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スタディアブロードプログラム参加中に
アルバイトってできるの?

約1年間の海外渡航期間で必要な生活費用をすべて日本で用意すると、かなりの高額になってしまいます。オーストラリアのスタディアブロード留学では、オーストラリアの学生ビザ制度の条件範囲内でアルバイトをすることが可能です。スタディアブロード留学中のアルバイトについてご紹介致します。

就労時間と収入 ▼ 
アルバイト探しにおける注意点 ▼ 
まとめ ▼ 

スタディアブロードで可能なアルバイトの時間数と収入の目安とは


オーストラリアの学生ビザ制度では、2週間(14日間)で最大40時間※を超えない範囲内での就労が認められており、スタディアブロード留学でオーストラリアに渡航後にアルバイトで働くことができます。注意したいのは、どの2週間を見ても40時間※を超えていないことがビザ規定で定められているため、1週間あたりの就労時間を20時間内でコントロールした方が良いという点です。2023年現在、オーストラリアでは労働時間の管理や政府機関の調査が厳しくなっているため、スタディアブロード中にアルバイトをしすぎてビザ規定違反で摘発される、なんてことが無いように気をつけましょう。

※学生ビザでの就労条件について – 更新日: 2023年2月22日
オーストラリア政府は2023年2月22日、留学生の労働時間の上限撤廃を中止し、新たに2週間で48時間に変更することを発表しました。
2022年1月14日、新型コロナウィルスの流行に伴い多数の労働者を隔離したことに起因する、深刻な労働力不足を緩和することを目的として学生ビザにおける2週間で40時間という上記の規制を撤廃する旨、オーストラリア政府が発表していました。今回、この上限規制を復活させ、2023年7月1日より従来の40時間/2週から48時間/2週へと引き上げられます。
参照:オーストラリア学生ビザ情報

学生ビザについて詳細はこちらから

オーストラリアでは、国や州が職種や労働契約形態ごとに定める最低時給が定められています。2023年7月から施行された税引前の最低時給は、23.23豪ドル(1ドルあたり日本円90円で換算した場合、約2,100円/時間)となっています。こちらはパートタイムやフルタイム向けの最低時給となっていますので、アルバイトの契約であれば24.8豪ドルの最低時給となります。日本や他の先進国と比較しても時間あたりの給与が高く設定されているため、40時間※の制限でもある程度の所得が得られるでしょう。さらにスタディアブロード留学では、附属語学学校と大学正規課程の間のお休み期間や、大学正規課程の学期休みがあり、学期休み中に限っては就労時間(40時間※制限)が適用されないため、フルタイムで時間数制限なく就労することが可能です。他の英語圏と比較しても就労先にも恵まれているため、学問とアルバイトとバランスよくこなしながらオーストラリアでのスタディアブロード生活を過ごすことができます。

アルバイト収入例
週20時間最低時給で勤務:2,100円/時×20時間/週=42,000円/週
42,000円/週×4週間/月=168,000円/月 ※総支給額

オーストラリアの都市部での生活費用は一ヶ月あたり日本円で10万程度であるため、週20時間の就労制限内であっても1ヶ月の滞在費を稼ぐのはそれほど難しくありません。また給与の支払いも1週間ごとまたは2週間ごとの支払いであるため、シェアハウスの支払タイミングと差がなく現地滞在費の管理が楽になります。

スタディアブロード留学でアルバイトをする際の注意点

勉強が中心ということを忘れない

スタディアブロード留学の最も大切なことは、英語を学び大学正規課程で学問を学ぶことです。親御様でもご心配の方が多いように、アルバイト中心の生活になってしまっては元も子もありません。日本と同じく、アルバイトによって交友関係が広がりますが、必ずしも勉強が主な目的で働いている人ばかりではないため、ついつい遊び中心に染まってしまう可能性はあります。オーストラリアの学生ビザは成績不良や出席率の低下によって、ビザの規定違反となりビザ失効となる可能性もありますので注意しましょう。仮にオーストラリアの学生ビザ失効となった場合は、約3年間はオーストラリアのビザが一部を除いて3年間は申請資格を失います。

アルバイト収入を前提に留学費用の計算をしない

オーストラリア渡航後のアルバイト収入を当てにしてギリギリの予算でスタディアブロード留学に挑戦するのは避けましょう。スタディアブロードでは大学の正規課程履修を目的とするため、附属英語学校の厳しい英語基準を満たすために勉強が忙しい時期があります。また、大学の正規課程では、課題やテスト前の勉強となるとアルバイトをしている余裕が無くなることが一般的です。スタディアブロードの全期間でアルバイトをしていないと生活が維持できない前提としてしまうのは大変危険なのでやめましょう。

アルバイト先が見つかりやすい都市とそうでない都市がある

シドニーやメルボルンなどのオーストラリアの大都市圏では、英語力の有無にかかわらずアルバイトで働ける可能性があります。しかし、田舎の地域に行けば行くほどアルバイト先の種類や選択肢が減るだけでなく、海外からの留学生が働ける場所が少ないといったこともあります。スタディアブロードでアルバイトは絶対にしたいということであれば、アルバイト先が見つかりやすい大都市圏の大学から選ぶと良いでしょう。

大都市シドニーにあるシドニー工科大学のスタディアブロードプログラム

オーストラリアの法律・ルールに従って働ける場所を探そう

オーストラリアでは労働者を守る法律やルールが厳しく定められており、給与や待遇面でトラブルに巻き込まれないためにも正しい知識を身につけてアルバイトをスタートすべきです。留学生を雇うことが前提の飲食店やホテルの一部では法定通りの給与を払わない代わりに、労働時間制限を無視して働かせてくれるなどのやり方をしているところがあります。オーストラリアの労働局では厳しく確認をしているため、雇用主の摘発とともにビザ規定違反により留学生が摘発されてしまう可能性もあります。オーストラリアの法律に則って働ける場所を探しましょう。

英語力を伸ばせる環境のアルバイト先を見つけよう

アルバイトの一番の目的は給与を得ることですが、せっかくオーストラリアに留学をするのですから、英語力が培われる仕事を探すチャレンジをすべきです。まず、大前提として英語の面接に通過する英語力をみにつけること、また、良い条件の勤務先ほど競争率が高いため、諦めずに履歴書をたくさん配って面接を受け続けることが大切です。安易に日系のレストランでスタッフ同士のやりとりが日本語という環境で働いたり、ホテルの掃除などコミュニケーションをほとんどとらない勤務先を選んでしまうと、せっかくの英語力を伸ばすチャンスを逃してしまいます。アルバイトも日本では体験できない仕事先を探すようにがんばりましょう。

まとめ

長期間の留学となるオーストラリアのスタディアブロードをより充実させ、また生活を安定させるためにもアルバイトは欠かせない役割といえますが、あくまでも勉強を中心に考え、また留学費用にもゆとりを持って渡航することがスタディアブロード成功の秘訣でもあります。

スタディアブロードの詳しい情報や資料については、ワールドアベニューの資料請求よりお問合せください。

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