大学を卒業後、オーストラリアのシドニーで海外ビジネスインターンシップに参加されたMaoさんから体験談をいただきました。新卒カードを手放すことに不安もあった..というMaoさんですが、保険会社でのインターンシップを通じて挑戦する楽しさや仕事に対する自信、ビジネススキルなどを身につけて帰国されました。
体験談の中では、海外でのインターンに挑戦しようと考えた理由や業務内容、インターン中に苦労したことなど、詳しくお話しいただきました。
Maoさんの留学概要
渡航国:オーストラリア
渡航都市:シドニー
留学プログラム:海外ビジネスインターンシップ
語学学校:MIT Institute (12週間)
渡航期間:2024年4月 – 2025年4月
Maoさんの留学スケジュール
悔しさをバネに!多様な価値観との出会いを求めて…。
私がビジネスインターンシップを選んだ理由
国・エージェントの決め手
語学研修について(学校の様子や勉強方法など)
奮闘したアルバイト探し
滞在方法(ホームステイやシェアハウスについて)
インターンシップ準備について
具体的なインターンシップ内容
インターンシップを終えて -「何でもやる」から「自分の軸を持つ」へ
景色と経験が私を成長させた、充実のプライベート
留学を通して成長したこと
就職活動について
留学を考えてる方に向けてのメッセージ
さいごに
Maoさんの留学スケジュール
悔しさをバネに!多様な価値観との出会いを求めて…。
大学3年生の夏休み、1ヶ月間アメリカに語学留学したことが、私の人生に大きな影響を与えました。海外の方と交流する楽しさに気づき、「また留学したい」という思いがずっと心の中にありました。
とはいえ、1ヶ月では思うように会話ができず。伝えたいことが伝えられない、相手の話が理解できないといった悔しさも強く感じていました。その気持ちをバネに、帰国後はオンライン英会話や学習アプリで英語学習を継続。すぐには成果を感じられませんでしたが、少しずつ手応えを感じられるようになり、「今の英語力でリベンジしたい」「もっと深く、スムーズに海外の人と関わりたい」という強い思いから、再び留学に挑戦することを決意しました。
私の通う大学は理系で、友人の多くは大学院進学を目指します。そんな中で留学を選ぶのは、少し異色だったかもしれませんが、だからこそ、異なるバックグラウンドの人と交流し、自分の価値観を広げたいという目標を持って臨みました。
今後のキャリアを考える上でも、大学院という決められた進路だけにとらわれるのではなく、多様な視点や考え方を持つ人々と交流することで、新たな可能性を見出すきっかけになるのでは、と考えました。
前回の留学で得た「国際交流の楽しさ」や、「英語力の壁を乗り越えたい」という思いに加え、今回は「多様な価値観に触れて成長したい」という明確な目的を持って、再び留学を決意しました。
私がビジネスインターンシップを選んだ理由
数ある留学プランの中で、私がビジネスインターンシップを選んだのは、漠然とではありましたが、将来的に海外で働くことを視野に入れていたからです。
当初は、交換留学や大学院留学も検討していましたが、私の主な目的は「英語力の向上」と「異文化交流」。特に学びたい学問があったわけでもなかったので、無理に学ぶテーマを見つける必要はないのでは、と悩んでいました。
そんな中、偶然見かけたワールドアベニューのビジネスインターンシップの記事に惹かれ、「自分が英語を使いたいのは、”ビジネスの現場”なのかもしれない」と気づきました。
中高大での海外経験を通じて、漠然と「いつか海外出張や駐在のある仕事に就きたい」と考えていた私にとって、実際にビジネス英語を使いながら海外で働けるインターンシップは、まさに理想的な選択でした。
「グローバルに働くとはどういうことか」を実体験を通じて学び、今後本当に海外を視野に入れて働きたいのかを見極めようと思いました。
新卒カードを手放す不安・・
正直なところ、大学卒業後に留学することには大きな不安もありました。「新卒」というカードを手放すことへの抵抗はもちろん、周囲と就職活動の時期がずれることへの戸惑いもあり、留学を決めた後も「やっぱり就活をした方がいいのかな・・」と迷うこともありました。
そんな中、「周りと同じである必要はない」と気づけたことが、私の背中を押してくれました。そこからは、「ビジネスインターンシップで実践的な経験を積む!」という目標に向かって、ようやく覚悟を決めることができました。
留学中に新たにやりたいことが見つかるかもしれないし、就職活動はそのタイミングで考えればいい、そう前向きに気持ちを切り替えることができたのです。
また、渡航前のキャリアカウンセリングで「やりたいことが変わったとしてもその時に考えればいいよ!」と後押ししてもらえたことも、最終的な決断を後押ししてくれました。
出発前のキャリアカウンセリングについて
キャリアカウンセリングでは、就職活動における自己分析や業界研究のサポートを受けながら、自分自身を深く見つめ直し、将来についてしっかり考える貴重な機会となりました。
特に印象的だったのは、次の2点です。
1.MBTI診断を使った適職診断
私の性格に合った様々な職業や業界を知ることができ、これまで意識してこなかった選択肢に気づくきっかけになりました。
2.留学中の目標設定
キャリアカウンセラーの方と一緒に立てた留学中の目標は、困難や迷いに直面したときの大切な軸となりました。何かに迷ったときには、その目標を振り返ることで方向性を見直すことができ、留学生活において大きな支えになったと感じています。
この経験を通じて、キャリアカウンセリングの価値を実感しました。
国・エージェントの決め手
オーストラリアを選んだのには、いくつか理由があります。
・一年中過ごしやすい温暖な気候
・日本との時差が少ないため、家族や友人と気軽に連絡が取れる
・ワーキングホリデーで人気の国だけあって、治安が良い
そして何より、多国籍な人々が集まる環境の中で、多様な文化や価値観に触れられる点に大きな魅力を感じ、「ここにしよう!」と決めました。
ビジネスインターンシップを目的に留学を決めてからは、複数の留学エージェントを比較検討しました。その中でワールドアベニューを選んだ決め手は、オーストラリア政府公認のエージェントであるという信頼性に加え、キャリアカウンセリングを含むサポート体制の手厚さです。また、これまでの体験談を読む中で、プログラムの実績や信頼感を感じられたことも、大きな要因となりました。
語学研修について(学校の様子や勉強方法など)
語学学校は3ヶ月間で、ケンブリッジ英検(FCE)対策コースを受講しました。
このコースでは、公式のテキストを使って、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を総合的に学びました。特に良かったのは、スピーキングに重点を置いて授業が進められたことです。日本ではスピーキングを中心に学ぶ機会が少なかったので、自分自身の英語力向上に大きく貢献したと感じています。
FCEの授業の後には、毎日2コマ(約2時間)のスピーキング・リスニング特化クラスを受講しました。このクラスでは、先生のオリジナルの教材を使い、グループインタビューなどを通して、質問を深掘りしていく形式で、より実践的なスピーキング力を磨きました。
特に印象に残っているのは、チームで英語の演劇台本を作り発表したことや、博物館での発見をプレゼンしたことです。人前で英語を話すのは久しぶりで緊張しましたが、自分の殻を破る良い機会になりました。
FCEコースは難易度が高く、特にリスニングでは、スピードの速さと新しい表現の多さに驚かされました。「しっかり勉強してきたつもりだったけど、まだまだ足りない」と痛感した反面、その気づきが学習への強いモチベーションにもなりました。
学校には日本人の学生も多くいましたが、私が通っていた時期は約4割が韓国、台湾、ブラジル、コロンビアなど他国の留学生で、非常に多国籍な環境でした。休み時間には積極的に彼らと交流し、日常的に英語を使うように心がけました。
先生も工夫してくださり、週に一度、朝から夕方まで英語以外の言語使用を禁止する企画を設けてくれました。そのおかげで、強制的にでも英語を話す環境に身を置くことができ、良いトレーニングになりました。
また、語学学校以外でも、英語力向上のためにさまざまな工夫をしました。例えば、国際交流や言語交換のイベントを探せるアプリ「Meetup」を活用し、積極的に参加していました。他にも「Bumble」というマッチングアプリを使い、同性の友達を探して英語で交流することもありました。
奮闘したアルバイト探し
このプログラムは、ワーキングホリデービザを利用するため、インターンシップとは別に一般的なアルバイトにも挑戦できます。
私は学校終了後、韓国人オーナーの日本食レストランでアルバイトを始めました。そのお店は韓国人やネパール人が多く住むエリアにあったので、アルバイト仲間もネパール人、フィリピン人、ベトナム人など、多国籍な環境で働くことができました。バイト終わりには一緒に食事に行ったり、家が近い仲間とは趣味のランニングを一緒に楽しんだりと、積極的に交流を深めました。
このアルバイトは、直接お店にレジュメを配りに行き、そのまま面接に進んで無事に採用してもらったのですが、アルバイト探し自体はかなり苦戦しました。直接のレジュメ配りだけではなく、Web応募も試しましたが、人気の高いカフェやチェーン店では即戦力が求められることが多く、未経験の私は残念ながら採用には至りませんでした。
当初は「英語環境が良い」というこだわりから、日本食レストランで働くことを避けていましたが、実際に働いてみると、多国籍な環境に恵まれ、本当にラッキーだったと感じています。時給は24ドル(約2,400円)、週3〜4日働いていたので、生活費の足しにすることもできました。
私はRSA(アルコールを提供する店で働く際に必要な資格)を取得していませんでしたが、仕事を早く見つけたい方は、RSAを取得することや、「日本食レストランは避けたい」といったこだわりを持ちすぎず、柔軟に幅広くアルバイト探しをすることが大切だと実感しました。
インターンシップが始まってからも、アルバイトは続けました。インターンが17時に終わり、そのまま18時からアルバイトという日もあり、両立が大変に感じることもありましたが、仕事内容が異なっていたことや、人間関係に恵まれていたこともあり、どちらも前向きに楽しむことができました。
滞在方法(ホームステイやシェアハウスについて)
留学当初はホームステイからスタートし、ホストマザーのおばあちゃんと、日本人のシェアメイト2人との暮らしが始まりました。
週末には一緒にシティへ出かけたり、スーパーへ買い物に行ったりすることもありました。食事の準備をみんなでしたり、ゲームを楽しんだり、母の日にはシェアメイトと協力してケーキを買ってサプライズでお祝いをしたりと、家族のような温かい時間を過ごしました。
また、ホストマザーの友人や親戚とも交流する機会が多く、文字通り英語漬けの毎日でした。最初は自分から英語を話すのにためらいがありましたが、学校での経験を重ねるうちに、次第に積極的に話せるようになりました。
2ヶ月目からはシェアハウスに引っ越しました。「Jams.tv」や「Flatmate」といったサイトで物件を探し、英語でオーナーに内見の申し込みをしたのですが、すべて初めての経験だったので不安もありました。しかし、内見を通じてさまざまな人とも交流ができ、楽しく前向きに家探しを進められました。
ただ、良さそうに見えた物件でも実際は説明と違うこともあり、驚くことも多かったです。5件ほど内見をして決めた物件も、いざ引っ越してみると内見時に聞いていた話と異なっていたため、入居を見送りました。
そのため、新たな家が見つかるまで、初めてバックパッカーに宿泊しました。一人で食事をしている時に韓国人に間違われて話しかけられたり、同室だった中国人のワーホリ生と会話が弾んだりと、面白い経験がたくさんでき、今では良い思い出です。
こうした経験を通じて、トラブルも捉え方次第で楽しめるものになり、いかに前向きに過ごせるかが大切だと学びました!
インターンシップ準備について
インターンシップ面接対策
語学研修終了後には、スピーキングテストと模擬面接が同時に実施され、無事に1回でパスすることができました。
模擬面接の前には、先生から面接でよく聞かれる質問を共有していただき、それに対する回答例を一緒に作成するなど、事前準備をしっかり行いました。とはいえ、実際の模擬面接では予想外の質問や、回答の深掘りもあり、その場で臨機応変に対応できるかどうかを試す練習もしてくれました。
その場では思うように話すことができず悔しさもありましたが、いただいたフィードバックをもとに練習を重ね、実際の面接に活かすことができました。
特に印象的だったフィードバックは、「論理的に話すこと」「一貫性のある構成を意識すること」「しっかり目を見て話すこと」といった、日本の面接にも共通するスキルの重要性です。加えて、英単語やフレーズの使い方、前置詞などの細かい言語面についても丁寧に指摘を受けました。
中でも強く印象に残っているのは、「英語を話すときに、口の動きがあまりない」という指摘でした。日常生活で口の動きを意識して話すことがなかったため、これをきっかけに、面接練習だけでなく日常の会話においても、発音がより伝わりやすくなるよう口の動きに注意を払うようになりました。
英文履歴書の作成
英文履歴書の作成も、サポートを受けながら進めましたが、正直なところかなり苦戦しました。社会人経験がなかったため、インターンシップでアピールできる強みを大学での経験から見つけ出し、それをうまく言語化する必要がありましたが、それがなかなかうまくできませんでした。ただ、英文履歴書の添削もサポートに含まれていたため、細かい点まで丁寧に対応していただき、自分では気づかなかった長所やアピールポイントを見つけることができました。
履歴書は2社に提出し、そのうち1社のみ面接に進むことができました。
本番の面接は、意外にもカジュアルな雰囲気で行われ、合格したのは保険会社でした。面接の際に担当の方から、「いい経験になるように、いろいろサポートするね!」と言っていただき、その言葉に安心感を覚えました。また、多国籍なスタッフが働く職場で、異文化交流ができる環境であるという点にも強い魅力を感じ、この会社でインターンシップをすることを決意しました。
具体的なインターンシップ内容
インターンシップは週3日、3ヶ月間の契約でスタートしました。
私が担当した業務は大きく分けて2つあり、①サポート業務と②保険業務です。
① サポート業務
サポート業務では、社内広報用ビデオの作成や社内報のウェブデザインの考案、社内文章のデジタル化に伴う外部企業とのミーティング参加、メール対応など、多岐にわたるタスクに取り組みました。
特に大変だったのが、社内文章のデジタル化に関わるプロジェクトでした。すでに始まっていたプロジェクトに途中から参加したため、全体の流れを把握するのが難しく、最初は戸惑うことばかりでした。そのため、最初は誰に頼ればいいのかも分からず、ミーティングでは内容を理解するのに精一杯でした。しかし、「このままでは業務に支障が出てしまう」と感じ、勇気を出して“わからないことはすぐに聞く”ことを心がけるようにしました。それからは、少しずつプロジェクト全体の流れがつかめるようになり、最終的には進捗を楽しみながら参加できるようになりました。
② 保険業務
保険業務では、クライアントと保険会社の間に立ち、契約更新に関するメール対応やデータ入力、書類作成などを担当しました。
クライアント数は何十社にもおよび、更新手順も複雑だったため最初は戸惑いましたが、歳の近い専任スタッフが常にサポートしてくれたおかげで、安心して業務に取り組むことができました。私はもともとマルチタスクがあまり得意ではなかったのですが、「これは自分の力を試す絶好の機会だ」と前向きに捉え、ひとつひとつのタスクに一生懸命取り組みました。
インターン延長のオファー
インターン期間終了前に、なんと「2ヶ月ほど延長しないか」とオファーをいただくことができました!当初は、インターン後にアルバイトをしてお金を貯め、旅行に行く予定でしたが、以下の理由からインターンの継続を決めました。
・アルバイトより、インターンの方が圧倒的に成長できると感じた
・まだ担当しているプロジェクトが進行中だった
・ワーキングホリデーの期間も余っていた
また、延長期間中は無給から有給に切り替えていただき、加えて社員の皆さんが私のキャリアについて親身に考えてくださったことも、本当にありがたく感じました。
インターンシップの様子
インターンシップを終えて -「何でもやる」から「自分の軸を持つ」へ
今回の留学では、限られた期間の中で、できる限り多くのことに挑戦しようと決めていました。そのため、「提案されたタスクはすべて引き受ける」というスタンスで臨んでいましたが、時間的に厳しい場面も出てきました。そんなとき、「やりたくないことはやりたくないと、きちんと伝えた方がいい」というアドバイスをいただき、本当に取り組みたいことに集中することの大切さに気づくことができました。
インターンシップで得たビジネススキルと自信
まったく経験のない保険業界でのインターンシップは不安もありましたが、社会人経験のない私にとって、企業の仕組みや部署間の連携を学ぶ貴重な機会となりました。また、自分の姿勢次第で、未知の分野でも仕事ができるという大きな収穫もありました。
インターンシップを通して、「わからないことを素直に聞く力」「期日を見据えたタスク管理」「失敗を引きずらずに立て直す力」など、基本的なビジネススキルとともに、積極性や行動力も大きく成長したと感じています。
全体を通しての感想
オーストラリアでのインターンシップ経験は「楽しかった!」の一言に尽きます。スキルアップができただけでなく、仕事を通じて人の役に立てるという自信も得られました。
会社の皆さんは温かく、他の社員と同じように接してくださり、クリスマス会や週末のテニスイベントにも参加して、たくさんの思い出を作ることができました。お別れが寂しくなるくらい深い人間関係を築けたことも、これからの人生でも活かせる貴重な経験となりました。未知のことに挑戦する楽しさを心から実感できた、かけがえのないインターンシップ期間でした。
景色と経験が私を成長させた、充実のプライベート
プライベートでは、カフェ巡りやビーチ散策を楽しみ、メルボルン・ゴールドコースト・アデレード・パース・ウルル・シドニーなど、さまざまな場所を旅して自然を満喫しました。
最も思い出深いのは、アデレードからウルル、キングスキャニオンを目指した往復約3,900km、10日間のロードトリップです。この旅は、ホームステイで仲良くなったシェアメイトと挑戦しました。
道中のほとんどは砂漠が続き、街もほとんどなく、宿泊施設も300km間隔しかないという過酷なドライブで、正直、生きて帰れるのか不安になったほどです。
そんな中、車が故障するというトラブルに見舞われました。英語で必死に他の旅行者や修理工に状況を伝え、なんとか復旧!ただ、クーバーペディという街で予定外の4泊をすることになりました。クーバーペディは砂漠の中にあり、地下に住居があることで知られる不思議な街です。その独特な景色に感動し、「オーストラリアに来てよかった」と心から感じた瞬間でもありました。アジア人は私たちだけでしたが、心優しい地元の方々とたくさん交流でき、とても楽しかったです。
その後は1日に700kmほど走るという過酷なスケジュールもありましたが、目的地のウルルを目の当たりにしたときは、その神聖な雰囲気とパワーに感動し、涙がこみ上げてきました。ウルルはもちろん、キングスキャニオンの絶景は忘れられません。道中では野生のカンガルーに遭遇したり、満天の星空を眺めたりと、言葉を失うほど美しい景色をたくさん見ることができました。
このロードトリップの経験は今でも鮮明に残っており、旅から得られる経験や感動の大きさを実感しました。この旅を境に、インターンやアルバイト、英語学習を充実させるとともに、オーストラリアの他の場所へも積極的に旅をするようになりました。ちなみに、レンタカーを借りる経験は、リスニングとスピーキングのスキルを試す良い機会だと感じています!
その他、スカイダイビングに挑戦したり、Meetupアプリを使って自分でランニングコミュニティを作ったり、シドニーマラソン10kmに参加したりと、さまざまなことに挑戦し、トラブルも捉え方次第で楽しめるものになり、いかに前向きに過ごせるかが大切だと学びました!
Maoさんのオーストラリア生活の様子
留学を通して成長したこと
日本にいた頃は、周囲の目を気にしたり、「正しい生き方」を追求しすぎたりして、悩むことが多くありました。
しかし、オーストラリアで出会った多くの人々が、自分の価値観を大切にし、周りに流されずに生きている姿を見て、私も自分が本当に大切にしたいことにまっすぐ向き合おうと思えるようになりました。
インターンシップ先でも、仕事中は仕事に集中、プライベートは習い事をしたり趣味を楽しんだり充実させている方が多く、そのバランスの取り方に感銘を受けました。
また、ミーティングでは若手も積極的に意見を発信しており、それぞれがしっかりとした考えを持ち、それを伝えることを恐れない姿勢がとても格好良く見えました。
英語力については、特にスピーキングとリスニングが向上したと実感しています。ただ、ネイティブの英語をすべて理解できるわけではなく、まだまだ課題は多いです。だからこそ、「もっと円滑なコミュニケーションを取れるようになりたい」という具体的な目標を持つことができ、帰国後も英語学習を継続中です。この学習は今後も続けていきたいと思っています!
就職活動について
現在、就職活動を進めており、業界研究や自己分析に加え、就職エージェントや求人サイトを活用して希望の業界や職種を探しています。インターンを通じて、自分の成長を実感できたときにモチベーションが高まることが分かったので、挑戦的な仕事に就きたいと考えています。そして、留学を通して、異なる価値観に触れながら視野を広げ続けたいという思いがさらに強くなったため、この海外経験を活かせる仕事に就きたいと考えています。
また、留学を通じて、「社会貢献できる仕事に就きたい」というキャリアの軸が明確になったことも、大きな収穫です。今は、本当にやりたい仕事を見つけて応募することに注力しているため、求人サイトからの応募よりも、企業への直接応募を積極的に行っています。
留学を考えてる方に向けてのメッセージ
留学にはリスクやメリット、デメリットがつきものですが、やらないで後悔するよりも、挑戦することに大きな意味があると私は思います。
私も留学中、うまくいかないこともたくさん経験しましたが、それも海外ならではの貴重な経験となり、困難を乗り越えられたという自信にも繋がりました。
そして、オーストラリアでは、本当にさまざまな生き方をしている人たちに出会いました。海外へ行く理由や目的はどんな些細なことでも大丈夫です。大切なのは、一歩踏み出すきっかけと勇気です。
皆さんとてもフレンドリーで、日本では見られないような壮大な絶景にも数えきれないほど出会い、オーストラリアは私にとって大好きな国になりました。
この留学がきっかけで「他の国にも行ってみたい」と強く思うようになったので、留学は皆さんの人生にとっても素晴らしい転機となるはずです。
さいごに
最後まで体験談を読んでいただきありがとうございました。Maoさんの体験談はいかがでしたでしょうか。1年間とは思えないほど、濃く充実した経験をされていましたよね!
もともと、興味の対象が移りやすい性格だったというMaoさんですが、今回の留学を通して、自分の根底には「人の役に立ちたい」という純粋な想いや、社会の変化を肌で感じながら働きたいという強い気持ちがあることに気づいたそうです。
Maoさんのように「挑戦したからこそ見えた自分らしい進路」は、きっとあなたにも見つかります。
「海外インターンシップに興味が湧いた!」という方は、ぜひ無料カウンセリングをご活用ください。
無料留学カウンセリングは、10時から19時、定休日の木曜日をのぞき、土日祝日もご予約いただけます。カウンセリングはZoomを利用したオンライン形式、全国どこからでも利用可能!留学を決めていない段階でも、もちろんご相談いただけます!。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしています。