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カナダ行き航空券費用を抑える購入方法

最終更新日:2025/06/07

カナダへの渡航となると、航空券は決して安くはありません。特に航空券が高騰する時期には、往復で30万円から50万円もの費用がかかることもあります。

しかし、渡航時期や経由ルート、利用する航空会社、さらには航空券の検索・予約サイトをしっかり選べば、なんと往復10万円台で購入できることもあります。授業料や滞在費など、予想以上に費用がかさむ留学やワーキングホリデー。せめて航空券だけでも安く抑えたい…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、カナダ行き航空券の高い時期やおすすめの購入時期、格安経由ルートやおすすめ航空会社、さらに検索・予約に便利なサイト、都市別の格安航空券相場まで、航空券を安く手に入れるための情報を一挙にご紹介します。

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カナダの航空券が高い時期

航空券の価格を大きく左右するポイントは、渡航時期です。せっかく安いルートを利用しても、航空券が高騰する時期に出発すると、安い航空券を手に入れることができません。そのため、まずは航空券が高い時期を把握しておきましょう。

カナダ行きの航空券が高い時期は、「7月～9月」です。
冬の寒さが厳しいカナダは、暖かく過ごしやすい季節である夏が、観光客がもっとも訪れるハイシーズンにあたります。街歩きがしやすい季節の7月〜9月は世界中から観光客が増えるため、航空券の価格が著しく高騰します。

また、飛行機の利用者が増える日本とカナダのホリデーシーズンにも航空券の価格があがります。

日本とカナダのホリデーシーズンはこちら

日本のホリデーシーズン

春休み (２月下旬～３月下旬)
ゴールデンウィーク(５月上旬)
お盆休み(８月中旬)

カナダのホリデーシーズン

イースターホリデー(４月上旬)
スクールホリデー（3月下旬／１２月下旬～１月初旬）
クリスマス
年末年始

ハイシーズンのなかでも、最も航空券の価格が高騰する時期は8月です。8月は日本のお盆と世界中の学生の夏休みがかさなり、旅行客も増えるため、航空券の価格が40万円以上になるなんてことも…。そういった事態を防ぐためにも、航空券の価格が高くなる時期を避けて出発することを検討しましょう。

おすすめのルートと航空会社

ここからは、航空券を安く購入するためのルートと、それぞれのルートにおけるおすすめの航空会社をご紹介します。
カナダまでは長時間のフライトになるため、選ぶルートによって航空券の価格に大きな差が出ることもあります。そのため、格安で渡航できるルートをあらかじめ知っておくことも、費用を抑えるうえで欠かせないポイントのひとつです

アジアを経由するルート

韓国や香港などのアジア諸国を経由するルートは比較的費用を抑えられます。
韓国のソウルを経由する大韓航空やアシアナ航空は価格と利便性が魅力ポイントです。香港を経由するキャセイパシフィック航空は、質の高いサービスと乗り継ぎのしやすさで人気を集めています。また、チャイナエアラインやエバー航空は、費用を抑えてカナダへ行きたい方にぴったりな、東南アジア経由の航空会社です。シンガポール航空は世界トップクラスのサービス品質が特徴であり、できるだけ安価に渡航したいという方には中国東方航空や中国国際航空、中国南方航空がおすすめです。いずれも、安くても安心して利用できる航空会社です。
こちらのルートでは、安い時期であれば往復10万円台の航空券の購入が可能です。

おすすめ度	★★★★★
検索・予約サイト名	大韓航空/アシアナ航空
URL	大韓航空：https://www.koreanair.com/global/ja.html アシアナ航空：https://flyasiana.com/C/JP/JA/index
利用おすすめ、最終目的地	バンクーバー、トロント、モントリオール、カルガリー、エドモントン

アメリカを経由するルート

乗り継ぎをするなら英語圏が良い…という方におすすめなのが、アメリカ経由のルートです。そのなかでも、アメリカ系航空会社の大手であるデルタ航空やユナイテッド航空は、比較的安い航空券を提供しています。カナダに着く前から英語漬けの環境にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
アメリカ経由のルートは、安い時期であれば往復11万円台の航空券を購入できるチャンスがあります。
※アメリカ経由の場合、別途ESTA(電子渡航認証システム)の申請、アメリカでの入国審査が必要です。

カナダへ直行するルート

直行便の場合は、一度飛行機に乗ってしまえば、乗り換えすることなくカナダへ到着でき、もっとも安心して海外生活をスタートさせることができます。目的地までは日本人スタッフが乗務していることがほとんどのため、安心して利用することができます。また、カナダ国内で乗り継ぎするというルートもあります。

経由便と比較して、価格がどうしても高くなってしまうイメージのある直行便やカナダ国内経由便ですが、安い時期に購入すれば、10万円台で往復航空券を購入することも可能です。また、近年ではZIPAIRやウエストジェット航空などの格安航空会社(LCC)も登場し、目的地や時期によっては海外経由便よりも価格を抑えられることもあります。

乗り継ぎが不安な方は直行便もしくはカナダ国内経由便利用を検討しましょう。

カナダへの直行便を運航している航空会社

おすすめ度	★★★★☆
検索・予約サイト名	エアカナダ
URL	https://www.aircanada.com/jp/
利用おすすめ、最終目的地	主要都市

おすすめ度	★★★☆☆
検索・予約サイト名	ジップエア(ZIPAIR)
URL	https://www.zipair.net/ja/
利用おすすめ、最終目的地	バンクーバー

おすすめ度	★★★☆☆
検索・予約サイト名	日本航空 (JAL)
URL	https://www.jal.co.jp
利用おすすめ、最終目的地	主要都市（コードシェア提携あり）

おすすめ度	★★★☆☆
検索・予約サイト名	全日本空輸(ANA)
URL	https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/
利用おすすめ、最終目的地	主要都市（コードシェア提携あり）

検索・予約サイト名	Agoda
URL	https://www.agoda.com

検索・予約サイト名	スカイスキャナー
URL	https://www.skyscanner.jp

【都市別】格安航空券の相場

「実際に、いったいいくらで航空券が購入できるの？」と疑問に思われた方もいらっしゃるかと思います。そこで、ここでは安い時期に格安ルートでいく最安値航空券の相場を都市別にご紹介します。

2025年6月の最安値(往復航空券)

目的地（都市）	航空券（往復）	航空会社	乗継都市	片道所要時間
バンクーバー	92,969円	ジップエア	なし(直行便)	約約8時間35分
トロント	141,103円	ジップエア+ウエストジェット航空	カルガリー+バンクーバー	約24時間43分
モントリオール	128,513円	ウエストジェット航空+デルタ航空	カルガリー	約19時間11分
ビクトリア	112,459円	ウエストジェット航空	カルガリー+バンクーバー	約20時間41分
ケロウナ	123,592円	ウエストジェット航空+エアノース航空	カルガリー+バンクーバー	約32時間25分
オタワ	140,564円	ジップエア+ポーター航空	バンクーバー+トロント	約27～33時間
カルガリー	114,220円	ジップエア+ウエストジェット航空	バンクーバー	約29時間16分

※2025年6月現在・Agoda調べ
※上記の航空券費用は、航空券が安い時期にベストな日付で出発日・帰国日を選択した場合に購入が可能な価格です

カナダ行きの格安航空券を購入するうえで、もう１つ重要なポイントは、「早期購入」です。3か月以上前に航空券を購入すれば、1〜2か月前に購入するよりも安い航空券を購入できるチャンスが高くなります。出発が確定した方は、できるだけ早く航空券の検索・予約をおこないましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか？
少しでも資金を残して有意義なカナダ生活を過ごすためにとにかく安い航空券にこだわるのか、スムーズに海外生活をスタートさせるために安心を優先するのかは、皆さん次第です。まずは、留学・ワーキングホリデーにおいて優先したい事項を決めて、ご自身の希望にあった方法で航空券を購入し、楽しいカナダ生活をスタートさせましょう。

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