【最新情報】留学するならこの都市!豪2大都市が世界学生都市Top10入り
2025年版「QS Best Student Cities」ランキングにおいて、オーストラリアのメルボルンが5位、シドニーが6位にランクインしました。教育の質の高さ、多国籍な学生環境、そして生活の魅力が総合的に評価され、両都市は世界の学生にとって憧れの留学先として注目を集めています。
2025年度ランキング 注目の結果
QS社が毎年発表している「Best Student Cities」は、留学生にとって暮らしやすく、学びやすい都市を選ぶ世界的なランキングです。2025年版では140以上の都市が対象となり、教育の質や生活環境、多様性などさまざまな観点から評価が行われました。
QSベスト学生都市ランキング2025(Top10抜粋)
参照:QS Best Student Cities 2025
その結果、メルボルンが第5位(オーストラリア国内トップ)、シドニーが第6位に入りました。メルボルンは過去10年以上にわたり上位を維持しており、その安定した人気ぶりがうかがえます。シドニーも継続してTop10に入り、どちらの都市も「学生に選ばれる都市」としての地位を確立しています。
2025年版のトップ3はロンドン、東京、ソウルで、いずれも教育水準や国際的な知名度の高さで評価される大都市です。こうした都市と並んで評価されたことは、オーストラリアの都市が世界の留学先として確かな存在感を示しています。特に英語圏でありながら多文化的な環境を提供できる点は、オーストラリアならではの強みです。
都市評価の6つのポイント
QSランキングは以下の6つの主要指標をもとに算出されます。
参照:QS Best Student Cities methodology
大学ランキング(University ranking)
世界的に権威ある大学ランキングでの実績や評価を指標とします。メルボルン大学やシドニー大学のように、研究力や教育水準が国際的に認められている大学が多く集まる都市は高得点につながります。
学生構成(Student mix)
留学生と現地学生の比率、国際色の豊かさ、多文化社会としての受け入れ体制を評価します。多様な文化に触れられる環境は、世界各国の学生にとって魅力的な要素です。
魅力度(Desirability)
都市の住みやすさや魅力を総合的に評価します。治安や気候、文化イベント、生活の利便性などが含まれ、学生が「この都市に住みたい」と思える要素が重視されます。
雇用主の活動(Employer activity)
その都市で学んだ学生が卒業後に就職できるチャンスを示す指標です。企業の採用意欲や国際的ネットワーク、インターンシップの機会などが反映されます。シドニーのような経済都市は特に有利とされます。
経済的負担(Affordability)
学費や生活費がどれほど学生にとって負担が少ないかを示す指標です。大都市は物価が高い傾向にありますが、奨学金やアルバイトの機会、公共交通の割引制度などで評価が変わります。
学生の声(Student view)
実際にその都市で学ぶ学生たちの満足度を反映します。教育だけでなく、生活環境や治安、文化活動への参加度など「住んでみてどう感じるか」が重要視されます。
今回、メルボルンとシドニーは特に「学生構成(Student Mix)」で高評価を獲得しました。これは両都市が国際色豊かで、多様な文化背景を持つ学生を受け入れていることを意味します。また、世界的に評価の高い大学群である、『メルボルン大学』『モナッシュ大学』『シドニー大学』『ニューサウスウェールズ大学』などが集積していることも大きな強みとなっています。
つまり「どこで学び、どんな経験を積めるか」を考える上で、このランキングは進学や留学先を決める大きなヒントになるのです。
世界で存在感を増すオーストラリア留学
オーストラリアは今や世界有数の「留学大国」として知られています。今回のランキングでも、メルボルンとシドニーに加え、ブリスベン、アデレード、キャンベラ、パース、ゴールドコーストなど7都市がトップ100入りしました。これは世界中で一つの国の中でこれだけ多くの都市が評価される珍しいケースで、教育の魅力が国全体に広がっていることを示しています。
メルボルンは2015年以来ずっと国内トップの座を守り、「文化と教育の中心地」として世界中から学生を集めてきました。シドニーも、国際的な経済都市ならではの就職チャンスや多様なコミュニティを背景に、高い人気を誇っています。
こうした結果は、オーストラリアが教育を国の重要な産業と位置づけ、世界中から学生を受け入れていることを示しています。教育はオーストラリア経済を支える柱のひとつであり、留学生の存在は地域社会や経済にも大きなメリットをもたらしています。
今回のTop10入りは、オーストラリアの都市が世界の学生にとってますます魅力的な選択肢となっていることを裏付けています。
まとめ
メルボルンとシドニーは長年にわたり上位をキープしており、教育の質や多様性、生活のしやすさといった点で、世界中の学生から高い支持を集めています。さらに、ブリスベンやアデレードなど他の都市もトップ100に入り、オーストラリア全体が「学びやすく、暮らしやすい国」として改めて評価されました。
今回の結果は、留学を考える学生にとって、学びのレベルはもちろん、日々の生活や卒業後のキャリアまで含めて魅力的な環境が整っていることを物語っています。これから留学を検討する人にとって、オーストラリアは安心して選べる国のひとつといえるのではないでしょうか。
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