各留学制度から期待できる効果
海外留学に2週間、3週間から参加できる短期留学から4年、5年という長い時間をかける海外大学進学など、さまざまな制度があります。一言、「留学」と言っても、留学期間や、各留学制度、留学先の国でできることなどによって、その「効果」が異なります。今回は、今、留学経験者に求められる能力やスキルなどと、対する各留学制度から期待できる効果を見ていきたいと思います。あなた自身が期待する効果を、今現在検討している留学制度から得ることができるのか? 留学プランを考える上で、参考にしていただければ幸いです。
11、2週間から留学可能!短期留学で得られる効果とは。
12、リーズナブルに海外滞在が可能、ワーキングホリデーで得られる効果とは。
13、真剣に英語力習得を目指すなら語学留学?実際の効果とは。
14、留学経験が就活に活きる!海外インターンシップの効果とは。
15、英語は必ず伸びる!?専門留学の効果とは。
16、MARCH以下の大学なら、海外の大学へ!海外大学進学の効果とは。
17、人気急上昇中!中学・高校留学の効果とは。
18、留学の効果 まとめ
1、2週間から留学可能!短期留学で得られる効果とは。
一般的な短期留学は、中学生、高校生、大学生が夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して2週間から4週間、ながくても8週間程度の留学期間となるため、残念ながら飛躍的な英語力の向上には、なかなかつながりません。しかし、英語を学ぶために語学学校に通ったり、中学生・高校生であれば現地の教育機関に通ったりすることで、世界中から共通の目的・目標を持った留学生との出会いや、現地の学生との出会いをもつことができます。
日本で普通に生活していたらなかなか出会うことのできない世界中の人々との出会いや触れ合い、英語という共通言語を使ってのコミュニケーションを図る機会を得ることができます。これらの経験によって、英語という共通言語でコミュニケーションを取ることの「楽しさ」を知ることができると同時に、英語でしかコミュニケーションを取ることのできない友達ができます。
海外での生活は、日本で経験し得なかった、さまざまな文化・習慣との出会いが溢れ、道の世界を体感することで、より広い世界をもっとしりたいという思いが芽生えます。
短期留学の最大の効果は、「もっと英語を話したい」「もっと世界と繋がりたい」、そんな気持ちから、留学前よりも、英語を学ぶことや世界に飛ぶ出すことに対して前向きになれることです。
お金のこと、ビザのこと、国や都市、学校選びなどLINEチャットで気軽にご相談いただけます。
2、リーズナブルに海外滞在が可能、ワーキングホリデーで得られる効果とは。
ワーキングホリデーという留学制度から得られる効果は、自主性や主体性です。
もともとワーキングホリデー制度とは、ワーキングホリデー協定を結ぶ異なる国の若者同士が、互いの国に滞在し、国際交流を持つことが大きな目的とされた制度です。ワーキングホリデー制度の魅力は、国によって制限は多少あるものの、仕事も勉強も旅行も遊びもさまざまなことに自由にチャレンジできることにあります。
ただ、「自由」というと聞こえはいいですが、「今日からあなたは自由です!仕事をしてもしなくてもいいし、学校に行ってもいかなくてもいいです」と、そんな風に言われたら、戸惑う人の方が多いのではないでしょうか。
ワーキングホリデー制度は先述した通り、働くことを目的としているわけでも、勉強することを目的としているわけでもありません。学生ビザのように出席率や学業成績に対して、ルールや条件が設けられることありません。母国の常識や世間の目に縛られない「自由」すぎる1年間(国によっては最長2年間)を自らの目標にそってプランニングし、罰則も何もない中で、自らを厳しく律し、自発的に立てた計画をこなしていかなければなりません。
例えるならば、宿題のない夏休み、受験のない高校生活のようなものです。
夏休み1ヵ月間、宿題なしに学力を維持したり、受験なく難関大学の学力レベルに到達したりすることは至難の業です。誰かに怒られたり注意されたりすることのない環境下で、自らの目標を達成するためには、強い意志と自発性、主体性、積極性が必要です。
よって、ワーキングホリデーという留学制度を介して得られる効果は、自主性や主体性です。
他にも、実行力や積極性なども、ワーキングホリデーから得られる効果と言えるかもしれませんね。
3、真剣に英語力習得を目指すなら語学留学?実際の効果とは。
「英語力向上」は留学を希望する方々のなかで最もメジャーな、留学目的・理由の一つです。
そして、語学留学の大きな効果は、英語力の向上です。
「語学学校」と呼ばれる海外の教育機関で、ネイティブの英語教師から英語で英語を学ぶことができます。日本の中学・高校時代の1日を思い出していただくと、英・国・数・理・社など、さまざまな科目を学んでいたことを思い出されると思います。語学留学では、この英・国・数・理・社が、英・英・英・英となるようなイメージです。1レッスン、約45分から50分の間で、スピーキングやリスニング、文法、単語など「英語力」を習得するために必要な各エッセンスを細かく学んでいきます。
語学学校に通う学生は、英語を母語としない留学生です。
語学学校では入学時に英語レベルの確認を行い、学歴、年齢、性別、職歴の有無など、バックグラウンドに関係なく、単純に今の英語レベルに合わせてクラス分けをしてくれます。
従って、「初心者です…」という方でも、旅行などより、よっぽど安心して語学学校には通うことができます。
語学学校の初級クラスでは、時折、アルファベットやローマ字すらも間違えるようなレベルから、上級クラスでは、ある程度、日常的なシチュエーションでの英語コミュニケーションは取れる状態で、ただしビジネスシーンでは通用しないな…というレベルの方まで、安心して納得のいく授業を受けることができるのです。
国によっては学生ビザ(例:1年間の滞在期間、ほぼ9割を語学学校に通う)でも、放課後にアルバイトができる国もあります。例えば、オーストラリアやニュージーランドが該当します。勉強がしっかりとできて、実用的な英語コミュニケーションも就労経験などを介して習得することができるということですね。
学生ビザを維持するためには、各教育省や各国の政府などが定めた規定に準ずる必要があり、結果ワーキングホリデー制度などと比較すると、想像以上に勉強する時間も増えます。また学生ビザには出席率の規定(出席率80%以下は進級させない、学生ビザを剥奪する…などです)をクリアしなければなりません。
ワーキングホリデー制度や他の観光ビザを利用する留学プランと異なり、「英語を勉強する」ということを必須条件とした語学留学の効果は、着実なる英語力の向上と言えます。
近年、フィリピンやフィジー、マルタなど、母語を英語としない国への留学が、価格の安さから人気を集めています。しかし残念ながら母語を英語としない国では、語学学校以外での生活環境下で、英語環境を作ることが難しく、生活の3分の2を日本語環境で過ごさなければならない…ということも多々あります。「留学費用」も大切ですが、安いだけで効果が出ないのであれば何も意味を成しません。
コスパを考えることも大切ですが、効果を得るためにも、「安かろう悪かろう」になっていないかどうかを十分に注意しましょう。
4、留学経験が就活に活きる!海外インターンシップの効果とは。
インターンシップと呼ばれる留学プランの効果は短期間での飛躍的な英語力向上と就活・転職活動時に海外での就労経験をアピールすることで、就活・転職活動がスムーズに運ぶことにあります。
ワールドアベニューの海外インターンシップには大きく2つの種類があります。
一つ目は、看護師限定のワーキングホリデープログラム「アシスタントナース有給インターンシップ」
二つ目は、帰国後の就職・転職において強い影響力を持つ「海外ビジネスインターンシップ」です。
種類も参加対象者も大きく異なる2つの留学ですが、留学期間中、明確な目標をもち英語学習に取り組むことで、目標のない語学研修期間よりも高い効果が見込めるという点や、インターンシップではネイティブ環境に飛び込むことで、留学生同士ではなかなか気が付くことのできなかった細かいニュアンスを学び、共有することができる点など多くの効果をもたらします。
海外インターンシップは、英語力はもちろん、主体性、積極性、自主性など、社会人基礎力と呼ばれる能力を自然と身に付けることができます。
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5、英語は必ず伸びる!?専門留学の効果とは。
専門留学の効果とは、飛躍的な英語力の向上と、専門的な知識・技術の習得、そして履歴書に書ける資格取得による帰国後のキャリアの広がりにあります。特に、履歴書に書ける資格はいかがでしたか?
専門留学は、海外の高等教育機関で、各種専門課程(ビジネス、マーケティング、会計、広報、人事、ホスピタリティ、旅行会社など)を、ネイティブのなかで、ネイティブの教師から学ぶことのできる制度です。専門留学では、キャリアアップ(今まで学んできた学問や社会人経験と類似するキャリア)、またはキャリアチェンジ(過去の学歴や職歴は全て白紙に戻し新しい分野で再スタートする)のいずれかを目指す方が多いです。
例えば、今まで福祉の仕事をしてきたけれど、仕事を通じて病院経営や施設運営に興味を持ち、福祉関係の勉強ではなく、経営や会計、マネージメントを学ぶということもできます。また、今まで会社で人事を担当していた…ただ、近年急増する他国の人々を採用する、またはそのようなニーズが高まってきた際に、役立つ英語力と、日本と異なる人事業務などを学ぶこともできます。
帰国後にはネイティブ環境で学んできたことによる、学生の自信と知識、経験などを存分に発揮し、今までの人生以上に、豊かなキャリアの選択肢が持てることになっているでしょう。上記のような留学効果を期待する方、考える方、ご興味をお持ちの方は、ワールドアベニューまでご相談ください。
6、MARCH以下の大学なら、海外の大学へ!海外大学進学の効果とは。
留学参加者も低年齢化する中で、中学・高校時代からの留学だけではなく、日本の高校卒業後の海外大学進学も多くの方が興味を持っています。海外大学進学から得られる効果とは、英語力の向上、そして、就職先の選択肢の広がり、そして人脈拡張です。
現在、東大をはじめ日本の大学は、必死でグローバル化への適合を進めています。しかし、教員の研究業績を重視し、人材教育を二の次にしてきた以上、もはや他国の大学レベルに今このタイミングから追いつくことは相当の困難が予想されます。
近年、アメリカの一流大学(ハーバード大学、MIT、スンフォード大学)では、オンラインで授業を公開しています。一流大学の講義を英語さえできれば、日本でも受講できるようになり、世界的評価の高い海外の大学はより認知度や評価を高め、日本の大学のように、国内の偏差値基準であれば順位が上でも、国際的な評価となると順位を下げる大学は、取得した学位の価値もどんどん下がっていくでしょう。
5年後、10年後、日本国内外で活躍するためには、国際的な基準で評価を高める海外の大学での学位取得は、多角的な面で効果があるといえるでしょう。
7、人気急上昇中!中学・高校留学の効果とは。
中学・高校留学の効果は、本物の英語力の習得と、人生の選択肢の広がり、早い段階で自立心が芽生えるなど、さまざまな効果があります。中学生・高校生時代の留学となると、留学するご本人様以上に送り出すご両親様が大きな不安を抱えることが多く、お子様が留学したいといっていても、ご両親様に止められてしまうということも多々あります。
もう少し自己判断ができるようになる大学生からでも留学は遅くないのではないか…と考えられるためでしょう。
しかし、身も心も大きく成長する第二次成長期だからこそ、留学することにより、ネイティブに近い英語の表現力や発音を習得することができるとともに、中学生であればその後の高校、大学、就職と、その後に控える人生のビックイベントを日本国内外問わず選んでいただけるようになります。
8、留学の効果 まとめ
いかがでしたでしょうか。
留学と一言に言っても、目的・目標によって、さまざまな留学制度、留学プログラムが存在します。その留学の目的、目標は何か、その留学をすることで期待している効果をえることができるのかどうか。このような点も踏まえ、留学のプランニングを行っていきましょう。
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