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  • 海外留学体験談
  • 2025.07.05

未知の世界に飛び込むことで得た「挑戦する勇気」と「視野の広がり」 カナダ ワーホリ生活【体験談】

社会人5年目で仕事を辞め、カナダ・トロントで約1年間のワーキングホリデーに挑戦したSotaroさんに、体験談を伺いました。
「新しいことに挑戦したい」という思いから海外に飛び込んだSotaroさん。現地では、語学学習やアルバイトに加え、プライベートも充実させながら、滞在中に転職活動まで終え、帰国されました。
体験談では、社会人の途中で留学を決意したきっかけから、とにかく働きまくった「ワーク」と思いきり楽しんだ「ホリデー」のリアルなワーホリ生活まで、赤裸々に語っていただいています。

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Sotaroさんの留学概要

渡航国:カナダ
渡航都市:トロント
留学プログラム:ワーキングホリデー
語学学校:ILAC(12週間)
渡航期間:2024年4月 – 2025年5月

Sotaroさんの留学スケジュール

留学をしようと思ったきっかけ


留学をしようと思ったきっかけは、一言で言うと「価値観や視野を広げたかったから」です。留学前はシステムエンジニアとして働いていたのですが、10年後・20年後を見据えたときに、「このままでいいのか」「この業界で本当にいいのか」と自分のキャリアや人生について深く考えるようになりました。

転職も考えましたが、結局は同じ業界・職種に落ち着きそうで、「新しいことに挑戦したい」という思いから、以前から憧れていた海外生活に踏み出すことを決めました。

正直、社会人での留学には漠然とした不安もありましたが、幸い前職の会社から「戻ってきてもいいよ」と言ってもらえていたので、「いざとなれば仕事がある」という安心感があったことで、不安を抱えずに海外へ挑戦する決断ができました。

ワーキングホリデーにした理由

ワーキングホリデーを選んだ一番の理由は、費用を抑えながら海外生活を送れるからです。語学留学だと貯金を取り崩す一方になってしまいますが、ワーキングホリデーなら働きながら収入を得られるため、金銭的な不安を大きく軽減できると考えました。

英語の勉強については、仕事をしている間はほとんど手をつけることができず、渡航の1ヶ月ほど前に参考書を1冊買って、気持ち程度の準備だけをしました(笑)文法もあまり自信がなかったのですが、現地で学べば大丈夫だろうと腹をくくって飛び込みました。

国や都市、エージェントの決め手

国選びでは、情報の得やすさ安全性の高さを重視しました。
元々は人気の高いオーストラリアかカナダで検討をしていたのですが、以前オーストラリアでワーキングホリデーをしていた友人を訪ねた経験があったこともあり、今回の「価値観や視野を広げる」という目的を考えると、より未知だったカナダが自分にとって最適だと感じました。

また、個人的に暑い場所が苦手なので、寒い気候のカナダに惹かれたのも大きな理由です。都市選びにおいては、アジア人が比較的少なく、英語を使う機会が多くある場所が希望だったため、トロントにしました。

ワールドアベニューにお願いしようと思ったきっかけは、先述したオーストラリアでワーキングホリデーをしていた友人からの紹介でした。やはり友人からの紹介は信頼できるため、安心して申し込むことができました。そのため、他のエージェントと比較や検討することは特にしませんでした。

学校生活について

語学学校をILACに決めた理由

数ある語学学校の候補の中からILACを選んだのは、最も多国籍で規模の大きい語学学校だったからです。多様な価値観や視野を広げたいという目的に、まさにぴったりだと思いました。

実際に通ってみると、本当にさまざまな国から来た学生がいて、たくさんの友達をつくることができました。みんな本当に親切で、ILACを選んでよかったと思いました。

授業内容

ILACでは2種類のコースがありますが、しっかり英語力を身につけたかったので、授業時間の長い「Power Englishコース」を選びました。午前は文法を学びつつ生徒同士で意見を交わす時間が多く、午後はスピーキングに特化した授業が中心でした。

授業は教科書に沿って進められますが、「旅行に行くならどこがいい?」といったテーマで理由を述べ合ったり、意見を出し合ったりするペアワークが多く、実践的に英語を使う機会が豊富にありました。

週2回のアクティブクラスでは、ゲームやアクティビティを通じて楽しく英語を学びました。英語でしりとりをしたり、アイデアを出し合うアクティビティなど、遊び感覚で自然と英語が身につく工夫がされていました。

授業を通して徐々に英語を使う感覚を取り戻し、想像以上にスムーズにレベルアップできました。最初はPre-Intermediate(初中級)からのスタートでしたが、High-Intermediate(中上級)まで上がり、最終的にはPre-Advanced(初上級)への進級テストにも合格して、無事にコースを修了しました。コースが変わるたびにクラスメンバーも入れ替わるため、新たな出会いにも恵まれました。

授業での学びもありましたが、正直なところ、それ以上に友達と過ごす時間が毎日の大きなモチベーションになっていました。

授業の雰囲気と大変だったこと

授業中は、やるべき課題や先生からの指示が終われば、自由に雑談できるような雰囲気でした。授業の進行を妨げない限りは、基本的に自由な環境で、食事や飲み物も自由にとることができ、リラックスしながら授業に参加できました。

一方で、「○○のテーマについて近くの人と話してみよう」といった即興で会話をする場面も多く、最初は急に振られて困惑することもありましたが、知っている単語を繋ぎ合わせてなんとか会話をしていました。

Pre-Intermediateのクラスは、同じくらいの英語力の学生が多く、みんながスラスラ話せるわけではありませんでした。だからこそ、言葉に詰まっても「ゆっくりでいいよ!」「いくらでも待つよ!」と温かい声をかけてくれる人が多く、とても助けられました。英語を話すことにまだ慣れていなかったので、最初は難しいと感じることも多かったですが、そうした周りのサポートのおかげで、少しずつ話すことに自信が持てるようになりました

国際色豊かなクラスメイトとの出会い

クラスは15〜20人ほどで、日本人は3〜4割ほど。南米(特にブラジルやメキシコ)の学生も多く、彼らはフレンドリーな人が多かったので、自然と会話が生まれすぐに仲良くなれました。韓国からの留学生も多く、同じアジア圏ということもあり親近感がありました。

友達を作るには、やはり自分から積極的に話しかけることが一番だと思います。一緒に食事に行ったり、出かけたりすれば、自然と仲良くなれます。日本人同士でもお互いの友達を紹介し合って、10人くらいでパーティーを開いたこともあり、あっという間に打ち解けることができました。

印象に残っている学校のイベント

特に印象に残っているのは、卒業前に開催されたクラブを貸し切ってのイベントです。これまで出会った多くの友達と再会し、最後にみんなと交流できたのが本当に嬉しかったです。

また、在学中には、毎週水曜日に開催されていたウェルカムパーティーに参加しました。初回は無料で、そのあとは飲み物代を支払えば参加することができたので、3回ほど参加して多くの人と交流しました。

その他にも、トロント市内を散策するウォーキングツアーやスタンプラリーなどのアクティビティもありました。友達の中には、フェリーの上で行われる船上パーティーに参加していた人もいました。

語学学校での成長と最適な期間

語学学校に通って、英語で話すことに慣れることができたかなと思います。「そういえば、こんな言い方をするんだった!」と、英語がスムーズに出てくるようになり、考えてからアウトプットするまでが、以前よりも自然になりました。

語学学校で勉強していた期間は3ヶ月でしたが、ちょうど良かったと感じています。周りでは2ヶ月だと「短すぎる…」という人が多く、逆に4〜5ヶ月だと「長い!」と感じる人もいたので、トロントの生活にも英語にも慣れてきていた、3ヶ月くらいがバランスの取れた期間だったと思います。

ホームステイ体験:2つの家族との出会い


少し珍しいかもしれませんが、ワーキングホリデー中はずっとホームステイで過ごしました。最初の1ヶ月はILACを通じて手配してもらった家庭に滞在し、その後は、日本にいる間に先輩から紹介してもらったホストファミリーのもとで生活しました。

初めてのホームステイ

最初のホームステイ先では、ホストマザーとホストファザー、ペットの犬1匹、そしてブラジル人の留学生2人と一緒に生活を送りました。彼らとは同じ語学学校だったので、毎日一緒に通学し、休みの日にはナイアガラの滝に出かけるなど、楽しい思い出もできました。

2つ目のホームステイ

2つ目のホームステイ先では、ホストマザーとホストファザーに加え、ミャンマー、中国、インド出身の留学生たちと一緒に暮らしていました。生活リズムはそれぞれ異なっていましたが、食事時やキッチンで自然と会話が生まれ、程よい距離感で交流できました。

特に印象的だったのは、ホストファミリーの温かさです。家の食材を自由に使わせてくれたり、スケートに行きたいと話したらスケート靴を貸してくれるなど、気さくに接してくれました。(結局、スケートには行けませんでしたが・・笑)

家はダウンタウンから電車で1時間20分ほど離れた場所にありましたが、自然に囲まれた静かな環境で、治安も良くとても暮らしやすかったです。1日1食付き・個室で月900ドルほどと、費用面でも満足のいくホームステイでした。

アルバイト探しと仕事を見つける秘訣


1ヶ月目は学校に集中したかったので、2ヶ月目の5月頃からアルバイト探しを始め、6月からラーメンとカフェが併設されたジャパニーズレストランで、キッチンとサーバーの両方を担当しました。

「ワーホリは仕事探しが大変」とよく言われますが、私はそこまで苦労せず仕事を見つけることができました。ウェブで履歴書を作成し、「e-Maple」で求人を探して気になるお店に10件ほど応募。すぐにメールで返信があり、翌日に面接、その場で採用が決まりました。

私は比較的スムーズでしたが、友人の中には仕事が決まるまでに3ヶ月かかった人もいました。大きな違いは「行動量」と「意識の差」だったように感じます。早く決まった人は1日に50〜100件の履歴書を配っていた一方で、なかなか決まらない人は10件未満で止まっていることも。仕事探しは体力と根気が勝負で、「数を打つこと」の大切さも実感しました。

また、「英語だけの環境がいい」「ローカルで働きたい」「カフェがいい」などこだわりが強い人は、仕事探しに時間がかかる印象でした。中には理想の職場に出会うまで4〜5ヶ月かかった人もいましたが、その分ネイティブの友人ができたり、語学力の向上を実感していたりと、得られるものも大きかったように思います。「理想を追うか、効率を取るか」は、その人の目的次第だと思います。

私自身は英語に自信がなかったので、「多少英語が使えればOK」と割り切ってジャパレスを選びました。面接では「日本語と英語、どっちで受けたい?」と聞かれ、「英語でお願いします!」と答えたものの、「あなた英語しゃべれないからキッチンね」と言われてしまいました(笑)。
しかし、その後カフェ部門の人手が足りなくなり、学生時代のカフェ経験が評価されてサーバーとしても働けるようになりました。最終的にはいろいろな仕事を経験させてもらえました。

働き方や収入、そして「社畜」生活!?

アルバイト仲間は9割が日本人で、他にフィリピン人や途中から韓国人のスタッフもいました。週4〜5日勤務が基本でしたが、多い時は週6日で働くこともありました。

時給は17〜17.5ドル(約1,800円)で、チップも含めると、月収30〜35万円ほど稼げていた感覚です。サーバーの方がチップは多めでしたが、キッチンでももらえたので、それがプラスαの収入になりました。

まかないがあったので食費はほとんどかからず、月の生活費は16〜20万円程度に抑えられました。残りの10〜15万円は貯金に回すことができ、帰国までの資金をしっかり貯めることができました。

キッチンとサーバーの両方を任せてもらえたおかげで、お店の都合に合わせてさまざまなシフトに入ることができました。ランチとディナーの両方に入って、1日13時間働いたこともあり、友人からは「Sotaroのようには働きたくない!」と言われるほど、まるで社畜のような日々を送っていました(笑)

その分しっかり貯金もできたので、そろそろ「ホリデー」を楽しみたいと思い、1月上旬にアルバイトは辞めました。「働くときは働く、遊ぶときは遊ぶ」という、0か100かのメリハリのあるワーホリ生活を満喫できました!

日本とは全然違う接客スタイル

カナダで働いてみて、日本との接客スタイルの違いを強く感じました。日本では丁寧さが求められますが、カナダではもっとフランクで、従業員同士や常連さんとの雑談も当たり前。仕事中でも和気あいあいとした雰囲気で、特に何か言われることもありませんでした。お客さんと仲良くなればなるほど、チップが増えるのも面白い点でした。

そして、給料は2週間に1回支払われるのが一般的なので、こまめに収入があるのはありがたかったです。

英語力の伸び

正直なところ、アルバイト経験を通じて英語力が飛躍的に伸びたかというと、そうではありませんでした。ただ、ネイティブと英語で話すことへの「抵抗」はかなりなくなりました。

レストランやカフェで使う接客英語はある程度パターンが決まっていて、慣れてくれば自然と口から出てくるようになります。最初は「英語力が伸びた!」と感じることもありましたが、次第に常連さんとの会話などもパターン化されていき、自分の持っている英語を“使いこなせる”ようになる感覚でした。

とはいえ、そこからさらに英語力を高めていくには、会話の引き出しを増やしたり、日々の学習を続けたりといった「プラスαの努力」も必要だなと感じました。

「働くだけじゃない」ワーホリのリアルな楽しみ方

カナダらしい日常と四季の楽しみ

アルバイトのない日は、バイト仲間や語学学校時代の友人とご飯に行ったり、公園でのんびり過ごしたり、イベントに参加したりしていました。夏はEDMフェスや遊園地、秋は紅葉、冬はソリ遊びと、四季を通じてカナダらしいアクティビティを満喫しました。

トロントには多国籍なレストランも多く、他国籍の友人とそれぞれの国の料理を楽しみながら、お互いの食文化を知ることができたのも良い経験でした。

忘れられない出会いと友情

学校で仲良くなった19歳の韓国人留学生とは、ちょっと面白い流れでニューヨーク旅行に行くことになりました。
ある日、彼が冗談っぽく「一緒にニューヨーク行こうよ!」と言ったので、私も軽いノリで「いいね、行こう!」と返したら、翌日にはもう周囲に「Sotaroとニューヨークに行くんだ!」と宣言していて、「あ、これ本当に行くやつだ」と理解しました(笑)その後も彼がフライトやホテルまで全部調べて計画を立ててくれて、彼の行動力には驚かされました。

帰国後、彼が日本に遊びに来てくれたので、地元の福岡を案内しました。今は兵役中で会えませんが、今でも連絡を取り合っていて「除隊したら韓国においでよ!」なんて話もしています。彼との出会いは、私のワーホリ生活の中でも特に思い出深いものになりました。

アルバイトで貯めた資金で広がった旅の思い出

ワーホリ中に貯めたお金で、カナダ国内外の旅行も思い切り楽しみました。

国内旅行は、一人で壮大なバンフの自然を満喫したほか、日本から遊びに来てくれた元同僚とトロント観光を楽しみつつ、イエローナイフへ2泊3日の旅行にも行きました。滞在中は毎日オーロラを見ることができ、本当に感動しました。

海外旅行は、アメリカ(ニューヨーク・ラスベガス・ロサンゼルス・セドナ)、ヨーロッパ(ポルトガル・スペイン)、南米(メキシコ・ブラジル)に行きました。

特に印象深いのはメキシコです。学校で知り合った友人の実家を訪ねたのですが、「家に泊まっていきなよ!」と言ってくれたので、ホテルは予約せず、ご好意に甘えることにしました。友達の家族が本当に良い人で、現地を案内してくれただけでなく、交通費から食事代まですべて負担してくれました。お金を一銭も払わせてもらえず(笑)、1週間の滞在は最高の経験になりました。

カナダ生活で驚いたこと・成長した点


カナダで生活してみて、人々の優しさに触れる機会がたくさんありました。英語をうまく話せなくても、一生懸命に意味を汲み取ろうとしてくれる人が多く、本当にありがたかったです。

また、カナダは移民や留学生の受け入れに慣れており、差別的な言動に出会うこともほとんどなく、とても過ごしやすい環境でした。これは、移民に対してやや抵抗感のある日本とは大きく異なる点だと感じました。

この違いを実感したのは、帰国後に友人と「最近、海外の人が増えたよね」と話していた時です。日本では変化に少し戸惑う人もいるようですが、私はカナダで外国人として受け入れてもらえた経験があったからこそ、自然と「違いを尊重する視点」が身についたように思います。

トロントの治安

トロントの治安は、全体的に見て比較的良いと感じました。たまに発砲事件のニュースを耳にすることはありましたが、日常的に危険を感じることはありませんでした。とはいえ、夜道を一人で歩くのは避けるなど、最低限の注意は心がけていました。

ワーホリを通して成長した点・新たな価値観

ワーキングホリデーを通して、新しいことへの挑戦に対するハードルが劇的に下がったと感じています。

カナダへ行く前は、自分の「できる範囲」だけで物事を考えがちで、転職活動でも前職と同じ業種でしか視野に入れてませんでした。しかし、海外生活や見知らぬ人との交流、そして一人旅など、初めての経験をたくさん重ねるうちに、「未知の世界へ飛び込むこと」への抵抗が自然となくなっていきました

この経験があったからこそ、転職活動では、今までとは全く異なるITコンサルという分野に挑戦し、新たなキャリアをスタートさせることができたのだと思います。

また、仕事に対するスタンスも少し変化しました。カナダでは「完璧さ」よりも「求められていることに応える」ことが重視されているように感じました。良い意味で「適当でいい」ことが許される雰囲気があり、やることさえきちんとこなしていれば、それ以外の時間は比較的自由に過ごせる、という考えの人が多かったです。その価値観は自分にとってもしっくりきて、新たな気づきになりました。

カナダ生活の様子

中村宗太郎様②
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中村宗太郎様①
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帰国後のキャリアチェンジ


4月に帰国し、7月からはITコンサルとして新たなキャリアをスタートします。

転職活動をする中で、ITコンサルを選んだのは、主に以下の4つの理由からです。
◼︎前職よりも大きなやりがいを見つけられると感じた点
◼︎これまでの経験を活かせる点
◼︎給料を下げずに働ける点
◼︎顧客と密接に関わることができる点

実は、留学前にもITコンサルに興味を持ったことはあったのですが、当時は「業務内容が難しそう」という思いが強く、選択肢から外していました。

しかし、ゆくゆくは独立したいという考えもあったので、その目標を達成するために必要なスキルや能力を得られる仕事を探した結果、ITコンサルに辿り着きました。そして、ワーキングホリデー経験を経たおかげで、新しいことに対する抵抗もなくなっていたため、迷わず挑戦することを決めました。また、今回の経験を活かして会社内の海外案件にも積極的に参加したいと思っています。

ワーホリ中に終わらせた転職活動

転職活動は、転職エージェントを活用し、すべてカナダ滞在中にオンラインで進めました。最終面接まで対応してもらい、帰国前にすべて完了できました。もともと帰国後は忙しくなると予想していました。案の定、帰国後は飲み会続きに(笑)。計画通りに動けて、本当に良かったです。

面接では「なぜ仕事を辞めてワーキングホリデーに行ったのか?」という質問はありましたが、重視されたのは「なぜ退職をして海外に行き、再度IT業界を目指したのか」といったキャリアの一貫性でした。

ワーホリの後半は時間に余裕があったので、ITコンサルの本を読み込んだり、YouTubeで徹底的に業界研究をしたりと、入念に準備を進めました。時間をかけて準備できたからこそ、内定につながったと感じています。日本で働きながらでは難しかったと思うので、これもワーホリ中に活動した大きなメリットでした。

これから留学を考えている方へのメッセージ


もしワーキングホリデーに行くかどうか悩んでいるなら、「とりあえず行くべき!」と強く言いたいです。

1年という期間は、人生のキャリアを劇的に変えるほどのものでなく、「たった1年」です。むしろ、新しい環境に身を置くことで、気持ちがリセットされ、新たな視点が得られる絶好の機会です。もし今の環境に少しでも息苦しさを感じているなら、思い切って飛び出してみるのも一つです。キャリアを「捨てる」のではなく、「将来のために新しい視点や経験を得る期間」と捉えて、しっかり計画を立てて渡航するといい方向に進んでいくと思います。

出発前の不安は尽きないかもしれませんが、実際に現地へ行けば、ほとんどの心配事は解決するはずです。そして、「なぜワーホリに行きたいのか」という理由さえ明確であれば、どんな困難も乗り越えられます。まずは一歩を踏み出してみてください!!

さいごに

最後まで体験談を読んでいただきありがとうございました。Sotaroさんの体験談はいかがでしたでしょうか。
「とりあえず、留学に行くべき!」という前向きな言葉の裏には、現地での数えきれない経験や学びが詰まっていると感じました。挑戦へのハードルが下がり、価値観が大きく変わったからこそ、「やってみればなんとかなる」という前向きな姿勢と自信を手に入れられたのだと思います。

現在は、帰国後に受けたTOEICの結果待ちだそうですが、「750~800点くらい取れていたら嬉しい」と話すその表情からは、英語力の向上以上に、ワーキングホリデーがSotaroさんにとってかけがえのない経験だったことが伝わってきました。

「ワーホリに興味が湧いた!」という方は、ぜひ無料の留学カウンセリングをご活用ください。カウンセリングは、木曜を除く毎日10時〜19時まで受け付けており、土日祝もご予約可能です。

ワーキングホリデーだけでなく、語学留学や海外インターンシップ、専門/大学進学など、皆さまのご希望に合わせて最適なプランをご提案いたします。カウンセリングはZoomを利用したオンライン形式のため、全国どこからでもご参加いただけます。「まだ留学するか決めていない…」という段階でも、もちろんご相談可能です!皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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