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社会人留学のメリットとは?
失敗しない目的別 プランの選び方

仕事にも慣れて、少しずつ余裕も出てくる社会人3〜4年目。「このまま同じ会社で、定年まで働き続けるのか……」と悩んでいる社会人の方も多いのでは?キャリアアップ・キャリアチェンジするには転職や起業、フリーランスなどいろんな選択肢があります、留学もそのひとつです。

ただ、「実際、社会人で留学するってどうなの?」と不安な方もいらっしゃると思います。ですが、しっかり目的を持ち、目的にあった留学をすれば、留学経験は決して人生における失敗にはなりません。ここでは、社会人になってから留学するうえでのメリットとデメリット、そして、目的に応じた留学スタイルを紹介していきます。学生と比較し、ややリスクの高い社会人留学だからこそ、自分に合う方法を見つけ、有意義な留学にしてください。

社会人で留学するメリットとデメリット▼ 
英語をしっかり学びたいなら「語学留学」▼ 
海外で働く経験がしたいなら「ワーキングホリデー」▼ 
キャリアアップ・チェンジが目的なら「専門留学」「MBA留学」▼ 
まとめ▼ 

社会人で留学するメリットとデメリット


正直にいうと、社会人になってから留学には、今まで積み重ねてきたキャリアをいったん離れなければならないというリスクが伴います。戻る場所のある学生時代の留学と異なり、帰国後、戻る場所は用意されていないことがほとんどです。一方で、英語力や異文化理解力、海外での生活経験など、必要性を感じているにも関わらず、ズルズルと同じ環境に甘んじることにも高いリスクがあります。

以下では、社会人になってから留学するメリットとデメリットを見ていきましょう。

社会人留学のメリット

実は、就労経験があるからこそ参加できる留学や得られる機会があります。
例えば、大学院留学やMBA留学はその最たる例といえます。理由は大学院やMBAに入学する場合、入学条件として、一定年数以上の関連する分野や役職における職務経験を求められることがほとんどだからです。とくにMBAの場合、入学条件として就労経験が求められなかったとしても、ビジネスの第一線で活躍する人たちとディスカッションしたり、グループワークしたりするとなると、一定以上の経験なくして、卒業はできません。これらは社会人だからこそ、できる留学、就労経験があるからこそできる留学なのです。

また、ワーキングホリデーや海外ビジネスインターンなど、働く経験のできる、または働くことを求められる留学の場合も、一度社会にでて働いた経験や資格、知識があるからこそできる仕事や就ける仕事があります。

社会人留学のデメリット

社会留学のデメリットは、これまで日本で培ったキャリアにブランクができてしまう点です。日本人の多くは大学や短大、専門学校を卒業してすぐに社会人になり、定年まで働くという王道コースを歩んでいます。そのため、レールから一旦外れると、留学後の転職に少なからず影響がある可能性があります。ただ「どうして留学に行ったのか」や「何を得て帰ってきたのか」など、ちゃんと答えられれば問題ありません。留学はあくまで手段として、夢の実現のために利用してみてくださいね。社会人になって留学する際のリスクについては「社会人留学のリスクとメリット、おすすめの留学プラン」でも紹介しています。併せて読んでみてくださいね。

英語をしっかり学びたいなら「語学留学」


とにかくしっかり英語を学びたいという方には、やはり「語学留学」がオススメです。留学期間も1週間という超短期留学から1年以上の長期留学まで様々。語学留学の期間について、平均的な学習進度の目安は、初級レベルから中級レベルに達するまでに3~5ケ月、中級レベルから上級レベルに達するまでに6~9ケ月と言われているそうです。
英語力をきちんと伸ばすうえで必要な語学研修期間については「語学留学に必要な期間は?」でも詳しく説明していますので、あわせてご覧くださいね。

また語学学校によっても異なりますが、一般英語コースから進学準備コース、試験対策コースにビジネス英語コースなど様々です。自分に足りない部分や目指したいもので決めるのも良いかもしれません。入学後にもコース変更が可能な学校もあるので、まだ何も決まっていないという方は一般英語コースから始めてみるのが良いかもしれません。

すでにある程度英語ができるという方は、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの長期休暇を利用して、仕事を辞めずに留学することも可能です。自分の学力や目的に合わせて期間を変えてみてくださいね。

オススメの語学留学先

ニュージーランド


国によって様々な特徴がありますが、短期の語学留学ならニュージーランドがオススメです。人口よりも羊の数が多いと言われるニュージーランドは、自然豊かでとってものどかな場所です。最大12週間の観光ビザの中で、特別な申請をしなくてもフルタイムで就学できるので、気軽に留学することができます。また長期の場合には、就労が認められているので、アルバイト収入で全体の費用も抑えることができますよ。

オーストラリア


また長期の語学留学なら、オーストラリアがオススメです。オーストラリアでは住みやすい環境と治安の良さはもちろん、世界各国からいろんな人が集まっているので、色々な国の英語を耳にすることができます。さらに、「留学生のための教育サービス(ESOS)法」というものがあり、オーストラリアで勉強している留学生の権利を保護するなど、国を挙げて高い教育が推進されています。語学学校には大学進学や資格試験対策コースも用意されているので、しっかり勉強したいという方にはぴったりですよ。

海外で働く経験がしたいなら…「ワーキングホリデー」


海外でフルタイムの仕事を経験してみたい方には、「ワーキングホリデー」がオススメです。オーストラリアやニュージーランドであれば学生ビザでも働くことはできますが、就労できる時間が決まっているので、しっかり働きたい人には向いていません。また逆もしかりで、ワーキングホリデーは語学学校に通える期間が決まっています。よってしっかり勉強したい方には向いていません。目的をしっかり明確にしてビザを選んでくださいね。

またワーキングホリデーの場合、色々な決まりごとがあります。例えば渡航先はオーストラリアやカナダ、ニュージーランドを含む23か国・地域から選ぶことができます。さらに年齢も、ほとんどの国が18~30歳までと定められています。滞在期間は1年が基本ですが、国によっては2年目3年目と過ごせるところもあるので、行きたい国を決める時に調べてみてくださいね。

オススメのワーキングホリデー先

オーストラリア


しっかりと収入を得ながら海外での生活を体験したいという方にはオーストラリアがおすすめです。オーストラリアのFairwork Commission (労働基準を決定する政府機関)によると、最低賃金が税引前23.23豪ドル(2023年7月現在)(約2,100円)と高く、休日や祝日になると通常の給料の2倍・3倍になるシステムもあります。ただし職を求めて世界中から労働者が集まっているため、ローカルの仕事をゲットするのはなかなか難しいです。さらに日本食レストランなど“ジャパレス”と呼ばれるところでは、違法賃金の場合が多いため、日本の時給とあまり変わりません。その為、英語力やコミュニケーション能力をしっかり身に付けて挑戦するのが良いかもしれません。

カナダ・ニュージーランド


他にもオススメのワーキングホリデー先としてカナダやイギリスがあります。日本にはないチップ文化があり、接客の仕方によってお給料が変わってきます。自分の頑張り次第なので、モチベーションにもなりますね。

キャリアアップ・チェンジが目的なら「専門留学」「MBA留学」


冒頭で触れているように社会人が留学を考えるきっかけのひとつが転職ではないでしょうか。
キャリアアップしたい、キャリアチェンジしたい、そのために必要な学位や知識、資格を取得する留学は、社会人に人気の留学です。
新しくやってみたいことや、今までやってきたことをもっと深く勉強したいという方には「専門留学」がオススメです。英語を使って学ぶことができるため、より実践的な英語コミュニケーション・スキルが身につきます。今までのキャリアを底上げするため、または今までの経験や知識を生かして起業したいと考えている方には「MBA留学」がオススメです。ビジネスにおいて最も重要な「ヒト・モノ・カネ」など専門性高く、かつ実践的に学べるとともに、同じ興味関心や目標を持った仲間に出会うことができるので、卒業しても繋がる人脈を築くことができます。

当然、履歴書にもかけるため、帰国後のキャリアにも直結しやすく、運が良ければ現地での採用も期待できるかもしれません。まずは自分の気になる分野を決め、勉強できそうな国や学校を探してみてくださいね。自分で探せない場合は留学エージェントに相談してみましょう。

オススメの専門留学・MBA留学先


専門留学、MBA留学でオススメの国はオーストラリア、ニュージーランド、イギリスです。
理由は、北米と比較し、各コース、学位の課程を修了するまでにかかる期間が短く、かつ、学生ビザでも働くことが許されていることから期間と費用の両方を抑えることができるためです。
いくら履歴書に書ける留学、キャリアにつながる留学といっても、社会人留学の場合、キャリアに「ブランク」を作ってしまいます。費用面もすべてご両親に負担いただくわけにもいかないでしょう。そういう意味で、費用が高くなりがちな専門留学やMBA留学は、上記3か国がオススメです。

まとめ

近年では英語ができるのが当たり前の時代になってきました。特に日本ではインバウンド誘致が進み、英語が使える人材が求められています。日本で英会話レッスンやTOEIC対策をしてもなかなか英語力が伸びない方は、思い切って海外で英語漬けの日々を送ってみてはいかがでしょうか?その際にプラスαで、「何がやりたいのか」や、「何になりたいのか」など目的を明確にしてキャリアアップに挑戦してみてください。きっと企業が求める以上のグローバル人材になれるはずです。

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