホワイトボードを見れば、知っている文法が並んでいるため、「回答」はわかるものの「なぜその答えになるのか」を英語で説明することができず、いざ発言しようと思っても「もし間違っていたら…」と日本人的な発想が先に立ち、発言しようという気持ちにストップをかけるんです。そんなことを繰り返した1~2週間がありました。
しかし、クラスメイトがとてもウェルカムな雰囲気だったことや定期的な学校主催のアクティビティへの参加で出来上がっていたコミュニティにもスムーズに馴染むことができたこと、一クラス10人から15人の中にはタイ、マレーシア、韓国などさまざまな国籍の留学生が在籍し、日本人は2人程度だったことなどから、少しずつリラックスして授業に参加できるようになりました。
間違いを怖がらず積極的に発言するクラスメイトや、正解でなかったとしても積極的な発言の姿勢を肯定的に見るクラスメイトの存在は、私の発言意欲を育ててくれました。英語研修が始まって数週間発つと、入校当初がウソのように、積極的に発言できるようになっていた私がいました。

留学中

ビジネスを学ぶ専門コースには、先述した通りIELTS5.5相当の英語力が必要です。MEGAの英語コースのレベルでいうと、アッパーインターミディエートと呼ばれる中上級のクラスにいることが専門コースの入学条件でした。一つ下のレベルからスタートした私は、アッパーインターミディエートのクラスに入るために、一生懸命勉強しました。後々になって聞いた話だと、インターミディエートでも成績次第では入れたとかなんとか……(笑)しかし、私にとって「アッパーインターミディエートに入らないと!」と目標をもって英語研修に臨めたことはとてもよいことでした。何かに取り組む際、また努力が必要なとき、明確な目標や、ここまでにこれをしなければ…という、ある種の恐怖心がなければ、人は本当の意味で頑張ることができません。そういう意味では、「アッパーインターミディエートまで行かなきゃ!」という思いが英語力をグッと押し伸ばしてくれたように思います。

努力の甲斐あって、無事、ビジネスの専門コースに入学することができました。
ただ、ここまでの努力が改めて新地に戻るような体験が、ビジネスの専門コースでは待ち構えていました。文字通り「一難去ってまた一難」です(笑)。英語でのコミュニケーションにはある程度、自信を持てるようになってきたな……と感じていた矢先のビジネスコース。コースが始まった瞬間、「何言ってるんだ!?」という状況に陥りました(笑)。それもそのはず、学んでいるのは、今まで私が勉強したことのない「経営学」です。頭ではわかっていたし、日本語であればなんとなる部分も多かったと思います。しかし、英語ともなるとなかなかそう簡単にはいきません。

ビジネスの専門コースで挙がったトピックスは……
・自分自身がオーナーになるとして●●の会社を起業する場合、何が必要なのか
・株式会社の仕組み、各々の役職の意味、役割とは何か
など。なんとなく理解はしていたつもりでしたが改めて「株式会社」というものの仕組みや各々の役職の役割を答えろと言われたときは、筆が止まる瞬間も多々ありました。また、起業する場合には何が必要か……という問いに対しても、「会社を作る」という意識を持ったことのない人間にとっては「考え方」のところから学ばなければならず、やはり大変でした。しかし、ビジネスの専門コースを学んでいた周囲の学生のモチベーションはとても高く、将来的には「就労ビザでオーストラリアに残りたい!」という留学生や「永住権取得」を考えている留学生も多く、私は約半年間のCertificateと呼ばれるコースを修了するところまでが目標でしたが、周囲にはさらにその先のDiplomaやAdvanced Diploma取得を考えている方もいて、日々たくさんの刺激を受けながら勉強しました。

4、タイミング×運×人に恵まれたインターンシップ

インターン
インターンシップ先は日本でも頻繁に耳にする大手旅行会社でした。オーストラリアにも支店を構える大手の日系旅行代理店です。業務的には広報関係の部署に配属され、そこで観光ツアーのチラシやパンフレットなどを作成することが主な仕事でした。

ビジネスの専門コースが始まって間もないころの話です。
少しずつビジネスの勉強にも慣れてきたタイミングで、「そろそろインターンシップへの準備が始まるかな」なんて思っていた矢先でした。ワールドアベニューの現地スタッフの方から、「思いがけず良い求人の話がある」ということで、突如インターンシップ先のご紹介をいただきました。
本来の順序でいえば、ビジネスの専門コースが開始し、落ち着いてきたらカバーレターや履歴書を準備し、並行してインターンシップ先の選定、その後履歴書などをインターンシップ先へ提出し、面接準備を経て、面接、合格したらインターンシップ開始……そんな流れの予定でした。しかし、通常の就職活動同様、「求人」という名のご縁は突如やってきます。タイミングがとても大切なのです。つまり、本来の流れ……なんてこだわっていては、今回の求人の話は流れてしまう可能性があるわけです。
本来ワールドアベニューで扱っているインターンシップ先企業は、ローカル(現地)の企業で、日系ではありません。しかし、たまたま、さまざまなタイミングとご縁があって、今回、インターン生の募集があったといいます。日系企業のため懸念すべき点は100%英語環境にはならないであろうという点、対してメリットは、大手企業でのインターンのため、インターン修了時に発行されるリファレンスやインターン先での就労経験は帰国後の就職活動において大きな武器になるであろう、という点です。

私の場合100%英語環境でのビジネスの専門コースをインターンシップと並行してうけることが大前提としてありました。したがって、英語力の向上という観点において大きな問題はありませんでした。ともすると、ほしいのは「経験」です。私はワールドアベニューさんからご紹介いただいた企業でのインターンシップ内容にとても興味を持ちました。若干悩みましたが、結果、ご紹介いただいたインターンシップを受けることに決めました。

先述したように、本来のインターンに対して準備して、インターンという流れではなく、インターン先が決まり、そこから急きょ準備するという流れになりました。すべてが同時並行です。カバーレターや履歴書を作成しワールドアベニューのスタッフの方に見ていただき、短期的に面接準備しました。その短期的な面接準備の中には、パソコンスキルの練習も含まれていました。インターン先の部署的に最低限のパソコンスキルは必須だったためです。面接前の1週間は、英語そっちのけで、Excelを触り、Excelを使いこなす特訓を必死でしました(笑)。そしてあっという間に面接本番を迎えました。
案の定、面接時には、面談だけではなく、パソコンスキルのテストも含まれ、面談後、社員の残業時間に関するデータを見て、それらを折れ線グラフでまとめるという課題や、インターン先企業が利用しているシステムの運用力を試されました。
残念ながら全く触ったことのなかった、インターン先企業のシステムに関しては、全く使いこなすことができず、インターンの合否には不安もありました。

が、結果は





「合格」

翌月の頭からインターン開始のご連絡を先方よりいただきました。

留学中にできた友達と。

私がインターン先として入った部署は、広報関係の部署で主には会社が企画する旅行ツアーなどの案内、パンフレット、チラシなどの作成を一挙に担う部署でした。
具体的に携わった業務としては、パンフレットなどの置き場になる倉庫の整理、旅行コードや過去の企画書の整理、パンフレット掲載時に利用する写真のデータ管理・整理などから始まり、赤入れ(誤字脱字や掲載されている情報の精査)されたパンフレットの製本、企画書の作成や、パンフレットやチラシに掲載されているツアーの実現可否に関する実調査などです。

もともと教育畑だった私にとって、旅行関係という業界自体初めての業界ですし、仕事内容も初、しかも英語というタフな環境の中で、大変なことは多々ありました。しかし、インターンを始めてみて、この留学プログラムでよかったなと感じた瞬間も多々ありました。そのうちの一つが、ビジネスシーンで利用する単語力の習得です。例えば、旅行ガイドや旅行ツアーが掲載されている冊子のことを日本語だと「パンフレット」や「チラシ」と呼びます。しかし英語ではパンフレットはブローシャ―、チラシはフライヤーと言います。他にも「締切」や「紹介料」「契約」「提携」、もちろん役職など(部長、課長)など、日常生活の中で友人との会話ではなかなか出てこない表現をビジネスの専門コースやインターンシップを通じて学ぶことができました。また日系企業とはいうものの、入社初日の初日研修、また、定期的な朝礼などはすべて英語です。且つ仕事にはとてもやりがいがある……、苦しい瞬間もたくさんありましたが、前を向いて新しいことにコツコツ挑戦し続けた結果は、こういうことなんだ…と、ある種の達成感を感じる瞬間がありました。
これらの経験はCertificateと呼ばれる資格をもぎ取っただけではなく、すべての経験を通じ得た達成感、これは私自身に大きな自信を与えてくれました。

インターン先での仕事は当初10月から1月までの予定でした。しかし、私のインターン終了時期に繁忙期に差し掛かっていたインターン先では、「もしあなたがよければもう少し働いてほしい」とお声がけいただくようになっていました。インターンは基本無給(その企業で就職したり利益貢献したりするかどうかもわからない人材で且つ、そのようないなくなる人材に対して業務を教えなければいけないのだから当然無給です)なのですが、なんと、「給与を出すので残ってほしい」と言っていただきました。
4月いっぱいは旅行なども楽しみたいと考えていた私は、1月時点で、「3月末までであれば…」と回答し、インターンの最後1ヵ月半は「有給」でインターンに取り組みました。時給は26ドルから27ドル(日本円では2,500円前後)で、自分の仕事が給与を支払うに値するという感覚を覚え、とてもうれしかったことを覚えています。

5、今後の目標とこれから留学される方へのメッセージ

留学中にできた友達と。
私は、7月11日、オーストラリアにワーキングホリデービザで戻る予定です(笑)。
1年間の専門留学×インターンシップの留学は、あっという間の時間であると同時に、本当に密度の濃い英語力的、人間的成長の機会を与えてくれた時間でした。

ワーキングホリデーでは、インターンシップ先だった企業に戻り、今度はすべて有給で働かせてもらうということと、ローカルの企業での仕事に挑戦していきたいと考えています。

私のように、すでに社会人で、留学したいけれどキャリアにブランクを作らざるを得ないという方々は多くいらっしゃると思います。ただ、私はそんな方たちにこそ「得るものは大きいよ!」ということを伝えたいです。
今の仕事をずっと続けていけば「安定」しているかもしれません。大きな挑戦も何もせず今までの給与や待遇は一定の努力をすれば失わないかもしれません。しかし、留学しなければ、留学することで得られる出会いや経験、新たな自分自身の発見にはなかなか巡り合うことがありません。

私はMEGAで一緒になった他国のクラスメイトと未だに仲が良く、連絡を取り合います。
インターン先では慣れない業務にストレス、プレッシャーを感じたことも多々あります。
しかし、自分が英語を聞き取り、英語で英語を考える瞬間に気が付いたとき、そして母語の異なるもの同士が、英語でコミュニケーションをとり「友達」と呼べる人間関係を構築できたこと、また、ストレスやプレッシャーを感じた職場からも「あなたが一緒に働いてくれて本当に助かった」など温かい言葉をかけていただき、それらが大きな励みとなり、飛躍的に自分自身を成長させてくれたように思います。

私は、今回の日本への一時帰国の際、日本の居心地の良さに負けて、オーストラリアに戻らなくなってしまうのではないか…ということを恐れ、自分自身にオーストラリアに戻らざるを得ない環境(口実)を作ってから日本に帰国しました。皆さんも「留学したい」と思っている、だけどなかなか踏み切れないなどあるようであれば留学したい気持ちを実現させるためにも、留学に行かざるを得ない状況に自分自身を持って行くことをお勧めします。

踏み出した先に後悔はありません。
勇気を出して、思い切り踏み出してみてください。

お名前:大塚 貴己様
留学期間:2016年4月から2017年4月
留学先:Macquarie Education Group Australia(MEGA:マッコーリーエデュケーショングループオーストラリア)
留学プログラム:専門留学×インターンシップ

  • New zealand education
  •  J-CROSS 留学サービス審査機構
  • JAOS一般社団法人海外留学協議会
  • English Australia
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

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