このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

経験者も共感!「カナダ留学あるある」11選

昔に比べて、海外留学はかなり身近なものになりつつあります。留学生の数も年々増加しており、中でもカナダは人気の留学先の一つです。留学人口が増えると生まれるのが「あるあるネタ」です。ここでは、カナダの「人」「言葉」「気候」「お金」「治安」の5編に分けて、カナダ留学のあるあるをご紹介します!

◉お知らせ◉
2024年4月6日(土) 11時よりカナダワーキングホリデー説明会をオンライン開催します!カナダワーホリ体験談を直接聞いてい、ご質問もいただける貴重な機会です。2024年ビザ申請要項など最新情報もお届け予定です!ぜひご参加ください。

1.カナダに住む人あるある

思っていた以上にアジア人が多い


データ参照:Immigrant demographics vancouver, B.C

カナダ留学あるある、第一弾は、「思っていた以上にアジア人が多かった!」です。

カナダ出身の有名人というと、ジャスティン・ビーバーやキアヌ・リーヴス、セリーヌ・ディオンなど白人で金髪で…… という人が多いためか、カナダ人=背が高いブロンドヘアーの白人をイメージされる方が多いようです。

しかし、実際にカナダを訪れてみると、中国人、韓国人、インド人、もちろん日本人も含めて、アジア系の人にたくさん出会うことになり、びっくり!!またはちょっとがっかり…… というのはカナダ留学あるあるなようです。

特に、留学先として人気の高いバンクーバーは、国際色の強い都市で、移民の割合はなんと全体の42.5%を占めています。さらに出身国トップ3は「中国」「フィリピン」「香港」とアジアが中心です。外国人=白人という印象の強い日本人にとって、ややがっかりポイントとなりがちですが、一方でアジア人に対する差別などは少なく、過ごしやすいという利点もあります。
留学する際は、その国に暮らす人々に対し、イメージだけではなく正しい知識・情報を持ち、留学先を選ぶようにしましょう。

日本人とばかり話してしまう


こちらはカナダ留学の失敗あるあるです。
日本人も多く暮らすカナダだからこそ「結局日本人とばかり話してしまった!」という失敗はよく聞く話しです。

例えば、語学学校は自分だけでなく、他の日本人も通っています。English Only Policy(英語だけしか話してはいけない規則)を採用している学校もありますが、最終的に日本語に甘えてしまうかどうかは自分次第です。留学前は、さまざまな国の人々と、英語で談笑する姿に憧れますが、実際にカナダでの生活をスタートしてみると、ネイティブや他国の留学生に英語で話しかけるに際し、想定以上の勇気が必要だったことに気がつきます。なかなか勇気を出すことができず、結果、「日本人と話すとやっぱり安心するし、自由に言葉が話せるって、やっぱり楽……」と、結局仲良くなるのは同じ日本人になってしまうことは多いです。

また、シェアハウス先を探してみると、日本人ばかりが住んでいる家もあります。
「まだ英語力に自信がないから、外国人と一緒に住むのは怖い」「外国人は家を清潔に使ってくれなさそう」などという理由から、日本人ばかりのシェアを選んでしまう学生が多いのです。

もちろん、日本人の友達を作ってはいけないというわけではありません。しかし、せっかくカナダに来ている以上、日本人「だけ」になってしまうのは避けたいところです。「なぜ自分は留学に来たのか?」ということを思い返して、様々な国籍の人と自分から交流の機会を増やすことが大切ですね。

ほとんどの語学学校に日本人スタッフがいる


留学生のほとんどが語学学校に通うことになると思いますが、「多くの語学学校に日本人スタッフがいる」のもカナダ留学あるあるです。

語学学校のスタッフは、履修する教科の相談や、授業プランの変更手続きなどのへの対応はもちろんのこと、海外生活に不慣れな学生たちの相談にのってくれたり、生活に必要な手続きのアドバイスを行ってくれたりします。渡航してすぐは、わからないことばかり…… 英語学びに来ているとはいうものの、聞きたいことや相談したいことがなかなか英語で出てこないということも多々あります。そんなとき、語学学校の日本人スタッフは強い味方です。

日本人留学生の少ない国や都市、例えばイギリスやアメリカの田舎の地域にある語学学校などは、日本語対応可能なスタッフがいないというケースは珍しくありません。しかし、先述の通り、カナダの語学学校の場合は日本語スタッフがいる確率が格段に高いのです。都市部はもちろん、田舎の語学学校を選んでも日本語で対応してくれるスタッフがいるため、何か相談事ができたときも安心です。

ただ、日本人スタッフに甘えすぎて、英語力の伸びがいまひとつ…… というのもネガティブなカナダ留学あるあるです。
自分でできることは一つずつこなしつつ、ステップバイステップで英語力を伸ばし、自立していくようにしましょう。

2.言葉あるある

キレイな英語!と聞いていたのに意外と英語を聞き取れない!?


「カナダ英語はキレイで聞き取りやすい!」とカナダ留学を考えたことのある人なら一度は聞いたことがあると思います。
実際に、「キレイな英語を身に付けたいから」という理由で、カナダ留学を選ぶ人は多くいます。しかし、そう期待していたのに、現地の人と英語で話してみると「思っていた以上に聞き取れなかった!」というのはカナダ留学あるあるです。

そもそも、「聞き取りやすいキレイな英語」とは何なのか?
まず、話すスピードがゆっくりであるほど、日本人にとって聞き取りやすい英語になると言えるでしょう。
実際、カナダ人は比較的に、他国の英語話者よりもゆっくり喋る傾向にあると言われています。確かに、アメリカとカナダのテレビ番組を比較してみてみると、カナダ人の方が一言一言をしっかり発音しているように聞こえます。しかし、あくまでも「他と比べれば遅い」という程度です。当然、相手はネイティブなので、日本のリスニングテストのように分かりやすく話してくれるとは限りません。

また、日本の教育ではアメリカ英語に準拠しているため、アメリカ英語を使うカナダは日本人からすると聞き取りやすいと言われます。しかし、イギリス、フランスの植民地だった歴史もあるカナダ。発音はアメリカ英語っぽくても、スペルや文法はイギリス寄りだったり、地域によってはフランス語訛りのある英語を話す人もいたりします。

「キレイな英語って聞いてたのに、意外と聞き取れない!?」と思っても心折れず、しっかりと勉強し、英語を習得していきましょう。

カナダ英語についてもっと詳しく知りたい方はこちら

ん?読めない…と思ったらフランス語だった


↑カナダ国内の看板 フランス語表記

街中の看板、商品ラベル、レストランのメニュー表……。
「見たことのない単語だ」と思い、ネット調べてみるとフランス語だった!というのはカナダではあるあるです。

それもそのはず、カナダは主要英語圏では珍しく「英語」と「フランス語」の2言語を公用語としています。
また、全国的な公用語とは別に、州ごとの公用語も決められています。なかなには、フランス語だけを公用語として採用している州もあります。例えば、フランス語を公用語とするケベック州では、看板を見かけると、フランス表記しか書かれていないということもあります。

これを不便と感じるか、フランス語の勉強にもなると考えるかは人それぞれでしょう。ケベック州のようにフランス語がよく使われている地域もあれば、英語の方が積極的に使われる地域もあるので、自分の考えに合わせて、留学先を決めるといいでしょう。

3.気候あるある

地下室に住むのは普通!?


カナダで家探しをすると、「ベースメント(Basement)空いています」という募集をよく目にします。日本人にはあまり馴染みがありませんがベースメント(Basement)とは地下室のことです。
地下室は、外部の気温に影響されにくくなるため、冬は比較的に暖かく、夏はクーラーがなくても快適に過ごすことができ、極寒の地カナダでは、戸建ての家に地下室がある、というのはごく一般的なことです。

この、半地下でのホームステイやシェアに驚くというのは、カナダ留学のあるあるです。

地下室といっても、実際は「半地下室」で、半分だけ地下に埋まっていて、窓からは地上の光が入るようになっています。とはいえ、日本人にとって地下というと、物置や倉庫というイメージで生活する場所というイメージがないため、初めてのホームステイ先で、地下室に通されると驚いてしまう方が多いのです。

実際、ホームステイ先で提供された部屋が、このベースメントということはよくあることです。
日本人の感覚からすると「地下なんて、なんだか追いやられているような気分…」と感じる方もいるかもしれませんが、上記の通り、カナダでは普通のことです。
あまり気に病まず、ポジティブに捉えると、カナダ留学の一つの思い出として残るかもしれません。

寒さ対策!荷物がどんどん増える!


↑カナダ留学中のお客様より雪山にて語学学校の友だちと一緒に。

留学する際、また帰国の際、荷物が他国と比較し多い……というのはカナダ留学のあるあるです。

カナダは一部の比較的温暖な域を除くと、真冬で−20℃を下回ることは珍しくありません。留学するときに、防寒対策として持ち込んだ衣類などだけでは足らず、現地でコートやブーツを買い足す留学生は多くいます。

冬用の衣類や靴はかさばる物が多く、とにかく荷物をまとめるのが難しくなってきます。引越しや、帰国直前に荷物をまとめようとすると、かなり大変な作業になるため、引越し帰国準備は早めにするのがオススメです!

カナダ留学 持ち物 詳しくはこちら

4.お金あるある

浪費の始まりは外食から!?


ちょっと外食したら…… 飲みに行ったら…… 、お会計が物凄く高かった!!というのはカナダ留学、あるあるです。

同じ北米でもアメリカのニューヨークやロサンゼルスなどと比べ、そこまで物価の高いイメージはないカナダ。家賃や交通費など、一般的に生活費としてあげられる項目について、東京との比較であればそこまで高いわけではありません。しかし、カナダでは、2019年10月1日より日本でも導入される軽減税率制度を採用しており、嗜好品と呼ばれる、お酒やたばこ、外食や日常生活外のサービスには、通常よりも高い消費税が課金されます。さらに、カナダでは日本でなじみのない「チップ制」を導入しています。結果、外食には想像以上の高値がつきます。

カナダの消費税は、州によって異なりますが、留学先として主流な、ブリティッシュコロンビア州やオンタリオ州は7~13%です。「日常生活で必要なものは、日本とそんなにかわらないなぁ」なんて思って、そのままの感覚で外食したり、外に飲みにいったりすると、思ったよりもお会計が高くてびっくり!!ということは多いようです。

さらに、税金だけでなくチップも、よっぽどサービスが悪質でない限り、払わなければなりません。カナダではチップは「マナー」として考えられているため、もし払わなければトラブルに発展する可能性もあるためです。チップの相場は、飲食した値段に対して10〜15%あたり。チップ代が払えないときには、外食してはいけないと考えていいと思います。

このような事情から、カナダで外食を続けてしまうと、かなりお金を浪費してしまいます。特に、滞在期間の長い留学の場合は、自炊をすることでコストを抑えることは大切です。

日本人はケチ?なじみのないチップ制


カナダ留学 お金編あるあるは、日本人はチップを払わず、イラっとされるというものです。

カナダでは外食したときやホテルに泊まったとき、タクシーを利用したときなどチップを払うことが一般的です。よって、チップを払わない人に出会えば、サービスを提供する側は、かなりムッとするものです。

しかし、残念ながらこの「チップを払わない人」というのは日本人に多いようです。特に、ワーキングホリデーを利用し日本食レストランで働いてる人は、要注意です。チップ制度があると知っているにも関わらず、「従業員も日本人なんだし、払わなくてもいいよね!」と考えてしまうお客さんもいるようです。

日本食レストランだろうが、接客している人が日本人だろうが、そこはカナダ!自分がお客さんの立場になるときには、しっかりチップも払って、「日本人はケチ」というイメージをなくしたいですね。

知っておきたいカナダのマナー 詳しくはこちら

5.治安あるある

マリファナは合法にびっくり!

海外ではマリファナを含む一部の薬物が合法とニュースなどで聞いたことがある方も多いと思います。実はカナダもそんな国の一つ。ただ、治安のよいイメージの強いカナダでマリファナが合法というと驚く方が多い、これ、カナダ留学あるあるなようです。以前から医療目的の使用は認められてきましたが、2018年から嗜好品としての使用も認められるようになりました。

実は、合法以前よりマリファナの生産量が多く、横行していたカナダ。合法化に伴いよりマリファナを吸う人は目立つようになりました。カナダの街を歩くと、マリファナの臭いがすることは珍しくありません。しかし、これによる治安の影響はないとは言い切れません。

例えば、パブやクラブにいくと、日本でいう「(たばこを)あなたも吸う?」という感覚で、マリファナを勧められることがあります。カナダでは合法とはいえ、ご存知のように日本ではマリファナを購入、所持、使用をすれば違法になります。カナダ留学中、興味本位で下手に手を出しトラブルの原因にならないように注意が必要です。

さらに、マリファナ以外の違法薬物も日本に比べると横行しています。
道端に注射器が落ちていたり、明らかに様子のおかしい人が徘徊していたりと、日本ではありえない光景にショックを受けるかもしれません。こうした薬物に関するトラブルを受けないためにも、夜に不必要に出歩かないようにし、治安が悪いといわれているエリアには近づかないようにしましょう。

カナダの治安について詳しくはこちら

日本人留学生がはまりがち!多民族国家ならではのトラブル


カナダは多民族国家であり、信じている宗教も人それぞれ異なります。このことを忘れてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

例えば、カナダにはイスラム教を信仰している人も、もちろんいます。
常識的なことですが、イスラム教では、飲酒は禁止されています。そのことをつい、忘れてしまい、ムスリム(イスラム教を信仰する人々のこと)のいるホームパーティでお酒を持ってきてしまった…… なんて事があれば、大変顰蹙(ひんしゅく)を買いますし、下手すると怒りを買うことになってしまうかもしれません。

また、自分はあまり宗教に関心がないからといって「自分は無宗教だ」や「神なんて信じたことがない」などと答えるのは避けるべきです。仮に、滞在先のホストファミリーが敬虔なキリスト教徒だった場合、ドン引きされてしまうかもしれません。
これは、宗教を信じる人の中には「宗教は道徳やモラルを築く」と考えている人もいるためです。「自分は無宗教だ」といってしまうと、「この人は、あまりモラルのない人なのではないか」と疑われかねません。そもそも、何かの宗教を信仰している人に対して「神なんていないと思う」と伝えてしまうのは、相手に不快な思いをさせてしまうことにつながりかねません。
こんな時は、自分自身は信仰深い人間ではないが、日本人は、神道と仏教を信仰している人が多いなど、回答するのがおすすめです。(例えば、年始に初詣に行ったり、その際、お守りを買い、受験や出産時にはそのお守りを握りしめ、祈ったり、そんな感覚は仏教の信仰を基盤にしています)

異文化多国籍な国カナダが故の常識やマナーをしっかりと理解し、トラブルに巻き込まれないためにも、他国の歴史や文化、宗教などに関する教養をしっかりと身に付けたうえで留学することをお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
イメージしていたカナダと実際に留学してみて感じたカナダとのギャップ、日本の常識との違いに驚く…… そんなあるあるが多かったですね。ただ、この驚きやショックも留学のだいご味。せっかく海外で長く生活するのであれば、言葉以外にも、カナダのマナーや常識、世界の教養をしっかりと身に付け、国際社会で活躍できる自分を目指しましょう。

← カナダ留学情報のページへ戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン