1技能だけ再受験できる!IELTS One Skill Retakeとは?
海外の中学高校やカレッジ、専門学校、大学大学院への出願に向けて、IELTSでのハイスコア取得を検討中の方、今まさに取り組まれている方必見のサービス「IELTS One Skill Retake」が2023年12月より日本でもスタートしました。IELTS One Skill Retakeは、コンピューター版IELTSの受験者を対象に、試験日から60日以内に1つのスキルだけを再受験することができるというサービスで、「リーディングで集中力が切れてしまった」「スピーキングで緊張してしまい、いつもの力を出し切れなかった」など、試験当日、十分なパフォーマンスを発揮できなかった方に人気です。
詳細はIDP公式Webサイトからご覧ください
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびイギリスを含む英語圏の国に留学、就労、移住を希望する人々の英語力を測定する英語試験です。近年は日本の大学入試でも活用が進んでいます。
以下では、IELTS One Skill Retakeの概要についてご紹介します。
再受験の条件と受験料
条件:
・コンピューター版IELTSを受験された方であること
※ペーパー版IELTSや、IELTS Online(ご自宅での受験)の方はIELTS One Skill Retakeは受験できません
※対象となる方は、試験結果を見るページで、各スキルの上に“Retake”ボタンがあります
・受験日から60日以内に申し込むこと(1技能のみ)
・再採点を依頼している場合は、その結果を受け取っていること
・日程変更する場合は、再試験日の72時間前に行うこと
・本試験と同一の身分証明書を利用すること
受験料:
18,000円(税込、クレジットカードまたはコンビニ払い)
※疑問点は、該当のテストセンターに問い合わせましょう。
日本での実施状況
IDP IELTS 東京テストセンター(東新宿):2023年12月14日(木)より実施中
IDP IELTS 大阪テストセンター(東梅田):2023年12月14日(木)より実施中
JSAF IELTS東京テストセンター(高田馬場):未定
JSAF IELTS大阪テストセンター(西梅田):未定
JSAF IELTS京都会場(京都大学):未定
日本以外で受験可能な国・地域はIDP公式Webサイトをご確認ください。
申し込み方法
自身のIELTSアカウントから予約ができます。
1. IELTSのアカウントにログイン
2. My testsのPast testsよりスコアを表示
3. 再受験したいスキルの“Retake”ボタンをクリック
4. 試験日を選択し、受験料を支払う
※ 同受験日に、One Skill Retakeを2回受けることはできません。
※試験結果は試験から3~5日で、メールにて通知が届きます。IELTSのアカウントから確認できます。なお、IELTS One Skill Retakeは本試験のように紙での結果は郵送されないとのことです。
注意すべきポイント
IELTS One Skill Retakeは、受験費用と受験時間を抑えられたり、該当スキルにのみ集中して対策できたりと非常に嬉しいサービスです。しかし、注意も必要です。特に注意すべきポイントは、「すべての機関で利用できるわけではない」という点です。現時点では700の教育機関が受け入れているようです。利用可能な機関は今後順次拡大していく予定とのことですので、IELTSの提出を考えている機関が対象に含まれているか、Who accepts IELTS One Skill Retake?を必ず事前に確認するようにしましょう。
参照:IELTS公式サイトのOne Skill Retakeって実際どうなの?LINGO L.L.C.の小玉英央先生による受験体験レポートも非常にわかりやすかったので参考にしてみましょう。
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