オーストラリアのシドニーで約半年間、語学留学されたHarukaさんより体験談をいただきました。もともとはワーキングホリデーに挑戦したいと考えていたそうですが、英語力に不安を感じ、まずは語学留学から踏み出されたそうです。気になる語学留学の費用や半年間での英語力の伸び、今後の目標など伺いました。ワーホリ前に語学留学をお考えの方は、ぜひHarukaさんの体験談を読んでみてくださいね。
Harukaさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:語学留学
学校:ILSC
渡航期間:2023年4月 – 2023年9月
留学のスケジュール
留学のきっかけ
留学のきっかけは、初めての海外旅行でした。親戚がメルボルンで結婚式を挙げることになり、オーストラリアを訪れました。おしゃれなカフェやレストラン、街中に溢れるグラフィティ、フレンドリーな人々、美しい自然.. 全てに魅了され、「いつかここに戻ってこよう!」と留学を決意しました。
まず取り組んだのは、「貯金」です。当時、まだ社会人2〜3年目で、正直金銭的な余裕はありませんでした。そこで、旅行から帰るとさっそく、実家で生活費を抑えながらの留学貯金生活を開始しました。
目標金額は300万円でした。
英語力にはまったく自信がなかったので、学校にはしっかり通いたいと考え、この金額を目標に貯金生活を頑張りました。
語学留学を選んだ理由
貯金も順調に進み、「1年以内には出発したいな..」 そう思い始めたタイミングくらいから留学の情報収集を始めました。実は、留学を考え始めた当初、「オーストラリアで生活したい」という思いから、語学留学ではなく、ワーキングホリデーを考えていました。都市には強いこだわりはありませんでしたが、渡航先はオーストラリアと決めていました。しかし、オーストラリアのワーキングホリデーは、1年間のうち、最長4ヶ月間までしか学校に通うことができません。
「たった4ヶ月間で、海外で働けるレベルになれるのかな…」
そんな不安をワールドアベニューに相談したところ、提案いただいたのが、ワーキングホリデーの前に語学留学するというプランでした。ワーキングホリデービザは一つの国で一回きりしか使うことができません。貴重な機会を有効活用すべく、まず語学留学して、きちんと英語力の基礎を固めてからワーホリに挑戦しようと決めました。
都市と学校(ILSC)を選んだ理由
学校(ILSC)を決める前に、まず都市を決めました。私は人見知りなところがあり、友達作りに不安を感じていました。ワールドアベニューの担当カウンセラーさんに、その旨を相談したところ、シドニーを提案してもらいました。シドニーはオーストラリアのなかで主要な都市の一つです。さまざまなバックグラウンドをもつ人々がともに生活する多様性に富んだ街で、留学生にも慣れています。国際的なイベントも頻繁に開催されるため人と出会う機会も多くあると聞き、「最初に行く都市としてはシドニーがいいかも」と思い、決めました。
次に語学学校です。
語学学校の決め手になったのは「イングリッシュオンリーポリシー」の厳しさでした。いくつか学校をご紹介いただいたのですが、そのなかでも、一番厳しそうだな.. と感じた学校に決めました。「英語を喋らざるを得ない環境のなかに身をおかないと、喋れるようになんて、絶対にならない..」と思っていたので、最初からそういうルールをしいてくれていたILSCは魅力的でした。
ワールドアベニューに決めた理由
実はそこまで多くの会社の話を聞いたわけではないありません。ワールドアベニューの前に一社、問い合わせをしたのですが、その会社さんからは「来年のことなら、まだ焦って相談しなくても.. 」と言われてしまい、すぐに相談することができませんでした。
一方、ワールドアベニューは、来年のことであっても、すぐに相談にのってくれました。オーストラリア政府観光局と共同で開催してるワーキングホリデー説明会にも参加し、安心してお願いできそうなエージェントだなと思い、決断しました。
留学費用の内訳は?
語学留学してから、ワーホリとなるとお金が心配.. という方は多いと思います。私の留学費用の内訳が参考になれば幸いです。
項目 | 費用 |
---|---|
ILSCの学費(入学金、教材費、学費)20週間分 | 約71万円 |
ワールドアベニューのサポート費用 | 27,500円 ※通常33,000円ですが割引がありました! |
シェアハウス 6ヶ月分 | 約49万円 |
航空券代(往復) | 約16万円 |
海外旅行保険(半年分) | 約12万円 |
ビザ申請諸費用(申請費用、OSHC代金) | 8.5万円 |
渡航後の生活費 | 50-60万円 (食費、交際費、交通費、携帯代などで月平均10万円程度) |
合計 | 約200万円 |
カフェやレストランでの外食費用を含む交際費がかなり高かったです。ただ、友達との出会いやオーストラリアでの生活をできる限り楽しみたかったので、そこはあまりケチケチせずに使いました。一方、自炊に伴う食費はスーパーのタイムセールなどを上手に活用し少しでも費用を抑えられるよう工夫しました。そのかいあって、食費は月1万円いかなかったと思います。皆さんも、日本にいるうちから自炊&節約生活を覚えていくといいと思います!!
オーストラリアでの生活の様子
念願だったオーストラリアでの生活は、毎日がとても楽しいです!
シドニーはとても便利な街で、生活に困ることはほとんどありませんでした。例えば、私は、到着したときから今までずっとシェアハウス生活なのですが、食材や日用品の購入など含め、英語力の有無に関わらず、不便さはあまり感じません。
心配していた友達作りも、語学学校のおかげで比較的すぐにできました。海外の子たちはみんなとてもフレンドリーで、友達が一人できると、その子の友達と友達になって.. と自然に友好関係が広がっていきました。カフェでのんびりお茶をしたり、週末には少しだけ足を伸ばしてビーチに行ったり、たわいもない日常がとても幸せです。ILSCには世界中から留学生が集っていて、ここにこなければ、今ある出会いはなかったんだ.. と思うと、一瞬いっしゅんをとても大切に感じます。
最初はつまずきも多かった英語学習
もちろん、大変なこともありました。特に苦労したな.. と思うのは、英語の勉強です。「絶対苦労する!!」と覚悟していたため、心が折れるようなことはありませんでしたが、学校の授業が始まって初日、先生が何を言っているのか、全然わからない.. というのは衝撃でした(笑)。
例えば、皆さんも中学校とか高校で、英文法の授業を受けたと思います。S+V+… というあれです。この”S”や”V”ってなんの略かご存知ですか?私は、全く知りません(というか考えたことがありません)でした。
Sは、主語なので”subject”の頭文字のS、Vは動詞なので”verb”の頭文字の”V”です。ちなみに、Oは目的語”object”、Cは補語”complement”、それぞれの頭文字です。他にも、現在進行形(be動詞の現在形 + 〜ingです!)は”present continuous tense”などなど..
今となっては、日本語で英語を学ぶより、英語で英語を学ぶ方がよっぽど理解しやすいと感じていますが、最初は正直、先生のセリフが呪文のように聞こえました(笑)
これからこられる皆さんには、英文法の説明に伴う単語やフレーズを覚えてくることを強くおすすめします!!
これからワーキングホリデーで挑戦したいこと
ビギナー3レベルという初心者レベルからスタートした語学学校での勉強も、今はインターミディエイト2という中級レベルまで成長しました。以前より挑戦したいと思っていたカフェワークスキルクラスも受講できるようになりました。
カフェワークスキルクラスとは..オーストラリアのカフェで働くための準備を行うクラスです。学校内にあるプロ使用のバリスタ機材を使用して、カフェの主要メニューの作り方を学びつつ、並行してカフェでの接客サービスの際に必要な英語を学びます。
語学留学期間中は、英語の勉強に集中したい!という思いからアルバイトはしていませんでしたが、ワーキングホリデービザで戻ってきた暁には、カフェでの仕事にも挑戦したいとか考えています。
ワーホリは2年目にも挑戦したい
語学留学期間も気がつけば残り1ヶ月間を切りました。今は、ワーホリでオーストラリアに戻ってきてきた後のための情報収集に勤しんでいます。オーストラリアのワーホリは最長3年間滞在できるというのが魅力で、私は2年目にも挑戦したいと思っています。
セカンドワーキングホリデービザ取得のためには、オーストラリア政府の指定職種に最低3か月間従事する必要があります。職種にはファームジョブと呼ばれる農作業や動物の飼育などを中心に、漁業や災害復興作業のボランティアなどが含まれます。現在はコロナ禍で人手不足になった、地方でのホスピタリティジョブもこの対象に含まれているため、今はケアンズのカフェやレストランでの仕事も視野に入れて検討中です。
ワーキングホリデービザで戻ってきたら、ファームやカフェなどいろんな仕事に挑戦してみたいですし、シドニー以外の都市へも足を伸ばしてみたいです。やりたいこと、行ってみたいところばかりで、今からワクワクしています。
さいごに
体験談を読んでいただき、ありがとうございました。Harukaさんの留学体験談はいかがでしたでしょうか?ワーキングホリデー制度をより有意義に使うために、先に語学留学するという方は結構いらっしゃいます。ワーホリをする前に同じ国で語学留学することで、その国の情報を収集したり、先に人脈を築いたりできるのは魅力ですよね。
ワールドアベニューでは、語学留学やワーキングホリデーはもちろんのこと、帰国後のキャリアを意識した専門留学や、大学・大学院進学など、様々な留学を取り扱っています。留学について、「どの制度が自分にマッチする留学なのか..」「どのくらいのお金がかかるのか」「英語力や学歴、年齢制限はあるのか?」など疑問・質問、お悩みのある方は、気軽に留学カウンセリングをご利用ください。
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