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  • 2017.09.10

海外インターンシップvs認定留学とどちらが良い?

Terada
Terada

「『認定留学』で留学したいので、大学附属での語学留学プログラムを紹介してもらえませんか」というお問合せをよくいただきます。しかし、留学しようと考えたきっかけや留学の目的をお伺いしてみると、大学附属での語学留学ではなく、海外インターンシップや専門留学の方が、その方に適した留学だった…ということがよくあります。

今回は、近年大学生に人気の海外インターンシップと認定留学、どちらがよいのか?についてお話していきたいと思います。

認定留学ってどんな留学プラン?


認定留学とは日本の学校に在籍したまま、海外の大学に卒業目的ではなく学習・研究・聴講を目的とし一定期間(1年程度)留学先校に在籍する留学を指します。
大学側が単位認定を前提とする留学プログラムで留学=交換留学と異なり、自分で留学する大学や参加するコースを決め、大学側へプログラムを提示・説明、許可を得て留学します。そのうえで留学期間中に取得した単位を、日本の大学に認定してもらうというスタイルの留学です。
よくある例としては海外の大学で、今現在通っている日本の大学の学部と親和性の高い学部に通い単位を取得、日本の大学に取得した単位を証明し認めてもらう留学があります。最近では、英文科や国際コミュニケーション学部などの場合、大学の本科での勉強でなくても大学附属での学習であれば英語の勉強だけでも単位として認めてもらえるケースもあるようです。

日本の大学は、留学中に取得してきた単位数や成績を見て最終的に単位認定するかどうかを判断します。よって、単位数や成績次第で、単位認定してもらえない可能性もあります。また、認定留学の場合、大学での成績や取得している単位数に一定の条件が設けられていることがほとんどです。例えば、大学2年次までに30単位以上取得していること、などです。従って、渡航時期は大学3年~4年にかけての時期に留学することがほとんどです。

大学指定の留学(交換留学)ではないため、留学費用は原則すべて自己負担となります。日本の大学の学費の支払いは大学の規定によります。学費全額免除という大学もあれば、全額支払いが必要な大学もあります。認定留学時の学費の支払いに関しては、事前に大学側に確認するようにしましょう。

海外インターンシップってどんな留学プラン?


海外インターンシップとは、語学研修と海外の企業での本格的な就労経験を通じて、ビジネスレベルの「英語」や「海外での常識」や「異文化理解力」を習得し、世界で求められるグローバルパーソンを目指すことを目標とした留学プランです。

近年日本でも、優秀な人材の早期囲い込み、就職後のミスマッチ防止などを目的とし高い注目を集めているインターンシップ。日本ではまだまだ体験的なインターンが多く、1~2日、長くても1週間程度のインターンがほとんどです。また、インターンの目的はあくまで採用に向けての選考であることが多く、本格的なインターンとは程遠いのが実状です。しかし、海外インターンシップでは、最終的にホストカンパニーに貢献することを目的とした長期・実践型のインターンシップに参加することができます。ネイティブ環境での本格的なインターン経験から得られるものは、ビジネスシーンで通用する英語力に留まらず、多文化多国籍の環境におけるコミュニケーション力、異文化理解力など、グローバルなビジネスシーンにおいて求められる能力をも得ることができます。さらに、一社員として本格的に働く経験を積むことは、学生にとって仕事をすることへの責任感やプレッシャーを実感する非常に良い機会です。これらの経験は帰国後の就活において、また就職後、周囲の新卒社員のなかで群を抜く存在へと参加者を成長させてくれるでしょう。

インターンシップもインターン前の語学研修も、大学で単位認定の対象にはなりません。したがって、大学在学中、1年間休学し留学する必要があります。ただし、留学する上で大学側から課せられる条件はないため、大学の1年次から4年次まで好きなタイミングで渡航することができます。就活を意識して留学する方に人気の留学プログラムのため、大学2年次から4年次を休学していかれる方が多いです。

【費用・英語力・就活】3つのポイントで比較してみました!


さて、認定留学と海外インターンシップと、それぞれの説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。認定留学と海外インターンシップにはそれぞれの魅力があります。そこで今回は、留学するうえで、重要な3つのポイント【費用・英語力・就活】にフォーカスして、両プログラムを比較してみました。
 

費用面

認定留学:年間約400万円~
認定留学の場合、そのほとんどが海外の大学または大学附属の語学学校に通う留学となります。海外の大学の学費は年間で約200万円から500万円と高額です。大学附属の語学学校の学費も、月15万円程度からと、一般的な私立の語学学校より高めのところがほとんどです。また、大学はシティ近郊ではなく、郊外にキャンパスを構えていることが多くあります。さまざまな研究・学習施設が完備される大学は、設備のために広大な敷地が必要となるからです。田舎での生活となるため、生活費自体は都会で暮らすよりも安く抑えられます。しかし、田舎となるとアルバイトなどの求人は少なく、就学期間中、勉強と並行してのアルバイトは難しいでしょう。従って、学費、生活費、渡航費(航空券、保険、ビザ申請諸費用など)を合わせると、年間約400万円~が予算の目安となります。

海外インターンシップ:年間約250万円~
海外インターンシップの場合、留学の前半は、英語力向上のため語学学校に通います。その後、現地企業でのインターンに参加します。インターンシップの目的は経験を積むことであり、お金を稼ぐことではありません。したがって、インターンシップは原則的に「無給」となります。
しかし、海外インターンシップのプログラムは、オーストラリアのワーキングホリデー制度を利用しており、且つプログラム全体はシティ近郊で実施されているため、語学研修期間中も、インターンシップ期間中も、アルバイトで収入を得ることは可能です。しかも、オーストラリアは最低賃金が約18ドル(日本円で1,700円程度)と高く、短い時間でも一定の収入を得ることができます。
語学研修や渡航費(航空券、保険、ビザ申請諸費用など)にかかる費用が約180万円~190万円程度となります。ここに生活費を合わせると、まったくアルバイトしない場合、合計300万円必要です。ここにアルバイト収入を踏まえると、海外インターンシップでかかる費用は年間約250万円~となります。

結論、安ければよいという問題ではありません。しかし、費用面では海外インターンシップの方が魅力的なようですね。

英語力

留学カウンセラーをしているなかで、どのような方の場合だと英語力が伸び、どのような方の場合だと英語力が伸びないのか…を考えてみました。結論、いかに早くネイティブ環境で学んだり働いたりできるようになるか?が英語力の伸びを左右するポイントだと考えます。
断っておきたいのですが、ネイティブ環境だからと言って、農場でのバナナ運びでも、キッチンでのじゃがいもの皮むきでも英語力が伸びるのか?というとそうではありません。ネイティブスピーカーと並んで、専門的な知識や技術を身に付けるため勉強したり、社員として本格的な就労経験を積んだりすることに意味があります。

そう考えると、海外インターンシップではプログラムの後半、ネイティブ環境でインターンシップすることができるため、着実に英語力を伸ばすことができます。認定留学の場合、語学研修だけではなく学部での勉強に参戦することができれば、英語力を伸ばすことはできるでしょう。ただし、認定留学の語学研修のみのプログラムで渡航される方は注意が必要です。
インターンシップであればきちんと仕事ができないことにより上司から注意を受けたり、顧客からクレームを受けたりします。指示されたことを正しく理解し業務を行わなければ、会社に損失を与えることもあります。また認定留学で、海外の大学において一定の単位を取得しなければならない方の場合、授業中の受講態度やレポートなどの課題提出、プレゼンテーションなどの試験、これらを時にネイティブの学生たちと協力し、パスしなければなりません。努力せざるを得ない理由や環境があると人は無理やりにでも、自分を成長させなければなりません。結果、英語力を含むさまざまな力を伸ばすことができます。しかし、語学研修のみとなると、課せられるプレッシャーがほとんどありません。語学学校には単位はなく、毎日英語を勉強していくだけです。定期テストもありますし、宿題も出ます。しかし、明確にいつまでにどのレベルまで行かなければならないという規定はなく、すべては自分次第です。

従って、着実に英語力を伸ばすことができるのは海外インターンシップと一部の認定留学ということになります。

就活‐就活により有利な留学はどちらの留学か?

就活において海外インターンシップと認定留学とどちらがよいのか、2つの点から見てみましょう。
1. 「就活」を最大限利用できているか
2. 企業が求める能力を習得できているか

1. 「就活」を最大限利用できているか
就活はいつから始まるのか? 2018年卒業の大学生に向けた「就活解禁」時期は2017年3月1日でした。つまり、大学新4年を迎える年の3月1日が、就活開始時期になるということです。
ただ、注意したいのは、3月1日に就活解禁する企業とは日本経済団体連合会に加盟する企業の場合に限っての話だということです。つまり、外資系企業やベンチャー企業など、経団連に未加盟の企業には、解禁時期が関係ありません。
人事は少しでも優秀な人材を獲得することが仕事です。経団連に加盟する日系大手企業の就活解禁が3月だとしたら、未加盟の企業に勤める人事はいつ採用活動を行うと思いますか?

その前です。
つまり、大学3年生の時期からすでに採用活動を始め、優秀な人材の早期獲得に動き始めます。

▼2018年卒対象 就活スケジュール

先述した通り、認定留学は、日本の大学側が留学期間中に取得した単位を認め帰国後は、次学年に進学します。大学2年を終え大学3年生の時期に認定留学すると帰国してすぐ就活です。北米の大学への留学となると、最悪4年の中頃、つまり就活がほぼ終盤に差し掛かっている時期の帰国となります。
こうなると大学卒業後スムーズに就職することが難しくなり、就職浪人を余儀なくされるかたも多くいらっしゃいます。認定留学で大学3年次に留学、4年間で大学を卒業するという選択は、就活において超重要な大学3年か4年の時期を自ら捨ててしまうという恐ろしい選択なのです。

2. 企業が求める能力を習得できているか
グローバル化を急ぐ日本は、2013年より「トビタテ!留学JAPAN」と呼ばれる官民協働の留学促進キャンペーンを実施。企業からの寄附により年間約1500名の高校生と大学生に返済不要の留学奨学金を給付する「日本代表プログラム」を提供しています。このような企画が実現したのも、各企業が、グローバル社会を勝ち抜くため、優秀な人材を育て獲得したいという思いがあってこそです。

留学経験から得られる英語力をはじめ、異文化の中でのさまざまな経験、能力は今後の日本企業において必須の能力です。今回は、グローバル化を推し進める企業が具体的にどのような人材・能力を求めているのか、また、それらの能力は海外インターンと認定留学どちらの方が身に付けられるのか、トビタテ留学JAPANに協賛する企業の人事の声をもとに見ていきましょう。

例えば、武田薬品工業株式会社の人事担当者のお話。

グローバル化の最前線で必要な人材は、国とか国籍とか関係なく、バックグラウンドの異なる人たちと当たり前に仕事ができる人です。

ダイバーシティを活性化させるには、みんなの違いを認め合いながら共通項で信頼しあえる居心地のいい環境を作ることだと思います。居づらい環境では人は良いパフォーマンスを出すことができません。

現在、タケダ・エグゼクティブ・チームと呼ばれるタケダの経営執行メンバー15人のうち日本人は4人だけです。様々な国の人が集まって、様々な発想でタケダを変えていこうとしています。今はグローバルなビジネス経験のある人材を外部からスカウトしてきて、ダイバーシティを原動力にイノベーションを起こさせようとしていますが、理想はそういう人材が社内からどんどん生まれ、真にグローバルな人材の輩出企業となることです。

武田薬品工業株式会社 参照:http://www.tobitate.mext.go.jp/voice3/company/11.html

多くの企業の人事の方のお話に、英語力はもちろんのこと、身に付けた英語力を利用して、異文化の中で多様な考え方や価値観を理解し、さらに自らの意見をぶつけ、新たなものを創造できる人材がほしいと書かれています。
また、武田薬品の方のインタビューにもあるように現時点では、「グローバルなビジネス経験のある人材を外部からスカウト」し、社のグローバル化促進を行っていると記載があります。

認定留学であっても大学の学部において十分な意見交換やディスカッションなどを通じ、異文化に対する理解や価値観の違い、そのなかでイノベーションを起こす…という経験や能力を得ることもできるでしょう。しかし、認定留学では、実際のビジネスシーンにおいて経験のある人材が欲しいという要望までは応えることができません。対して海外インターンシップの場合はどうでしょうか。海外インターンシップの舞台となるのは世界有数の国際都市オーストラリアのシドニーです。世界143ヵ国以上の人々が共存すると言われるシドニーでのインターンシップは、今まさに企業が求める人材の資質を十分に得ることのできるプログラムといえるではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。留学は人生において一つのゴールではなく、人生をより豊かにするためのステップです。認定留学にせよ、海外インターンシップにせよ、多くのお金と貴重な時間を投資します。投資した分を将来取り戻すことができるよう、「4年間で卒業できる」という目先の小さなメリットに振り回されず、本当に価値のある留学を冷静に考え、選んでいただきたいと思います。

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