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  • 海外留学体験談
  • 2017.08.31

思い切り楽しんだニュージーランド ワーキングホリデー|体験談‐酒井 麻菜さん

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ニュージーランドの観光名所は全て訪れたと思います!と明るい声でお話くださった麻菜さん。帰国した時の貯金はなんと20ドル(1,500円程度)。やりたかったことはやりつくしたと言います。
そんな麻菜さんからお話いただいた体験談インタビューをご紹介します。

きっかけは高校生の時の短期留学

ニュージーランドのワーキングホリデーに、ずっと行きたいって思っていました。きっかけは高校生の時の短期留学です。高校生のとき3週間、ニュージーランドのレビンというところに短期留学しました。そこでの経験が大人になってからも忘れられず、いつかは長期でニュージーランドを訪れてみたいと考えていました。

私がワーホリしようと決めたのは27歳の時です。
学校を卒業後、長年働いていた販売の仕事にも新しい刺激がほしくなっていたタイミングで転職を考えるようになっていました。また、27歳と言えば、ちょうど結婚適齢期です(笑)友人たちが1人、また1人と結婚していく姿をみて、仕事を辞めて、お金を使って、やりたいことやるなら、もう今しかないかも…と感じました。

20代前半の時は、「今」がこのまま永遠に続くような感じがしていました。しかし、そうではないと、気が付いたタイミングだったんだと思います。結婚すれば、長期で日本を離れることは、自分や自分の家族だけの問題ではなくなります。また自分が年を取るということは両親も年を取るということです。「ニュージーランドに1年間滞在できる」そんな「今」が、2年後、3年後にもあるとは限りません。

そう気が付いたら、ワーホリにすごく行きたくなって(笑)
2月に資料請求して、ワールドアベニューさんに出会い、同月に決断し申込。行くなら気持ちが変わらないうちに!!と思い、半年後の9月にワーキングホリデー参加を決意しました。
両親には、事後報告だったと思います(笑)

楽しかった語学学校

語学学校は、ニュージーランドのオークランドにあるWorldwide school of Englishに通いました。
語学学校での勉強は、「英語で英語の勉強をする」と聞いていたので、きちんと勉強についていけるのかどうか、不安でした。不安を解消するには勉強するしかない!と思い、ワーキングホリデー渡航前に、ワールドアベニューのスタッフの方からご紹介いただいたケンブリッジの英語教材を利用し勉強しました。久しぶりの英語の勉強だったので、基本文系からやり直した…という感じだったのですが、これがとてもよくて!Worldwide school of Englishでの勉強が、日本で勉強していた英語学習の延長線上のような感じで始めることができたんです。

Worldwide school of Englishには約4ヵ月間通っていました。英語のレベルは中(下)級から中級まで上げることができました。Worldwide school of Englishの先生方は皆さんとてもフレンドリーでユニークな方ばかりでした。例えば、担当いただいた最初の先生は日本で英語を教えていた経験があるということで、指導も丁寧。とても分かりやすく教えてくれました。2人目の先生はオーストラリア出身でとてもファンキーな方。ニュージーランドの文化や習慣、スラングなんかも教えてくれました。

語学学校では4ヵ月間、さまざまな国の学生と一緒に勉強したり、学校が主催するアクティビティに参加したりするなかで、韓国人、ブラジル人など、他国の友達ができました。英語も、イタリアンレストランでバイトをしたり(あまり働きませんでしたが…)、1人旅行を楽しんだりできるレベルに伸びました。

▼麻菜さんが通った語学学校
WORLDWIDE SCHOOL OF ENGLISH(ワールドワイド スクール オブ イングリッシュ)

ニュージーランドでの生活(ホームステイとシェアハウス)


到着して最初の4ヵ月間はホームステイ、その後シェアハウスに移動しました。

ホームステイ先の家族は、お母さんがイギリス系、お父さんがニュージーランド人、夫婦というよりもパートナーという印象のお二人でした。
驚いたのは、あまりにもオープンな人間関係です。
日本ではあまりないシチュエーションだと思うのですが、実は、お父さんもお母さんもともに離婚歴があって、それぞれ離婚した相手側とのお子さんがいらっしゃるというんです。しかもお母さんはときどき前の旦那さんのお母さん(つまり元姑)と自分の子供と夕飯を食べにいくんです。今の旦那さんと一緒に(笑)なんともオープンな人間関係の在り方に、驚いたことを覚えています。

学校から帰ってくると「今日はどうだった?」と聞いてくれて、つたない英語ながらも、毎日英語でコミュニケーションをとりました。わからないことは教えてくれて、お家も大きくて居心地のよい家でした。
ホームステイはもともと4週間の滞在予定だったため、その後、シェアハウスに移動しました。ただ、ホームステイの居心地の方がよかったこともあり、引っ越し先で少し過ごした後、再び前のホームステイ先に戻りました(笑)2回目のホームステイは食事なしでお部屋を間借りするような感じでした。

2018年1月、ちょうど語学学校も終わりに近づいたシェアころから、シェアハウスに本格的に移動しました。シェアハウスと言っても一軒家で、一階にオーナーが生活し、2階に私たちが生活するという環境でした。家賃は週180ドル+光熱費月30~40ドル程度でした。

一緒に暮らしたのは、語学学校で知り合った日本人と韓国人の子たちです。
韓国の子はご飯を作ればなんでも辛くしようとするし、気が付けばキムチ5キロが冷蔵庫に入っている、そこは味噌だろ!と思うところでコチュジャンを入れてくる(笑)海外で他国の子たちとの生活はなかなか刺激的でした。

ニュージーランドでは味噌や醤油など、日本の調味料も普通に購入することができます。日本食レストランもたくさんあり、日本食が恋しくなる…ということはあまりありませんでした。

日本ではずっと実家暮らしだったので、自分で炊事洗濯を行うのは初めてでした。異なる文化や習慣、食生活、価値観など、戸惑うこともありましたが、気が付けば楽しい毎日だったと思います。

南島から北島まで、ニュージーランドを堪能した旅行


↑10年ぶりに再会したホストファミリー

ワーキングホリデーというと、海外でアルバイトしながら生活する…というイメージが強いかもしれません。
私も、せっかくだからアルバイトしてみようと思い、一度イタリアンレストランのバイトに応募しました。ただ、先方が働いてほしいと思う時間と私が働きたいと思う時間が合わず……。結局、4回しか働きませでした。

周りの日本人の子たちは日本食レストランなどでアルバイトしていて、「働かないの?」とよく聞かれました。
ただ、ニュージーランドにまで来て、せっかく自由に時間を使うことができるのに、日本食レストランでアルバイトする意味ってなんだろう…と考えてしまったんです。何のために、ニュージーランドに来たんだろう…って。それは居酒屋でアルバイトするためではありませんでした。

私が出した答えは、「ニュージーランドを堪能する」という答えです。
長い人生の中のたった1年です。やりたいことをするために、わざわざ仕事を辞め、日本を離れ、しがらみのないニュージーランドを訪れているわけですからニュージーランドでの何気ない生活や、手つかずの大自然を楽しもうと考えたんです。

最初はのんびりと生活しました。
私が暮らしていた場所のすぐ近くには海や湖がありました。のんびりとした自然のなかを買い物がてら散歩したり、ときどき海や湖の付近まで行き、飛び交う鳥に餌をあげたりしました。これだけ聞くと老後の生活のようですが、穏やかな時間のなかで縛られるものなく、自由にその国や土地、人々、自然を堪能できた瞬間だったと思います。

その後は、
2018年3月、母がニュージーランドに遊びに来たので、オークランドを案内しました。
2018年4月-5月は旅行し、さまざまな地域に足を運びました。
208年6月、10年前…高校生だった時に訪れたホストファミリーに会いに行きました。

ニュージーランドの大自然

カイコウラ
ケイプレインガ
近所のビーチ
近所のビーチ2
近所のビーチ3
タウポ_フカフォール
マウントタラナキ
ミルフォードサウンド
マウントマンガヌイ_サンセット
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旅行で訪れた場所は、ニュージーランド最北端に位置するケープ・レインガ、ベイ・オブ・アイランズ観光の便拠点となるリゾート地パイヒア、大海から波の押し寄せるビーチと森の緑が続く90マイル・ビーチ、北島を代表する観光地ロトルア、ベイ・オブ・プレンティ地方の最大の街であるタウランガ、ニュージーランド最大の湖であるタウポ、海と山に囲まれた豊かな自然の残るニュープリマス、最も完璧な円錐形をした火山としても有名なタラナキ山、絵のように美しい海沿いの町カイコウラなどなど。
他にもトンガリロ国立公園やパーマストンノース、ウェリントン、クライストチャーチ、テカポ湖、クイーンズタウン、マウントクック、ミルフォード・サウンドを旅行しました。

タウランガでみた夕焼けは本当に壮大で最高でした。ラストサムライのロケ地になったことでも有名なタラナキ山は、まるで絵葉書のようにきれいでした。カイコウラでは自然のクジラを見ることができたり、間近に野生のアシカを眺めたりすることができました。野良猫のごとく野生のアシカがいるから、なんだか笑ってしまいました(笑)。クライストチャーチは、自然豊かで、大きな公園がたくさんあり、その場で空気を味わうだけで本当に楽しかったです。

中でも5月の長旅は、今でも最高の思い出です。
12日間の長旅だったのですが、利用する交通機関から宿泊先までありとあらゆることを自分たちで1から決めていきました。すべて自分たちだけで考えてプランニングするというのは初めてのことで、旅の計画を立てるところから、すでにものすごくワクワクしていました。

旅行中には、トラブルもありました。パーマストン ノースからウェリントンに行くため、電車に乗る予定だったのですがパーマストン ノースの駅に向かうバスを乗り間違えたんです。バスに乗る際にはどこ行きのバスかを確認したし、バスの運転手にも「パーマストン ノースに行けるのか」を確認しました。
しかし、バスに乗っていると、どうも様子がおかしい…。そこでもう一度確認すると、目的地まではいくものの、やたら大回りをするバスだということが判明したんです。予定していた時間にパーマストン ノースに到着できない!!とわかった私は、ひとまずバスをおりました。タクシーを拾おうと思ったんです。ただ、そこはニュージーランド…。田舎過ぎてタクシーなんてそんな頻繁に通りません(笑)幸運にも近くに銀行がありました。銀行で事情を伝えタクシーを呼んでもらいます。結果、なんとか予定していた到着時間に間に合うことができました。

いざという時のトラブルも乗り越えられる行動力と英語力が身に付いたんだな…という実感と共に、必死になって到着したパーマストン ノースの駅。ウェリントン行の電車がなんと1時間半遅れていたというのは内緒の話です(笑)。

最後は、10年前のホストファミリーとの再会です。
ホストファミリーは先の話題にも出たパーマストン ノースに暮らしていました。
連絡を取ると、「いつでもおいで!」と言ってくれて、パーマストン ノースでの1泊2日の宿泊や航空券など、すべて手配してくれました。パーマストン ノースへ向かう際、大量の霧が発生し、飛行機の遅延が発生した際にも、ホストファミリーに連絡を入れると、航空券変更の手続きを取ってくれいました。

フライト時間が大幅に変更になったこともあり、滞在できた時間は短い時間でしたが、家族は昔のまま。10年前と変わらず温かく受け入れてくれました。本当に久しぶりで、私はもう高校生ではありませんでしたが、会うとすんなり馴染むことができました。ホストファミリーとの再会は今回のワーキングホリデーの大きな目的の一つでもあったので、とてもうれしかったことを覚えています。

メッセージ‐ジャパレスで働いてたら1年終わっちゃうなんてもったいない!


帰ってきて、あらためて、ニュージーランドにワーキングホリデーで行って本当によかったと感じています。
1人でニュージーランドを訪れ、1から人間関係を作り、日本の生活のなかではなかなかできない経験を沢山することができました。
基本文系の勉強からスタートした英語も、トラブルを含め海外旅行を積極的に楽しめたり、外国人ばかりのパーティーでも緊張せずに飛び込んでいけたりするレベルになりました。洋楽も翻訳ではなく英語の歌詞を見た方がニュアンス的に理解しやすいと感じることがあます。

他国の友達もでき、いつかは彼らに会いにその国を訪れてみたい…。そんな風に思えたのも、一歩踏み出せたからなかと思っています。

留学したい、ワーホリで海外生活してみたいと思うなら、勇気をだして一歩踏み出してみたらいいと思います。どんな形の留学になるにせよ、マイナスになることなんて1つもないと思います。長い人生のなかのたった一年です。やりたいと思うなら、思い切ってチャレンジすることをお勧めします!

お名前:酒井 麻菜様
留学プラン:ニュージーランド ワーキングホリデー
留学期間:2016年9月から2017年6月
語学学校:Worldwide school of English

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