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留学マガジン

■書籍名:
グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

  • 海外留学体験談
  • 2018.08.13

広がり続けるキャリア。海外ビジネスインターンをステップにより大きなステージに挑戦したい|体験談

2017年3月、3年働いた大手家具企業を退職し、オーストラリア シドニーへ海外ビジネスインターン留学を介して飛び立たれました。大学生時代「シャイだった…」というお話が信じられないほど、ご自身の意見や思い、将来の目標をお話してくださった大幹さん。今回の海外ビジネスインターン留学をステップに、今後はより大きな舞台を目指している様子。そんな大幹さんの海外ビジネスインターン留学 体験談をご紹介します。
インタビューの最後には、シドニーから生で発信している大幹さんの情報ブログサイトも掲載いただきましたのでぜひチェックしてみてくださいね。

1.留学のきっかけ‐自分の道は自分で切り開く!大手企業を退職し、海外へ

母が海外ドラマを好きな人で、小学校の頃、よくフルハウスを見ていました。
海外ドラマを通じて、幼心に日本と海外との違いを見て、いつか自分も「触れてみたい」と興味関心をもっていました。その気持ちは大学生になっても変わらず、大学在学中のどこかで「海外」や「留学」に踏み出してみたいと考えていました。

ただ、学生時代はとてもシャイな性格で、言葉はもちろん、文化も習慣も異なる環境のなかに1人飛び込み、本当に自分がやっていけるのか、不安もあり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

しかし「時間」は待ってくれません。
始まったばかりと思っていた4年間の大学生活は気が付けば2年、3年と着々と過ぎ去っていきます。勇気をだして踏み出したのは大学4年生のときのことです。フィリピンでの4ヵ月間の留学でした。

長年、思い続けていたこともあり、フィリピン留学に踏み出したときには「ようやく踏み出せた」という感覚がありました。そして、留学を乗り越えたあとには少しばかり自分に「自信」を持てたように感じます。

フィリピン留学での経験はもちろん、大学生時代のさまざまな経験から海外への気持ちはより大きくなり「将来は海外で働きたい」と、いつしか目標をもつようになりました。

大学卒業後、就職したのは、インテリアを取り扱う小売業の大手企業でした。
海外原材料の仕入から現地生産、輸入、店舗販売、商品配送までグループ直営で行い、2012年からはアメリカでも積極的に店舗展開を行う企業だったため、海外事業部への異動も念頭におけるという点が非常に魅力的でした。
実際に、就職する際には、日本での経験3年ほどで、海外事業部への異動の可能性があるなど魅力的なお話もいただき、とにかくがむしゃらに3年間、息継ぎもなく全力疾走しました。
しかし、会社の上部に、海外事業部異動を打診してみると、最低でも7~8年は勤めなければ難しいという話を耳にするようになりました。

できる限り、早いタイミング、自由に動くことのできる20代でさまざまな経験を積みたいと考えていたため、この7~8年後という話は、私にとってかなりショックなものでした。

そこで、思い切って退職し、自らの手で海外就職の機会を掴むため留学することを決意しました。
大学時代の留学や3年間の社会人経験を経て、だいぶたくましくなっていた自分もいて、幸い「不安」を感じることはありませんでしたし、両親も「挑戦したい」という私の気持ちを理解し、応援してくれました。

2.語学研修時代‐TOEIC850点からのスタートのはずが…


海外事業部への異動を希望していたこともあり、働きながらもスカイプ英会話などを利用し、留学前の時点でTOEICは850点ほど持っていました。もちろん、実際のビジネスシーンにおいて英語を使ったことはないため、実践的なビジネス英語、特にスピーキングやリスニングには自信のない状態でしたが、基礎は固めたつもりでいました。

私が参加した海外ビジネスインターン留学では、留学してすぐの約4ヵ月間、ダブルスクールといってタイプの異なる2つの語学学校に同時並行で通い、短期集中で英語力を伸ばしていきます。

1つ目の語学学校がMIT Institute、2つ目の語学学校がJET English Collegeという語学学校です。

MIT Instituteは、一般英語コース以外にもIELTSやケンブリッジ英語検定などの対策コースもあり、自分の英語力、英語学習の目的にそってクラスやコースを選ぶことができます。MIT Instituteの先生方は皆さん教師としての経験も豊富で、教え方が非常にうまく、とても勉強になりました。日々の授業の最後のクラスがスペシャルフォーカスモジュールと呼ばれ、発音や文法、スピーキングなど、個々の英語スキルにより焦点を当てた授業となっており、普段の授業に対し保管的な役割を果たしているのも、よかったと感じています。

MIT Institute

JET English Collegeの先生方は皆さんとてもフレンドリーで、アカデミックなところに拘りすぎず、英語を聞くこと、話すことに対して楽しみながら学ぶことができました。TOEIC850点、持ってはいたものの、最初に入ったクラスは全12段階中下から4段目と低く、とまどいを覚えたりもしました。しかし、すでにわかっていることから復習するようなかたちで勉強できたからこそ、一つひとつの単語や文法をより完璧に使いこなすことができるようになったと感じています。

JET English College

ダブルスクールが始まって2ヶ月ほど経つと、JET English Collegeの授業でビジネス英語コースが始まります。
ビジネス英語コースで一番面白かったのは「新商品を企画する!」ということで、行った「プレゼンテーション」です。一つの商品を新たに生み出すという工程のなかでマーケティング、広告、イベントなどあらゆることを考え、プレゼンを行いました。本当に企業のなかで新しい商品企画を行っているような実践的な授業でしたし、先生方からためになるフィードバックをいただくこともでき、非常に興味深い授業でした。

ただ、私のように社会人経験のある生徒や大学で経営・経済を学んでいる生徒はいいのですが、まったくわからないという方の場合、授業内容を理解するのがやや難しいようにも思います。帰国後の就職活動において、またその後の社会のなかでも役立つ知識となるので、経営や経済について事前学習しておくと、より理解が深まり楽しめるように思います。例えば、需要と供給の関係だったり、簿記で学ぶ利益構造に触れたりもしました。

その後、中間テストと残りの語学研修を終え、セカンドワーキングホリデービザ取得の条件を満たすうえでファームに出ました。

もともとは1年間での留学を考えていたのですが、この時期、いろいろと考えることがあり、オーストラリア ワーキングホリデーの特長でもあるセカンドワーキングホリデーを利用しようと決めたのです。これは、企業インターンをできる期間を少しでも伸ばすための一種の作戦でした。

いろいろ考えるところ……というのは、留学後のことです。
先述しているように、私は海外での就職を志しています。留学前、私は、正直なところ、就職の機会や就労ビザは、「数うちゃ当たる!!」と思っていました。そして、その足掛かりとして海外ビジネスインターンシップに参加しました。しかし、やっぱり現実はそう甘くありませんね(笑)。

海外で働くためには、英語力は当然のこととして、何かしら専門的な知識や技術、経験、そしてそれらを証明する学歴などを兼ね備えた人材になることが必要だということを知ったのです。そこで、今回の海外ビジネスインターンでしっかりと英語力を身に付けた後、大学または大学院への進学を目指そうと考えるようになりました。

海外の大学や大学院への進学は、英語はもちろん、お金が必要です。
幸い、オーストラリアは非常に給与水準が高く、銀行の金利も高い国です。セカンドワーキングホリデー制度を利用し、インターンの後、さらに英語力を伸ばしつつ、お金も貯めようと考えたのです。

ちなみにファーム先にはクイーンズランド州を選びました。
最初にいったファームは残念ながら近年まれにみる大外れ(笑)。
なんと、最低基本時給が約1,700円という給与水準の高いオーストラリアにおいて、労働時間と収入を時給換算すると、時給1ドル(約90円)というファームだったのです。当然貯金はどんどん減っていき、気が付けば銀行残高は14ドル(1,200円くらい)になっていました(笑)。

違うファームに移動すると、本当にお金がすっからかんになってしまい、引っ越し後、すぐの家賃すら払うことができなくなります。

どうしよう…… といろいろ悩んだものの、時給1ドルのところに滞在を続けることはできません。

なんとかなる!というか、なんとかしてみせる!そんな気持ちで、ケアンズ近郊のファームに移動しました。
新しいファームは時給制で、1時間20ドルと一般的な給与。予想通り、初回の家賃を支払うことはできないという状態でしたが、働いて支払うことを条件に、なんとか雇ってもらい、働き始めました。

2ヶ所目のファームはイギリス人とその他ヨーロッパ諸国からのワーキングホリデーメーカーが多く、シェアハウスにも日本人はいない状態だったため、英語力向上という点においても、非常に有意義な時間になりました。また、家賃もWi-Fi込で週150ドルと比較的リーズナブルだったこともあり、約3ヵ月間で5,000ドルほど貯まりました。
幸い新しいファームは安定して仕事のある状態で、そこで、セカンドワーキングホリデービザ申請要件である88日間の就労期間を満了することができました。

3.インターン時代‐インターンにバイトに英語の勉強に、とにかく挑戦を繰り返した日々


ファーム終了後、シドニーに戻ったのち、面接設定をいただきました。
人事コンサル&人材紹介会社とイベント販売・企画会社とをご紹介いただいたのですが、最終的にはイベント販売・企画会社の会社の方で4ヵ月ほどインターンしました。

私がインターンしたイベント販売・企画会社では独自のイベント企画や他社イベントの企画・集客代行のためのプラットフォームを提供している会社でした。特に大学へのマーケティングが得意で、オーストラリアの大学生には非常に認知度の高い企業でした。

私がインターンしていたときは、シドニー工科大学の大学生を含め5~6名が同時にインターンに参加しており、ホームページのリニューアルやエディター、ライターとして実際に活躍していました。

そんななか、私が取り組んだ業務は、WEBのコンテンツ作成、新しいホームページの作成、マーケティングリサーチ、SEO対策やSEM対策の手伝いなどです。

なかでも特に苦労したのは、「キャッチフレーズ」作成です。
プラットフォームに掲載されている何百というイベント情報、それらイベント内容、企画情報の作成を行うなかで、この「キャッチフレーズ」作成には本当に苦労しました。
キャッチフレーズを作成するには、幅広いボキャブラリーと表現力を持ち、その企画がもつ多彩な魅力をたった数ワードにぎゅっと凝縮させなければなりません。日本語であっても魅力的なキャッチフレーズを作るには至難の業。インターンシップ中のわずか数ヶ月間のなかで100以上のイベント情報作成を行ったと思うのですが、それに伴うキャッチフレーズ作成は本当に苦戦、作成したなかで一発OKもらえたのは1回だけだったと思います。
一発OKもらえた時は本当にうれしかった!!!!

完全ローカル環境になるため、一つひとつの業務はもちろんのこと、社内でのコミュニケーションも、英語力向上の面において、最高の環境だったように思います。

仕事は月曜から水曜の週に3回、時間帯は9時から17時でした。
木曜から金曜はIELTSの勉強時間にあて、残りの土日は生活のためにアルバイトしていました。
生活もサリーヒルズでのシェアハウスで、タイ人、オランダ人、アメリカ人と共に生活していたため、日常生活のほとんどは英語にどっぷりとつかり、1日いちにち、密度の濃い日々をすごしていたように思います。

オーストラリアという多国籍な国で働いてみて、あらためて感じたのは、日本人を含むアジア人とヨーロッパ、北米の人々と、国民性というか、それぞれに個性があるなということです。
例えば、アジア人の方が、その日こなさなければならない仕事の全体を把握し、整理整頓し、効率よく働こうという意識を持って働いているように感じます。一つひとつの業務に関する報告・連絡・相談もこまめに行う印象です。
他の国の人々がまったくそうではないということではないのですが、個人主義で個々の個性や主体性などを重要視する欧米との違いを感じたように思いました。このように国や人種によって、働き方や働くときに重要視するものが異なる、価値観や考え方が異なるということを知れたのは、将来海外で働きたいと考える私にとって、一つの貴重な糧になったように思います。

4.大切なことは「ポテンシャル」じゃない「専門性」


将来、海外で働くという目的を達成すべく、今後の目標として、オーストラリアまたはカナダで大学進学し、かつてから興味があって、踏み出すことのできなかったプログラミングを学びたいと考えています。先述したように、海外での採用形式は日本のような新卒一括採用ではありません。専門的な知識も経験も、もちろん実績もない新卒者を、「ポテンシャル」を見て、採用するという方式は海外ではマイナーな考え方です。

海外で挑戦するための武器として自分の専門性をより磨くため、大学へ進学したいと考えているのです。

そのためには、まず、英語と費用の2つの課題をクリアしなければなりません。
インターン中、並行して英語を勉強してきたかいもあり、英語は現在IELTS overall 6.5あります。ただし、スピーキング6.5、リーディング7.0、リスニング7.5に対して、ライティングだけが5.5と低く、大学進学する上で、最低でももう0.5ポイント伸ばす必要があります。
ここまでIELTSの対策には1円もかけず、独学で伸ばしてきました。ここからはお金を貯めつつ、少しばかり英語研修にも投資し、目標スコアを取得したいと考えています。

英語力向上も、大学進学費用の貯金も、そしてその後の進学も、自分の夢を叶えるために時間は必要です。
ただ、だからこそ、大手企業を辞めて、オーストラリアに踏み出すとき「なんで?」と批判的な声もありましたが、やはりあの時踏み出してよかったと感じています。

「まだまだこれから!」
「年齢的にもまだまだいろいろ挑戦できる」

あのとき決断したからこそ、広がる未来があると感じます。

5.これから留学する方へメッセージ

これから留学する皆さん、特に英語力を伸ばすための留学を考えている方に大きく3つのメッセージを送りたいと思います。

1.留学前
単語力は絶対!!音と一緒に覚えてきましょう!

2.留学初期
日本人との交流は少なめに!自分に厳しく!八方美人はNG。

3.慣れてきても
復習は超重要!学んだその日のうち(できれば寝る前)×翌日の朝=驚くべき記憶定着力!

どれも重要なのですが、この体験談を読んでくださっている方は、おそらく留学前の方だと思うので、留学前の英語学習について…

留学前の英語の勉強ってどうしたらいいんだろう??と考える方は多いと思います。

色んな意見があると思いますが、単語力なくして、生き残ることはできません。ぜひ、単語だけでもしっかりと勉強してきましょう!そして単語を覚えるときに日本人にありがちなのが、単語だけ、紙面上だけで覚えるというものです。音(発音)とセットで覚えないと海外で使うことも聞き取ることもできません。単語×音でしっかりと勉強して渡航することがおすすめです。渡航してすぐのタイミングから少しでも会話ができると、日々の生活は楽しいですし、成長も早いはずです。

ローカルジョブの探し方、インターンで必要な英語力、いいファームの見つけ方、ルームメイトとの生活を活きた情報を私のウェブサイトで掲載しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
http://jim-theworld.com/

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