長期留学で失敗しない学校選び
長期間の留学は留学期間が長くなるため多額の費用が発生します。高校留学や大学留学、長期間の語学留学を実りあるものにするために学校選びが肝心です。予算や授業のクオリティ、国や都市による特徴なども勘案して失敗しない長期留学にしましょう。今回は、長期留学で学校選びをするために留意すべきポイントをご紹介致します。
留学予定の学校が政府または業界団体に認定されているかを確認
主要英語圏の語学学校は、政府または語学学校が組織する業界団体が認証する制度に登録しているかが、最初に学校選びを検討する上で重要な要素となります。政府から認証を受けていないと長期留学の滞在に必要な学生ビザの発給要件を満たさない可能性がある他、授業や学校の運営が各国のルールに準拠されていない可能性があります。まずは、正しく認証されている語学学校か確認しましょう。
オーストラリアの例:
学生ビザ発給対象校=CRICOSコードを取得している。
NEASが語学学校の品質を認定する
ニュージーランドの例:
NZQA(New Zealand Qualification Authority)が語学学校をカテゴリ1から4までのランクで認定。最高のランクであるカテゴリ1に認定されている学校では、学生ビザで14週間以上の就学によって週20時間以内で就労が許可されます。
カナダ、バンクーバーの例:
カナダの場合、州ごとに認証制度が制定されています。日本人に人気のあるバンクーバーで学生ビザ発給対象となるのはEducation Quality Assuranceに指定されている学校のみとなります。
長期間英語学習するための豊富なコースが揃っているか
語学学校に1年間通うのであれば、一般英語コースだけでなくIELTSやケンブリッジ英語検定など上級者レベル向けの英語学習コースが開講されているか確認すべきです。一般英語コースは英語の基礎能力を高めるために必要な英語学習が提供されてますが、長期留学であればより高いレベルの英語を目指したいところです。特にIELTSやケンブリッジ英語検定などは試験対策コースでもあり、留学の成果を証明するために受験する試験としても最適です。目標とする英語試験や学びたい英語コースを持つことで、一般英語コースの受講にも力が入りますのでプログラムの種別が豊富な語学学校を選ぶとよいでしょう。
質と料金の関係性
長期間の留学ともなると、留学にかかる費用は大きくなっていきます。出来る限り予算を抑えたいところではありますが、あまりにも安い語学学校にいったら施設はボロボロ、授業の質も参加している学生のレベルも低めという学校で長期間の留学を過ごすのは理想的ではありません。かといって、広大な敷地を持ち校舎はモダンで最新のテクノロジーが駆使された授業が行われているが一般の語学学校の2倍も費用がかかるのでは予算の範囲を大きく超えてしまうでしょう。質と料金は反比例しますが、お手頃な値段で授業やカリキュラムを工夫している語学学校や高校、大学はあります。留学エージェントは膨大な学校の中から日本人が就学するのに適した学校を選定してご紹介する役割もありますので、長期間就学する見込みの語学学校はプロの留学エージェントに確認するようにしましょう。
好きな国、都市、興味のある学校を選択していくだけで簡単に見積を作成いただけます。