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留学マガジン

■書籍名:
グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

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グローバル社会で生き抜ける子どもに育てる方法
■著者:松久保朱美

  • 海外留学体験談
  • 2017.12.11

プラスの経験しかないと感じた海外インターン|体験談‐東郷吉隆さん

学生から社会人への移行を強く意識し、今後数十年続く人生を左右する就職活動。この就職活動開始直後、今まで感じたことのない焦燥感と危機感を覚えたという吉隆さんは、急きょ海外インターンへの挑戦を決意します。
「あの時、気が付けてよかった」そう思える経験をしているという吉隆さんの体験談をご紹介します。

1.海外インターンに踏み出したきっかけは就職活動だった。


私は大学でテレビ・メディア関係の仕事に就くための知識や技術を中心に学んでいました。しかし、3年間の大学生活のなかで経験したさまざまなことがらは、私の方向性を少しずつ変えていきました。実際に就職したいと考えたのは、ファッション業界や商社、IT系などよりグローバルに活躍できる業界だったのです。今でもテレビ関係での芸能活動など興味はありますが、よりマルチに活躍できるような姿の方が、一タレントというよりも近しいイメージかな…と考えています。

就職活動を始めてみたものの、就職したい業界と自分の学部とに一貫性がなく、他業界での就職活動に伴い、他の学生たちと勝負できる武器や経験のなかった私は、今までの人生のなかで経験したことのない危機感と焦燥感を抱きました。

もともと、洋画や洋楽が好きだったり、父が海外出張に行くこともあったりと、また、幼い頃から両親にはよく海外旅行に連れていってもらっていたため、海外に対する抵抗はあまりなく、また「英語力」や「留学」という言葉を意識したことは何度かありました。ただ、果たして大学を休学して、周囲から1年間遅れをとってまで、経験すべきものなのか、得るべきスキルなのか…… そう考えたときに、留学に対して休学するほどの必要性や価値を感じることはありませんでした。それよりも、「周りと違うことをすること」や「周囲の友達と1年ずれてしまうこと」の方が大きなデメリットに感じていたんです。

しかし、就職活動してみて、自分は大きく間違っていたことに気が付きました。
留学しないこと、今ここで英語力を身に付けないことの方が、5年後、10年後、ものすごいリスクになるということに、気が付いたんです。

小学校→中学校→高校→大学→就職→結婚…… この大きな川の流れから、離れることが不安だったところから、このまま川に流され続けると、その先には大きな障害物や滝があるという事実を突如教えられたような気分でした。

父親がグローバルな企業で働いていたこと、また友人が2017年春のタイミングから留学する予定だったことなども手伝って、留学を決意します。ここで問題になったのは、「どのような留学をするべきなのか?」です。留学する人々も増えるなか、普通の語学留学や、遊んできたというイメージの強い普通のワーキングホリデーでは、帰国後の就活にプラスにならないのではないかと考えたからです。春から留学する予定だった友人に、相談したところワールドアベニューの海外インターンという留学プログラムを知りました。

さまざまな留学プランがあるなかで、海外インターンにしようと決めた理由は大きくわけて2つあります。

1つ目は、参加条件に英語力の下限がなかったこと
現実的に留学する予定のなかった私は、TOEICやTOEFLなど、公式の英語スコアを持っていませんでした。通常、他の海外インターンや大学などでの学部受講など、英語を学ぶ留学ではなく、英語でプラスアルファの経験を積むための留学には、英語力の参加条件が設けられています。ただ英語を学んで終わる留学ではなく、英語でプラスアルファの経験をしたいと考えていた私にとって、ワールドアベニューの海外インターンはありがたい留学プログラムでした。

2つ目は、海外で働く経験ができるということ
帰国後すぐに就職活動を控える状況だったので、就活に臨む上で、このタイミングで留学したことにきちんと一貫性を持てる留学プランを選びたいという思いがありました。また先述したようにグローバルに展開する企業で働きたいという思いがあったことから、オーストラリアのように多文化多国籍な国の企業で、実際に働く経験をしたいと考えていました。

海外インターン参加条件に英語力下限はなく、且つ、海外の企業で働く経験を得ることができると知り、海外インターンで就活を勝ち抜ける武器をつかみ取って帰ってこよう!と考えました。

2.語彙力・表現力をぐんぐん伸ばしたダブルスクール


オーストラリアに到着し、留学がスタートすると、ダブルスクールがスタートしました。
海外インターンの留学プログラムでは、渡航して最初の4ヵ月間で集中して英語力を伸ばすため、それぞれ特徴のある語学学校2つに通いました。英語を勉強している期間は4ヵ月間ですが、就学時間は8ヵ月分。かなり集中してしっかりと英語を学びます。

渡航当初の英語力は、初級でした。
洋画が好きだったこと、また、父親の仕事の都合で幼少期にタイで3年間暮らしていたことがあるためリスニング力と発音は、多少できるかな…という程度。文法は正直ダメでした。“I would~”の略で“I’d~”となるのと、“I had~”の略で“I’d~”となるのと、勘違いしてしまって、何がなんだかわからなくなってしまう…というレベル。勉強は中学生レベルからやり直し!という感じでした。

それぞれの語学学校で印象に残っていること

1つ目の語学学校【MIT Institute】
MIT Instituteは、ブラジル、コロンビア、タイなどさまざまな国から留学生が訪れる語学学校です。
オーストラリアの語学学校なので、当たり前と言えば当たり前なのですが、ネイティブの英語の先生から英語で授業が行われ、さまざまな国の留学生と英語でコミュニケーションとりながらロールプレイや質疑応答などが進んでいきます。「すべて英語」という環境が最初は大変でしたが、「英語を喋らざるを得ない環境」というのが、とても刺激的でした。

特に印象に残っているのは、スペシャルフォーカスモジュールという選択科目の時間に行われたTEDトーク*を利用した授業です。MIT InstituteはTEDを利用した教材を採用する数少ない語学学校です。

*TEDトークとは、ネットを通じて行なわれている動画の無料配信プロジェクトです。
TEDカンファレンス(毎年カナダで開催される世界規模の講演会で、世界でも著名なプレゼンテーターやパフォーマーが1,000人以上の聴衆を前に講演します。他にも、姉妹講演会としてTEDグローバルやTEDxなどがあります)の講演の中から、選び抜かれた講演動画が公開されています。
HP:https://www.ted.com/(日本語https://www.ted.com/talks?language=ja)

TEDを介した授業では、グローバルな問題や課題に対する意見や解決策のプレゼンテーションを聞くことができます。各分野における専門科が語るプレゼンのなかから、プレゼンテーターの意見やアイディアを学べることはもちろん、自分の持つ知識や経験からだけでは、普段触れることのない分野の単語や表現を学ぶことができました。MIT Instituteに入学するまえ、私はTEDを知りませんでした。ただ、授業を受けたことで興味を持ち、個人的にTEDトークのアプリをダウンロード。授業以外でも、時間のあるときに英語学習の一環として、見聞きするようになりました。

TEDからは英語の教科書には載っていない、さまざまなトピック、単語、表現、ジョークや比喩、話し方、強弱の付け方などが溢れておりとても勉強になりました。例えば、印象に残っているプレゼンに、“Why not eat insects”(なぜ、虫を食べないのか)というMarcel Dicke氏の講演があります。

中国では、日常的に「虫」を食べる方もいるという話があり、中国の友達ができたら、本当かどうか、どうして虫を食べるのかなど、聞いてみようと思いました。異文化をつなげる共通の話題が持てるようになるという点も、TEDを活用して豊富な話題を掴むことの魅力だと思います。

2つ目の語学学校【JET English College】
JET English Collegeでの英語学習方法はカランメソッドと呼ばれる学習方法で、日本での英語学習方法とは大きく異なります。ネイティブスピードで先生が話す英語をとにかく聞いて、とにかく繰り返すという方法で、慣れない学習方法に最初は圧倒されました。
JET English CollegeではBook1という一番下のクラスからスタートしました。
Aさん:“What is this?”
Bさん:“This is a pen.”
というレベルです。よって、さすがに最初のクラスは「難しい」と感じることはありませんでした。
レベルが上がるごとに、文法レベルが上がり、文章が長くなり、扱う単語も増えていき、段階を追って難しくなっていきました。1日3時間、とにかくたくさん喋って、たくさん聞いてを繰り返したおかげで、リスニングとスピーキングにはどんどん抵抗感がなくなっていきました。

MIT Instituteで新しく学んだ単語や文法を、JET English Collegeでとにかく繰り返しトレーニングしていくイメージで、気が付けばよい循環ができ、英語力も総合的に伸びていったように思います。

3ヵ月間程、一般英語を勉強した後、JET English Collegeではビジネス英語コースに移動しました。
独占市場とは…、フランチャイズとは…、キャッシュフローとは…など、ビジネスにおける基本的な知識や概念、言葉の意味を学ぶと共に、ビジネスシーンで多用される略語、例えば、FYI(for your information)、ASAP(as soon as possible)、KPI(Key Performance Indicator)、FW(forward)などを学びました。普段、「これは何の意味だろう」と思っていた略語も多かったがゆえに、ビジネス英語で学んだ知識や言葉は、海外インターンの本番で、本当に役立ちました。またビジネス英語での勉強は、日常英会話とビジネスシーンでの会話が多く取り上げられるTOEICの対策としても役立ったと思います。

3.海外インターン‐鍛えられているのは英語力だけじゃない。


海外インターンのプログラムには、現地企業でのインターン開始に伴い、スピーキングのテストを合格する必要があります。タイミングとしては、語学研修のプロセスを約半分修了した時期に中間テスト、語学研修修了後、最終テスト、そこで合格できない場合は、その後も継続して2週間毎にテストを受けていきます。

英語力初級からスタートしたこともあり、残念ながら1回目で合格はできませんでした。
分かってはいたことですが、もちろん悔しくて語学学校以外でも、外国人のシェアメイトとできる限り、適当にではなくきちんとコミュニケーションを取るよう心がけたり、空いている時間は映画を一緒に観て、共に英語の勉強をしたり、日々の生活のなかでもできることからコツコツ、英語力向上のため、さまざまな工夫を取り入れていきました。幸い、私のシェア先には日本人は私1人。他のシェアメイトは、スリランカ、パキスタン、バングラディシュ、インド、インドネシア、イギリスなど、さまざまな国から訪れた面々だったため、話題も多様性に富み、単語力や表現力も伸びていきました。
結果、2回目の試験でなんとか合格することができました。

英語力テスト合格後、マッチングいただいた企業は、オーストラリアのクルーズ関連大手ツアー会社でした。創立50年ほどのクルーズツアー販売を行う業界トップの企業で、インターン生の受入れ経験も豊富なため、英語力の向上はもちろん、英語以外のビジネススキル(パソコンスキルなど)も身に付く環境だということを知り、その企業でのインターンを決意。面接も無事合格することができました。

海外インターンで携わった職種としてはセールス&マーケティングで、具体的な業務内容としては、下記のようなものが挙げられました。

海外インターン先での業務内容
・一般的なオフィス業務
・レポート作成
・マーケティング・リサーチ
・データベース更新業務
・予約管理システム更新
・チケット販売・購入手続き
・クルーズ寄付に関連する手続き業務 など

私の場合、先述したように、もともと経営・経済などを専攻していたわけではなかったため、英語力はもちろんですが、一般的なビジネスシーンにおいて求められる知識や技術など欠落しているところがありました。タイピングは遅いし、エクセルやパワーポイントなど基本的なパソコン業務ができません。。海外インターンを介して、身を持って体感したことですが、いくら英語ができたとしても、こういった基礎能力がないと、業務効率が上がらず、求められている結果を出すだけでも、かなりの時間を割かなくてはならなくなります。日本で社会人として働き出す前に、この事実を、身をもって知ることができたのは、私にプラスの経験だったと考えています。残りの海外インターン経験を通じて、英語力だけではなく、一般業務に支障のないパソコンスキル、またグローバル企業でのビジネスマナーなどを、きちんと身に付けていきたいです。

4.海外インターンだけじゃない。チャンスさえあれば何にでもチャレンジ


私は海外インターンを介して、インターン先企業の方々にたくさん、助けていただいています。一つひとつの業務、英語表現など、さまざまです。そんななか、自分の消極的な性格がとてもひっかかっています。話しかけていただけさえすれば、話をふくらめて行くことはできるのですが、最初の一歩を踏み出すことがなかなかできません。これは、日本語でも英語でも同様です。この腰の重さを改善するためにも、今後、海外インターンでの経験はもちろん、今のオーストラリアでの留学を通じて、機会さえあれば何事にも積極的に挑戦していきたいと考えています。

例えば、アルバイト、他にもワールドアベニュー主催で実施される海外での企業プロジェクトなどです。
もともと、ファッション業界に興味があることから、オーストラリアでも古着屋などのアパレル関係で働いてみたいと考えています。古着屋で店員として働くとなると、より積極的にコミュニケーションを取る力が必要になります。また働く以前の面接など、仕事探しの時点でも、初めての事柄に臆することなく腰をあげて動いていかなければなりません。ワールドアベニュー主催の海外企業も同様です。「ビジネスを起こす」なんて経験、すべてが初めてで、右も左もわかりません。人生のなかでもやったこともやろうと思ったこともないことばかりです。
ただ、今なら失敗も経験のうち!トライアンドエラーで失敗も成功もすべては自分の糧になります。

だからこそ、機会さえあれば、どんなことにも挑戦していきたいと考えています。

5.後半戦の目標と留学を悩む皆さんへ


後半戦の目標は、先述したパソコンスキルの向上や積極性を持つという点も踏まえ、海外インターンの充足化を図ることと、そして英語力の面ではTOEIC800以上を取得することです。できれば、もともと好きな洋画は字幕なしでも聞き取りできるようになりたいと考えています。

皆さんへのメッセージ

私は、留学するかどうか、行きたい気持ちや興味はもちながらも、一歩踏み出すのは出発ぎりぎりになってしまいました。今もし留学することを迷っている方がこの体験談を読んでくれているのであれば、伝えたいことは1つ。ためらわずに踏み出してほしいということです。

海外インターンでの経験は、英語力はもちろん、ビジネススキルも身に付くし、グローバル社会で働く経験にもなるし、そんななかでやり抜いてきた自信にもつながります。
オーストラリアという多様性に富んだ国は、自分の知らなかった世界をたくさん教えてくれます。
いいことしかありません。しいて言うなら、留学前に英語の勉強だけは、できる限りしてきた方がよいというくらいです(笑)。

困ることがあっても、悩むことがっても、相談できる留学サポート会社があります。
特に私のように社会人になる前の方であれば、早いタイミングで社会に出てからのさまざまな経験を先取りして体感できるため、帰国後の就活、そして就職後の社会人経験をより有意義なものにできるはずです。

勇気をだして一歩踏み出してみてください!

留学体験者:東郷吉隆様
留学期間:2017年5月から2018年5月
留学先:オーストラリア シドニー
留学プラン:海外インターン

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