このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら
  • 海外留学体験談
  • 2025.07.19

保育ボランティアからアパレルバイトまで! やりたいを全部叶えたオーストラリアワーホリ【体験談】

日本で保育士として働いた後、オーストラリア・ゴールドコーストで約1年間のワーキングホリデーに挑戦したAnnaさんに、体験談を伺いました。
保育ボランティアを通じて感じた文化や保育観の違い、価値観の変化に加え、憧れだったアパレルバイトの経験や、旅行を通してさまざまな体験を重ねる中で、とても充実した海外生活を送られたそうです。
体験談では、現地の保育ボランティアのリアルや、ダブルワークで頑張ったアルバイトの様子まで、Annaさん自身の言葉でありのままに語っていただきました。ぜひ最後までご覧ください!

← オーストラリア留学・ワーホリの体験談一覧に戻る

Annaさんの留学概要

渡航国:オーストラリア
渡航都市:ゴールドコースト
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:Imagine Education Australia (3ヶ月間)
渡航期間:2024年6月 – 2025年5月

Annaさんの留学スケジュール

留学をしようと思ったきっかけ


高校生と大学生の時、短期でオーストラリアに滞在した経験があり、いつかまた住んでみたいという思いをずっと抱いていました。

大学卒業を控え、就職するか留学するかで悩んでいた頃、自分が通っていた園の園長先生に相談する機会がありました。すると、「二つ夢があるなら、先に叶えられる方を叶えたらどう?」とアドバイスをいただき、その言葉に背中を押される形で、まずは保育士として働く道を選びました。

その後、海外へ行こうと考えていた矢先にコロナが流行し、計画は一度頓挫してしまいました。しかし、自分が担当していた園児も無事に卒園し、仕事が落ち着いた頃、「やっぱり留学したい」という思いが消えていないことに気づき、改めて海外に挑戦することを決めました

ワーキングホリデーを選んだのは、学校に通うだけでは出会えない人たちとの出会いや、実際に働くことで得られる社会経験に大きな意味があると考えたからです。また、語学留学よりも費用を抑えられる点や、英語力の向上だけが目的ではなかったこともあり、「働けるチャンスがあるならぜひ挑戦したい」と思っていました。

渡航前の英語力

大学時代にアパレルのアルバイトで、英語を使って接客した経験があったため、英語力ゼロからのスタートではありませんでした。渡航前は「Duolingo」で学習を進めつつ、ワーホリ中に参加を予定していた保育ボランティアに備えて、中学英語の参考書を使って基礎の復習もしました。

渡航前の不安

当初は2年目の滞在延長も視野に入れていたため、先の見えない漠然とした不安はありました。特に、「家が見つからないのではないか」「希望するアルバイト先が本当に見つかるのか」といった点は、ワーホリに関する情報を耳にする中でとても気掛かりでした。

しかし、結果的には家も仕事も無事に見つかったので、良かったと思います。

国・都市・語学学校・エージェントの決め手

国・都市の決め手

「海外の保育を実際に見てみたい」という強い思いがあったので、渡航先は、まず保育に関わるプログラムがあるかどうかを重視して情報収集を始めました。

日本の保育士免許を現地の免許に書き換えられるというカナダも選択肢の一つでしたが、カナダには一度も行ったことがなく、「食事が美味しくない」「寒い」といった話も耳にし、判断に困っていました。

そんな中、ワールドアベニューの無料カウンセリングで「行きたい場所に行くのが一番だよ」というアドバイスをもらい、最終的には第一希望で考えていたオーストラリアのゴールドコーストに決めました。

語学学校の決め手

語学学校は、担当のコンサルタントさんに希望を伝えたところ、保育ボランティアを提供しているImagine Education Australiaを紹介してもらいました。
Imagineは、自社で保育園を複数運営していたり、保育の専門コースを開講していたりと、オーストラリアの中でも保育分野に強い学校です。キャンパスはゴールドコーストとブリスベンにあり、私が希望していたエリアでもありました。

ボランティアに参加するには中級レベルの英語力が必要でしたが、事前のオンラインテストを無事クリア。英語コースを3ヶ月受講したあとにボランティアへ参加できることになりました。

エージェントの決め手

以前利用したことのあるエージェントや、その他のエージェントにも問い合わせましたが、中には返信がないところもあり、不信感を抱くこともありました。そんな中、ワールドアベニューはレスポンスが早かったのが好印象でした。

オンラインだけのやり取りだと会社の雰囲気や担当の方の人柄などがわかりにくく不安だったので、実際にオフィスに伺い対面でカウンセリングを受けました。担当の留学コンサルタントの方とは、留学の話はもちろん、色々な話題で盛り上がり、「この人にお願いしたい!」と自然に思えたので、申込みを決めました。(なんなら、一緒に飲みにいきたいと思ったほどです。笑)

また、到着してすぐに、銀行口座の開設やTax File Numberの取得についても、Zoomオリエンテーションを通してサポートしてくれました。他のエージェントを使用した友人などから「渡航後のサポートがなくて困った」という話も聞いていたので、実際に自分が手続きをする立場になってみて、そのありがたさを改めて実感しました。今思い出しても、渡航直後は、いろいろな手続きに時間を割いている暇がないほど忙しかったので、手厚いサポートは本当に助かりました

「留学エージェントの選び方」についてはこちら→

現地の語学学校の様子


語学学校では、英語4技能(話す・聞く・書く・読む)を総合的に学ぶことのできる一般英語(General English)コースを受講しました。最初の頃に受けた授業では、地球温暖化などの環境問題がテーマで、その文章に出てくる文法を学ぶという内容でした。英語にまだ慣れていない時期だったことに加え、あまり興味の持てないテーマだったため、内容の理解にとても苦労しました。
それでも、ペアワークやグループワークが多く取り入れられていたので、比較的やさしいトピックの時は、積極的に発言することもできました。

午前中はレベル別のクラスで授業を受け、金曜日の午後の選択授業では好きなクラスを選べました。主にホームワーク(宿題)のサポートクラスを受講していましたが、スピーキングのクラスを受講することもありました。スピーキング担当の先生がとても陽気な方で、とても楽しく学ぶことができました。先生によってクラスの雰囲気や授業の進め方が大きく変わることを実感しました。

学校の雰囲気はとてもアットホームで、受付のスタッフも親身に相談に乗ってくれたので、安心して学校生活を送ることができました

伸びた英語スキル

日本にいる間は日本語で英語を学んでいましたが、現地では英語で英語を学ぶ環境に身を置けたことで、特にリスニング力が伸びたと感じています。また、さまざまなクラスメイトと積極的に交流できたので、結果的にはスピーキング力も向上したと思います。

大学時代のアルバイトのお陰でスピーキングとリスニングはある程度のレベルに達していたのですが、文法が得意ではなかったため、先生からも「ライティングと文法をしっかりやらないとレベルアップできないよ」と言われていました。そこで、毎日英語で日記を書き、それを提出して添削してもらうなど、自主学習にも積極的に取り組みました。そのおかげで、間違って使っている単語や文法に気づくことができ、とても良い取り組みだったと実感しています。

クラスメイトとの交流

ちょうど私が通っていた時期は、日本の保育系大学の学生が研修の一環で保育ボランティアに参加しており、その影響で最初は日本人の割合が比較的多めでした。ただ、その子たちがボランティアに参加している間は、クラスには私を含めて日本人は2人だけで、韓国やベトナム、ブラジル、エクアドル、コロンビア、チリ、アルゼンチンなど、南米系の生徒が多く在籍していました。

毎週新しい学生が入学するので、クラスメイトは頻繁に入れ替わる環境でしたが、私はあと一歩のところでレベルアップできず、卒業まで同じクラスでした。でも、そのおかげで、ずっと同じクラスだったメンバーとはとても仲良くなれました。一緒にBBQをしたり、ゴールドコースト内を観光したりと、本当に楽しい時間を過ごすことができました

海外での保育ボランティア体験


語学学校卒業後、4週間の保育ボランティアに参加しました。配属先は3〜4歳の男女混合クラスの保育園で、主に掃除や片付け、食器洗いなど生活面のサポートを担当しました。オーストラリアでは、子どもの自主性を大切にする教育方針があり、先生方は子どもたちと一緒に遊ぶというよりは、見守ることに重点を置いているのが印象的でした

面白いと思ったのは、月に数回、特定のテーマに沿った服装で登園する日があったことです。ハロウィンの仮装のような感覚で、お互いの服装を褒め合ったり、似た服装をすることで、子どもたちや先生との仲が深まっているなと感じました

ギャップと文化の違い

実際にオーストラリアの保育の現場を体験してみて、日本との違いをいくつか感じる場面がありました。良い意味で驚いたのは、子供達が遊ぶおもちゃがとても創作的だったことです。感情の表情を組み合わせるパズルや、重曹に何かを加えると火山のように泡があふれ出す実験のような遊びなど、日本ではあまり見かけない工夫がされていて、とても新鮮でした

一方で、食事の時間に子どもたちが食べ物を振り回したり、床に落としたりする光景を見て、「日本の子どもたちは綺麗に食べるよう教育がされているんだな」と改めて実感しました。

ある時、子どもが食べやすいように残りのご飯をまとめてあげようとしたところ、「親御さんに“食事の介助はしないで”と言われているから、Annaは触らないでね」と先生に言われたことがありました。日本の当たり前は海外では当たり前ではないこと、そして、海外の教育の自由さを肌で感じた出来事でした。

また、日焼け止めを塗ってあげようとした時に「Don’t touch me!!(触らないで!!)」と言われてしまったことがあり、少しショックでした(涙)他には、元気いっぱいで色々なことに興味が移ってしまう子が、話を聞くことが難しかった際にクールダウンのため、別室に連れていかれる場面もあり、日本と比べて対応の仕方に違いがあると感じました。

こうした体験を通して、「やっぱり日本のやり方が自分には合っているかも」と思う場面もありましたが、それもまた実際に現地で体験したからこそ得られた大切な気づきでした。

交流を通して変化した保育観

子どもたちとのコミュニケーションは、先生たちが使う英語よりも簡単な英語だったので、それほど難しいとは感じませんでした。時には先生たちが子どもたちに使う英語を真似しながら会話していたので、新しいフレーズを覚える機会もありました

先生方は皆とてもフランクで、子どもたちがお昼寝をしている時には、会話を楽しむ機会も多かったです。先生たち自身も楽しんで保育をしている様子が伝わってきて、職場の雰囲気はすごく良いと感じました。

4週間のボランティア期間は、最初は長く感じましたが、今振り返るとあっという間でした。日本は「給料が低い割に重労働」という印象が強く、どちらかと言うと「保育=仕事」という側面が強いと感じます。日本の保育にも楽しさや誇り、やりがいはもちろんありますが、オーストラリアほど「保育の楽しさ」を全面に感じられることはないかもしれません

オーストラリアは高収入かつ自由な保育も相まって保育士としての仕事に楽しさを全面に感じているように思いました。今回の保育ボランティアは、国民性や保育観の違いを肌で感じられる、非常に貴重な機会となりました。

現地での仕事探しと一番の思い出になったアパレルバイト


渡航前に心配していたアルバイト探しですが、到着から1ヶ月ほどで、日本食の居酒屋で働き始めることができました。レジュメを配った翌日に連絡があり、飲食店での勤務経験も考慮されて即採用に繋がったのだと思います

ただ、最初は40枚ほどレジュメを配っても、連絡が来たのはわずか3件。時期的に閑散期(7〜8月)だったこと、コーヒーが飲めないのでカフェは対象外にしていたこと、アパレル中心に探していたこともあり、少し焦りました。そこで方向転換し、比較的働きやすい日本食レストランに絞って応募したところ、仕事が決まりました。スムーズに決まったのは、柔軟に切り替えられたこと運にも恵まれたからだと思います

平日夜はほぼ毎日シフトが入っていたので、学校やボランティアとの両立はかなり大変でした。業務量が多く時間内に終わらない日も多く、「時給と仕事量が見合っていない」と感じていたため、お店と話し合いを重ねた結果、時給制から日給制の契約に変更してもらいました。日給制になってからは、早く終われば自分の得長引けば自分の責任という仕組みになり、自分にとっては納得感のある働き方になったと思います。

意見をきちんと伝えたことで、その後は比較的自由に働くことができ、最終的にはホールとキッチンの両方を任されるようになりました。最後に社員の方から「Annaちゃんが辞めた後、営業大丈夫かな…」と言っていただけたのは、自分の努力が認められたと感じた瞬間で、本当に嬉しかったです

憧れのアパレル勤務も実現!

居酒屋で働きながらもアパレルへの思いは諦めきれず、仕事探しを継続しました。その結果、クリスマス期間限定募集の“クリスマスカジュアル”としてオーストラリア発祥のアパレルショップで働けることに!!当初は2ヶ月程の契約の予定でしたが、帰国まで働きたいと相談したところ、雇用期間の延長を快く承諾してもらえました

スタッフはみんな温かくフレンドリーで、終始楽しく仕事をすることができました。しかも時給も高く、平日32ドル土曜日38ドル日曜日44ドル祝日はなんと64ドルでした。私が初の日本人スタッフということで、お客様から声をかけられることも多く、とても誇らしかったです。店舗ごとで売上を競うこともあり、勝利した店舗には無料ランチ券やディナーチケットが配られるといった楽しいイベントもありました。

アパレルはシフト制、居酒屋は固定シフトだったため、月によって収入は変動しましたが、月平均で40万円ほど稼ぐことができました。食費を抑えるために、居酒屋のまかないや、両親・友人からの仕送りを活用しながら上手に節約していました。

人間関係と仕事のやりがい

アパレルでの仕事は、私にとって本当に最高の思い出になりました。スタッフもお客様も本当に良い人たちばかりで、時には一人で店番を任される日もありましたが、売上目標を達成したい皆の期待を裏切りたくないという一心で、一生懸命働きました。仕事終わりにみんなでヨーグルトアイスを食べに行くこともあり、楽しい時間も多かったです。

また、お客様との会話も大きな楽しみの一つでした。最初は緊張することもあったのですが、「そのネックレス素敵だね!」といった何気ない会話をしながら働けるのは、とても素敵な文化だと感じました。おすすめした商品を気に入って買ってくださったり、コーディネートの相談をしてくださったりすることもあって、それが大きなやりがいに繋がっていました

情報交換が大切なワーホリ生活ですが、お店に来たお客さんと仲良くなりSNSを交換することも時々ありました!本当に気が合ってその出会いから旅行に行ったりしたこともあったので一期一会だなあと感じることのできるアルバイト経験でした。

また、私が帰国する前にバイト先に挨拶しに行ったところ、シフトに入っていないスタッフもわざわざ会いに来てくださったり、涙を流しながら寂しいと伝えてくれたりして、本当にこのバイト先で働くことができてよかった、私のワーホリ生活の誇りだと感じました。

オーストラリア生活の様子

大本杏奈様①
image_26799662_569508264866742529_1752284683660
大本杏奈様②
image_26799775_569508287717572832_1752284697298
image_26799739_569508266225958948_1752284692738
大本杏奈様⑥
大本杏奈様⑤
大本杏奈様③
大本杏奈様④
Loading image... Loading image... Loading image... Loading image... Loading image... Loading image... Loading image... Loading image... Loading image...

ホストファミリーとの生活


オーストラリア到着後は、ホストマザーとその息子さんとのホームステイ生活が始まりました。渡航して2週間ほどでインフルエンザにかかってしまい、たくさん迷惑をかけてしまったのですが、その際は看病してくれて、とても助かりました。その他にも、履歴書の配り方やアルバイト探しについてもアドバイスをくれるなど、本当に親切にしていただきました。

生活の中で驚いたのは、ホストマザーは高齢だったこともあり、蛍光灯が苦手で、夕方5時頃からは間接照明のみで過ごしていたことです。家の中がとても暗く、食事がしづらくて美味しく感じられないこともありましたが、そのおかげで痩せることができたので、結果オーライでした(笑)

最後は泣きながらお別れするほど、本当に温かい家庭でした。

憧れの「海が見える家」に住めたシェアハウス生活


ホームステイ後は、合計3軒のシェアハウスで暮らしました。
最初に住んだのは、同じ語学学校の友人に紹介してもらった家で、家賃は週220ドルでした。2軒目は「日豪プレス」で見つけた日本人だけのシェアハウスで、オーナーも日本人でした。そのため、日本語でやり取りができたので、家賃交渉をして週200ドルにしてもらうことができました。

そして3軒目は、私にとって一番のお気に入りの家になりました。場所はゴールドコーストの最南端に位置するクーランガッタで、落ち着いた雰囲気と美しいビーチが広がるエリアです。もともと「せっかくオーストラリアに来たからには、海の近くに住みたい!」と思っていたので、このロケーションは理想的でした。

私を含めた日本人女性4人とオーストラリアに長く住んでいるレバノン人の男性オーナーも一緒に暮らしていました。アルバイト先はサーファーズパラダイスだったので、通勤には片道1時間半ほどかかりましたが、それでもこの家を選んだのは「海の近くで暮らす」という希望を叶えたかったからです。

しかも、「そこまで住みたいなら、2人部屋でいいなら週150ドルでいいよ」とオーナーが言ってくれたんです。自分から積極的に交渉したわけではありませんが、タイミングと運が味方してくれたなと思いました!

そして、日本から友だちが3人遊びに来てくれた際は、オーナーが快く許可してくれたお陰で泊めてくださったり、パーティーをしたり、一緒にお酒を飲みながらご飯を食べたり、本当にオーナーの人柄の良さのおかげで通勤時間が長くても住んで良かったと思えるお家でした。

私はバイトが忙しく、家にいる時間があまりなかったので、清潔さなどにはそこまでこだわらず、「とにかく住めればいいや」という感覚で探していました。ある程度は妥協していたからこそ、結果的に良い物件に出会えたのかなとも思います。

心に残る、オーストラリア国内旅行


ゴールドコーストやシドニーといった定番の観光地はもちろん、ケアンズやメルボルン、ウルル、シドニー、パースへと足を延ばし、素晴らしい景色を楽しみました。他にも、サンシャインコーストやヌーサには1人で旅行をしたり、そして大好きなバイロンベイには何度も訪れ、本当に多くの場所を巡りました

数ある場所の中でも、特に印象深いのはやはり住んでいたゴールドコーストです。海の美しさや街の雰囲気が素晴らしいのはもちろん、海の近くのシェアハウスに住んでいたこともあり、私にとって一番のお気に入りの場所になりました。

ワーキングホリデーでの成長と今後の計画


ワーキングホリデーを通して、これまで出会うことのなかったような人々との交流を経験し、多様な考え方を理解できるようになりました。また、オーストラリアには穏やかな人が多かったので、その影響で、人に対してより優しくなれたと感じています。

そして、何よりも大抵のことではへこたれない、強靭なメンタルを持つことができました!本当に日本では起こらないような色々な出来事があり、大変なことや悩むこともたくさんありましたが、それらを乗り越えたことで、心が大きく強くなったと実感しています。特にアルバイトでの経験が、精神的な成長に大きく影響を与えてくれたと感じています。

今後の計画

現在は、ワーホリ前に勤めていた保育園に復帰し、保育士として再び働いています。

実は、ワーホリ後は保育士に戻らず、キャリアチェンジも考えていました。インターナショナルスクールや、今回のワーホリ経験をきっかけに留学会社で働くことも検討していましたが、最終的には「やっぱり保育が好き」と改めて実感し、復帰を決めました

オーストラリアでの保育ボランティアを通して、保育士が自分にとって「天職」だと再認識できましたし、ワーホリ中、日本にいる子どもたちが恋しくなったこともあり、「やっぱり子どもたちと関わっている時間が一番好きなんだ」と改めて気づきました

また、1年前に担当していた子どもたちの卒園まで見届けたいという思いもあったため、とりあえず復帰しようと決めました。ワーホリ中にさまざまな仕事を経験したからこそ、今は新しい仕事に挑戦するよりも、まずは自分に向いている保育という仕事にしっかり向き合い、その後にまた将来のキャリアについて考えていきたいと思っています。また、ボランティアで得た経験も何かしらの形で活かしていきたいです

留学を考えている方にメッセージ


ワーキングホリデーを通して、悩んでいることがあったら即行動するということ、また色々な方に出会えるので価値観も大きく変わると実感しました。もし今、「行きたい」という気持ちがあるなら、迷わず挑戦すべきです。

迷っているなら、まずは一度、徹底的に調べてみることをお勧めします。そして、どうしても行きたいという気持ちが強いのであれば、できるだけ早く行動に移すべきです。
ただ、もし軽い気持ちで出発してしまうと、壁にぶつかった時に乗り越えられないこともあるかもしれません。それでも、頑張り抜く覚悟がある人こそが、充実したワーキングホリデーを経験できると私は思います。

ワーキングホリデーで得られるものは計り知れません。価値観が広がり、素晴らしい人々との出会いがあり、本当に多くのことを経験できます。失うものよりも、得るものの方がはるかに大きいと断言できます。現地でしかできないこともたくさんあります。だから、もし「行きたい」という気持ちが少しでもあるのなら、絶対に諦めないでほしいです!

もちろん、それなりに大変なことや壁もあります。合わずに途中で帰国してしまったり、心が折れてしまったりした人もいるのは事実です。しかし、一度行ってしまえば何とかなるものです。だからこそ、覚悟を決めて一歩踏み出してください

最後に、「なんとかなる」という気持ちが本当に大事だと思います。日本にいた時に比べて先の見えない不安が本当に大きいワーホリ生活。もちろんうまくいかない時のプランもよく考えて行動するべきですが、「なんとかなる。自分が今頑張ってることは誰かが見てくれてる。」といつも思っていました(笑)
自分のやりたいことに素直に行動しながら、全力で楽しむことをおすすめします!

さいごに


最後まで体験談を読んでいただきありがとうございました。Annaさんの体験談はいかがでしたでしょうか。

海外での保育ボランティアを経験した当初は、価値観の違いやギャップに戸惑うこともあったそうですが、今振り返ると「貴重な経験だった」とお話ししてくださいました。
日本での経験を最大限に活かし、保育プログラムにもアルバイトにも奮闘したAnnaさん。「アパレルでのアルバイトが留学中のBest of memoryです!」と嬉しそうに語ってくれたのが印象的でした。

まさに紆余曲折あった海外生活だったからこそ、Annaさんは海外の文化の違いを深く理解し、自身の成長や新たな発見を得ることができたのでしょう。留学で得た学びや経験が、これからの人生に大きく役立つことを心から願っています。

「ワーキングホリデーに興味が湧いた!」という方は、ぜひ無料の留学カウンセリングをご活用ください。カウンセリングは、木曜を除く毎日10時〜19時まで受け付けており、土日祝もご予約可能です。
ワーキングホリデーだけでなく、語学留学、海外インターンシップ、専門・大学進学など、皆さまのご希望に合わせて最適なプランをご提案いたします。カウンセリングはZoomを利用したオンライン形式のため、全国どこからでもご参加いただけます。「まだ留学するか決めていない…」という段階でも、もちろんご相談可能です!皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております。

← オーストラリア留学・ワーホリの体験談一覧はこちら

← オーストラリア・ワーキングホリデーについて詳しく見る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 観光庁長官登録旅行業2162号