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  • 海外留学体験談
  • 2024.02.24

【体験談】ニュージーランド ワーキングホリデー – 大学4年を休学!貴重な出会いと体験に溢れた11ヶ月間

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大学を休学し、ニュージーランドのオークランドでワーキングホリデーを経験されたKoshiさんから体験談をいただきました。シェアハウス探しやネイティブ環境での仕事探しに苦労しつつも、最終的にご家族の援助なく全てやり切ったKoshiさん。どのような苦労があり、何を得て帰ってこられたのでしょうか。

Koshiさんの留学概要

渡航国:ニュージーランド
渡航都市:オークランド
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:Worldwide School of English
渡航期間:2023年3月 – 2024年2月

ワーキングホリデーのスケジュール

大学4年を休学!ワーホリ挑戦を決めた理由

最初のきっかけは、幼少期に家族で訪れたグアム旅行でした。10-11歳の頃だっと思います。そのときは漠然と海外生活に憧れを抱いた程度でした。

その後、月日が流れ、大学2年生になったころ、就職や進学など将来を意識するようになりました。このときふっと人生の選択肢は「日本」だけでいいのだろうか..?と考えたのです。ウダウダ悩んでいる時間はもったいない.. と英会話サークルに加入し、英語の勉強を始めました。大学3年の夏、サークル長を務め上げたころ、ちょうどコロナも落ち着きを見せ、学生のうちに、より広い世界に挑戦したいと考えるようになりました。

そのとき、選択肢の一つに挙がったのがワーキングホリデーです。
実はワーキングホリデー以外にも、オペアや海外ボランティア、海外インターンシップ、青年海外協力隊への参加など、いくつかの選択肢がありました。そのなかでワーキングホリデーを選んだのは、最もチャレンジングな時間になるだろうと感じたからです。

ワーキングホリデーは国によって多少の制限はあるものの、勉強も仕事も自由です。何をしなければいけないという制約もありません。何もないところから全て自分で考え、計画をたて、行動しなければ何も残らない、そんな留学制度です。私は、そんなワーホリ制度を利用して、自分は何をどこまでできるのか..?試してみたくなりました。

ニュージーランドを選んだ理由も、ベースの考え方はワーホリ制度を選んだときと同じです。英語を学びたいという思いや、ビザ申請可能なタイミングなど諸条件から、国の選択肢はカナダかオーストラリア、そしてニュージーランドのいずれかでした。ただ、カナダとオーストラリアには友人が暮らしていました。友人がいては、ゼロから挑戦にはなりません。結果、ニュージーランドに渡航することに決めました。

大学4年生のタイミングでの休学に、不安がなかったわけではありません。ただ、海外経験を踏まえ、就職か進学かその後の人生の選択を.. と考えるとタイミングは今しかありませんでした。

奇抜な出会いに溢れたニュージーランドでのワーホリ生活

ニュージーランドでのワーホリ生活は、とにかく奇抜な出会いと経験に溢れた貴重な時間となりました。到着してすぐ、語学学校に通いながらホームステイをし、その後100件以上調べたうえで、デボンポートのフラットに引っ越し、ネイティブにもみくちゃにされる生活をしつつ、コロナにかかり体力もお金もどん底を経験、その後なんとか見つけたレストランでの仕事を安定させて.. と、とにかく濃い経験ばかりでした。

ホストマザーが同い年!?

ニュージーランドでの生活がスタートして、まず衝撃を受けたのは、ホームステイです。ホストファザーは24歳、海軍勤務、そしてホストマザーが私と同い年21-22歳、加えて、生まれて半年もたたないベビーの4人暮らし..(笑) とても奇抜でした(笑)

特に自分と変わらぬ世代なのにも関わらず、今後の家族設計やキャリアのことなど自分たちなりに将来を見据えて動いていることに、衝撃を覚えました。例えば、彼らは「子供は5人ほしいね!」と言います。若さが故の無計画さのようなものはなく、互いが家族のこと、パートナーのことを思い、考え人生を歩んでいました。また単純に、子沢山を願うという、日本の若い世代にはなかなか見られない発言に、ニュージーランドという国の将来性を感じました。

ホストファザーには海軍基地を見学させてもらったり、海軍での活躍っぷりを聞かせてもらったりと、とてもいい土産話を持たせてもらいました。

デボンポートでのフラット生活

デボンポートは、港を挟んでオークランド中心街の対岸に位置する岬です。1800年代後半から1900年代前半にかけて建築された木造のコロニアル風のコテージが並び、海岸沿いには大きく立派な家屋がオークランドを見渡すように並んでいます。高級なカフェやシーフード レストラン、昔ながらのキーウィパブ、フィッシュ アンド チップスなどのお店も立ち並ぶ心地いいエリアです。

私は、ホームステイを終えた後、そんなデボンポート近郊にあるフラットに週240ドル(1人部屋)という破格の値段で暮らしていました。フラットにはサウナとスパ、ガーデンやコテージがついており、フラットメイトとはたびたび、一緒にお茶を楽しみました。

とはいえ、家探しは大変でした。できる限り妥協したくないと、Trade Meで探した物件は100件以上、そのうち10件に内見に行きました。最終的に決めたこのフラットは最後の最後に出会った理想のフラットでした。

生活環境が良かったことはいうまでもないのですが、もっともよかったのは、フラットメイトたちの存在です。一緒に暮らしていたのは、ニュージーランド人のカップルとアメリカ人の女性、そしてフランス人のカップルとイギリスとニュージーランド人のカップルでした。イギリス英語なうえ、スピードが早く、各国独特の言い回しや略語など、リスニングに慣れるのはかなり苦労しました。ただ、苦労の甲斐あって、英語力、特にリスニングとスピーキング力は飛躍的に成長したように思います。

彼らとは本当に様々な時間を過ごしました。語学学校が終わって、仕事探しをし始めた直後、コロナに罹患.. 体力的にも金銭的にもどん底だったタイミングで、イギリス人の女性(彼女は自国で看護師でした)にとてもお世話になりましたし、余暇もビーチに行ったり、お茶したり、誕生日を互いに祝ったり、旅行したり.. かけがえのない時間をともに過ごしました。挨拶の際のハグは習慣化しましたし、彼らの直接的な愛情表現には免疫がつきました(笑)

ネイティブ環境でのアルバイト

仕事探しもフラット探し同様苦労しました。金銭的な限界はあるものの、できる限り英語を使う環境で働きたい!とこだわって求人探しをしていました。

残念ながらコロナにかかったこともあり背に腹変えられず、最初についた仕事は日系企業が運営する倉庫での仕事でした。ただ、ここで諦めるわけには行かないと2ヶ月間、倉庫の仕事をこなしつつ、継続して仕事探しをしました。3ヶ月目にして採用が決まったのがローカルのレストランでした。ただ接客業での経験のなかった私は、仕事を始めたばかりの頃、週2回程度しかシフトに入ることができませんでした。これでは生活できない.. と日雇いバイト(結婚式やイベントスタッフなどの仕事)にも挑戦しました。2-3ヶ月たつと少しずつ仕事を評価してもらえるようになり、レストランでのシフト数が増えていき、最終的にはレストランだけで安定した収入を得られるようになりました。仕事探しを始めた当初は、履歴書を配っただけでも各仕事で30-40にもなります。悔しい思いもしたからこそ、渡航当初の生活費以外、家族から援助を受けることなく、海外生活をやり遂げたときはなんとも言えない達成感がありました。

Koshiさんのニュージーランド生活の様子

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その他にも忘れられない経験がたくさんありました。そのうちの一つがボランティアです。
デボンポートのコミュニティハウスとOPショップ(NPO法人の中古屋さん)とで半年ほどボランティアをしていました。ボランティア経験を通じて、地域のさまざまな年代、子供から年配の方々と交流を持ちました。クリスマスには、パーティーにもご招待いただき、本当に素敵なプレゼントをいただきました。語りきれないほどの出会いに溢れたニュージーランド生活だったと感じています。

まだまだ序章!今後の目標

今回、海外で全てゼロの状態から、学校に通い、家を探し、友人を作り、仕事をし、生活できるようになり.. 気がついたのは「成し遂げたいことがあるなら、行動し続けなければいけない」ということです。これはこれから海外留学やワーホリはもちろん、何か新しいことに挑戦する全ての人に伝えたいメッセージです。そして、まだまだ人生の序章にすぎない20代前半に立っている自分へのメッセージでもあります。

私は、いつか世界を一周したいと考えています。今回のワーホリで出会った人たちを巡る旅も面白いでしょうし、何かしら興味関心のある事柄を学び直すため、大学や大学院に進学するのも一つだと思います。とにかく海外にはアクセスし続けたい..!そのために、大学を卒業する今、そしてこれからどのような選択をしていくのか、しっかり考え、見定めていきたいと思います。

さいごに

体験談を読んでいただきありがとうございました。奇抜な出会いに溢れたKoshiさんのワーホリ体験談はいかがでしたでしょうか。

体験談インタビューの後半「実は、フラットで出会ったフランス人カップルが今度日本に旅行に来るので、思いっきりもてなす予定なんです」と嬉しそうにお話してくださったKoshiさんの笑顔がとても印象的でした。ニュージーランドでの生活を介して、英語力自体はもちろん、海外の方達とでも物怖じしないコミュニケーション力、異文化への理解力や積極性、苦しい局面を乗り越えるタフネス、様々な武器を手に入れたKoshiさんのこれからがとても楽しみですね。

ワールドアベニューでは、Koshiさんが参加されたワーキングホリデー他、語学留学や大学大学院進学など様々な留学を取り扱っています。留学したい..けれど、どの国のどんな制度が自分にあっているのかわからない.. と悩んでいる方はぜひ一度無料留学カウンセリングをご利用ください。ワーキングホリデーや語学留学など、基本情報から知りたい!という方は定期開催しているオンライン説明会もご利用くださいね。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。

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