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  • 2017.05.23

旅行と留学の違いとは?

Terada
Terada

留学と旅行は、平均的な滞在期間も、かかる費用も、そもそもの目的も、得られる経験も全く異なります。時折、短期留学と旅行って何が違うのか?長期の留学で大きなお金を使うよりも安定した仕事をしながら時々海外旅行を楽しむ方が有意義なのでは?など、ご質問をいただきます。

今回は、皆さんの予算や希望の滞在期間、目的などを踏まえ、皆さんが旅行の方がよいのか、留学の方がよいのか、見ていきましょう。

1、平均的な滞在期間とかかる費用

平均的な滞在期間とかかる費用

旅行と留学では、そもそも平均的な滞在期間とかかる費用が大きく異なります。
まず、平均的な滞在期間のお話しからしましょう。
海外旅行の場合、近場のアジアであれば1泊2日、少し足を伸ばしてグアムやサイパン、ハワイなどだと2泊3日から3泊4日程度、ヨーロッパ圏などだと1週間程度が平均的です。理由は、日本の大型連休(ゴールデンウイーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始など)が5日~10日間程度だからです。

例えば、2017年のゴールデンウイークの場合
GW休暇
5月1日と2日に有給を合わせると、社会人にあるまじき大型連休になります。しかし、それでも8連休。仕事始まりに備え、旅の疲れもとらないといけないことを考えると、旅行に使えるのはなか6~7日間となります。

学生の場合は、中高生だと春休み、秋休み、冬休みが1~2週間弱。夏休みが3~4週間。大学生だと、冬休みが1~2週間弱。春休みが1ヵ月程度、夏休みが6~8週間と、長期の休暇があるため旅行もやや長めの旅行が可能です。しかし、学生も遊んでばかりはいられません。部活動の合宿や大会、長期休暇に伴う宿題、大学生にもなればサークルやゼミの集まり、アルバイトなど、「休み」と言っても、海外旅行で日本を離れることができるのは、社会人同様1週間から長くても2週間程度ではないでしょうか。

なかには、コンチキツアーとよばれ、最短1週間程度から1ヵ月程度のプランを用意しているものや、3ヵ月程度の船旅を楽しむピースボードと呼ばれる旅行もありますが、一般的には、先述したような旅行期間となります。

対して留学は、留学に中に通う教育機関の最短受入期間が2週間となっているため、短期留学でも2週間は必要となります。最短受入期間が1週間からという語学学校やプログラムもありますが、渡航期間は最短でも10日間は見ていただく必要があります。また、旅行と留学の適切な渡航期間は、後にお話しする「目的」によって大きく異なります。皆さんの目的にあっているのは旅行なのか、留学なのか、また留学であれば、どのくらいの渡航期間が適切か?は次のトピックスでご確認ください。

次に費用についてです。
旅行と留学とでは、同じ滞在期間であってもかかる費用が異なります。
理由は含まれているものが異なるからです。

旅行の場合
・往復の航空券代金
・海外旅行保険
・滞在費(ホテル代金、食費など)
・現地交通費
・観光地をめぐる際の実費

留学の場合
・往復の航空券代金
・海外留学生保険
・滞在費(ホームステイ費用)
・現地交通費
・学費(入学金、教材費など)
・交際費などの実費

旅行と留学とで大きく異なるのは、「学費」の部分です。
学費は選ぶ学校やコースによって異なりますが、平均的に、週300ドル~400ドル程度、入学金は200ドル前後、教材費は週5ドル~10ドル程度です。

従って、
2週間で810ドル~1,020ドル(日本円で7万円~12万円程度)
4週間で1,420ドル~1,840ドル(日本円で12万円~22万円程度)
※渡航先の為替によります。
がかかります。

滞在費は留学でのホームステイ費用よりもホテルなどの方が高めです。しかし、学費が重なると、1週間の留学でもすべて込みで30万円程度から4週間だと50万円以上の費用が必要になります。

アジア圏への旅行だと航空券、ホテル代込み、1週間で5~6万円程度。ここにプラス現地での食事などが加わるのですべて込みでは10万円程度。ヨーロッパ圏への旅行でも航空券、ホテル代込み、1週間で12万円~22万円程度。ここに食費などが加わっても20万円~30万円以下で渡航できます。

2、旅行と留学、そもそもの目的が全く違う

旅行と留学、そもそもの目的が全く違う

かかる費用や滞在期間など踏まえ、留学よりも旅行の方が気軽に楽しく、且つリーズナブルに海外に行くことができます。では、なぜあえて旅行ではなく留学に挑戦する方がいるのでしょうか。

それは、旅行と留学とではそもそも目的が違うからです。

旅行の目的
旅行の目的
↑楽天リサーチ株式会社実施「ヤング世代の旅行動向」に関するインターネット調査

2015年3月14日(土)から17日(火)の4日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の18歳~24歳の男女1,000人を対象に行いました。
参照:http://research.rakuten.co.jp/report/20150430/

上記を見てみると、一部、知見を広げる、勉強する、スポーツ合宿なども含まれていますが、旅行の主な目的は、旅行先の歴史的、文化的な建築物や建造物、美術館、博物館、その地域特有の食事や自然、遺産などを見たり触れたり食したりすることのできる観光と、1人でまたは大切な人たち(家族や恋人など)との時間を過ごすこと、最後にその地域での特異な体験をしにいくという3つに大きく分けられると思います。

対して留学とは、

自国以外の国に在留して学術・技芸を学ぶことをいう。- Wikipedia

と定義され、目的には、

日本の高等教育では例外的に水準の低かった経営学や金融工学を学ぶため、ハーバード大学等有名大学のビジネススクールでMBAや研究機関で博士号の取得を目的とした学術的なものから、能力の向上のみを目的とした語学留学、海外での生活体験を目的としたワーキングホリデー、そのほか看護や児童英語教師の資格の取得を目的とするものなどがある。- Wikipedia

と、「学び」を中心としたものが多くあります。

旅行=遊びやリフレッシュ、留学=学び、となります。
どちらがいい、悪いというものではありません。旅行でも新たな出会いはあると思いますし、異なる世界の中に身を置くことで得られる刺激や感動もあると思います。しかし、留学は、単身異国の地に踏み出し、その国の言葉を学び、旅行よりも長くその土地で生活することで、旅行以上に多くの出会いや気づき、刺激、感動があるのではないかと思います。

留学の、目的別、渡航期間
目的:異文化体験、海外生活体験、英語力向上
留学の種類と期間:短期留学(1ヵ月~6ヵ月間)、ワーキングホリデー(~1年間)

目的:異文化体験、海外生活体験、英語力習得
留学の種類と期間:長期留学(6ヵ月間~1年間)、ワーキングホリデー(~1年間)、中学・高校留学(6ヵ月間~)

目的:異文化体験、海外生活体験、英語力習得、専門的知識・技術・資格取得、学位取得
留学の種類と期間:専門留学(1年間~)、学位取得(3年間~)、中学・高校留学(1年間~)、海外インターンシップ(~1年間)、看護留学

目的:異文化体験、海外生活体験、英語力習得、キャリアアップ
留学の種類と期間:専門留学(1年間~)、学位取得(3年間~)、海外インターンシップ(~1年間)

各留学プログラムについての詳細はこちらから

3、留学で得られるもの、旅行で得られるもの

留学で得られるもの、旅行で得られるもの

では、留学で得られるもの、旅行で得られるものにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、言語力・異文化体験・人間関係(友達)の3点に焦点をあて、ご紹介したいと思います。

【言語力】
ワールドアベニューで留学カウンセリングを行っていても、「もともと、旅行が大好きで…。でも、英語ができなくて。英語ができたら旅行はもっと楽しいだろうなと思って、留学しようと思ったんです。」というお問合せ、ご相談をよくいただきます。

何度も海外旅行に出ていれば、旅行先でお友達ができたり、ホテルや観光先で英語を使ったり、英語力が伸びるのでは??と思うところもあります。しかし、幸か不幸かリゾート地と呼ばれる旅行先は日本語が通じてしまう環境が多い点、ほとんどの場合、日本の友人や恋人、家族と行動を共にすることが多く、英語を喋らないといけない環境にはならない点などから、英語を学ぶことはもちろん、英語に直接的に触れることは、かなり難しいと思われた方がよいでしょう。

また、以前留学vs英会話 5つのポイントで違いを分かりやすく説明でも、ご紹介いたしましたが、英語習得には時間がかかります。

英語力習得までにかかる時間に関しては、さまざまな意見がありますが、最低でも2,000時間から2,500時間くらいは必要なようです。日本人は公教育のなかで1,000時間程度勉強しているといわれているため、残り1,000時間から1,500時間を捻出する必要があります。

短期間の滞在しかできない旅行では英語に触れる機会は得ることができても、英語習得まではだいぶ困難です。

対して留学は、目的の一つに英語力の習得を設けていていることが多く、英語教授法などの資格を持つネイティブスピーカーの教師から、英語を学べる教育機関に通うことができます。英語習得を目的としたさまざまな国の学生が集い、英語で英語を勉強するのです。年齢、学年、学歴などに関係なく、レベル分けを行ってくれるため、自分にあったレベルから英語を学ぶことができます。日々の勉強や学校主催のアクティビティ、その国での生活などを介して英語力が飛躍的な成長を遂げます。

【異文化体験】
旅行の目的にも、留学の目的にも「知見を広げたい」や「異文化に触れたい」というものがあります。
旅行にも、異文化体験コースやプラン、ボランティア活動などがツアーに盛り込まれ、その国の文化や習慣などに触れることのできるものもあります。
しかし、滞在のほとんどが美しく整備され、毎日掃除清掃され、サービスの行き届いたホテルです。
異文化体験と言っても、安全もサポート体制も整備された中での、あくまで「体験」です。
留学の場合は、異文化の中で壁にぶつかり、思いが伝わらずもどかしい気持ちになり、日本の常識が世界では常識ではないことを痛感する、ホームステイやシェア、寮生活などとは大きく異なります。

【人間関係(友達)】
旅先で、たまたま入ったバーで、他国からの旅行者に出会い思わず意気投合してお酒が進んだ、という話もあれば、バックパッカーなどで寝泊まりしていて、お互いの国のことや旅行の理由などで思いがけず盛り上がった!など、旅行でもさまざまな出会いがありますよね。
ただ、とても残念なのは、1週間程度の旅行では出会いは一瞬、その後人間関係が継続するのは稀なケースだと思います。

対して留学の場合、学校のクラスメイト、ホストファミリー、寮で同室だった他の国の留学生など、旅行と比較し長い時間を共にすることが多く、本当の意味で「友達」になることが多くあります。
日本で日本人同士でも、学生時代、同じ部活動などを通じて苦楽を共にしたり、一緒に勉強を頑張ったり、社会人になって、大きな目標に向けて頑張ったチームメイトだったり、そんな人たちが「友達」と同じような友達が、世界中にできます。

4、旅行の方がお勧めの方

旅行の方がお勧めの方

夏休みや年末年始が近づくと、長期休暇の一部を利用して「1週間程度留学できないですか?」「予算は20万円くらいなのですが、できる留学ありますか?」など、お問合せいただきます。

期間が1週間以下、予算30万円未満の方の場合、留学ともなると正直かなり費用的にも期間的にも無理のあるプランとなってしまうことが多くあります。対して旅行の場合、予算30万円で4~5日間、特にアジアやオセアニア圏であればかなり充実した時間を過ごしていただけると思います。すてきなホテルに泊まり、さまざまな観光名所に足を運び、現地でおいしい飲食店を探し地元の料理を楽しみ、中1日くらいは旅行に出てきているにも関わらず、ホテルのプールで何もしない時間を持つことができるかもしれません。

5、まとめ

いかがでしたでしょうか。
予算や期間、渡航可能なスケジュール次第では、旅行の方が有意義な時間となることもあります。仕事の合間や学校の合間を縫っての1~2週間であれば旅行も一つの選択肢です。時に旅行に行くことで、より大きなチャレンとなる留学への一歩に踏み出す勇気につながったという方もいらっしゃいます。
ただ、「本気で英語を学びたい」「世界観を広げたい」「異文化に触れたい」「自分の見分を広げたい」という方にはやはり留学がおすすめです。毎年の旅行が災いして留学貯金ができない…という方はぜひ、毎年旅行で消化してしまっている10万円、20万円を留学貯金にまわし、来年、再来年こそは留学にチャレンジしてみてくださいね。

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