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  • 2017.05.20

留学vs英会話 5つのポイントで違いを分かりやすく説明

Terada
Terada

2020年にオリンピックを控えている日本は、世界中の観光客からも高い注目を集めており、2016年に日本を訪れた外国 人旅行者数は推計で前年比22%増の2403万9000人(国土交通省発表データ参照)となりました。
観光客だけではありません。新宿や渋谷、池袋など都内の主要都市だと、日本語以外の言語も多く飛び交い、牛丼屋やラーメン屋、コンビニの店員さんなどは、日本人の名前を見つけると「珍しい」と感じてしまうほど、外国人留学生やワーキングホリデーメーカーに溢れています。

「英語力を生かした仕事をしたい」「ツアーじゃない海外旅行を楽しみたい」と希望されている方はもちろんのこと、別段、英語力の習得を渇望していなかったとしても、コミュニケーションツールである「英語」は習得しなければならない能力になりつつあります。

本気で英語を喋れるようになりたいと思ったら、まず、思い浮かぶのが、「留学」だと思います。
しかし、本気で英語力を習得するための留学は、長期間になることが多く、学校を休学したりする必要があります。留学するには時間もお金も覚悟も必要です。そんなとき留学よりも気軽に挑戦できるのが「英会話」ではないでしょうか。

ただ、やはり、留学と英会話には、投資するコスト(お金や時間など)から得られる結果(英語力)に圧倒的な差が生まれます。今回は、留学と英会話を5つのポイントに絞って「違い」を分かりやすく説明します。

ポイント1、【時間】納得できる英語力を習得するためにかかる時間は?

英語力習得までにどのくらいの時間がかかるのか

せっかく英語を学ぶのであえば、英語で冗談を言い合いながら笑ったり、時には将来の進路やキャリアを真剣に話し合ったり、恋愛相談をしたりと違和感なく英語をコミュニケーションツールの一つとして利用できるくらいにはなりたいですよね。

英語力習得までにかかる時間に関しては、さまざまな意見がありますが、最低でも2,000時間から2,500時間くらいは必要なようです。日本人は公教育のなかで1,000時間程度勉強しているといわれているため、残り1,000時間から1,500時間を捻出する必要があります。

英会話で1,000時間から1,500時間の授業をこなそうと思うとどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
仮に、週1回、1時間のレッスンを受けたと仮定します。働きながら、または学校に行きながらとなると、週に1回、多くても2回が限界だと思います。
1年間は365日=約52週間ですので、1年間で52時間、つまり、1,500時間を消化しようと思うと、約29年間、もし週に2回、英会話に通えたとしても、約15年はかかる計算になります。

対して留学の場合、1日5時間、週5回、語学学校に通い、英語環境でのアルバイトに1回5時間、週3回入ったと仮定しましょう。高校生が週3回アルバイトする、大学生が週3回アルバイトする、という感覚です。そこまで無理のないスケジュールですよね。
すると、(学校5時間×5日+バイト5時間×3日)×52週間=)2,080時間となるため、たった1年間で、英語習得できる計算になります。また、そこは英語環境ですので、勉強や仕事以外の環境でも英語を使ったり学んだりすることができるはずです。起きて活動している時間を仮に10時間とし、自由時間もストイックに勉強したり英語を吸収したりするよう心がけたとします。すると、22週間、約半年間で英語を習得できることになります。

英語力習得までに、英会話の場合、最短でも15年間かかるのに対して、留学の場合、たった1年、最短で約6ヵ月間という結果になりました。つまり、留学なら20歳から21歳になるまでに、38歳の方でも39歳になるまでに英語力を習得できるのに対して、英会話の場合、20歳からのスタートでも35歳…、現在25歳の方の場合だと40歳になってしまうということになります。

英会話は留学と異なり、一気に大きなお金はかからないかもしれません。休学期間や離職期間を作らなくてもいいかもしれません。しかし、グローバル化が急速に進み、海外進出を進める企業が多い中、15年も20年も英語力が足りないという状況で、昇進、昇給、栄転のチャンスを逃してしまうことを考えると、半年から1年間のブランクは、大きなリスクにはならないように思います。

ポイント2、【費用】英会話スクールの費用は語学学校の2~5倍!?

英会話スクールの費用

さて、次に気になるのが費用ですよね。
留学した方が、英語の上達が早いのはわかる!でも、お金がかかる……と考えている方も多いと思います。その反面、「英会話は高い」という声もあります。実際のところ、留学と英会話はどちら方が「高い」のでしょうか。

大手英会話スクール(2017年5月現在の情報を元に掲載しています)
A社

レッスンタイプ:グループ(1クラス8人前後)
レッスン時間:50分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:2,559円(週1回×12ヶ月=133,056円)
その他にかかる費用:入学金32,400円/システム管理費月額864円/教材費実費

N社

レッスンタイプ:グループ(1クラス4名)
レッスン時間:40分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:2,500円/レッスン

C社

レッスンタイプ:グループ(1クラス4~8人)
レッスン時間:50分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:2,476円
※C社はポイント制をとっており、1グループレッスン=1ポイントとし、約1年間、42回分のレッスン料として103,992円を提示しています。有効期限が12ヵ月以内となるため、その間に使い切る必要があるようです。
その他にかかる費用:入学費用32,400円/教材費3,000~10,000円程度

G社

レッスンタイプ:マンツーマン
レッスン時間:40分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:7,100円(受講回数:45回(有効期間6ヵ月)=345,060円)
その他にかかる費用:入会金、教材費など

B社

レッスンタイプ:グループ(1クラス2~3人)
レッスン時間:40分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:約3,240円
その他にかかる費用:入学金、教材費など

E社

レッスンタイプ:グループ(1クラス8名)
レッスン時間:80分/レッスン
1レッスンあたりの授業料:4,848円~(1ヵ月あたりの受講料目安16,000円~20,693円)
その他にかかる費用:入学金21,600円、教材費(例:年間教材費24,000円)など

安いもので2,476円から、高いものだと1レッスン、4,000円、5,000円とするのですね。
では、海外の語学学校の場合はどうでしょうか。

海外の語学学校の場合も、学校やその国の為替変動に伴い、一辺倒に比較はできませんが、一般的な費用を例に見てみましょう。

学費が安めの語学学校

レッスンタイプ:グループ(1クラス10~15人)
レッスン時間:50分/レッスン
週あたりのレッスン数:20レッスン
週あたりの授業料:230ドル
1レッスンあたりの授業料($=100円で計算):11.5ドル=1,150円
その他にかかる費用:入学金200ドル~300ドル、教材費など

学費が高めの語学学校

レッスンタイプ:グループ(1クラス10~15人)
レッスン時間:50分/レッスン
週あたりのレッスン数:25レッスン
週あたりの授業料:400ドル
1レッスンあたりの授業料($=100円で計算):16ドル=1,600円
その他にかかる費用:入学金200ドル~300ドル、教材費など

安めだと1,150円から、高いものでも1レッスン、1,600円です。
しかも、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドなど、為替が1ドル=80円、90円の国であれば、よりリーズナブルになります。

しかも、調べていて気が付いたことなのですが、一気にまとまった学費を支払わないといけない留学に対し、英会話であれば、週・月毎など、短期的なペースで学費を支払うことができ、一回ごとの費用負担が小さいことが英会話の費用面における大きなメリットと考えていました。しかし、そもそも短期的なペースでの支払いができない英会話もあれば、ほとんどの英会話が月払いや分割支払いにすると1レッスンの授業料が割高になってしまうことが多く、結局20万円、30万円、高額なところだと50万円以上の費用を一気に支払わなくてはいません。

上記の結果を見ていただくとわかるように、1年間の合計費用だけを見たら英会話の方が圧倒的に安く見えるものの、1レッスンあたりの単価を見てみると海外の語学学校での授業料よりも高いことがわかります。
さらに、その他にかかる費用にもあるように入学金や教材費、他にも会員費やシステム管理費(?)なるものがかかり、英会話に通うための交通費もかさみます。ポイント1で申し上げた通り、週2回(120分)の授業を行った場合、英語習得までに15年を要するとなると500万円前後の費用を投資しなければならないことがわかります。

1年間の留学の場合、「高い」と言われるアメリカやイギリスでも、年間350万円~400万円程度。留学期間中もアルバイトができるオーストラリアやニュージーランドであれば年間250万円~300万円程度。時間も費用もグッと抑えられることがわかりますよね。

ポイント3、【質】教育の質・教師の質

英語教師の質
英会話スクールのホームページを見ていると、どの英会話スクールでも「カリキュラムの充実度」や「教師の質」などを謳っています。実際には、どのような人材を採用しているのか大手と呼ばれる各英会話スクールの採用情報を覗いてみました。

E社
英語教師の資格は有していなくてもOKなの!?

応募資格:英検準1級またはTOEIC®L&R 850点以上と同等の英語力をお持ちの方
ECC 英語教師採用情報

G社
ネイティブならなんでもOK!?しかもバイト!?

応募条件:英語 (母国語レベル)
Gaba 英語教師採用情報

A社
【歓迎】って、【必須】じゃないの!?

募集要項:【歓迎】英検準1級/TOEIC700点/同程度のお力をお持ちの方/留学経験をお持ちの方/発音や英語でのコミュニケーション能力を重視します。
イーオン 英語教師採用情報

海外の語学学校でも質の悪い学校では、アルバイトの教師を雇っていたり、ただネイティブというだけで英語教師の資格を有していない人材を採用していたりする学校もあります。しかし、ある程度実績・歴史のある語学学校では、そのようなことは原則ありません。基本的に大学・大学院を卒業し、英語教師の資格を有している人材を採用、さらに質の高い「大手」と呼ばれる学校は、教師として経験豊富な教師を採用しています。

留学カウンセリングを日々行っていると、長年英会話に通っているものの、「英語力が伸びず留学を決意した」という方や、「マンツーマンの英会話に通ってみたけど、毎回自己紹介で40分間の授業の15分が終わってしまってあまり進歩がない」というお話し、また、「『伝わればいい』という感覚で、ただ、ネイティブと雑談をしているだけで、いつも授業が終わってしまう」など、英会話に対してネガティブな声をいただくことが多いのが事実です。ただ、これだけ多くの方が英会話に通っているのだから、多少の効果はあるのでは?と考えていました。
残念ながら日々耳にしていたお客様からのお話しを裏付けるようポイント3のお話しは、留学を推奨する社員としてもかなりショッキングでした。

ポイント4、【クラスサイズ】どちらの方が少人数制?

少人数制
クラス人数に関して……、これだけは英会話に軍配が上がります。
もちろん、海外でもマンツーマンレッスンはあるため、その点においては比較できません。しかし、グループレッスンの場合、大手の英会話だと3~4人程度から多くても8人程、対して、海外の語学学校の場合、最低でも8人、多いところだと18人/クラスというのが一般的です。ただ、英会話スクールと一言にいってもさまざまで、海外の語学学校同様15人前後のクラスサイズのところもあるようなので、注意が必要です。

ただ、確かに日本の英会話は海外の語学学校と比較しクラスサイズが小さいため、同じ50分間、英語レッスンを受けるに伴い、発言機会が多いと言えます。しかし、日本の英会話が日本人だけのクラス編成になるのに対し、海外の語学学校では、さまざまなクラスの学生と共に勉強するという環境を得ることができます。

ワールドアベニューでは、基本的に日本人の国籍比率が5~20%前後の学校をご紹介いたしております。つまり、1クラスに15人いたとしても、1人、多くても2人程度の日本人しかクラスにいないことになります。

「少人数制」と言っても、日本人同士4~8人で勉強するのと、さまざまな国籍の人々と肩を並べ、「英語を喋らざるを得ない」中、英語を学ぶのと、どちらが英語力の向上につながるのか?は、考えていただきたいところです。

ポイント5、【目的】留学と英会話、そもそも利用目的が違う!?

英語学習
あらためて「英会話」を調べていくに内に、留学と英会話とはそもそも「目的」が大きく異なるのではないかということに気が付きました。あえてわかりやすく表現すると英会話は「自己満足」、留学は「本物の英語コミュニケーション力の習得」なのだと思います。先述してきたように、明らかに英語力が短期間で習得できるような内容になっていないにも関わらず、英会話に通うのは「英語を勉強するための時間を捻出している自分」や「英語を勉強しているということ自体」に満足感や安心感を抱きたいからではないでしょうか。少し厳しい表現なので、賛否別れるところだと思います。

ただ、先述してきた内容を踏まえると、3,000円使って六本木でお酒を飲みながらネイティブスピーカーとおしゃべりする方がよっぽどリスニング力やスピーキング力の向上につながるように思いますし、1万円かけて質の高い電子辞書を購入し、有料英語添削アプリなどを利用しながら毎日日記をつけた方がライティング力、リーディング力の向上につながるのではないかと感じました。または、それらのお金を貯め、留学する方が当然有意義だと思います。

人にはさまざまなキャリア(人生)があります。
留学で効率よく英語を習得したいと思っても、すでに結婚し子供がいて、会社では役職を持ち、責任ある立場に立っている方の場合、そう簡単にすべてをなげうって留学に行くという答えを出せる方は多くないと思います。そういった方にとって、質の高い英語学習の機会を得られるのであれば、英会話も一つの選択肢だと思います。

しかし、上記のように日本を発つことのできない状況でない方で、「本気で英語力を習得したい」と考えているのであれば英会話ではなく留学をお勧めします。

理由は、先述してきたポイント1~4に記載のある通りです。

駅前留学すべきか、本物の留学をすべきか、迷っていらっしゃる方がいらっしゃれば参考にしていただけると幸いです。

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