• 海外留学体験談
  • 2018.01.09

本当に色濃い1年3ヵ月間だったニュージーランドのワーキングホリデー|体験談‐石川 麻里絵さん

ニュージーランドでのワーキングホリデーで経験したこと、出会った人々とのつながりを基盤に、自動車販売のディーラーからワイン関係のお仕事へと大きくキャリアチェンジされた麻里絵さん。帰国後、新しい仕事に就き、少し落ち着いたタイミングで1年3ヵ月のワーキングホリデー生活を振り返っていただきました。
よく「ワーキングホリデーは自由」と言いますが、こんなにもオリジナリティあふれる経験をされている方は本当に稀!日本ではできない貴重な経験が詰まった体験談です。

1.きっかけ‐ワインに関わる仕事をしたい


今思えば、高校生時代から、世界を周った人々の体験記や書籍などを手にとるなど、「海外」に対する憧れはありました。その後、大学生になり、社会人に…… 自動車のディーラーとして働いていた24歳の時に、友人がワーキングホリデーでイギリスに飛び出しました。ロンドンに友人を訪ねた際、あらためて「ワーキングホリデー」での留学を意識するようになりました。

20代後半にさしかかり、改めて自分の将来のことを考えるようになりました。
その頃、私はワインの美味しさ、面白さ、ワインを一緒に飲みながら仲間と交流する楽しさを知り始めました。
ワインの世界で働くのは難しそうだけれど、すごく魅力的で面白そうだと思ったのです。また、「ワインを好きになり始めた頃にこのワイン美味しい!」と思ったのがニュージーランドのワインでした。
インターネットでニュージーランドのワーキングホリデーのことを調べてみると、Vineyard(ヴィンヤード‐ワイン用のぶどうがある畑)でワーホリ向けの仕事がいくつかある、という情報を発見。

憧れだった「海外で暮らすということ」。趣味の一つになり始めた「ワイン」。たまたま飲んで感動したワイン産地が「ニュージーランド」。
それなら「ワーキングホリデーを利用してニュージーランドのぶどう畑で働きに行こう!」と決意しました。

自動車販売の仕事を辞める少し前、方向性をきちんと定めるために留学について調べ始めました。

ワールドアベニューで決めた理由は…… 留学カウンセラーさんと気が合ったから?でしょうか。
ワーキングホリデー生活を始めるにあたって、当時は右も左もわからない状態でした。そんななか、渡航直後の生活のことや学校のご案内をいただき、安心できたので、あまり悩まずに決めました。

ワーキングホリデーでニュージーランドを訪れる前の私の英語力は、TOEIC450点程(大学時代に受験したのが最後…)。決して胸を張って「喋れます!」と言える英語力ではありませんでした。ただ、海外旅行は好きで、イギリス、フランス、イタリア、アメリカ、オーストラリアと訪れたことがあり、なかには1人旅行もありました。他にも、フィリピンにボランティアで渡航したこともあり、留学することや長期での海外生活に対して、あまり大きな不安や心配はありませんでした。

到着した際の空港出迎え、渡航してすぐの滞在(ホームステイ)や、語学学校などの手配はワールドアベニューに依頼していたため、その後の生活のことや仕事のことは今から焦っても仕方がないという気持ちがあったのだと思います。また、もともと、ワイン関係の仕事をしていたわけではなかった私は、ニュージーランドに行く前に、基礎的なワインの知識を付けておきたいと考え、ワインバーに就職、働きながら勉強しつつ、貯金し、約1年の準備期間を経てワーホリに出発しました。ワーキングホリデー前の準備や仕事が忙しく、先のことまで不安になる余裕がなかったというのも一つの理由です。

2.大正解だった自動車購入


2016年6月、日本の友人たちから温かく送り出してもらい、ニュージーランドのワーキングホリデーにとびだしました。到着してすぐの約1ヵ月間はホームステイ先に滞在し、約2ヵ月間語学学校に通いました。

語学学校はWORLDWIDE SCHOOL OF ENGLISH(ワールドワイド スクール オブ イングリッシュ)というオークランドにある学校に通いました。
Worldwide school of Englishの私が入ったクラスには日本人も多くいましたが、日本人以外にも韓国、タイ、サウジアラビア、台湾、ニューカレドニアなどさまざまな国の留学生がいました。語学学校に通う時間もそんなに長くはなかったので、集中して英語を勉強しました。

Worldwide school of Englishには日本人のスクールカウンセラーが在籍しており、ニュージーランドでの銀行口座開設方法や働くために必要な各種手続きをサポートしてくださったため、基礎的な英語力を身に付けたり、ニュージーランドでの生活基盤を作るにはちょうどよい期間と環境だったように思います。

2ヵ月間のなかで、少しずつ本来の目的だったヴィンヤードでの仕事探しをし始める頃、オークランドで出会った日本人の数人に、ワーキングホリデーで1年いるなら「車を購入した方が絶対に良い」とアドバイスを受けました。理由としては都市部を除くと、ニュージーランドは公共交通機関が発達していないので、車があると旅行・仕事・買い物に便利であるということ。ヴィンヤードで働くのであれば尚更、都市部から離れていることが多く、必要不可欠だということ。

最初は「海外で車を買うなんて信じられない」「英語のやり取りなんて無理!」と思いましたが、強いアドバイスに影響され、いつのまにか中古車をインターネットで探す日々。探しながらニュージーランドの運転免許証も発行しました。(国際免許証も持参していましたが、期限は1年間。VISAを延長して1年以上滞在していたため、ここで免許証を取得しておくのは正解でした。ちなみにニュージーランドの運転免許証の期限は10年間です。)

5万円程度で売っている自動車もあるのですが、さすがに恐ろしくて購入はできません。
最終的には、3,000ドル(日本円で25万円程度)の自動車を日本人の方から購入しました。ニュージーランドで驚いたことの一つに、沢山の日本車(ほぼ中古車)が、6~7割ほど走っています。私が購入した車も日本車だったので、操作に困ることはありませんでした。それでも年式は2000年で15万キロ走行している車。
たまたま日本人の整備士の方を友人から紹介してもらい、車に問題がないか、購入前に見てもらえることになりました。
車を購入の際は、いろいろと大変なこともありましたし、お金もかかりましたが、結果としてさまざまな人脈をつくることができ、且つ、購入した自動車のおかげで、非常に効率よくニュージーランドでのワーキングホリデー生活を送ることができました。

3.貴重な出会いと経験溢れるVineyard(ヴィンヤード(ぶどう畑))での仕事


「ブドウ畑で働きたい」という私に、周囲から推薦を受けたのは、「ネルソン」という場所でした。
ニュージーランドで最も日照時間が長いと言われるネルソンはアロマティック品種の宝庫として知られ、シャルドネやピノ・ノワールも最近世界的に評価を得ている地域です。小規模生産者が多いだけに手の行き届いたものが多く、ゆっくりワインを楽しむには最適な場所として知られています。

ネルソンはニュージーランドを訪れる以前から、ずっと興味のあった地域でした。周囲から推薦もあり、まずはネルソンで仕事を見つけるべく動き出しました。

購入したばかりの自動車に乗って、約1週間、オークランドから北島を旅行しながら下り、ニュージーランド南島北部に位置するネルソンを目指しました。ネルソン到着後2日間はバックパックに滞在し、その間に滞在先を選定、住み心地の良さそうなフラットを見つけ、腰を据えた状態で仕事探しをし始めました。

ネルソン周辺は、小規模の家族経営の会社が多いため、多くの労働者を必要としません。何十通ものメールを送り、ワイナリーに出向き、「仕事はないですか?」と訪問しましたが、ことごとく断られます。小規模ワイナリーが多いことすら知らずに来た私はネルソンのヴィンヤードで仕事をすることを諦めかけた頃、1通のメールの返信が。「ウーフ*で良ければ受け入れるよ」とのことでした。

ウーフ*とは…
Working Weekends on Organic Farmsの略WWOOFで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するという仕組みです。

直ぐにOKの返事をし、目標だったヴィンヤードで働く生活が始まりました。ワイナリーのオーナーのご両親と暮らす生活でした。ウーフですので、働く時間は1日平均4時間。午前中に働いて、午後は勉強をしたり、他のワイナリーのワインテイスティングをしたりして過ごしました。オーナーのご両親はとても優しく、ワインのこと英語のこと、何でも教えてくれました。「私たちはMarieのことを家族同様に接するから、何も遠慮する必要はないのよ」と言われた時は涙が出そうになったのを今でも覚えています。
この場所では10月末から12月中旬までの約2ヵ月間過ごし、さまざまな経験を積ませていただきました。

ご家族がクリスマスホリデーで旅行に出られるということもあり、再度仕事探しを始めます。あらゆるヴィンヤードに30通以上の応募を出したところ、2通、「働いてみないか」というお返事をいただきました。
「セントラルオタゴ」というクイーンズタウンから70km程離れたワイン産地で1つは12月中旬から2月中旬まで、もう1つのヴィンヤードは2月中旬から8月上旬まで働きました。

朝8時から夕方4時半までの約8時間、土日はお休み、時給は15.25〜16.5ドルでした。

ブドウは、秋が収穫時期です。
したがって、季節が真逆のニュージーランドでは、3月末から5月上旬がブドウの収穫期になります。収穫期はひたすら忙しいイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもありません。ブドウ畑の規模にもよりますが、中小規模のブドウ畑だと、収穫する日、収穫しない日がまばらになります。
稼働日数が減ることで収入が減ることを見越して、マネージャーが、コネクションのある他のブドウ畑での仕事を紹介してくださいました。おかげで収入も安定し、他の畑で収穫することで友達も多くできました。
ニュージーランド各地のワイナリーでの就労経験は、ワインに関する知識や技術を与えてくれただけでなく、人々とのつながりを与えてくれました。

8月末までひとしきり働いたら、9月はネルソンに戻り、もう一度ウーフで働き、そこからは旅行しながら北上し、一つひとつの地域で出会った人々と再会しながらオークランドに戻りました。

完全帰国の4日前、オークランドに戻り、オークランドでお世話になった皆さんにご挨拶。ニュージーランド中を共に旅した相棒(自動車)も無事売却し、9月末日本に戻ってきました。

この時改めて、さまざまな出会いとご縁に恵まれたニュージーランドでのワーキングホリデーだったこと、そしてニュージーランドでの経験は、着実に私の人生の一部になり、今後、よりなくてはならない経験・時間だったことを意識させてくれることだろうと感じました。

4.メッセージ‐これからニュージーランドへワーホリする皆さんへ


ここまで読んでいただいて、この人はヴィンヤードでブドウ造りばかりしていたのでは?と思う方も多いと思いますが、そんなことはありません。ニュージーランドの最北端から最南端まで旅行しました。これも車があったから出来たことです。
ニュージーランドはアウトドアが非常に盛んな国なので、休日になると、登山などを中心にニュージーランドならではのアクティビティを堪能しました。

ニュージランドの大自然

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留学し、言葉も生活環境も文化も新しい環境に飛び込んだあと、ようやく慣れてきた生活の場を離れ、引っ越したり旅をすることを億劫に感じる人も多いようです。ただ、私的には、せっかく自由に飛び回ることのできるワーキングホリデーで留学しているにも関わらず、一つのところに定住するのはもったいないと思います。

勉強も仕事も、旅も遊びもなんでも自由に挑戦できるワーキングホリデーだからこそ1日1日を大切に新しいことにどんどんチャレンジすることをお勧めします。

生活環境が変わると、出会う人も変わるし、新しい自分とも出会えます。
ちょっと無茶して、人生の記憶に残るワーキングホリデーにしてください!

体験者名:石川 麻里絵様
留学期間:2016年6月から2017年9月
留学プログラム:ワーキングホリデー
留学先:ニュージーランド

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