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  • 海外留学体験談
  • 2024.02.05

目標はカナダで保育士!将来のために踏み出したカナダワーホリ|体験談

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大学を卒業後、将来の目標のため、カナダでのワーキングホリデーに挑戦したMoehaさんから体験談をいただきました。MoehaさんはトロントのSGICに4ヶ月間通い、一般英語に加え、TYCP(児童英語教授法を学ぶコース)やi-TESOL(英語を母語としない学生に対する英語教育法を学ぶコース)を受講、日本食レストランやチョコレート屋さんでのアルバイトの傍ら現地保育園でのボランティアにも参加されました。語学学校の感想やアルバイト探しの方法、海外で働くなかでの苦労などお話しいただきました。

Moehaさんの留学概要

渡航国:カナダ
渡航都市:トロント
留学プログラム:ワーキングホリデー
学校:SGIC(約4ヶ月間)
渡航期間:2023年4月 – 2024年4月(予定)

Moehaさんの留学スケジュール

カナダでのワーキングホリデーを選んだ理由

「留学したい!」と思うようになったのは、中学生のときの職業体験がきっかけでした。インターナショナルプリスクールを見学した際に触れた、海外の文化や習慣を取り入れたお遊戯やイベントがものすごく新鮮かつ刺激的で、自分も海外で生活してみたいと感じました。留学に対しては家族もとても前向きで、当時は「高校生になったら..!」と考えていました。

しかし、進学先の高校は思った以上に進学校で長期留学するような余裕はなく、「大学生になったら!」という思いもコロナによって打ち砕かれました(苦笑) 長年募らせたからか「海外生活を体験してみたい」という想いは膨らみ、いつしか「将来は海外で保育士になりたい」と考えるようになっていました。

「大学を卒業したら留学するぞ!!」

幸い両親の後押しもあり、大学卒業後留学することを決意、3年生の終わり、周囲は教員になるべく採用試験対策を進めるなか、私は留学について調べ始めました。

日本の資格を書き換えできる!?

カナダを選んだ理由は、海外で保育士になるという私の目標に最も適した国だと考えたからです。カナダでは保育士不足が著しく、日本で取得した保育士の免許を、カナダでの就学などなしに書き換えができるという情報を見つけたのです。

「これだ!」と思いました。そこからの行動はとても早かったように思います。まず、カナダという国が自分にあっているかどうか、自分が考える保育士像を実現できる国かどうか見極めるために、ひとまず行って生活してみようと考えたのです。

勉強も仕事も生活も、1年間に渡って自由にいろんなことに挑戦できるワーキングホリデー制度はそんな私の考えにピッタリでした。

5-6社ほど留学エージェントに問い合わせ、説明会や留学カウンセリングに参加しました。色々と相談させていただくなか、ワールドアベニューでお願いすることに決めました。決め手となったのはカウンセリング力の高さです。先述したように私の最終的な目標はカナダで保育士になることでした。今回のワーホリはそのための一歩です。これらを踏まえ、学校や学校のコース、都市、滞在方法など、最も適切な形でプランニングしていただきました。また、私自身もカウンセリングを介して、より明確に目標立てを行うことができ、ワールドアベニューであれば、今後、困ることがあったり悩むことがあっても、きちんとサポートしてくれるだろうと感じました。

SGICのトロントキャンパスに決めた理由

英語の勉強に加え、幼年教育関連の勉強ができる学校を希望していました。何校かご紹介いただき、最終的に、Teaching English for Young Children Program、通称TYCPと呼ばれるコースのあるSGICのトロントキャンパスに決めました。TYCPはSGICが提供する児童英語教授法のプログラムです。主に3歳から12歳を対象とした英語教育法を学習するコースで、4週間の短期集中で学ぶことができます。子供の発達や言語習得の勉強方法、基礎文法、多種文化などの英語教授法の理論的な内容と、物語、絵、音楽、ゲームなどの児童教育の実践的な内容を学ぶことができます。カナダの教育に触れることのできるとてもいい機会だと感じたことが決め手になりました。

1ヶ月延長!充実した学生生活を過ごせたSGIC

学校への出願やワーキングホリデービザ申請など各種手続きを終え、大学も無事に卒業、2023年4月、念願だった留学に踏み出しました。

到着するまでは、「都会すぎて気後れしないかな.. 」「寒すぎないかな..」 など不安もありました。しかし、実際に到着してみると、気温は15-16度と思ったより寒くありませんでした。また、トロントは都会ながらに自然も溢れ、東京都心というより、大阪の天王寺のような印象(ピンポイントすぎてわからない方、申し訳ない(汗))で、関西出身の私としては、なんだか安心感を覚えました。

到着後、翌月曜日から学校がスタートしました。まずは英語の基礎を学ぶ一般英語コースからスタートし、その後、TYCP、最後にi-TESOLのコースを受講しました。

留学当初、英語での授業についていけるのか不安もありました。学生時代、英語の勉強は決して得意とは言い難かったからです。しかし、実際にSGICでの授業がスタートしてみると先生方の教え方もとてもわかりやすく、英語で英語を学ぶことの効率の良さを感じました。クラスサイズは8人前後と少なく、毎時間、驚くほど英語を喋る機会が設けられていたのもよかったと思います。また、学校主催のアクティビティも毎回充実しており、美術鑑賞やピクニック、観光などを介して、学校全体の生徒たちと仲良くなることができました。

お目当てだったTYCPやi-TESOLの授業も非常に興味深いものでした。日本では教育学部を卒業、特に幼年教育を中心に学んでいたこともあり、知識や技術面は、比較的”知っている”ことも多かったように思います。一方で、各国の文化や習慣、各人の個性が強く反映された模擬授業は非常に勉強になりました。同じことを学んでいるはずなのに、アウトプットがこんなにも違うのか..!!と衝撃を受けたのです。カナダには、異なるバックグラウンドを持つ人々が共存しています。それは子供達もそのご家族も同様です。SGICの授業では、異なる考えや価値観を理解し合うことへの重要性を学んだように感じます。

i-TESOLの授業は、TYCPとは全く異なり、大人向けの授業づくりになるため英語の文法や発音を基礎からしっかりと考察できるような時間でした。模擬授業や一般英語のクラスの先生を観察する機会もあり、実践的に学ぶことができました。

接客・販売・バリスタ!いろんな仕事に挑戦

SGICを卒業すると同時に、まず日本食レストランでアルバイトを始めました。仕事探しはもっぱら求人サイトからの応募でした。私が主に利用したのはe-MapleカナダとIndeedです。メールアドレスが掲載されているめぼしい求人にひたすら履歴書を送り続けました。40社以上は送ったのではないかと思います。そのうち、何社からご返答いただき、そのうちの一社で働き始めたという感じです。

日本食レストランでの仕事に慣れてきた11月頃、せっかくだからネイティブ環境での仕事にも挑戦したみたいと考えるようになりました。そこで、クリスマスの繁忙期に向けて募集が出ていたチョコレート屋さんでのパッカー(商品のパッキングを行うスタッフ)に応募してみました。嬉しいことに無事合格、そしてさらに嬉しいことに、パッカーの採用期間が終わる間際、今後もフロントオブハウス(販売やドリンク提供(バリスタ)を行うスタッフ)として継続してくれないかとオファーをいただき、現在は日本食レストランとチョコレート屋さんの仕事を掛け持ちしています。

日本食レストランでの接客も、チョコレート屋さんでの販売も、最初はとても苦労しました。特に苦労したのは、電話対応です。電話特有の聞き取りにくさと、スピードの速さには、最初、かなり戸惑いを覚えました。

あ、成長してる..!と感じた瞬間

苦労の甲斐あってか、渡航半年をすぎる頃から、英語に成長を感じる瞬間が増えました。例えば、電車で自撮りを楽しんでいた女性から突然声をかけられたときのことです。

「どっちの写真がいいと思う?」

彼女は自撮り写真を私に見せながら、どちらの写真がいいか、意見を求めてきます。日本であれば色んな意味でありえない光景だと思います(笑)しかし、カナダの人はとてもフレンドリーで街中や公共交通機関のなかで見知らぬ人に普通に声をかけてきます(笑)

こういったシチュエーションに対し、最初は英語への抵抗に加え、驚きもあり、上手に対応できませんでした。しかし、この日、特に違和感も覚えず、普通に対応している自分に気がついたのです。その瞬間は、「あ、私の英語、成長してる..!」と嬉しくなりました。

将来はカナダで保育士に!今後の目標

まだ日本食レストランでしかアルバイトをしていなかったころ、空いている時間を利用して週2回ほど、日系保育園でボランティアをさせてもらいました。そこで、改めて、カナダで保育士として働きたいと考えるようになりました。

理由は、カナダの保育が基本的に自由保育であることにあります。
保育には、自由保育と設定保育、二つの指導方法があります。自由保育とは「子ども一人ひとりの」の自由な遊びを展開するのに対して、設定保育では、運動遊びや製作など、あらかじめ決められた保育内容をクラス単位で展開します。 私は子供達の主体性を重んじる自由保育の指導方法に魅力を感じており、カナダの保育のあり方に惹かれました。

加えて、カナダの国自体への魅力です。想像していたよりも治安がよく、安心して生活できること、そして超多民族国家であることから、英語が第二言語の私でも疎外感などを感じることがないそんな温かさにもこの国で挑戦してみたいという気持ちを掻き立てられました。

留学期間中、色々と調べるなかでさらに経験が必要だと考えました。なので、帰国後は日本での経験を積み、再度カナダに戻ってこようと考えています。

今回のワーホリで、漠然としていた夢に現実味がおび、永住権取得など今後の人生の目標が明確になりました。ここからは納得行くまで、とことん目標に向かって邁進していきたいと思います。

さいごに

体験談を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Moehaさんのカナダワーホリ体験談はいかがでしたでしょうか。

順風満帆に見えるMoehaさんのワーホリ生活ですが、到着して1-2ヶ月目のころ、落ち込むこともあったそうです。原因は、SNSを介して目にした日本の友人たちの姿でした。Moehaさんの友人、その大半は卒業後、教師としての道をスタートしたそうです。Moehaさんはそんな「人と違う道」を選んだことに加え、到着してすぐ、まだまだ英語も拙く生活の全てにもどかしさを感じていたこともあり、「この道を選んで本当によかったのか」と悩んだそうです。

しかし、決断したことを後悔しないためには、進んだ道で成功を掴み取る他ありません。そう気がついた彼女は、ネガティブな気持ちから一転、日々の勉強や生活に前向きに取り組んでいったそうです。

長期留学は、日本での生活を一旦手放すからこそ、決断には勇気が必要です。しかし、踏み出した先には、行動を起こした人にか見えない未来が待っています。悩んでいる方は、まず留学説明会や留学カウンセリングから一歩を踏み出してみましょう。

初回留学カウンセリングは原則オンライン(Zoom)を利用し、所要時間30分程度からお気軽にご利用いただけます。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。

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