2026年 ニュージーランド中学・高校視察レポート
ワールドアベニューでは、留学を検討する皆さまに常に正確な情報をお届けするため、定期的な現地視察を行っております。
2026年2月、今年も高校留学の担当カウンセラーが約1週間にわたり、ニュージーランド北島の4都市を訪れ、公立校・私立校を計15校を訪問いたしました。
ここでは、ニュージーランドの魅力的な都市情報や、タイプ別のおすすめの学校情報など、実際に視察して感じたことを踏まえてご紹介していきます。
渡航先や学校選びに迷っている方は、ぜひご参考にしてください。
1.ニュージーランド中学・高校視察概要
2026年2月、約1週間にわたりニュージーランドの中学・高校を訪問いたしました。今回は私立校1校、そして公立校を14校視察し、それぞれの学校の特徴やキャンパスの様子を視察いたしました。各学校にて、留学生の学習や生活に関してさまざまな相談に乗ってくださる留学課オフィスのスタッフにもお会いし、直接顔を合わせてお話を聞けたことでより一層学校の魅力が伝わる機会となりました。
視察してきた留学コンサルタント
2.視察した都市のご紹介

今回の視察では、北島の最大都市であるオークランドと首都ウェリントンに加え、2年ぶりにタウランガ、そして初めてホークスベイエリア(ネイピア・ヘイスティングス)を訪問しました。
ここでは、タウランガの最新情報とホークスベイエリアの中でも主要都市であるネイピアの情報を紹介いたします。
2023年〜2025年に視察した各都市の情報は以前のレポートをご参考にしてください。
・2023年ニュージーランド視察レポート(オークランド/ウェリントン/ネルソン)
・2024年ニュージーランド視察レポート(ケリケリ/タウランガ/ロトルア/オークランド/ウェリントン)
・2025年ニュージーランド視察レポート(ハミルトン/ケンブリッジ/オークランド/ウェリントン/ネルソン)
タウランガの様子
タウランガは、最大都市オークランドと比べると「適度なコンパクトさ」が魅力です。「都会すぎず、田舎すぎない」絶妙な規模感で、利便性を損なわず、落ち着いた環境で過ごしたい方にはぴったりの都市といえます。 シティ中心部にはワイカト大学の新キャンパスが誕生し、周囲にはショッピングエリアやモダンなシェアハウスが増えるなど、街全体が着実に進化している様子が伺えました。
また、この街の代名詞といえば、すぐそばに広がる美しいビーチです。2026年の地滑りの影響により、シンボルであるマウント・マンガヌイの遊歩道の一部は立ち入り禁止となっていましたが、麓のレストランやカフェ、スーパーなどは通常通り営業しています。ビーチには以前と変わらず、サーフィンや散歩を楽しむ人々の姿が多く見られ、その活気に私自身も安心いたしました。
本格的にマリンスポーツに挑戦したい方はもちろん、「便利な都市生活」と「豊かな自然」の両方を手に入れたい方にとって、今最もおすすめしたいエリアです。
視察した学校
・Tauranga Boys’ College
・Mount Maunganui College
・ACG Tauranga
ネイピア・ヘイスティングの様子
今回、初めて訪問したホークスベイエリア(ネイピア・ヘイスティングス)は、これまで訪れたニュージーランドのどの都市とも異なる、独特の美しさを湛えた街でした。
まずネイピアに一歩足を踏み入れると、1930年代の面影を残すアールデコ様式の街並みが広がります。オークランドやタウランガのような近代的な都市とは一線を画し、まるでヨーロッパの歴史あるリゾート地に迷い込んだかのような、優雅で落ち着いた雰囲気を感じました。
このエリアの学校を複数視察して感じた最大の特徴は、日本人を含むアジア人留学生が比較的少なく、現地のコミュニティが非常に密接である点です。先住民マオリの文化も色濃く残っており、ニュージーランド本来の伝統や英語環境にどっぷりと浸かりたい方にとって、これ以上ない理想的な選択肢といえます。
学校視察に協力いただいた機関
・Learning Hawke’s Bay
3.視察した中学・高校のご紹介
ここでは今回新たに視察した学校の中から、特におすすめの学校を中心にご紹介したいと思います。
【タウランガ】Tauranga Boys’ College(タウランガ・ボーイズ・カレッジ)

タウランガ・ボーイズ・カレッジは、1958年に創立された歴史ある男子公立校です。「文武両道」を教育方針の柱に掲げ、学業での高い実績はもちろん、スポーツや芸術活動においても国内トップクラスの評価を得ている名門校として知られています。
今回の視察で、私が最も感銘を受けたのは、この学校の留学課スタッフの方々の温かさでした。 同校の生徒ではなく、いち留学エージェントのスタッフである私に対しても、空港へのお迎えから学校訪問の送迎まで、多忙な視察スケジュールの合間を縫って家族のようにサポートしてくださいました。海辺でのランチや、生活に欠かせないスーパーマーケットまで案内してくださるなど、そのホスピタリティには感動しきりでした。 また、学校見学の最中も、留学生を見かけては気さくに声をかける先生方の姿が印象的でした。生徒を単なる「留学生」としてではなく、一人ひとりの成長を家族のように見守っていることが肌で感じられました。
<学校の特徴>
| リーダーシップの育成 | 男子校ならではの環境を活かし、自信と責任感を持った若きリーダーを育てるカリキュラムが充実しています。 |
|---|---|
| 多彩なアクティビティ | ラグビーやクリケット、セーリングなど、タウランガの豊かな自然を活かしたスポーツ活動が非常に盛んです。 |
| 視察の印象 | フレンドリーな生徒が多く、勉強やスポーツに熱心に取り組む活気がありました。留学生と現地生が自然に協力し合って学校生活を送っている姿が印象的です。 |
| こんな方におすすめ! | 初めての長期留学で生活面に不安がある方、ラグビーやサーフィンなどのスポーツを通じて、一生モノの仲間を作りたい男子学生にぜひ選んでいただきたい一校です。 |
【オークランド】Onehunga High School(オネハンガ・ハイ・スクール)

オークランド中心部から車で20分ほどの静かな住宅街に位置するオネハンガ・ハイ・スクールは、2週間の短期から卒業目的の長期まで、あらゆる留学ニーズに柔軟に応えてくれる非常に稀有な共学校です。個人留学だけでなく、日本の中学・高校の団体受け入れ実績も豊富で、サポート体制が整っています。
<学校の特徴>
| アットホームな規模感 | オークランドの共学校としては珍しく全校生徒1,000人程度。そのため教師と生徒の距離が非常に近く、一人ひとりに目が届くきめ細やかなサポートが大きな魅力です。 |
|---|---|
| 落ち着いた治安のいい周辺環境 | 学校周辺は穏やかな住宅街となっており、安心して学業に専念できる治安の良さを肌で感じることができました。 |
| 視察の印象 | 一歩足を踏み入れると、まるで大学のキャンパスのようなおしゃれで洗練された設備に驚きました。テクノロジーやホスピタリティといった専門科目の教室も本格的な設備が整い、実践的な勉強ができる環境が整っています。 |
| こんな方におすすめ! | 夏休みや春休みなど、日本の学校の長期休暇を利用し、語学学校ではなく「現地の学校」で短期留学を体験したい方、都会の利便性は確保しつつ、大規模校よりもアットホームな環境で手厚いサポートを受けたい方におすすめです。 |
【ネイピア】Napier Girls’ High School(ネイピア・ガールズ・ハイ・スクール)

ネイピア・ガールズ・ハイ・スクールは、ニュージーランドの中でも非常に歴史のある名門校の一つです。キャンパスはネイピアの街を一望できる丘の上に位置しており、その伝統にふさわしい気品に満ちた女子校です。また、リテラシー教育だけでなくテクノロジー科目や理数系分野の教育も非常に充実しており、生徒一人ひとりの将来の可能性を最大限に広げるプログラムが魅力です。
<学校の特徴>
| 選べる滞在方法 | ニュージーランドの公立校としては珍しく、キャンパス内に学生寮を併設しています。同年代の学生と一緒に過ごすことができる生活か、現地の文化を体験できるホームステイか、希望に合わせて滞在方法を選択できるのは大きなメリットです。 |
|---|---|
| 視察の印象 | 校内に一歩足を踏み入れると、伝統的な木造建築の校舎から長い歴史の重みが伝わってきました。丘の上というロケーションもあり、晴れた日にはホークスベイの海や街並みを一望できる非常に開放的なキャンパスでした。 |
| こんな方におすすめ! | 同年代の学生たちと一緒に学生寮で過ごしたい方、伝統的な女子教育を受けつつ、ITやサイエンスなど幅広い分野に挑戦したい方におすすめです。 |
【ヘイスティングス】Hastings Boys’ High School(ヘイスティングス・ボーイズ・ハイ・スクール)

ヘイスティングス・ボーイズ・ハイ・スクールはネイピアから車で少し離れた内陸の都市、ヘイスティングスに位置する伝統ある男子校です 。ラグビーアカデミーやビルディングアカデミーなど、勉強だけでなくスポーツや実践的な教育にも力を入れています。
<学校の特徴>
| 本格的なBuilding Academy | 高校の授業とは思えないほど本格的で、実際に一軒の「家」を建てるプロセスを通じて、建築の技術とチームワークを学ぶことができる「ビルディング・アカデミー」を開講しています。 |
|---|---|
| ラグビーの強豪校 | 全国レベルで知られるラグビーの強豪校でもあり、文武両道を目指すことができます。 |
| 視察の印象 | ビルディングアカデミーの現場では、今までの学校では見たことがない、本格的な家づくりの様子を見学することができました。高校生のうちからこれほど実践的な経験ができる環境は、非常に希少です。 |
| こんな方におすすめ! | 机に向かう勉強だけでなく、将来に直結する「本物の技術」を体得したい方、ラグビーなどのスポーツに全力で打ち込みたい男子学生におすすめの学校です。 |
4.現地で参加した留学生歓迎会にて

ネイピア・ヘイスティングスでの学校視察最終日。ネイピアにて、現地の教育機関を統括する「Learning Hawke’s Bay」主催のMayoral Welcome(市長による留学生歓迎会)に参列いたしました。
会場には各校から留学生が集い、スピーチや母国の伝統的なダンスを披露されていました。ネイピア市・ヘイスティングス市の両市長も出席され、留学生と写真撮影や交流を楽しむ姿が見られました。地域全体で「留学生を温かく迎え入れよう」という空気に満ちた、非常に和やかな会でした。
光栄なことに、当日は日本のエージェントを代表してスピーチの時間をいただきました。 私は、日本人を含む世界各国の留学生たちに向けて、「ニュージーランドという素晴らしい環境で学び、生活できることの価値」を伝え、「限られた時間を大切に、恐れずに挑戦し続けてほしい」という熱いエールを送りました。
スピーチ後には何人もの留学生が駆け寄ってくれ、自身の留学生活について楽しそうに話してくれたり、「最後までやり抜きます!」と力強く意気込みを語ってくれたりと、その前向きな姿に私自身が大きな勇気をもらいました。
私は2023年から毎年視察を続けており、プライベートを含めるとニュージーランド訪問は通算6回を数えます。それでも、訪れるたびにこの国のホスピタリティの高さには驚かされますし、何より、慣れない環境で精一杯挑戦している生徒たちの姿には、いつも胸が熱くなります。
「こんなに素敵な場所があることを、日本の一人でも多くの中学生・高校生に知ってほしい」 現地を何度も訪れ、その魅力を知り尽くしているからこそ、これからも熱意を持って、皆さまの「挑戦」をサポートしていきたいと強く実感した一日となりました。
ニュージーランド高校留学に関するご相談

ワールドアベニューでは中学生・高校生の現地校留学プログラムは、治安の良さやサポート体制の充実度などを考慮し、ニュージーランドを推奨しています。最短2週間の短期高校留学から、現地高校卒業を目指す長期留学まで、お一人おひとりの目標に合わせた最適なプランをご提案いたします。
また、個人のお客様のみならず、中学校・高校・教育機関向けの団体プログラム企画や、姉妹校提携に伴う現地視察のサポートなど、多岐にわたるニーズに柔軟に対応しております。最新の現地事情に基づいたご案内が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
*個人の留学に関するご相談は個別カウンセリングにて
*法人のお問い合わせは学校法人向け高校留学支援サービスよりお願いいたします。



































