• 海外留学体験談
  • 2017.08.04

英語力が低くたって大丈夫!人生のターニングポイントになった短期留学|体験談-北垣 優美さん

体験談を伺った2017年7月、大学4年生になった優美さんはすでに就職活動を終え、内定を獲得された後。来年の春からはディーラーとして自動車販売のお仕事を始められる予定と、うれしいご報告をいただきました。
一般企業での就職を決めた優美さんですが、大学の学部は社会福祉学部。就職活動に伴い、福祉の道に進むのか、一般企業で就職するのかにも葛藤があったものの、短期留学を機に思い切って一般企業の就職活動に舵を切ることができたと言います。人生の大きなターニングポイントとなった短期留学について、体験談を紹介します。

1、短期留学のきっかけと留学に対する印象

シドニーで観光

短期留学しようと思ったきっかけは、大きく2つあります。
一つ目は妹の留学、二つ目はタイミングです。

一つ目の妹の留学について、当時高校生だった妹は、1週間ではあるものの、単身、オーストラリアのブリスベンにある現地の中高一貫校へ留学しました。帰国した妹は楽しそうにオーストラリアでの留学生活の話を聞かせてくれました。高校まで、英語は大の苦手だった私にとって「留学」は雲の上の存在でした。しかし、妹が留学したことを受けて、それまで持っていたイメージが少し変わりました。

二つ目のタイミングについて、実は大学生の私が11月なんていうとても中途半端な時期に留学できたのは、さまざまな偶然が重なったからでした。社会福祉学部だった私は、大学3年生のとき、社会福祉士の資格を受験するのに必要な単位を満たすため、実習が重なる日々を過ごしていました。これは本当に偶然なのですが、実習担当の先生がこの11月の時期から産休に入ることになり、夏休み時期に前倒しで実習を行うことになったんです。
周りの大学生が夏休み気分で浮かれるなか、必死に実習を終えた私は、当初実習になる予定だった11月前後、お休みをいただきました。

このまま国家試験を受けて社会福祉の道に進むのか、それとも一般企業で就職するのか、悩んでいたこともあり、自分を見つめなおすにもいい機会になるかもしれないと考えた私は、留学することを決めました。
国家試験やその他の実習、履修科目のことも考えると、休学という選択肢はなかなか持てず、ひとまず短期間で4週間の留学を選びました。

2、楽しすぎたホームステイと学校生活

オーストラリアでの留学生活

妹の留学をお任せしたのが、ワールドアベニューだったこともあり、留学するならワールドアベニューにお願いしようというのは両親とも決めていたので、迷うことなくワールドアベニューに相談しました。私が通っていた中学・高校は日本では珍しくイギリス英語を教えていた学校だったということもあり、イギリス英語の方が耳に馴染みがあったこと、また、11月~12月という時期のこともあり、季節が反対(時期的に夏)のオーストラリアに決めました。

留学するに伴い、不安だったことが2つあります。
まず自分自身の英語力の低さ、次に、海外生活に馴染むことができるかどうかです。

中学、高校と英語は思い切り苦手な科目でした。教科書を見れば眠くなるし、単語テストではよく追試を受けていました。しかも高校卒業後、大学ではほとんど英語に触れる機会もなく、高校までに学んだ基礎的な英文法や単語も忘れかけているところがありました。
今の英語力で、留学して大丈夫なのだろうか……という不安は、それなりに大きな不安としてありました。

海外生活に不安を覚えたのは、周囲の留学経験者からネガティブな話ばかり聞いていたことが理由です。
例えば、「ご飯がまずかった」とか、「水道水からの水は飲めたもんじゃない」、他にも「不便」とか「常識じゃ考えられない」などなど…オーストラリアではなく、イギリス、カナダ、アメリカなどの国に留学した経験のある子が多かったのですが、なぜかネガティブな意見ばかりで…(笑)。
異文化の中で、私は生きていけるのだろうか…と不安を覚えました。

ただ、実際に留学してみて、抱えていた不安は二つとも吹っ飛んでしまいました。
英語に関しては、当然、多少のストレスはありましたが、ホストマザーのご飯はとてもおいしいし、水は水道の蛇口からガンガン飲めて、友人に脅かされて大量に持参したセイロガンは一錠も使うことなく1ヵ月生活できました(笑)。
不便と言えば多少日本と比べてWi-Fiが遅いな…ということくらいです。ただ、それすらもWi-Fiが遅いがゆえに携帯を眺める時間が減り、規則正しい生活を楽しむことができたため、ポジティブな印象でした。

想像に反して、いいことばかりだったんです。
今思うと、入りがネガティブな印象だったため、楽しかったりうれしかったりしたことがより大きく感じられたのかもしれません(笑)

ホームステイでの生活

海外生活
私のホストファミリーは、アジア系(おそらくフィリピン)のバックグラウンドを持つシングルマザーでした。
日本人しか受け入れていないというホストマザーは、「おかわり」「甘いの?」「からいの?」など、いくつかの日本語の単語を知っていて、なんだかとても安心したのを覚えています。
ご飯もアジア料理を作ってくれて、それがとてもおいしくて、「海外の食事がまずい」は都市伝説かと思ったくらいです(笑)。ただ、ご飯がおいしすぎて「おかわり」を繰り返していたら、最終的によそられるご飯の量がかなり多くなり、たった1ヶ月間の留学なのに、若干体重が増えてしまったのは、反省点です(笑)。

もちろん、英語でのコミュニケーションは大変でした。
少し会話をすればだいたいどのくらいの英語力なのかがわかるのか、ゆっくりとわかりやすく喋ってくれていたホストマザーの英語だからか、言っていることはなんとか理解することができました。聞かれていることがわかるので、YES/NOの質問にはなんとか答えられる…そんな感じです。ただ、やはり‘How’ ‘Why’など意見や考え、感想を求められる質問になると、言われていることはわかるし、言いたいこともあるものの、なかなか文章を紡ぐことができず、苦労しました。

よく聞かれた質問の中に、「今日の学校はどうだった?」というものがあったのですが、ボキャブラリーの少ない私は毎回「ハードだったよ」と答えていました。そんな私にホストマザーは、「エンドレスハードね(笑)」と一言。もう少しボキャブラリーを増やせたらなぁ…と感じさせられる一幕もありました。

英語力の面ではホームステイ以外でも大変だったことが多々あります(笑)。
例えば、オレンジジュースが通じなかったこと。
中学校の教科書に載っている冗談のような本当の話なのです(笑)。

シドニーにあるトロピカーナのジュース屋さんに行って、オレンジジュースを頼んだんです。関西弁だからというのもあってか、オレンジジュースが見事に通じず、聞き返されるものの、やっぱり通じず、結果、よくわからないトロピカルフルーツジュースが出てきました。おいしかったからよいのですが(笑)、ジュース屋さんにいってオレンジジュースが通じないというのもどうしたものかと思ったのは確かです。

こんな風に普段はわりと楽観的な私ですが、一度だけ、「英語を喋らないと!!!」とかなり必死になったシチュエーションがあります。

それはホストマザーと外出した時のことです。
ホストマザーはクリスチャンだったので、ときどきクリスチャン同士で聖書の勉強など集いに参加していました。ハプニングが起きたのはマザーが「聖書の勉強もかねて友人宅に食事に行くので一緒に来ないか?」と誘ってくれた時のことです。その日、私は日中海に遊びに行っていて、背中にかなり激しく日焼けをしていました。マザーの友人宅へ向かう車のなかで、背中の日焼けに車のシートが当たらないよう背中を浮かせて座っていたところ、ひどく車酔いをしてしまいました。マザーの友人宅に到着する頃にはまっすぐ立っていられない状態で、今の状況(体調)をなんとかマザーに伝えなければととにかく必死になりました。
普段は、オレンジジュースの一件のように、伝わればいいかな…伝わらなくても、まぁドンマイくらいにしか思わなかった私も、この時ばかりは「きちんと伝えなければ」と思い、Google翻訳を使い、フラフラしながらも一生懸命英語を話しました。その甲斐あって、車酔いしたことが無事伝わり、マザーの友人宅で横にならせてもらいました。

車酔いをしてせっかくの食事をパーにしながらも、本物のクリスチャンの方に「アーメン」と唱えられるというなんとも貴重な経験をしました(笑)。

語学学校

タイ人のお弁当
↑タイ人の子たちのお弁当

私が通っていた語学学校の特に私のクラスにはタイの生徒が多く、昼食時にはよくタイ料理パーティーをしました(笑)。タイの留学生の子たちは生活費を抑えるために、みんなお弁当を持参していて、そのお弁当が見事なタイ料理なのです。オーストラリアはもともと多国籍な国なので、どの国の食材も比較的簡単に手に入るからだと思います。なかでも私はフォーが大好きで、シドニーにいながら、やたら本格的なフォーを頻繁に食べていました(笑)。

そんなタイ人の留学生やブラジル人の留学生などと一緒に勉強したり生活したりしていると嫌でも気づくことがりました。それは、「喋れない」ということです。
語学学校では入学時にレベルチェックテストを受けクラス分けされたうえで適切な英語レベルのクラスで英語を勉強することができる仕組みになっています。よって、入ったクラスには自分と同じレベルの英語力の留学生が集合しているわけです。

私が入ったクラスは初級のクラスだったので、中学1年生から2年生に学ぶような基礎的な英語を学んでいました。英語で英語の授業を受けるとは言っても、内容が現在形や過去形のこと、また三人称単数の時の単語には‘S’が付くなどの内容であればやっていることはわかります。ただ、いざそれらを使いこなして話してみろと言われると、正解を考えすぎてしまって、言葉を発することができなくなってしまうんです。

授業中の積極的な発言や質問も同様です。「間違っていたら周りにバカにされるのではないか」「こんな質問をしたら、周りに迷惑なのではないか」そんなことばかり考えてしまい、発言したくても質問したくてもなかなか積極的になれずにいました。対して他国の留学生の子たちは違います。過去のことを現在形で喋っていたり、三人称単数の‘S’なんて存在しなかったかの如く話していたり……文法や単語は間違いまくっているのですが、とにかくよく喋るんです。日本では感じたことのない刺激を受けながらの英語の授業は、本当に刺激的でした。

他国の留学生と肩を並べて勉強するなかで、驚いたことや学んだことは他にもたくさんあります。

例えば、日本人はお弁当を持ってくるときお弁当箱に入れて持ってきますよね?タイの学生は違います。皆、なぜかビニール袋に入れて持ってくるんです(笑)。 タイ料理なので、汁物だったり臭いがきつかったりするのですが、そんなこと全くおかまいなし!(笑)逆に、お弁当箱なんて持って行った日には ‘WHY??’ と、逆に質問攻めにあうのだからびっくりです。

他にも、彼らは、私の一つひとつの行動や意見に、「なぜ」その行動をとったのか、「なぜ」そう考えたのかと常に‘WHY??’(疑問)を持って接してきました。自分の意見や行動に理由や原因、根拠があることなど言及されたこともなければ、自ら深く考えたことのなかった私にとってこの経験はとても貴重な経験でした。
質問されて考えてみると、普段自分が何気なく取っている行動や意見にはきちんと根拠や理由、思いがあるということに気が付いたのです。

後述しますが、実は、この経験が、帰国後の就職活動の方向性を定められた大きなきっかけだったと思います。

ホームステイも語学学校も、日々の何気ない生活も、一つひとつの経験、そして出会いがとても刺激的でした。

3、お世話になったワールドアベニューの現地サポート

オーストラリアで出会った友達と

今回、短期間ではあるものの、初めての留学だった私にとって、ワールドアベニューの現地サポートは非常にありがたいものでした。フレンドリーなスタッフの方々の対応や気軽に足を運べるオフィス環境のおかげでホームシックにもならずにすみました。またワールドアベニューを介して留学している他の日本人留学生の子たちとの出会いもとても素晴らしかったです。

同じ時期に到着したワールドアベニューの方と仲良くなり、アクティビブな彼女たちに引っ張られて週末は一緒に世界遺産の一つであるブルーマウンテンや世界最古の鍾乳洞ジェノランケーブを見に行ったり、カジュアルにシーフードを食べられる名所として名高いシドニーの台所 フィッシュマーケットで新鮮なシーフードを楽しんだり……。一緒に過ごした時間は短い時間だったけど、本当に深い仲になりました。

ワールドアベニューではいろんな留学をサポートしていて、参加している留学生の方々は、本当にさまざまな目的や目標を持っていました。大学生の私は、普段、同年代との付き合いが中心で、オーストラリアで出会ったような幅広い年齢層の方々や、同年代でも自分とは全く異なる目標・目的を持った方との出会いはほとんどありませんでした。だから、私にとってそれまでの考え方や価値観を覆すような出会いでもありました。

ワールドアベニューのシドニーオフィスはシドニーの中心地にあって、広く開放的なオフィスで営業時間内、Wi-Fiも無料で使用できます。スタッフの方もみんなとてもフレンドリーで、普段は冗談を言い合ったり、ぼけて突っ込んだりなんてことも普通にしてくれます(笑)。でも、いざトラブルなどで緊急対応が必要になったりすると、とても流ちょうな英語で、一気に対応してくれる頼れるとことがありました。なんでも相談できたし気軽にオフィスに立ち寄ることができました。

他の留学エージェントを利用した子たちからは、「渡航後にはサポートなんてなかった」という子たちもいて、そんな話を聞くときはワールドアベニューを選んでよかったな!とちょっと誇らしい気持ちにもなりました(笑)。

4、短期留学で得られたもの&メッセージ

オーストラリアでの生活
4週間という短期留学ではあるものの、学んだこと得られたことはたくさんあります。中でも留学して本当によかったと思えることが大きく3つあります。

1つ目は、大の苦手科目だった英語を好きになったこと
2つ目は、バイアスをかけずに自分も他人も見つめることができるようになったこと
3つ目は、「本当に自分はどうしたいのか」を改めて考えることができたこと です。

大の苦手科目だった英語を好きになったこと

オーストラリアで旅行

先述した通り、教科書を開くと眠気が襲ってくるほど英語が大の苦手科目だった私にとって、留学は本当に敷居の高い存在でした。ただ、実際に留学してみて、無駄に敷居を上げてしまっていたことに気が付きました。こればかりは実際に踏み出してみないとわからないことなのですが、オーストラリアの人々はとてもフレンドリーで、ホームステイや語学学校など、私たちが想像している以上に受け入れ態勢ばっちりです。

英語でのコミュニケーションには躓くこともありますが、もともと母語が異なる者同士が「英語」という世界共通語を利用することによって繋がれた瞬間は、本当に不思議で、なんとも素晴らしい経験でした。
特にオーストラリアは多国籍な国なので、一つの街にもさまざまな国の人々が共に生活していて、「あぁ、海外に来たんだな」という感覚(笑)を実感でき、ジュース一つ買うのも、現地の交通機関を利用して移動することも、一つひとつにウキウキわくわくして、英語を少しでも使っている自分がなんだかカッコよくて、「もっと英語を喋れるようになりたい」と強く思えるようになりました。

「英語が苦手だから、私なんて留学できるのかな……。」
そんな風に感じている方こそ、留学すべき!と思うほどです。

2、バイアスをかけずに自分も他人も見つめることができるようになったこと

ビーチ
「〇〇さんは東京大学出身なんだって」と聞くと、日本では、もうそれだけでなんとなく自分とは住む世界が違う人のような気持ちになることがありました。勝手によくわからないバイアスをかけて、その人のことを見る癖のようなものです。

留学生の中には、年上の方も年下の方もいらっしゃいます。一流大学に通っている方も、中卒でフリーターの方もいらっしゃいます。
ただ、留学しているときは、あまり大学名や会社名、年齢なんかも聞くことがありませんでした。よって、人と接するとき、肩書やキャリア、年齢などから先入観をもってその人と接することが極端に少なくなったんです。それは私と接する相手にも同じことが言えたと思います。

変な先入観を持たずに「その人自身を見る」ようになったし、「自分を表現できる」、そんな感覚が持てるようになったと思います。言葉にするとなかなか上手に表現できないのですが、この感覚はとても大切な感覚なんだと感じています。

3、「本当に自分はどうしたいのか」を改めて考えることができたこと

先述したように、留学前、社会福祉の道に進むのか一般企業の道に進むのか、就職活動の方向性を定めきれず悩んでいました。大学生活のなかで、福祉の分野で働くことに違和感を抱いていた私は、実のところ、一般企業の方向に進みたいと考えていたんだと思います。ただ、4年間も福祉のことを勉強してきて、今更全く違う業界に進むとなったとき、「周りの目」が気になっていたんです。「周りからどう思われるのか?」が「自分がどうしたいのか?」よりも強く気持ちの中にあり、決断を邪魔していました。

留学中、他の留学生の子たちから、一つひとつの行動や意見に「なぜ」を問われるたびに、自分自身の行動や発言、意見を見直していきました。同じ方法で、就職活動においても、自分はなぜ、何を悩んでいるのか、本当はどうしたいのかを自問自答したんです。ある意味、自己分析ですよね(笑)。

出た結果は一般企業での就職でした。
実際、一般企業での就職活動に向けて動き出した私にとやかく言う人はいませんでした。気にしていたのは自分だけだったんです(笑)。

今留学するかどうかを迷っている方へのメッセージ

ブルーマウンテン

短期間でも留学したいと思うなら一歩踏み出すことをお勧めします。短期間でも意味ある経験になるし得られるものはたくさんあります。むしろ、短期間だからこそ、1日いちにちを大切に過ごすことができるし、期間限定だからこそ普段はできない挑戦ができたりすることもあります。

ポジティブな経験もネガティブな経験も、自分がどうしてそう感じたのか、そう考えることで、さまざまな学びがり、いずれにしても人生において大きな糧になるはずです。

私がそうだったように、自信がない方、英語が苦手な方、そんな方こそ、おすすめです。
ぜひ、勇気を出して一歩踏み出してみてくださいね!

お名前:北垣 優美様
留学期間:2016年11月から12月(4週間)
留学プラン:短期留学
留学国・都市:オーストラリア・シドニー

  •  J-CROSS 留学サービス審査機構
  • JAOS一般社団法人海外留学協議会
  • English Australia
  • New zealand education
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン