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ワーキングホリデー後の就活状況は?
帰国後に就活を有利にすすめるコツ

社会人でワーキングホリデーへの挑戦を考えはじめた方の多くが気になる、帰国後のキャリア。
ワーキングホリデーに旅立つと、1〜2年ほど海外に滞在するため、会社を辞めて渡航される方がほとんどです。そのため、「帰国してもスムーズに就職できる?」「仕事を辞めて遊んできただけって思われるのでは?」などと、不安になる方も多いようです。
そこで今回は、ワーキングホリデーから帰国後のリアルな就活状況の現実や、帰国後の進路の選択肢、そして就活を有利に進めるためのコツを5つご紹介していきます。帰国後のキャリアに繋げるためのワーホリプランニングについてより具体的に相談したい!という方は個別留学カウンセリングをご利用ください。

はじめに – 帰国後の就活状況のリアルな現実▼ 
帰国後にはどんな進路がある?▼ 
・ワーキングホリデー経験を生かして就職▼ 
・前にいた会社に戻る▼ 
・他の国へ留学・ワーホリに行く▼ 
・現地で就職する▼ 
・起業する▼ 
帰国後の就活を有利に進めるコツ 5選▼ 
まとめ▼ 

はじめに – 帰国後の就活状況のリアルな現実


結論からお伝えすると、社会人経験がある方は、シビアな状況が待っていると言えるでしょう。
その要因は、大きく3つあります。
1つ目が、「ワーキングホリデー=休暇」と考える企業が多く、ただ遊んできたと思われてしまうことにあります。そもそも、ワーキングホリデーのビザが基本的に休暇を目的としたものであるため、そのように考える企業が多いのです。
2つ目の要因は、履歴書上、「1年、あるいは1年以上、仕事をしていない期間」ができてしまうことにあります。ワーホリ期間中、働くことは可能ですが、就労可能な期間や英語力の問題から、カフェなど飲食店でアルバイトをされる方がほとんどです。飲食店などでのアルバイトは、履歴書に書ける仕事とはみなされないため、結果として、履歴書上に空白期間ができてしまうのです。
3つ目の要因は、ビジネスで使える英語を身につけることができず、英語力をアピールできないことにあります。1年間海外で過ごしたからといって、英語がネイティブ並みに話せるようになる方はなかなかいないのが現実です。滞在中に勉強をサボってしまい、英語力が伸びずに帰国してしまう方が多くいらっしゃるのです。

しかし、ワーキングホリデーに挑戦した方が帰国後の就職、転職に失敗しているのかというと当然そんなことはありません。どんな目的で渡航したのか、どんなことを経験して、何を得たかなど、しっかりと面接でアピールできる経験をされた方は、帰国後の就職活動を成功させています。実際に、当社のお客様でもワーキングホリデーから帰国後、目標とされていた英語力を必要とする仕事への転職や、シンガポール、マレーシアなど海外での就職機会をつかまれた方もいらっしゃいます。帰国後のキャリアのことを念頭におき、出発前から事前にどのようなワーキングホリデー にするのかを考え、しっかり準備をしておくことが重要です。

帰国後にはどんな進路がある?


では、ワーキングホリデーに参加した社会人は帰国後、どのような進路をたどっているのでしょうか。ここからはワーキングホリデーから帰国後、社会人の方がどのような進路を歩まれたのか、そのいくつかのケースをご紹介していきます。

・ワーキングホリデー経験を生かして就職

社会人の大半の方は、帰国後に日本で就職活動をし、新しい仕事に就いていらっしゃいます。
海外生活で得た英語力や、現地で学んだ専門知識、挑戦する行動力、などの経験を活かし、英語を使う仕事や、専門性が高い仕事、出発前と全く異なる仕事に就職される方もいたりと、人それぞれです。
海外人事部、エアライン業界、外資系企業、日系企業の海外営業部門、外資系コンサルタントなど、海外経験を活かせる仕事は、日本にも数多くあります。日本での社会人経験、そして海外生活で得た経験の2つを上手に活かすことができれば、帰国後の就職活動を成功させることができるでしょう。

・前にいた会社に戻る

看護師や保育士などの専門職、弁護士や医師、会計士など士業系の方は、帰国後も以前に務めていた会社や会社は違えど同じ職種・業種に戻ることが多いようです。同じ会社や職業でも英語を使うポジションに挑戦したり、海外で得た経験を生かして仕事に取り組んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。新しい価値観を得たからこそ、以前とは異なる仕事に対するやりがいや、目標を持って働く方が多いようです。

・他の国へ留学・ワーホリに行く

ワーキングホリデー終了間近になると、英語力向上という1つの目標を達成していることから、「将来やりたいこと」や、「今の間に経験しておきたいこと」「海外でやり残したこと」ことなど、別の目標がはっきり見えてくるため、まだ海外で生活したいと考える方が多いようです。そのため、さらなるステップアップを目指し、帰国という選択肢ではなく、専門知識を高めるために別の国に留学をしたり、他の国のワーキングホリデー制度を使い、さらに海外で仕事の経験を積むことに専念される方も多くいらっしゃいます。

・現地で就職する

ワーホリした国でそのまま就職される方も、稀にいらっしゃいます。
しかし、英語力が飛躍的に伸びたとしても、現地で採用されるのはそう簡単ではありません。なぜならば、ローカル企業で働く場合、ライバルは英語が完璧にできるネイティブスピーカーになるからです。
難易度の高い海外での就職に挑戦したいと考える方は、ワーホリ制度を利用したインターンシップ・プログラムに挑戦してみるのもよいでしょう。海外ではインターンシップは主流な採用方法であり、英語力だけでなく、コミュニケーション能力や、仕事のスキルなどを証明することができるため、うまくいけば現地で採用されるチャンスがあります。採用されなくとも、就職活動でアピールできる経験になるため、プラスの経験になることは間違いありません。

・起業する

異なる国の方々との出会いや、現地で新しいことに挑戦した経験を生かし、起業される方もいらっしゃいます。日本とは異なる経験をしたからこそ、以前では思い浮かばなかったアイディアが浮かび、ビジネスを始めたり、ワーキングホリデーでの生活をブログやSNS、YouTubeなどで発信し、フリーランスとして活動される方もいらっしゃいます。

帰国後の就活を有利に進めるコツ 5選


先述している通り、必ずしもワーキングホリデーでの経験すべてが就職活動に有利に働くわけではありません。
ではいったい、帰国後に就活を有利にすすめるには、どのようにするのがよいのでしょうか?
せっかく時間とお金をかけてワーキングホリデーをするからには、キャリアアップやキャリアチェンジを成功させたいと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、帰国後の就活を有利にすすめるコツを5つご紹介していきます。

目的と目標を明確にする

まずはワーキングホリデーに行く前に、目的と目標を明確にしておきましょう。どの企業に面接する際も、必ずと言ってよいほど聞かれる質問です。この答えが曖昧だと、やはり「遊びに行っていただけ」と考えられてしまう可能性が高くなってしまうことは、言うまでもありません。
目的と目標をしっかり定めていれば、それらを達成するためにどんな行動を取るべきかを考えることができます。現地滞在中も、しっかり目的・目標達成のために何をすべきか考えてから行動していれば、帰国後の面接でも問題なく答えることができるでしょう。

語学力テストで、英語力を証明する

英語力を証明できるものがなければ、面接で「英語で日常会話ができます。」と言ったところで、有利には働きません。そのため、就職活動でアピールするには、TOEICや英検などのスコアで英語力を証明する必要があります。企業にもよりますが、日常業務で英語を使う外資系であれば一般的にTOEIC800点以上、準1級がアピールできるスコアと言えるでしょう。
渡航前にもテストを受け、どれくらい英語力を伸ばす必要があるのかを把握しましょう。そして、帰国後のテストで、目標スコアが達成できたのか、ご自身の英語力がどれほど向上したのかを確認するとよいでしょう。

資格を取得する

「仕事を辞めて海外で遊んできただけ」と思われないようにするためにも、資格の取得は有効です。帰国後に就きたい仕事にもよりますが、英語力テストだけでなく、J-SHINE(小学校英語指導者資格)や、TESOL(英語教授法)、TECSOL(児童英語教授法)、OET (医療英語に関する英語力判定テスト)などといった専門知識を証明する資格の取得に挑戦するとよいでしょう。出発前に、帰国後に就きたい仕事を考え、どんな資格が必要なのかを把握し、滞在中に目標に向けて行動することで、就職活動に有利に活かすことができます。

ワーキングホリデーを利用して取得できる資格については「ワーキングホリデー中に取得できる資格一覧【完全保存版】」でもご紹介しています。合わせて読んでみてください。

海外インターンシップに挑戦する

ワーキングホリデーでは、海外で働くことのできる特別な制度です。英語力や学歴など一定条件をクリアすれば現地企業で働くチャンスもあります。とはいえ、滞在中に現地の企業に就職するのはなかなかの至難の技。
だからこそ、ビジネスインターンシップというプログラムを活用して、「履歴書に書ける」現地企業でのオフィス業務に挑戦するとよいでしょう。日本と異なる文化、そして英語という異なる言語の環境の中での業務経験は、英語力の向上だけでなく、帰国後の就職活動でのアピールポイントに繋げることができます。

▼合わせて読みたい
詳しい海外インターンプログラムに関してはこちら

現地で経験した体験をメモしておく

ワーキングホリデーの経験は十人十色であり、苦労したエピソードや、初めての経験、海外ならではの経験など、その人にしか味わえない物語に溢れています。忘れないように体験をメモしておき、そこから何を学んだのか、どのように乗り越えたのかを、説明できるようにしておくのがオススメです。ワーキングホリデーに挑戦したからこそ成長できた点をメモすることで、自己分析が容易になり、帰国後の就職活動の準備をスムーズにすすめることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワーキングホリデーへの挑戦を検討されている社会人の方が気になる、帰国後の就活状況のリアルな現実や、帰国後の進路の選択肢、そして就活を有利に進めるためのコツをご紹介させていただきました。
「遊学」と思われがちなワーキングホリデーでも、皆さんの行動次第で、帰国後の就職活動に有利に働かせることは可能です。厳しい就職活動を勝ち抜きたい!必ずキャリアアップに活かしたい!という方は、出発前から、しっかり目的や目標を明確にして、準備をはじめましょう。

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