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  • 海外留学体験談
  • 2023.04.10

【体験談】オーストラリア語学留学 – 英語力の伸びを実感できた5ヶ月間

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オーストラリアのゴールドコーストにキャンパスを構えるグリフィス大学附属語学学校、通称GELI(Griffith English Language Institute)で約5ヶ月間の語学留学を経験されたMoenaさんから留学体験談をいただきました。英語の勉強はもちろん、短期間ではあるもののアルバイトにも挑戦され、充実した留学だったといいます。語学学校での勉強の様子や、オーストラリアでの生活についてお話いただきました。

Moenaさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:ゴールドコースト
留学プログラム:語学留学
学校:GELI(グリフィス大学附属語学学校)
渡航期間:2022年9月 – 2023年3月

留学スケジュール

項目 内容
語学学校 Griffith English Language Institute(GELI)
コース名 一般英語コース
期間 約5ヶ月間(15週間)
就学内容 グリフィス英語学習センターの英語コースは、大学進学を目指す人だけでなく、英語のスキルを向上させたい人向けにもご参加いただけます。コースは英語のレベルに合わせて選択できます。入学前のプレイスメントテストまたは既に持っている英語の能力テストの結果に基づいて、レベル1からレベル7*のクラスに配属されます。レベル1から4のクラスでは、日常コミュニケーションに必要なスピーキング、リスニング、リーディング、ライティング、文法、語彙、発音のスキルを身につけます。レベル5と6では、コミュニケーションスキルをさらに向上させるとともに、職場やさらなる学習に役立つスキルを実践します。
*レベル7は大学進学を目指す学生のクラスです。

留学のきっかけと目的


もともと、大学では留学したいと考えていました。理由は英語力や海外生活体験が、将来就きたいと考えている仕事に繋がるだろうと考えたからです。

私は将来、さまざまな国の人たちに日本のおもてなし文化を伝えたり、日本の歴史や伝統ある地域を紹介したりできる、そんな仕事に就きたいと考えています。そのため、大学在学中に英語力の向上はもちろん、自分自身が異文化のなかに身をおく経験や、異なる文化や習慣をもつ人々とコミュニケーションできる機会を持ちたいと考えていたんです。「留学」はこれらの経験を一挙に得ることのできる絶好の機会と考えており、大学も交換留学制度が整った大学に..!と、亜細亜大学に進学を決めました。

しかし、大学進学と同時に世界をコロナが襲いました。留学どころか、同級生との交流もままならない日々が続き、留学の機会もことごとく失われていきました。「もう留学は無理なのかな..」そんな想いに打ちひしがれていたものの、2021年後半になり少しずつ世界が変わり始めました。入国制限を解除する国が増えていったのです。それに並行して、亜細亜大学でも留学する学生が増えていきました。私の通っていた学部でも、交換留学プログラムが復活していったのです。さらに自分でプランニングした留学でも、一定の条件を満たせば交換留学として単位認定するという制度も出てきました。

ただ、復活してきたとはいうものの大学主催のプログラムはまだまだ限定的(一部の国や地域に限られていた)ため、自分でプランニングすることを決めリサーチを始めました。

季節が真逆!いってみたかったオーストラリア


留学先としてオーストラリアを選んだのは、大学が提供していたアメリカの留学プランよりもリーズナブルだったことの他に、大きく2つの理由があります。

1. 両親の新婚旅行先 – ずっと行ってみたかった
2. 季節が真逆 – 真夏のクリスマスは興味深い!

オーストラリアは両親の新婚旅行先だったこともあり、幼い頃からどんな場所か?という話をよく聞いていました。暖かな気候、美しいビーチ、豊かな自然、程よい規模の都市、フレンドリーな人々など聞けば聞くほど魅力的で、私も一度は暮らしてみたいと感じていました。また、留学時期は大学3年生の後期と決まっており、北半球は冬の時期でした。一方南半球は夏の時期です。季節が真逆という不思議な感覚と体験してみたいという思いがありました。真夏のクリスマスなんて、人生のなかでそう何度も経験できるものではありません。せっかく長期で海外生活を経験するのであれば少し変わった経験をしたいと、渡航先はオーストラリアに決めました。

グリフィス大学附属語学学校 – GELIに決めた理由

先述した通り、亜細亜大学の交換留学として認めてもらうためには、大学または大学附属に通う必要がありました。そこでオーストラリアの大学を取り扱う留学エージェント数社に相談し、亜細亜大学が提示する交換留学の条件にあう学校を紹介してもらいました。

その際、各社に紹介してもらったのが、グリフィス大学附属語学学校GELIでした。GELIは年間1,000人以上、世界40カ国以上から留学生を受け入れる語学学校で、コロナ禍で学生は多少減少していたものの、クラス7段階全て開講されていました。またキャンパスのあるゴールドコーストは、活気あるテーマパークや世界的に有名なビーチリゾートが特徴的なオーストラリアを代表する都市の一つです。交換留学の条件にマッチする学校であること、そしてロケーション的にも、オーストラリアらしさを満喫できそうだったことから、「ここにしよう」と決めました。

ワールドアベニューを選んだ理由

留学エージェントを決める際に、「軸」としたポイントはオーストラリア留学の実績が豊富かどうかという点に加え、2つありました。

1. JAOS(一般社団法人海外留学協議会)やJ-CROSS(留学サービス審査機構)のから認可
2. 担当カウンセラーとの相性

亜細亜大学から、留学エージェントの選定基準としてJAOS(一般社団法人海外留学協議会)やJ-CROSS(留学サービス審査機構)から認可を得ている会社にするよう、アドバイスがありました。コロナ禍で留学会社の倒産リスクなども踏まえると、第三者機関からの認証や認可を得ている点は一つの安心感でした。相談していた会社は3社ほどあったのですが、うち1社はJAOSからもJ-CROSSからも認可を得ていなかったので、その時点で2社に絞ることができました。

残った2社のうち最終的にワールドアベニューに決めた理由は、担当してくれた留学カウンセラーさんにあります。とても親身になって相談にのってくださったこと、わかりやすく丁寧に説明してくださったことなどが印象的で、「この会社なら、いざ何かあったときもきちんと対応してくれそうだな」という信頼感がありました。

オーストラリアでの生活の様子

渡航時のフライトが急遽キャンセルに!?
初日からトラブル発生で泣きそうに..

念願の留学でしたが、渡航前日と到着当日は本当に悲惨でした(苦笑)

悲惨だったエピソード
①渡航前日にフライトがキャンセルされる
②ゴールドコースト着のはずが天候不良でブリスベンに到着する

もう①の時点で、よく無事留学をスタートできたな.. という感じですよね。私もそう思います(笑)航空会社がLCC(格安航空会社)だったことやコロナ禍という特殊な状況下だったことなどもありますが、前日の夜にフライトキャンセルの通知メールを見たときは、頭が真っ白になったことを覚えています(苦笑)。

①に加えて、②もびっくりですよね。フライトキャンセルに気がついた後、なんとか航空券を購入し、オーストラリアに飛び立ちました。飛行機のなかでゴールドコーストの綺麗な海が見えてきたときは「前日色々あったけど、なんとか無事に到着できそうでよかった」と安心していました。しかし、飛行機は何回か降下を試みるも、なかなか着陸しません。そうこうしているとアナウンスが流れました。当時はリスニング力もそこまで高くなく、かろうじて聞き取れたのは”Brisbane”の単語のみ.. 「まさか..」と思っているうちに飛行機はブリスベンに着陸しました。

到着するはずだった都市はゴールドコーストで、ホームステイ先もゴールドコーストです。到着直後途方にくれ、その時点で日本に帰りたくなりました(苦笑)もちろんそんなわけにもはいかず、家族に連絡し励ましてもらいながら、ワールドアベニューのスタッフの方や周囲の人にも助けてもらいつつ、ブリスベンからゴールドコーストに電車で移動.. その後、ホストファミリー宅まではUberタクシーでなんとか到着することができました。ホストファミリー宅に到着する頃にはすっかり日がくれ、夜9時半を過ぎていました.. 。

温かく迎えてくれたオーストラリアの人々

ホストファミリー宅に到着すると、ホストマザーとルームメイトが家の前で待ってくれていて、とても安心したことを覚えています。ホームステイはマザー(おばあちゃん)と私と、もう一人の留学生(ルームメイト)、3人暮らしでした。とても綺麗好きなマザーで、食事も生活も人間関係もよく、居心地のいい環境でした。

ホームステイ後はグリフィス大学の学生寮への移動も考えていました。ただ、学生寮は人気が高く満席だったこともあり、シェアハウスに引っ越すことにしました。決まった先は海のすぐ近く、日本好きなオージーのおじいさんがオーナーをしているシェアハウスでした。価格も週150ドルとお手頃で、内見後、即決。できる限りネイティブ環境に身を置きたいと考えていた私にとってはベストな環境で、そのシェアハウスで帰国まで過ごしました。

アルバイトにも挑戦

少し意外かもしれませんが、オーストラリアの人たちは皆さん朝型です。カフェも朝6時頃からオープンしています。ときおり学校前に友達とカフェで待ち合わせし、朝食をとりながらコーヒーを飲み、少し勉強をしてから学校へ向かいました。学校が終わると、ビーチやテーマパークに足を伸ばし、プールや水族館、遊園地などを楽しみました。のんびりとしたオーストラリアらしい生活を楽しみながら、自然と英語力、特にリスニング力が伸びていく感覚には、毎日ワクワクしたことを覚えています。

ゆったりとした生活環境


オーストラリアはカナダやアメリカと異なり、学生ビザ(語学留学)でもアルバイトすることができます。働ける期間は2ヶ月間程度と短かったため、雇ってもらえるかどうか不安もありました。ただ、コロナ明けで人手不足だったこともあり、雇ってもらうことができました。

アルバイト先は、フランチャイズのお寿司屋さんです。賄いでお寿司を食べられるのが魅力でした(笑)。仕事はキッチン業務が中心でしたが、ときおりホールでの接客も経験させてもらうことができ、学校では学ばない接客時に使う英語はとても勉強になりました。また、時給は25ドル(2,300〜2,400円程度)と日本と比べ高く、短い時間でも、現地生活中のお小遣いを稼ぐことができました。お寿司屋さんということもあり、スタッフのほとんどは日本人でしたが、年齢層もバックグラウンドもさまざまで、日本では出会うことのなかったであろう人たちとの出会いがとても刺激的でした。

GELIを選んだ理由と通ってみての感想


GELIは本当によかったです!

私は7段階中、4のクラスからスタートしました。初日は多少の緊張もありました。クラスでの自己紹介に加え、簡単なゲームを楽しんだことで、すぐに学校に馴染むことができました。

学校にはコロンビアやスペイン、中国や韓国、タイなどいろんな国の学生が在籍していましたが、クラスのレベル的に日本人学生がやや多かったと思います。日本人の多い環境に最初は戸惑いを覚えましたが、学校自体がイングリッシュオンリーポリシー(母国語禁止)を設けていたことや、みんなとても学習へのモチベーションが高かったこともあり、日本人同士でも英語で会話することができました。同年代が多かったということも、よかった点だと思います。

日本の授業スタイルとオーストラリアでの授業スタイルの違い


オーストラリアの授業は生徒が能動的に学習に取り組まないことには成り立ちません。
例えば、先生の講義に対し、疑問や質問があれば講義の途中であっても、生徒たちは積極的に発言します。最初は発言する他国の留学生の姿をみて、「国民性の違いかな」と思いました。しかし自分よりも1ヶ月早く学習をスタートしている日本人の学生も同様に発言していました。その姿をみて、授業スタイルの違いだと言うことを理解すると同時に、「間違える」ことへの抵抗や恐怖心がへり、私自身勉強に対し、とても前向きになれたことを覚えています。

ディスカッションは面白かった

授業中、ディスカッションやロールプレイなど、リスニング力やスピーキング力を伸ばす機会が多かったことも印象的でした。ディスカッションでは、トピックがあり、そのトピックに対し賛成派反対派に分かれて、互いの意見をぶつけ合います。日本ではディスカッションする機会、特に反対意見を言うこと自体多くありません。相手の意見を否定したり、反対の意見を述べたりする際に使用するワードや表現を学べたことはとても新鮮でした。

間違いを怖がらず自然と英語を使えるようになった


文法の授業やテストであれば別ですが、授業中は発言すること、そして意見や考えを伝えることが第一優先とされ、文法や発音をいちいち細かく指摘されることはありませんでした。その授業スタイルは(賛否あるかもしれませんが)私にはとてもあっていて、気がつくと日常のなかで自然と英語が口をついて出てくるようになりました。

帰国後、家族と韓国旅行に行った際も、ナチュラルに英語を使う私の姿を見て、両親が感動し、「留学費用を出した甲斐があった」と言ってくれました。その時は私もとても嬉しく感じたことを覚えています。

留学を迷っている方へのメッセージ


留学にはお金がかかります。ただ、かかるお金を踏まえても、経験する価値は十分にあると思います。現時点での英語力や渡航後の生活などに不安を感じていて踏み出せない… と言うことでしたら、絶対に大丈夫(私でも大丈夫だったので!!)なので、思いきって挑戦してみていただきたいです。

英語力の向上はもちろんですが、異なる文化や習慣、考えをもつ人々との出会いは世界観を広げてくれますし、世界を身近に感じるとても貴重な機会になると思います。

さいごに


体験談を読んでいただきありがとうございました。オーストラリアの語学留学に挑戦されたMoenaさんの体験談はいかがでしたでしょうか。

Moenaさんの体験談をお伺いするなかで、あらためてオーストラリアという国の素晴らしさや、日本と海外の英語学習の違い、そしてその魅力を感じました。また、どっぷり英語環境で生活しながら、英語を英語で学ぶことで、信じられないほどのスピードで英語力、特にリスニング力とスピーキング力を伸ばすことができるということを再確認させられました。

Moenaさんは現在、大学を休学してワーホリでもう1年程度オーストラリアで海外生活を体験しようかどうか検討中だといいます。日本の大学生活との兼ね合いもありますが、悔いのない選択をしていただきたいですね。

オーストラリアでの語学留学が気になっている!という方は、ぜひ無料留学カウンセリングをご利用ください。目標目的、予算などにマッチする学校を踏まえ、留学のプランニングを無料で提案させていただきます。

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