大学3年生の後期を休学し、オーストラリア・シドニーに8ヶ月間の語学留学を経験された、Harutoさんより体験談をいただきました!元々留学には興味があまりなかったHarutoさんが留学を決意された経緯や、オーストラリアでの生活について色々とお伺いしてます。ぜひご覧ください!
Harutoさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:語学留学
学校:Greenwich English College(8ヶ月間)
受講コース:一般英語コース
渡航期間:2024年8月 – 2025年4月
留学しようと思ったきっかけ
迷わず即決!国・都市・エージェントの決め手
留学生活スタート!学校生活の様子
頼りになるのはやっぱり人脈!住まいもバイトも紹介でスムーズに
人との距離感にびっくり。オーストラリア生活で感じた文化の違いと学び
留学で変わった価値観。“まずはやってみる”を恐れなくなった自分
今後の計画や目標
留学を考えている方へのメッセージ
Harutoさんの語学留学スケジュール
留学しようと思ったきっかけ
実は、もともと留学にはあまり興味がありませんでした。ただ、高校時代から父に留学を勧められていました。
というのも、父は仕事で東南アジアを中心にさまざまな国を訪れており、海外に出ることで視野が広がった経験を持っていました。その影響もあり、「自分もいつか世界を見てみたほうがいいのかもしれない」という気持ちが、少しずつ芽生えていきました。
大学生活を送る中で、自分の視野もさらに広がり、社会人になってから留学するのはハードルが高くなると感じるようになりました。「挑戦するなら学生のうちだ」と考え、留学を決意!大学3年生の後期から半年間休学して、オーストラリアへ飛び立つことにしました。
当時は英語力がそこまで高くなかったため、「英語力がないこと」への不安はありましたが、それ以上にワクワクする気持ちが勝っていました。
休学にも特に抵抗はありませんでした。インターン先でも休学している人が多く、休学しても新卒扱いになることや、就活への影響が少ないことを知っていたため、安心して決断できました。
国・都市・エージェント・留学期間の決め手
留学先は、迷わずオーストラリア・シドニーに決めました。
兄がシドニーの大学に通っていたこともあり、現地に知り合いのコミュニティがあるという安心感が大きかったからです。ただ、最初は兄を頼るのもどうかな…と考え、カナダにも興味を持った時期がありました。しかし、カナダは学生ビザでアルバイトができないと知り、自分でも留学費用の足しに働きたいと考えていたため、最終的にオーストラリアを選びました。
学校は、担当のカウンセラーさんが3校ピックアップしてくれて、最終的に選んだ学校は、Greenwich English Collegeという学校です。
週4日授業がメインで金曜日の授業は希望制だったため、プライベートの時間をしっかり取れる点に惹かれました。また、ロケーションがシドニーの中心にあり、初級レベルからしっかり学べる内容だったことも、当時の自分に合っていると感じました。
エージェント選びについては、全く比較はしませんでした。サポート内容はどこも大きく変わらないと思っていたので、最初に相談したのがワールドアベニューで、その時に担当してくれたカウンセラーさんがとても親身になって相談に乗ってくれたので安心感もあり、親にも相談したうえでそのままお願いすることにしました。
留学期間を8ヶ月に設定したのは、休学を半年間にしたためです。「経験のための留学」を意識し、就活に影響が出ないよう、大学3年後期に休学。大学3年生の夏休み(8月)に出発し、翌年4月上旬に帰国しました。
留学スタート!学校生活の様子
通っていた語学学校では、日本とは違う自由な雰囲気を強く感じました。例えば、卒業する生徒がいると、午前中だけ授業を行い、午後はピクニックやバーベキューでお祝いするなど、とても柔軟な校風でした。先生やクラスメートもフレンドリーで、何でもオープンに話せる雰囲気がありました。
授業自体も、ゲームを取り入れたり、体を動かしながら学ぶアクティブなスタイルがあり、とても楽しく学ぶことができました。
また、ディスカッションの機会が多く、日本では相手に意見を合わせがちな場面でも、海外のクラスメートは小さな違いでもしっかり意見をぶつけ合うのが新鮮でした。最初は「スルーすればいいのに…」と思うこともありましたが(笑)、その姿勢に学ぶことが多かったです。
もともと空気を読むタイプで、比較的気を使いがちだった自分も、次第にTPOに合わせて自分の意見をはっきり伝えられるようになり、話し合うことへの抵抗がなくなっていきました。
放課後には、スピーキングや文法を練習できる無料クラスが用意されており、特に最初はスピーキングクラスによく参加していました。
クラスは「初級〜中級レベル」と「中級以上レベル」に分かれていて、初級〜中級クラスは特に人気があり、毎回20〜30人ほどの規模(通常の授業より少し多いくらい)で行われていました。50分間、与えられたトピックについて意見を交換する中で、英語で自分の考えを伝える力を少しずつ鍛えることができました。
授業で苦労したのは、スピーキングとライティングです。特に最初はアウトプットに苦戦しましたが、続けるうちにだんだん慣れてきました。もともと独学があまり得意ではないタイプなので、リスニングも含め、今も引き続き努力しています。
英語レベルは、入学時はElementary(初級)でしたが、最終的にはUpper-Intermediate(中上級)に到達。留学前はTOEIC420点だったことを思うと、大きな成長を感じています。
友達作りは、もともと人見知りがない性格だったので、授業内で自然に会話を重ねながら仲良くなれました。最初は韓国やタイから来た学生が多かったですが、レベルが上がるにつれて、ヨーロッパやラテンアメリカからの学生とも友達になれ、交流の幅が広がりました。
学校全体のクオリティは非常に高く、学びの場としてとても良かったと感じています。たまに相性が合わない先生に当たってしまうこともありましたが、そんな時はうまく距離を取りながら、自分のペースで続けました。
頼りになるのはやっぱり人脈!住まいもバイトも紹介でスムーズに
シェアハウス探しについて
オーストラリア渡航後、最初はワールドアベニューに手配してもらったシェアハウスに滞在していました。
その後、自分でシェアハウス探しをスタート。最初はJAMS(日本人向けのサイト)を使って探しましたが、なかなか良い物件に出会えず、悩んでいました。そんな時、兄が所属していた日本人野球チームに参加し、チームの方からシェアハウスを紹介してもらうことになりました。そのシェアハウスは、学校から徒歩15分、2人部屋で1人あたり週230ドルという好条件だったため、即決しました。
さらにその後、再度引っ越しをすることになり、今度はJAMSとFlatmateを併用して物件探しを進めました。最終的に、2人部屋で1人あたり週250ドル、学校から徒歩8分という好立地のシェアハウスに入居することができました。
バイト探しについて
日本にいた頃、「オーストラリアではアルバイト探しが大変」というニュースをよく目にしていましたが、実際はそれほど苦労せず、到着から2ヶ月後の10月から半年間、ジャパレス(日本食レストラン)の屋台で働くことができました。
実はこの仕事も、兄が所属していた日本人野球チームのつながりで紹介してもらったものでした。
オーストラリアでは、こうした紹介で仕事を見つけられるケースも少なくないため、これから渡航される方は、現地でのネットワークづくりを意識しておくことをおすすめします!
屋台は週4日営業していて、私は週末を中心に週3日、丸一日働くスタイルでした。ワンオペになることも多く、正直かなり大変でしたが、月の手取り収入は約2,000ドル(日本円で20万円程度)で半年間だけと割り切っていたこともあり、頑張って続けることができました。
また、遊びたい時は放課後の時間を活用したり、事前に希望を伝えれば休みをもらうこともできたので、生活とのバランスは取りやすかったです。
Harutoさんのシドニー生活の様子
人との距離感にびっくり。オーストラリア生活で感じた文化の違いと学び
先述しましたが、オーストラリア生活を通してまず感じたのは、「自分の意見をきちんと伝えること」の大切さでした。また、「人との距離感」にも驚くことが多かったです。
例えば、学校の近くにあったカフェによく通っていたのですが、ただ挨拶を交わすだけでなく、自然とちょっとした会話が生まれるような雰囲気がありました。他人同士でも、こちらが笑顔を向けると自然に笑い返してくれる温かさがあり、人との距離の近さを新鮮に感じました。
シドニーは思っていた以上にアジア系の人が多く、特に中国人や日本人が多いことに驚きました。
また、海外の方の公共の場での振る舞いについて、日本との違いを感じる場面もありましたが、それもまた異文化に触れる貴重な経験だったと感じています。日本人も多い環境だったからこそ、英語を使う機会をしっかり確保したいという意識が強くなり、できるだけ英語を使う場に身を置くことを心がけながら、日々の生活を送っていました。
留学で変わった価値観。“まずはやってみる”を恐れなくなった自分
「自分の意見をしっかり伝えられるようになったこと」に加えて、自分で考えて動く力も大きく身につきました。慣れない環境で生活する中で、「もし失敗してもなんとかなる」という感覚が芽生え、挑戦することへのハードルも大きく下がったと感じています。実はもともと慎重派で安定志向だったのですが、留学を経て、良い意味で「まずはやってみる」という姿勢が自然と身につきました。
英語力に関しては、特にスピーキング力が大きく伸びたと実感しています。もともと自主的な勉強はあまり得意ではなかったため、語彙力にはまだ課題を感じていますが、実際に英語でコミュニケーションを取る力はしっかり身についたと感じています。
今後の計画や目標
まずは、TOEIC800点を目指して勉強を続けていきたいと考えています。就職活動で英語力をアピールできるようにすること、そして将来的には英語を使って働けるようになることが目標です。外資系企業にこだわっているわけではありませんが、英語を生かせる環境にはこだわっていきたいと思っています。
また、直近の計画としては、TOEICの勉強と並行して、就職活動にも本格的に取り組んでいく予定です。就職活動については、まだ明確な業界は決めていませんが、「働き方」や「一緒に働く人」を重視したいと考えています。これらのポイントを軸に、これから説明会やインターンシップに参加しながら、じっくりと進路を絞り込んでいくつもりです。
留学を考えている方へのメッセージ
留学を考えている方に伝えたいのは、「完璧を求めすぎず、とにかくやってみよう」という気持ちが大切だということです。
私自身、出発前は英語力に不安がありましたが、実際に現地に飛び込んでみると、環境の中で自然と自主性や積極性が鍛えられました。「英語力が上がってから留学しよう」という考えでは、一生行けないと思います!(笑)
特に、自分のように机に向かう勉強があまり得意ではないタイプの方こそ、留学に向いていると感じています。現地でのリアルな体験を通して、自分でも驚くほど成長できるチャンスがたくさん待っています。少しでも興味があるなら、ぜひ思い切って飛び込んでみてください!
体験談を最後までお読みいただき、ありがとうございました。Harutoさんの体験談、いかがでしたでしょうか?
現地での生活は、楽しいことばかりではなく、大変なこともたくさんあったといいます。それでもHarutoさんは、環境やまわりのせいにせず、自ら「やり抜く」「どんな状況でもポジティブに変える」姿勢で乗り越えてきました。その力は、英語力以上に、これからの人生で大きな支えになるはずです。
Harutoさんのように、英語力はもちろん、「人としての成長」も実現したい方は、ぜひ一歩を踏み出してみてください!
ワールドアベニューでは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの主要英語圏での語学留学に加え、ワーキングホリデーや海外インターンシップ、専門留学、大学進学など、さまざまな留学をサポートしています。Shoさんの体験談を読んで、「留学してみたい!」「海外に挑戦してみたい!」と感じられた方は、ぜひお気軽にワールドアベニューの留学カウンセリングをご利用ください。
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