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ワーホリとスタディアブロードの
違いは?

休学留学を検討したとき、ネイティブと関わることのできるワーキングホリデーとスタディアブロードプログラムのどちらにするべきか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。そもそもワーキングホリデーは「働きながら異文化理解・交流をする」こと、スタディアブロードプログラムは「海外の大学で専門的な授業を受講して単位を取る」ことが目的となるため、できることが大きく変わってきます。出会える人の幅や帰国後の就職活動への活かし方も含めご紹介いたします。

ワーキングホリデーとスタディアブロードプログラムの違いとは ▼ 
ビザ制度と各々の特徴違い ▼ 
出逢える人と英語力の伸び幅の違い ▼ 
帰国後の活かし方の違い ▼ 
まとめ ▼ 

留学目的の違い

ワーキングホリデーは18歳~30歳を対象とし、協定国同士の若者の異文化交流や理解を促進するために生まれた制度です。就学・就労などを通して「異文化理解・交流すること」を目的としています。
参照:ワーキングホリデーの概要

一方、スタディアブロードプログラムは、日本国内の大学に通う大学生を対象とし、オーストラリアの大学で単位取得ができるプログラムです。海外大学での科目受講を通して、「使える英語力と専門知識を身につけること」を目的としています。
参照:スタディアブロードプログラムの概要

よって、ワーキングホリデーとスタディアブロードプログラムは、目的の異なる留学方法となります。

就学面・就労面の違い

ワーキングホリデーはワーキングホリデービザを、スタディアブロードプログラムは学生ビザを利用します。利用するビザの違いにより、就学面・就労面で大きな違いが生じます。

就学面

オーストラリアのワーキングホリデービザは就学可能期間が最長17週間と短いため、語学学校で英語の勉強をすることになります。
一方、スタディアブロードプログラムで利用する学生ビザは授業期間分ビザが発給されます。1学期分や2学期分などまとまった期間就学することができるため、英語の勉強だけでなく大学で授業を受けることができます。
それぞれのビザの詳細は下記をご覧ください。
参照:オーストラリアのワーキングホリデービザの情報
参照:オーストラリアの学生ビザの情報

就労面

先述の通り、オーストラリアのワーキングホリデービザは一雇用主のもと最長6ヶ月間フルタイムで就労することが可能です。最低時給は税引前23.23豪ドル(2023年7月現在)と定められているため、週4~5日程度働けば生活に困ることはないでしょう。海外の飲食店でアルバイトすることで、日本との働き方の違いを体験することができます。
一方、学生ビザでは14日間で最大40時間※の就労が許可されています。交際費や交通費などにあてることはできます。学生ビザでのアルバイトは生計を立てるというより、交友関係を広げ、習得した英語をアウトプットする機会になるでしょう。

ワーキングホリデー スタディアブロードプログラム
利用するビザ ワーキングホリデービザ 学生ビザ
就学面 ・最長17週間就学が可能
・基本的に私立もしくは附属語学学校で英語の勉強をする場合が多い
・1学期分や2学期分など、希望する期間分就学が可能
・大学で学部の授業を受けることが可能
就労面 ・フルタイムでの就労が可能
・一雇用主の元で最長6カ月間
・14日間で最大40時間※まで就労が可能
・一雇用主での就労期間の制限はなし

※学生ビザでの就労条件について
オーストラリア政府は2023年2月22日、留学生の労働時間の上限撤廃を中止し、新たに2週間で48時間に変更することを発表しました。
2022年1月14日、新型コロナウィルスの流行に伴い多数の労働者を隔離したことに起因する、深刻な労働力不足を緩和することを目的として学生ビザにおける2週間で40時間という上記の規制を撤廃する旨、オーストラリア政府が発表していました。今回、この上限規制を復活させ、2023年7月1日より従来の40時間/2週から48時間/2週へと引き上げられます。
参照:オーストラリア学生ビザ情報

生活環境とそれに伴う交友関係の違い

ワーキングホリデーで渡航した場合、語学学校に通った後はアルバイトメインの生活になります。語学学校には様々な国籍の留学生が集まるため、日本とは全く違う価値観を持った友達を作ることができます。ただ、その後のアルバイトでは、どのような環境で働くかによって出会う人が大きく異なります。例えばネイティブが経営する飲食店で働くことができればネイティブのスタッフと出会えます。しかし日系の飲食店で働く場合、一緒に働く従業員も日本人ばかりになります。ネイティブと関わるためには、自ら積極的にイベントやボランティア活動に参加したり、日本以外の国籍の方が多い滞在先を選んだりするなどは努力が必要になるでしょう。

その点スタディアブロードプログラムでは、ネイティブと出会う機会が多くなります。スタディアブロードプログラムに参加するために英語力に満たない場合、まず附属語学学校で英語の勉強をするため、他の国からの留学生と出会うことができます。英語力を満たすと大学の授業に入ることができるのでネイティブ環境になります。留学生もいますが日本人の割合は圧倒的に少なくなるため、日本語環境になることはまずありません。また、大学で開催されているアクティビティに参加したり、クラブ活動やサークルに所属したりすることもできるので、全く違う分野を専攻しているネイティブや留学生の友達を作ることもできるでしょう。さらに、ワーキングホリデーと同じように、アルバイト先や滞在先などで大学生以外の友達を作る機会も作ることができます。

帰国後の活かし方の違い

ワーキングホリデーでは飲食店でのお皿洗いやキッチンなどの裏方の仕事、もしくはウエイター・ウエイトレスなどの接客の仕事に就くことがほとんどです。職務経験がない大学生がオフィスワークをする機会はほぼありません。裏方の仕事や日系の飲食店での接客は英語力がなくても働くことができるので、帰国後の就職活動ではあまり評価されません。ワーキングホリデーの経験を就職活動で活かすためには、TOEICやTOEFL、IELTSなどで高得点を取ることで英語力伸ばす努力してきたという点をアピールしたり、ボランティア活動などプラスアルファの経験をしたなど主体性をもって行動したという点を伝えたりするなど工夫する必要があるでしょう。

スタディアブロードプログラムであれば就職活動が必ず有利になるのかというとそういうわけではありません。しかし、オーストラリアの大学で授業を受けられるほどの英語力があるという点や、テストだけでなく授業の参加態度やプレゼンテーションの内容なども評価の対象となる海外の大学でネイティブと一緒に授業を受け、しっかり単位を取得してきたという点は積極性や主体性があると評価される可能性があるでしょう。しかし、それだけで満足するのではなく、ワーキングホリデーと同じように他の人と差をつけられる経験ができるよう様々なことに挑戦することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ご覧いただいた通り、ワーキングホリデーとスタディアブロードプログラムでは目的と経験できる事柄が全く違います。どのようなことを経験したいのか、どのような人達に出会いたいのかなど、希望に合わせてプログラムをご選択ください。自分に合った留学プランについて相談したい方は、ワールドアベニューまでお問い合わせください。

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