【最新情報】カナダワーキングホリデー(International Experience Canada: IEC)の参加回数と期間が変更 -2025年4月1日から適用 2025.5.9
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は、2025年4月1日から、ワーキングホリデー(International Experience Canada: IEC)協定の内容に、新たな変更を発表しました。今回の変更により最大2回(各最長12ヶ月間)、プログラムに参加することができるようになりました。重要なポイントをまとめましたので、ご紹介いたします。
発表内容 – 参加回数と期間の変更
翻訳:
カナダと日本の青少年交流協定の変更について
2025年4月1日より、日本国籍の方はIECに最大2回参加できるようになります(各回最長12か月)。従来の協定では、日本国籍の方は1回しか参加できませんでした。
すでに従来の協定のもとで1回参加した方へ
ワーキングホリデーカテゴリは、カナダを旅行しながら、その旅費を補うために一時的な有給雇用を希望する日本国籍の方のための制度です(最大12か月間)。
注意:日本国籍者はIECに2回参加できます。
参照:カナダ政府HP
最大の変更点は?
今まで、カナダでのワーキングホリデー(International Experience Canada: IEC)では、1回最長12ヶ月間のみ申請が可能でした。しかし、今回の変更をもって最大2回、それぞれ最長12ヶ月間ワーキングホリデーに参加することができるようになりました。
既にカナダワーキングホリデーに参加していても2回目に挑戦できる?
今までの協定に基づき、ワーキングホリデー・プログラムに参加したことのある方でも2025年4月1日以降であれば、再度ビザを申請することが可能です。「もう少しカナダで勉強したかった..」「1年目を終えた(英語力や交友関係のある)状態で、もう一年滞在したいと思っていた..」という方にはまたとない朗報ですね。
なお、カナダのワーキングホリデーは、「就労許可(work permit)」を取得していた場合、参加としてカウントされます。申請が承認され、Letter of Introductionと呼ばれる通知を受け取っていたとしても、渡航をキャンセルするなどの理由で就労許可を受け取っていない場合、参加とはみなされません。
変更に伴う注意点
今回の変更に伴う注意点としては、2回目の申請に関する具体的な手続き方法や諸条件がまだ発表されていないという点です。例えば、1回目と2回目を連続して取得(カナダに継続して24ヶ月間滞在)できるかどうか、あるいは各回の参加の間にカナダ国外に出る必要があるかなど現時点では、カナダ政府からの正式な発表を待つ必要があります。詳細についてはカナダ政府HPにて最新情報を確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。1年間は長いようで短く、勉強も仕事も旅行も自由に挑戦できるワーキングホリデー希望者にはやや物足りなさを感じる方も少なくありません。今回の変更を受けて、これからカナダワーホリに挑戦する方はもちろん、すでに一度目の挑戦を終えた方にとっても、カナダでのさらなる体験・経験を得る機会が広がりましたね。
ちなみに、カナダのワーキングホリデー・プログラムには国籍ごとに年間のビザ発給数に上限が設けられています。カナダワーホリに挑戦してみたいとお考えの方は、さっそく最新のビザ発給情報や申請内容などを「カナダ ワーキングホリデー情報」のページからチェックしましょう。
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