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留学マガジン

■書籍名:
グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

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  • 海外留学体験談
  • 2017.07.03

語学留学してみたいと思うなら何か月間でも挑戦してみたらいい!|体験談-大城みのりさん

社会人だったみのりさんは、お仕事を辞め、留学。2016年10月に出発してからあっという間の7ヵ月間だったと言います。語学学校も残り1ヵ月間となった6月末、「私なんかの体験談でいいんですか!?」という第一声からスタートしたみのりさんの体験談インタビューでしたが、ハキハキとインタビューにお答えいただくみのりさんの声には、なんだか、たくましさを感じました。
沖縄出身のみのりさんですが、日本へ帰国後は、東京への就職にも興味があるとか……。上京は、留学前にも考えていたものの、なかなか行動に起こすことのなかったと言います。考え方にまで影響を及ぼした留学経験の一部をご紹介します。

1、大学は英語専攻。でも、本当は英語が苦手だった?

オーストラリア留学
小学校のころローマ字を習ったり、少し英語に触れたりし始めると思うのですが、どちらかというと英語は嫌いで、その後も、高校生までは「英語が好き」というわけではありませんでした(笑)。
大学で英語を専攻したのも、「英語を学んでおけば将来何かしら役にたつだろう」という意見からで、沖縄出身だった私は、「ま、確かに…」と思い、大学に進学しました。だから、大学では周囲の学生が「英語大好き!」な子たちばかりで驚いてしまいました(今思えば当たり前なのですが…笑)。

そんな私が、留学したいと考えたのには、2つの理由があります。
1つ目は、私と同じように、もともと英語が苦手で、でも、できるようになりたい!と、大学2年生のとき、カナダへ留学していた友人の影響です。彼女は、今、英語を使って働いていて、うらやましく思っていました。
2つ目の理由は、私自身の仕事です。私は、医療事務として病院で働いていたのですが、沖縄という土地柄もあって日本語の喋れない外国人の患者さんが多く訪れました。いざ外国の方に英語で対応しようと思うと、思うように話せず、簡単なことすら説明できず…。大学では英語を勉強していたはずなのに、改めて英文法の見直しをしてみると、相当忘れてしまっている私がいて、かなりショックを受けました。

とは言え、留学しないと生きていけないかと言われればそうではありません。それに、日本での、のんびりとした生活を離れることも、大きなお金がかかることも、英語での海外生活も、いろいろと不安がありました。特に費用面は、自分の貯蓄だけではすべてを賄えなかったので、両親にフォローしてもらう必要がありました。「借りてまで行く必要はあるのだろうか」という点も悩んだポイントです。
なかなか決断できずにいたので、思い切って一度ニューヨークへ旅行してみたんです。
旅行してみると、余計に英語の必要性、英語ができればもっと楽しいのに、世界が広がるのに…と感じました。旅行だけでは満足できなかったこともあり、人生一度っきり!やはり留学しようと決断しました。

帰国後の再就職には、そこまで大きな不安はありませんでした。医療事務の資格を持っていることも一つの理由ですが、医療事務で働いていた際に英語の必要性を感じたため、英語ができるようになることで、就職の選択肢の幅が広がるのではないかという気持ちの方が強く、これも、留学を前向きに考えさせてくれた理由です。

2、もともと留学したかった国はオーストラリアじゃなかった!?

オーストラリア留学
先述した通り、留学したいと思ったきっかけの一つは、友人の留学でした。
「絶対に留学はしたほうがいい!」という友人の勧めもあり、その友人がカナダに留学していたことから、最初はカナダに留学しようかな…と思っていました。
ただ、留学カウンセラーの方といろいろと話を聞いていると、寒くなるカナダよりも沖縄の気候と似ていて暖かいオーストラリアの方がいいのかな…と思うようになりました。留学のためにモコモコのダウンジャケットを購入しても、沖縄に帰ったら使わないですしね…(笑)。
他にも、学生ビザでもアルバイトができたり、スピーキング力向上に特化した語学学校があったりと、やりたいことをいろいろ総合的に考え、オーストラリアへの留学を決断しました。

医療事務の仕事はいったん退職し、その後の転職を考え、アルバイトで今まで興味あった仕事をしながら、留学を決めてからは最短で準備しオーストラリアへ出発しました。

3、密度の濃かったダブルスクールプランとオーストラリアでの生活

オーストラリア留学
留学経験のある友人から、生活のこと、勉強のこと、いろいろと聞いてはいたものの、いざ自分が留学して海外で生活するとなると、不安や緊張がありました。そのせいか、留学前日は朝4時まで荷物を詰めたり、なんだかんだしたりと全く眠れませんでした。ただ、そのおかげで飛行機のなかではご飯を食べるとき以外、爆睡(笑)。緊張して眠れなかったことが幸いして、シドニー到着の朝は意外にもかなりすっきりとした気持ちで迎えることができました(笑)。

シドニー空港に到着すると、ワールドアベニュー現地スタッフのKITさん(日本人)が待ち合わせ場所で待っていて、いきなりホームステイへの送迎ではなく、ワールドアベニューの現地オフィスに向かい、到着時のオリエンテーションを受けました。到着時のオリエンテーションでは、その日からシドニーに降り立って生活を始める私たちが、「生きていく」ために必要な事項を教えてもらいました。

例えば、オフィスのロケーション説明やオフィスの利用方法(営業時間、利用可能サービスなどの案内)はもちろんのこと、いざという時の24 時間緊急連絡先案内、携帯電話手続き(VODAFONE 正規契約)サポート、携帯電話利用方法説明(日本語入力アプリインストール方法など)を教えてもらいました。
他にも、交通手段案内(ホームステイから学校やオフィスへのアクセス方法など)や各重要機関(大使館、領事館など)の場所の説明など、オーストラリアで生活するうえで必要な情報をもらいました。

スタッフさんもフレンドリーで、「困ったらここ(ワールドアベニューのシドニーオフィス)に来ればいいんだな」と思いました。

その後、1週間のオリエンテーションウィークを経て、いよいよ学校がスタートしました。
初日は、緊張して、「友達はできるのかな…」「ジェネレーションギャップで会話がかみ合わなかったらどうしよう」「そもそも授業についていけるのかな」など、いろいろと考えていました。
私は、ダブルスクールプログラムといって、留学期間、約10ヵ月間の内、最初の3ヵ月間、二つの語学学校に同時並行で通いました。朝8時半から14時半まではMIT Instituteという語学学校で、15時から18時がJET English Collegeという語学学校に通いました。約3ヵ月間のダブルスクールが終わると、MIT Institute一本に絞り、英語の勉強をしていきました。

MIT Instituteは、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく勉強できる語学学校で、ブラジルやタイなど、さまざまな国の生徒が勉強しています。大学時代に勉強したことを思い出しながらの勉強でした。
JET English Collegeでは、とにかく聞いて喋ります。全12レベルのうち、レベル2からスタートしたのですが、いろんなタイミグがあってか、かなり少人数、時にはマンツーマンのような感じで、とにかく聞いて喋ることに特化した授業を受けました。

JET English Collegeでは「強制的に喋らせる」という感じで、聞き取れていなくても喋れなくても、先生のアシストのもと、とにかく喋りました(笑)。JET English Collegeでの英語の勉強方法は特殊で英語専攻だった大学でも、同じようなスタイルで勉強したことはなかったため、最初は戸惑いもありました。
レベルによって学ぶ内容は異なるため、レベルが低ければ学ぶ内容は簡単です。ただ、英語のスピードはどのレベルでもネイティブスピードでした。初日はスピードについていけず、何を言っているのか、何を言ったらいいのかわからず、でも、繰り返さなければならないというプレッシャーがあり、もう大変でした(笑)。
ただ、普通の語学学校では、授業中、さされて発言のチャンスをもらえたとしても、わからず黙っていると次の人に移ってしまうのに対し、JET English Collegeでは必ず話さないといけないので、毎回一生懸命考えて聞いて話しました。またその場で発音や単語、文法も修正してもらえるので、最終的にはとてもよいトレーニングになったと思っています。

JET English CollegeでトレーニングしたことをMIT Instituteで活用し海外の友達に試してみたり、授業中に使ってみたりしました。スピーキングに最初から自信があったわけではありませんが、気が付けば海外の友達もできていました。

オーストラリアでの生活は、とても楽しいです。

特に「いいな」と思っているところは、「食文化」、「生活環境」そして「人々のフレンドリーさ」の大きく3つです。

ニューヨークに旅行に行った際にも、多種多様な人々が入り交じり生活する姿やアメリカのドラマや映画に登場する高いビル、キラキラとした広告やエンターテイメントの数々に海外っぽさを感じ、とても興奮しました。とても楽しかったんです。ただ、食事の面は、かなりしんどかったことを覚えています。とにかく脂っこいんです(笑)そして、肉ニクにくのオンパレード!野菜はどこだーーーーー!!という感じでした(笑)。
オーストラリアにもジャンキーな食事はありますし、脂っぽいものも多いです。ただ、オーストラリアの場合、オーガニック食材や食品などに対する関心もとても高く、アメリカと比べると、胃へのやさしさを感じます(笑)。

また、生活環境もとてもよいと思います。沖縄出身の私は、シドニーに沢山ある海(ビーチ)の存在にとても助けられました。私にとって海は眺める存在なのですが、シドニーには徒歩でいけるビーチもありますし、バスや電車を使えば、本当にきれいなビーチに出会えます。シドニーは都会ですが、少し行けば、ブルーマウンテンなどの世界遺産に指定されるレベルの大自然が広がっていて、とても穏やかなところです。

最後に、人々のフレンドリーさ!!これは本当に素敵だな…と感じます。電車やバスからベビーカーを下すとき、ものすごく自然体で、乗る乗客の人が、ベビーカーを下すお母さんを手伝ってくます。それが、本当に自然で、あまりにも当たり前のように助けるので、「知り合いなのかな??」と思ってしまうくらいです。(赤の他人なのですが…笑) 日本にいたときに、こんなに自然に誰かが誰かを助けるというシチュエーションを見たことがありません。そうやって人々の間にコミュニケーションが生まれ、笑顔を交わす姿は、英語力云々以上に勉強になりました。

生活環境について…
オーストラリア留学
最初はホームステイからスタートし、日本人の子(同じくワールドアベニューのお客さん)とのシェア、そして今は外国人オンリーのシェアで生活しています。

ホームステイ先には1歳のお子さんがいて、私がお風呂に入っていると、そのお子さんが入ってきちゃってびっくり!なんてエピソードや、ホストファミリーが3泊4日で旅行にでるということで、とっても大きなお家を独り占めして使ったり…(笑)、いろんな意味で楽しかったです。
ホームステイを約1ヵ月間経て、シェアハウスに移りました。シェアはいくつか見学しに行ったのですが、シティから近いと1人あたりのスペースが狭く、少しシティから離れてでも、少し広めのところがいいかなと考え、シティ郊外のシェアハウスに決めました。ホームステイでも同様ですが、シェアはより、自分自身で契約内容や、ハウスルールなどを理解しなければならないので、トラブルがあったらいやだな…不安だな…と思っていたのですが、私が引っ越しを決めた家のオーナーは、日本人とネパール人の夫妻で、清潔感もあり、一緒に暮らす子もワールドアベニューで留学している日本人の子だったので、安心して生活ができました。
その後、6ヵ月間はそのシェア先で生活していました。

留学期間もいよいよ終盤に差し掛かってきて、最近、今のシェア先に移動しました。
ラスト2ヶ月間、英語環境にどっぷりとつかってみよう!!と思い、外国人オンリーで、何から何まで英語の環境に引っ越しました。語学学校に通い、普通に生活していれば、そこはオーストラリアなので、当然英語環境です。家はちょっと気を休める意味もあって、日本語が話せる環境を…と思っていたのですが、留学も最後なので、思い切って挑戦してみようと思ったんです。

そのきっかけになったのが、家族のオーストラリア旅行でした。

4、刺激になった家族のオーストラリア旅行

オーストラリア留学
留学中、家族が、「せっかく私がオーストラリアにいるのだから」とオーストラリア旅行に来てくれました。私の家族はそこまで頻繁に海外旅行するわけではないし、英語も喋れないので、ほぼつきっきりで家族旅行をサポートしました。家族は英語もわからないし、オーストラリアのことも、シドニーのこともわからない…、私がしっかりしなくては!!と、私にとっても大きなチャレンジでした。

特に、家族が帰国する直前のトラブル時には、もう、大変でした(笑)
家族をシドニー空港まで見送っていったのですが、もう空港到着直前というタイミグで、家の鍵をホテルの金庫の中に置いてきてしまった…というとんでもない忘れ物に気が付いたんです。
空港に到着してから、まず、ホテルへ電話し、宿泊していた名前やルームナンバーを伝え、金庫の中に鍵を忘れたことを伝え、鍵がまだあるかどうかの確認をしました。
友達と電話するのとは違い、少し丁寧な表現で、あまり予想のつかない表現がたくさん返ってきます。鍵があるのかないのかということを確認するだけでも、かなり緊張しました。

運よく、鍵はある!とのことだったので、今から取りに行くので保管しておいてほしい旨を先方に伝え、シドニー空港からホテルに戻り、鍵を受け取りにいきました。

普通に生活している中では起こりえないトラブルに、普段電話なんてしたことのないホテルに電話し、普段質問しないようなことを質問し……。必死になりながらなんとか任務を遂行しました(笑)。

その他にも、思った以上に家族の思っていることや考えていること、各種要望をネイティブの人たちに伝えていくのは大変でした。ただ、この経験が、語学学校で日々勉強していて、インプットはしているものの、アウトプットがまだまだ足りなかったんだという事実を教えてくれました。
結果、もう一度、自らをより厳しい英語環境に置き、語学学校での勉強も、もっともっと頑張ろう!!と自らを律して留学のラストスパート、追い込みをかけていこう!と思っています。

5、メッセージ

オーストラリア留学
留学したい!と思ったら、何か月でもいいから、ぜひ飛び出してみることをお勧めします。
それが、学生時代でも、社会人になってからでも、いつでもいいと思います。
ただ、体力的にも、周囲の環境(両親の年齢など)にも、女性は結婚や出産など、長い人生の中でいろんなイベントや状況があり、「現実的に留学できるとき」は多くないと思います。
私は、社会人になってからの留学でしたが、後悔はしていないし、本当に留学してよかったと感じています。

今、私は日本へ帰国後、東京に出て英語関係の仕事に就くのもいいな…と考えています。
留学以前の私は、こんなに現実的に東京で働く、東京で暮らすことを考えられなかったと思います。ただ、オーストラリアにきて、いろんな人と出会い、今までの人生でしたことのない経験や体験を山ほどして、なんだかたくましくなったんだと思います(笑)。

留学では、英語力向上はもちろん、さまざま経験から自分を成長させてくれるし、苦労もあるけど、その苦労を積み重ねたことによって、自信もつきます。実際、少しばかり、自分自身にも英語力にも自信が持てるようになってきて、いろんなことに改めて挑戦してみたい!という気持ちになっています。

私自身、留学前は不安事も心配事もたくさんありました。でも、気が付けば、抱えていた不安は、乗り越えそれが「自信」に繋がっています。踏み出してみなければ見えない世界や出会えない人々がたくさんいますので、ぜひ、勇気をもって踏み出してみてください!

お名前:大城 みのり様
渡航期間:2016年10月から2017年8月
留学プラン:オーストラリア 語学留学

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