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  • 海外留学体験談
  • 2024.01.10

行動力と自立心が養われたニュージーランドでの高校留学

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ニュージーランドで高校留学中のIttoさんから体験談をいただきました。Ittoさんは、パラパラウム カレッジというウェリントンから公共交通機関で40-50分のところにある公立の共学校Year11(日本の高校1年)に通っています。ニュージーランドでの高校留学を選んだ理由、学校やホームステイでの生活の様子などお話しいただきました。

Ittoさんの留学概要

渡航国:ニュージーランド
渡航都市:ウェリントン(パラパラウム)
留学プログラム:高校留学(卒業留学)
学校:Paraparaumu College
渡航期間:2023年4月 – 2025年12月(予定)

 

高校留学スケジュール

ニュージーランドの高校は4学期制になります。
1学期 1月下旬〜3月下旬
2学期 4月中旬〜6月下旬
3学期 7月中旬〜9月下旬
4学期 10月初旬〜12月初旬
1-3学期目からであれば一般的にはご入学が可能です。ニュージーランドで高校留学する上で、ベストなタイミングについてはこちらをご覧ください。

高校留学しようと考えた理由

高校留学を考えた理由は大きく二つあります。一つ目は、姉がアメリカにゴルフ留学していたこと、二つ目は日本の高校で学びたいことがなかったことです。

姉は中学3年からアメリカのサンディエゴに留学していました。姉を訪ねて家族でアメリカを訪れたこともあります。気候がよく街並みも綺麗で、開放感があり、人々がとてもフレンドリーなのが印象的でした。姉が海外で伸び伸びと自分らしく生活する姿をみて、自分も漠然とした憧れを抱いていました。

そんななか、中学2年も終わりを迎え、卒業後の進路を考えるタイミングがやってきました。乗馬や絵画など好きなことは色々あるものの、日本の中学・高校では科目として学べる機会は多くありませんでした。本格的に、騎手になることを考えたこともありました。しかし、騎手になるためには身体的な規定があり、これらを満たすことが難しく断念しました。

学びたいことがない状態で、日本の高校に進学する気にはなれず、自ずと海外進学を考えるようになりました。

ニュージーランドを選んだ理由

もともと自然や動物が好きで、のんびりとした雰囲気が自分にはあっているように感じていました。また、乗馬ができる環境があることも重要でした。そういった希望を踏まえ、選択肢として挙がったのがニュージーランドです。ニュージーランドであれば、自然豊かで動物も多く、乗馬クラブもたくさんあります。

さらに、留学生を受け入れている高校であればESOLと呼ばれ、留学生用の英語授業を本科(数学や国語など)と並行して受けられるシステムがありました。姉の姿を見ていて英語力には不安が大きかったため、英語力を伸ばしながら、並行して学びたいことを学べる仕組みがあるニュージーランドの高校は魅力的でした。

最初は母が色々と調べてくれました。最終的に、ワールドアベニューに留学カウンセリングに行き、僕の希望を踏まえ、高校を選びました。

ニュージーランドでの高校生活の様子

ニュージーランドの雰囲気は想像していたものそのもので、大きなギャップはなく、留学生活をスタートすることができました。

僕が通っている高校は、Paraparaumu College(パラパラウム カレッジ)という高校です。ニュージーランドの首都ウェリントンから公共交通機関で40-50分のところにある男女共学の公立校で、日本人の日本語教師が在籍している安心感があること、近くに乗馬クラブがあることなどが決め手でした。

僕はこのパラパラウム カレッジのYear11(日本の高校1年生)の二学期目から入学しました。受講している科目は、農業と数学、理科、日本語、ESOL(英語)です。

特に面白い授業は、農業です。農業では、プランティング(植物の育成)や畜産など幅広く学びます。牧場見学したり、実際にレモンやジャガイモ、人参やモミの木など(知らない植物もあります(笑))を育てたりしています。専門用語が多く、授業についていくのは大変ですが、実践的かつ実用的な授業が多いので楽しく取り組むことができています。

その他の科目については、日本語はもちろんですが、数学は意外と簡単で、あまり勉強好きでない僕でも問題なく、取り組むことができています。理科は専門用語が多く、苦労していますが、クラスの友人たちに教えてもらいながら、問題なく1年を終えることができました。

友達がホストファミリーに!?

ニュージーランドでは日本と違い、全てが選択科目のため、授業ごとにクラスメンバーが異なります。授業中、わからないことがあっても、相談すれば皆嫌な顔ひとつせずに教えてくれて、気がつけば仲良くなっていきます。各クラスで友達ができるので、自然と人の和も広がっていきました。

実は今、そうやってできた友達のお家にホームステイしています(笑)
ニュージーランドにきてすぐのホストファミリーが嫌だったとか、何かトラブルがあったとか、そういったことではありません。仲良くなった友達が、「もしよかったらうちにこない?」と声をかけてくれて、そのままの流れで引っ越したという感じです。

友達の家はとても広く、動物がたくさんいます。まず犬が4匹、次に猫、モルモット、羊にぶた、ヤギに鶏、そして馬です。家族も大家族で、お父さんとお母さん、僕の友達の他に、お兄ちゃんが3人、お姉ちゃんが1人います。食事のときなんかはとても賑やかで、ずっと英語のシャワーを浴びているような感覚です。学校ではもちろん、家でもこんな調子なので、ニュージーランドにきてまだ1年も経っていませんが、英語力はかなり伸びたと思います。

成長したと感じること

高校留学を通じて、行動力と自立心には変化があるように思います。

行動力について

先述している通り、日々の授業のなかでもわからないことは積極的に聞きにいかないと授業についていくことができません。また友達もできません。逆に、ホストファミリーの変更でもわかるように、自分たちで考えて行動を起こすことで、物事はきちんと動いていきます。授業も実際に手を動かす授業が多いので、何事においても一歩踏み出すことに躊躇がなくなったように思います。

自立心について

ニュージーランドでの生活は、日本での生活よりも自立を求められることが多いです。それは学校生活のなかだけでなく、家での生活においても同様です。例えば、ニュージーランドにきて、味噌汁など簡単な料理が少しだけできるようになりました。家事などの手伝いも日本にいたときより率先して取り組んでいると思います。

実は、ニュージーランドにきてから、日本の家族をより大事に思うようになりました。ニュージーランドにも温かい家族と頼れる友達がいるので、ホームシックになることはありませんが、いい意味で寂しさを感じることもあります。家族が自分にやってくれることを「当たり前」と思わなくなったこと自体、成長したのかな?と思います。

将来は馬関係の仕事に就きたい

今住んでいる街の一つ隣に、乗馬クラブがあります。毎週木曜日の放課後、1時間程度乗馬レッスンを受けています。牧場がとにかく広く、9割が放牧場で1割がレッスン場と、土地の狭い日本とは環境が全く異なります。馬たちも伸び伸びとして、過ごしやすそうな印象があります。そんな中での乗馬は本当に楽しく、残念ながらジョッキーになるのは難しいかもしれませんが、やはりいずれは馬に携わる仕事に就きたいと考えています。

まずはニュージーランドでYear13を無事修了できるよう残り2年を精一杯頑張るとともに、馬関連の仕事につくという目標も明確にしつつ、そのために乗馬の方も精進していきたいと考えています。

さいごに

体験談を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。Ittoさんの高校留学体験談はいかがでしたでしょうか。

高校留学、特に卒業を目的とした留学を選択する方はまだまだ多くありません。もしかすると「海外の高校の卒業を目指せる留学がある」こと自体知らないという方もいらっしゃるかもしれません。興味はあるものの「勇気が出ない」という方もいるでしょう。そんな皆さんにIttoさんの体験談を読んでいただけたら嬉しいです。

高校留学について、基本情報を知りたい!という方はオンライン説明会へ、国や都市、学校選びなどより具体的に相談したい!と思われた方は、ワールドアベニューの無料留学カウンセリングにてご相談ください。カウンセリングは定休日の木曜日をのぞき、土日祝日も実施いたしております。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。

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